寝室の明かりを消して、さあ寝よう――その瞬間にiPhoneがぱっと光る。
充電スタンドに置いただけなのに、時計や写真がドーンと表示されて目が冴える。そんな“小さな不便”の正体がスタンバイ(StandBy)です。
本記事では、完全にオフにする方法から勝手に起動させないコツ、そして通知・電池・画面の注意点までを、迷わず再現できる手順で解説します。
ポイントは「オン/オフを自在にコントロール」すること。あなたのライフスタイルに合わせて、夜は静かに、昼は便利に――ストレスの種をサクッと解消して、快適な充電時間を取り戻しましょう。
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スタンバイは、うまく使えば便利、不要なら一瞬で止められる機能です。
まずは困りごとが「光ること」なのか「見られたくない通知」なのかを切り分け、
設定 > スタンバイのオフ、あるいは通知表示オフ・常時表示オフ・縦置き充電などの対策を選びましょう。
就寝時は縦向き&集中モード、作業中は通知最小化といったシーン別の使い分けが効きます。
これだけで、まぶしさ・露出・電池への不安をスマートに軽減。
あなたにとっての“ちょうどいい”卓上表示を手に入れ、夜は静けさ、昼は効率というベストバランスでiPhoneと付き合っていきましょう。
iPhoneでスタンバイモードを解除
設定アプリを開く
下にスクロールして「スタンバイ」をタップ
先頭の**「スタンバイ」スイッチをオフ**にする
併せて以下も確認(必要な人だけ)
「通知を表示」:オフ
「ナイトモード」:オフ
写真・ウィジェットの編集:不要なら削除
ひとまず完全停止したい人は、上記のトグルを1つオフにするだけでOK。
スタンバイモードとは?起動条件とできること
スタンバイ(StandBy)の概要
StandByは、iPhoneを充電中に横向きで置くと自動的に表示される卓上表示(ナイトスタンド)機能。時計・カレンダー・写真・音楽コントロール・ウィジェット・通知などを大きく見やすく表示します。
起動条件(ポイントだけ把握)
電源に接続(MagSafe/ワイヤレス充電/有線)
横向き(ランドスケープ)で固定、または横向きに近い角度
ロック中に置くと自動起動
※常時表示ディスプレイ対応機種(Pro系)は、うっすら点灯を維持する場合があります。
何ができる?
大型の時計スタイル(アナログ/デジタル/フリップなど)を切り替え
カレンダー/リマインダー/天気などウィジェット表示
音楽の再生コントロール
写真フレーム(選んだアルバムやおすすめ写真)
通知の受け取りとプレビュー
使わない人・夜は消したい人に向けて、このあと完全停止と状況別の対策を紹介します。
勝手に起動させない状況別コツ集
「完全オフにはしたくない」「昼だけ使いたい」「寝るときだけ止めたい」――そんなときの起動抑制テクをまとめました。
A. 物理的に“起動条件”を外す(最も確実)
縦向きで置く:横向き条件を外すだけでStandByは出ません。
充電しないで置く:充電中のみ起動するため、台から外すか電源を切る。
角度を変える:横向き固定にならないスタンドを使うと誤起動減。
すぐできる一時停止ワザ
就寝時だけケーブル充電+縦置きに切り替える
MagSafeスタンドは端末を立て気味に(横向きにならない角度)
B. 設定で“光りにくくする”(静かに運用)
設定 > スタンバイ > 通知を表示:オフ(急な点灯・露出を抑制)
設定 > 画面表示と明るさ > 常時表示:オフ(対応機種での微点灯を抑える)
設定 > 画面表示と明るさ > 手前に傾けてスリープ解除:オフ(動作での復帰を防ぐ)
設定 > アクセシビリティ > タッチ > タップしてスリープ解除:オフ(誤タップ点灯を減らす)
集中モード(睡眠/仕事)を時間指定でON:通知を静かに
“点くけど眩しくない”に近づける
スタンバイ内の「ナイトモード」:暗所では赤色で暗く表示
ただし完全消灯したい場合は、スタンバイ自体をオフにしましょう。
C. 就寝時のトラブル回避(寝室向け)
充電中は画面を壁向きに置く/目線から離す
写真ウィジェットを外す(急な明るい写真切替を防ぐ)
サウンドが気になる人はおやすみモード+通知プレビュー非表示を併用
通知・電池・画面の注意点と安全な使い方
通知の露出(プライバシー)
スタンバイ中は大きな通知が表示されることがあります。
共有スペースでは、以下を検討:
設定 > スタンバイ > 通知を表示:オフ
設定 > 通知 > プレビューを表示:「ロック中は非表示」
写真ウィジェット削除:私的な写真の露出防止
バッテリー・発熱
常時表示ディスプレイ対応機種は、スタンバイ中に微量の電力消費があります。
長時間点けっぱなしにしない/輝度を下げる/常時表示オフで節電。
ワイヤレス充電は熱がこもりやすいため、ケースの厚みや金属プレートに注意。気になる場合は有線充電や平置きを。
画面焼き付き(OLEDのケア)
スタンバイの時計やウィジェットは微細に移動し負荷を分散しますが、同一画面の長時間表示は避けるのが無難。
写真の固定表示は定期的に切替する/写真ウィジェット自体を外すと安心。
いずれの設定も、機種・iOSバージョンで名称や挙動がわずかに異なる場合があります。実機の表記を優先してください。
具体的な使い分けシナリオ
1) 完全に使わない(常に消したい)
設定 > スタンバイ:オフ
追加で常時表示:オフ(対応機種)
→ 誤点灯・露出を最小化。
2) 昼は使う、夜は消したい
昼:スタンバイオン、必要なウィジェットのみ
夜:集中モード(睡眠)を時間指定でON+通知プレビュー非表示
物理的に縦置き充電に変更するとより確実
3) 充電はしたいけど横向き表示はいらない
縦置き対応スタンドに変更
もしくは有線ケーブル+縦置きで充電
よくある質問
Q1. 一時的にだけ止めたいです。設定は変えたくありません。
A. 充電台から外す、または縦向きに置くのが最速です。横向き+充電の条件が揃わなければ起動しません。
Q2. 画面を完全に真っ暗にしたい。
A. 設定 > スタンバイをオフに。対応機種なら常時表示もオフにすると暗所でのわずかな点灯も抑えられます。
Q3. 通知だけ表示しないようにできますか?
A. 設定 > スタンバイ > 通知を表示をオフに。併せて**通知プレビューを“ロック中は非表示”**にすれば露出をさらに減らせます。
Q4. 写真が大きく出るのが気になります。
A. スタンバイの写真ウィジェットを削除、またはアルバムの選択をやめると非表示にできます。
Q5. バッテリーへの影響は?
A. 一部機種で微量の消費が増える可能性があります。気になる場合は常時表示オフ/輝度控えめ/使用時間を短くで対応しましょう。