※購入先、ダウンロードへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、それらの購入や会員の成約、ダウンロードなどからの収益化を行う場合があります。

iPhoneで有線イヤホンが接続できない｜原因と直し方の最短チェック

スマホ

通勤中に音が出ない。会議が始まるのに相手の声が聞こえない——そんな“いま直したい”場面で、有線イヤホンが反応しないのは本当にストレスですよね。
原因は意外とシンプルで、Bluetoothの優先、端子の汚れ、変換アダプタの相性（USB-C／Lightning）などに集約されます。
本記事は、悩む時間を最小化するために最短チェック→原因別の直し方→端子別の注意点を一直線にまとめました。
手順は30秒から試せる内容が中心。挿し直しや設定の見直しで改善することもあれば、アダプタの仕様見直しで解決につながるケースもあります。
まずは記事冒頭のチェックリストから。「どこが原因か」を素早く切り分け、今日の音を取り戻しましょう。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

この記事のまとめ

iPhoneで有線イヤホンが使えないときは、①別アプリ再生で誤操作を除外 → ②Bluetoothを一時OFF → ③しっかり挿し直し／端子の埃を除去 → ④別イヤホン・別アダプタでA/Bテスト → ⑤再起動と設定の見直し（音量制限・バランス）の順が最短ルートです。
USB-CモデルはDAC内蔵の3.5mm変換、Lightningモデルは音声・マイク対応の認証品相当を選ぶと相性トラブルを避けやすくなります。
ここまでで改善しなければ、アダプタ仕様の不一致や端子不良の可能性が高め。
購入前は「音声対応／マイク対応／CTIA対応（USB-CならDAC内蔵）」の明記をチェックしましょう。

目次

iPhoneの端子と必要なアダプタ

iPhone世代端子有線イヤホン接続に必要なもの
iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max 以降USB-CUSB-C–3.5mmアダプタ（DAC内蔵推奨）/USB-C直結イヤホン
iPhone 14 以前（SE含む一部）LightningLightning–3.5mmアダプタ（音声対応品）/Lightning直結イヤホン

※ “充電専用”や“マイク非対応”のアダプタだと音が出ない／片側だけ音などが起こりやすいです。

iPhoneで有線イヤホンが接続できない原因と対処

Bluetoothが優先されている

  • 確認：コントロールセンター→BluetoothオンでAirPods等に接続されていない？

  • 直し方：Bluetoothを一時OFF、または接続解除→有線を挿し直し

端子の汚れ・異物混入（ポケットの糸くず等）

  • 確認：ライトで覗くとゴミが見える/カチッと奥まで入らない

  • 直し方：電源OFF→乾いたエアダスターやプラ製ピックで優しく除去（※金属工具・液体は避ける）

アダプタの規格不一致・相性

  • 確認：他のデバイスでは鳴るが、iPhoneだけNG／通話マイクだけ効かない

  • 直し方：

    • USB-C機種→DAC内蔵のUSB-C–3.5mmアダプタを使用（通話・リモコン対応表記を確認）

    • Lightning機種→“オーディオ対応”明記のアダプタに交換

    • 別メーカー品でA/Bテストし、相性を切り分け

イヤホン側の断線・接触不良

  • 確認：プラグを軽く回すと片側が一瞬鳴る／他端末でも不安定

  • 直し方：別イヤホンで比較→原因がイヤホンなら交換・修理を検討

音量/ミュート/アクセシビリティ設定

  • 確認：

    • 設定＞サウンドと触覚＞ヘッドフォンの安全性→音量制限

    • 設定＞アクセシビリティ＞オーディオ/ビジュアル→モノラル/左右バランス

  • 直し方：制限を緩める・バランスを中央へ（※聴覚保護に配慮しつつ）

特定アプリの出力先・権限

  • 確認：通話/会議アプリ内のオーディオ出力設定、マイク権限

  • 直し方：アプリのオーディオ設定を**“イヤホン”**へ変更、権限を付与→アプリ再起動

システムの一時不具合

  • 確認：他アプリでも鳴らない

  • 直し方：iPhone再起動→改善しなければ設定リセット（ネットワークは最後の手段）

    • 設定＞一般＞転送またはiPhoneをリセット＞リセット＞すべての設定をリセット（データは保持）

防水機構の“湿気検知”/液体侵入

  • 確認：直前に雨・汗・水場で使用した

  • 直し方：電源OFF→自然乾燥。ドライヤーの熱風やシリカゲル以外の乾燥剤は避ける

モデル別の注意点

USB-C（iPhone 15シリーズ以降）

  • ポイント：3.5mm変換はDAC内蔵品を。データ専用ケーブルや簡易アダプタは音が出ないことあり

  • ハイインピーダンスのヘッドホンは鳴りが弱い場合→ポータブルDACを併用

  • 外部マイク利用時はTRRS規格(CTIA)対応かを確認

Lightning（iPhone 14以前・SE含む）

  • 純正/認証品相当のオーディオ対応アダプタ推奨

  • 2in1充電＋オーディオ系は相性差が出やすい（通話不可・リモコン不可など）

すぐ使える“トラブル切り分けフローチャート”

  1. 別アプリで再生 → OKならアプリ設定の問題

  2. Bluetooth OFF → 直れば無線の優先問題

  3. 挿し直し・異物除去 → 直らなければ

  4. 別イヤホン/別アダプタ → どちらで直るかで故障箇所を特定

  5. 再起動

  6. 設定見直し（音量制限/モノラル/バランス）

  7. iOS更新→設定リセット

  8. 未解決ならアダプタ仕様/端子不良の可能性が高く、サポート相談へ

よくある質問

  • Q. 純正以外のアダプタでも大丈夫？
    A. 仕様適合＆音声対応の明記があれば使える場合がありますが、通話/リモコンが効かないことがあります。購入前に対応表記を確認しましょう。

  • Q. 片耳だけ聞こえない
    A. バランス設定/接触不良/プラグの汚れが定番。まず設定でバランス中央、改善しなければプラグ清掃と別イヤホンで切り分け。

  • Q. 通話マイクが相手に届かない
    A. アダプタがマイク非対応の可能性。CTIA規格対応や“通話対応”明記のものを選ぶ。

スマホの最新記事4件