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インスタストーリーで写真を複数追加できない原因と直し方|iPhoneとAndroid別

インスタストーリーで「写真を複数載せたいのにできない」「複数選択のボタンがない」「2枚目以降が追加できない」と困るケースは少なくありません。とくに、久しぶりにストーリーを投稿しようとしたタイミングや、アプリ更新の直後、端末を機種変更した直後などに起きやすく、「自分の操作が間違っているのか」「アプリが壊れたのか」「仕様が変わったのか」が判別しづらい点がストレスになります。

本件でつまずきやすい最大の理由は、「複数にする」という言葉が指す内容が複数あることです。具体的には、次のような状態がすべて「複数にしたい」に含まれます。

  • 複数枚の写真を選んで、ストーリーを連続で流したい(連続投稿)

  • 1枚のストーリー画面の中に、複数枚を貼り付けて同時に見せたい(コラージュ)

  • 1枚目を背景にして、写真スタンプやフレームで2枚目以降を重ねたい(スタンプ追加)

この分類が曖昧なまま「複数ができない」と検索すると、目的と手段がずれてしまい、表示されないボタンを探し続けることになります。そこで本記事では、まず「複数にする」の意味を整理し、次に症状別に切り分け、最後に“優先度の高い順”で対処できるように構成いたします。iPhoneとAndroidそれぞれで設定箇所が異なるため、端末別の確認ポイントも丁寧にまとめます。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

インスタストーリーで写真を複数にする方法を整理

連続投稿とコラージュは別物

インスタストーリーで写真を「複数」にする方法は、大きく分けて連続投稿コラージュの2系統です。まずはこの違いを押さえるだけで、目的に合ったボタンや機能が見つからない問題を大幅に減らせます。

連続投稿とは、複数枚の写真(または動画)をまとめて選び、投稿後はストーリーが「1枚ずつ順番に表示される」形式です。閲覧者はタップで次のストーリーに進むため、写真が複数枚あってもテンポよく見てもらえる利点があります。イベント写真、旅行の記録、商品のバリエーション紹介など、素材が複数あるときに向いています。

一方のコラージュとは、1つのストーリー画面の中に複数枚を同時に配置して見せる形式です。たとえば、2枚を上下に分けて見せたい、4枚をグリッドで並べたい、背景に1枚置いて別の写真を小さく重ねたい、といった「1画面内での比較・まとめ」に向きます。閲覧者は1枚の中で情報を一度に理解しやすく、商品比較、メニュー紹介、ビフォーアフターなどにも有効です。

ここで注意点があります。連続投稿のつもりで「レイアウト」などのコラージュ機能を探しても目的は達成できません。逆に、コラージュがしたいのに連続投稿の「複数選択」を探しても、1画面内で複数枚同時表示にはなりません。まずはご自身が目指しているのがどちらかを決めてください。

  • ストーリーが「複数枚に分かれて順番に出ればよい」→連続投稿

  • 1枚のストーリー画面に「複数枚を同時に載せたい」→コラージュ

この切り分けをした上で、次の節で説明する「スタンプ追加」も含めて、最も確実な方法を選ぶのが近道です。

写真スタンプとフレームで追加する方法

コラージュ系の中でも、とくに使い勝手が良いのが写真スタンプフレームを使って「ストーリーの上に別写真を重ねる」方法です。これは「1枚の背景(ベース)を置き、そこに2枚目以降を貼っていく」発想で、レイアウトが出ない、テンプレが見つからない、というケースでも代替策になりやすいのが特徴です。

代表的な手段は次のとおりです。

  • レイアウト機能:あらかじめ用意された分割枠に写真をはめて複数枚を整列させる方法です。整った見た目になりやすい反面、使える枠の種類や枚数に制約があります。また、UI変更で見つけづらい場合があります。

  • 写真スタンプ:背景画像の上に、別の写真をスタンプとして追加し、自由に拡大・縮小・回転して配置する方法です。枠に縛られず、デザインの自由度が高い点が利点です。

  • フレーム:フレームのスタンプを使い、その中に写真を入れて重ねる方法です。写真スタンプよりも「フレームに収める」という視覚的な統一感が出しやすく、複数枚を並べても散らかりにくい傾向があります。

これらは「複数選択ボタンがない」「連続投稿ができない」ケースでも、少なくとも“1画面内に複数写真を載せる”という目的は達成しやすい方法です。逆に、連続投稿がしたい場合は、スタンプを使うと作業量が増えますので、症状と目的に合わせて選択してください。

よくある上限と注意点

複数写真を扱う際は、上限や挙動に関する注意点も押さえておく必要があります。ここでいう注意点は「必ずこの数」という断定ではなく、環境差やUI差を前提にした実用的な観点としてご理解ください。

連続投稿(複数枚選択)
一般に「一度に複数枚選んで投稿できる枚数」には上限があることが多く、実際の選択画面で到達したところが上限です。アプリ更新や端末差、アカウント差により表示が変わることがあるため、過去にできた枚数と同じとは限りません。特に、写真・動画を混在させる場合や、長尺動画を含める場合は処理が重くなり、選択できても投稿時に失敗することがあります。

コラージュ(レイアウト)
枠の種類ごとに最大枚数が決まっていることが多く、6分割などの枠がある場合でも端末の画面比率やUIで見え方が変わります。また、写真の縦横比が大きく異なるとトリミング調整に手間がかかり、意図しない切れ方になる点に注意が必要です。

写真スタンプ/フレーム
スタンプで追加できる枚数は、理屈の上では増やせますが、やりすぎると読みづらくなり、端末負荷も上がります。さらに、写真アクセス権限が不十分だと「2枚目以降が追加できない」という症状につながることがあります。複数枚を載せたい場合ほど、後述する権限設定の確認が重要です。


インスタストーリーで写真を複数できない症状を切り分ける

ここからは「何ができないのか」を症状で分けます。該当する項目だけを見ていただくことで、無駄な操作を避け、原因に直結する対処に進めます。特にストーリー関連はUIが頻繁に変わるため、一般論だけでなく「いまの症状」に寄せて判断することが重要です。

複数選択ボタンがない

「複数選択ボタンがない」は、最も多いご相談の一つです。想定される原因は、大きく以下に分かれます。

  1. 目的が連続投稿ではない(コラージュをしたい)
    「1画面に複数枚載せたい」のに、連続投稿の「複数選択」を探しているケースです。この場合、複数選択が見つからなくても、レイアウトや写真スタンプ/フレームで目的を達成できます。まずは、連続投稿かコラージュかの目的を再確認してください。

  2. UI差・段階的反映で表示位置や名称が異なる
    同じInstagramでも、端末やアカウントによりボタンの配置や名称が変わることがあります。「以前は右上にあった」「下部に出ていた」などの経験があっても、同じ場所にない可能性があります。結果として「ない」と感じやすくなります。

  3. アプリの一時不具合
    アプリ更新直後、通信が不安定なとき、端末の空き容量が極端に少ないときなどは、カメラロールの表示が不安定になり、ボタンが出ない・反応しないことがあります。ボタンが“消えている”のではなく、表示が崩れている可能性があります。

  4. 写真アクセス権限の問題
    写真へのアクセスが制限されていると、カメラロール自体が正常に読み込めず、複数選択どころか写真一覧が欠ける、読み込みが遅い、といった形で現れることがあります。とくにiPhoneで「制限付き」になっていると、選択できる写真が少なく見えることもあります。

対策としては、後述の「優先度順の対処」に沿って、まずはアプリと端末の状態を整え、次に権限を確認する流れが最短です。

2枚目以降が追加できない

「2枚目以降が追加できない」は、コラージュ系の操作(写真スタンプ・フレームなど)で顕在化しやすい症状です。よくある状況は次のとおりです。

  • 1枚目は背景に置けるが、スタンプで2枚目を選ぶと一覧が開かない

  • 2枚目を選んだ瞬間にフリーズする、またはストーリー編集画面に戻ってしまう

  • 2枚目が追加されるが、表示が真っ黒/真っ白になる

  • 追加できる写真が一部だけで、他の写真が出てこない

この症状は、次の要因で起こりやすいです。

  1. 写真アクセス権限が不足している
    とくにiPhoneで写真アクセスが「制限付き」になっている場合、追加したい写真が許可対象に含まれていないと、選択できないように見えます。また、Androidでも写真・動画権限が不十分だと、スタンプ選択画面で読み込みが失敗します。

  2. 端末の空き容量不足/メモリ不足
    スタンプで写真を読み込んで貼り付ける処理は意外と重く、空き容量やメモリ状況が悪いと失敗しやすくなります。とくに高画質写真を多数扱っている場合、貼り付け時に落ちることがあります。

  3. アプリの不具合・キャッシュの影響
    キャッシュが壊れていると、1枚目は動いても2枚目以降で不具合が出ることがあります。Androidではキャッシュ削除が有効で、iPhoneは再インストールが効果的な場合があります。

  4. 通信環境が不安定
    スタンプ候補の読み込みや編集機能が一部オンライン処理を伴う場合、通信が不安定だと追加に失敗することがあります。Wi-Fiとモバイルの切り替えで改善することがあります。

この症状は「権限」と「端末負荷」の影響が大きいため、権限確認と空き容量確保を優先してください。

レイアウトが表示されない・動かない

「レイアウトが表示されない」「レイアウトを選んでも動かない」は、UI変化と不具合の両方が絡みやすい症状です。代表的なパターンを挙げます。

  • レイアウトという項目自体が見当たらない

  • レイアウトを選んだが、枠の種類が出ない

  • レイアウトで写真を選ぶと黒画面になる

  • 枠に写真を入れた後、次へ進めない/投稿で止まる

原因候補は次のとおりです。

  1. UIが変わり、入口が分かりづらい
    レイアウトがメニュー内のどこにあるかは変更されることがあります。「以前の場所にない」だけで、機能自体は存在するケースもあります。

  2. アプリの一時不具合
    レイアウトは編集機能を多く使うため、アプリの不具合があると影響が出やすいです。更新直後や端末負荷が高いときに発生しがちです。

  3. 端末負荷・空き容量不足
    複数枚を読み込んで合成する処理は重く、空き容量が少ないと失敗することがあります。写真の枚数が増えるほど起きやすくなります。

  4. アカウント差
    同じ端末でもサブアカウントでは出るがメインでは出ない、などの差が出る場合があります。段階的反映が関係する可能性があるため、代替策に切り替える判断も重要です。


インスタストーリーで写真を複数できない原因と優先度順の対処

ここでは「最短で直りやすい順」に対処法を並べます。重要なのは、思いつきであちこち触るのではなく、上から順に潰していくことです。途中で直った場合、以降の操作(再インストールなど)は不要です。

アプリの不具合とアップデート

まずはアプリと端末を“正常な状態”に戻します。これだけで直るケースが多いです。

  1. Instagramアプリを完全に終了する
    アプリを開いたまま切り替えているだけだと、内部状態がリセットされません。アプリスイッチャーから終了し、改めて起動してください。

  2. 最新版に更新する
    App Store / Google Play でInstagramの更新があれば適用してください。ストーリー編集は変更が多く、古い版だと不具合が出やすい傾向があります。

  3. 端末の再起動を行う
    再起動はメモリ状態や一時ファイルを整理し、軽微な不具合をまとめて解消できることがあります。とくに「2枚目で落ちる」「レイアウトが固まる」系には有効です。

  4. 可能ならInstagramのバックグラウンド動作制限が強すぎないか確認する
    省電力設定やバッテリー最適化が極端だと、編集画面で落ちやすくなる場合があります。まずは省電力モードを解除し、試してみてください。

通信環境と端末の空き容量

ストーリー編集は、写真読み込み・合成・投稿処理が絡むため、通信と端末容量の影響を受けます。以下を順に確認してください。

  • Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
    Wi-Fiが弱い場所ではモバイルの方が安定する場合があります。逆も同様です。切り替えたら再度ストーリー編集を試してください。

  • VPNやプロキシ、広告ブロック、通信制御アプリを一時停止する
    これらが原因で一部通信が失敗し、編集機能が不安定になることがあります。切り分けのため、一度オフにして確認してください。

  • 端末の空き容量を確保する
    空き容量が数百MB程度だと、複数写真の読み込みや加工で失敗しやすくなります。目安としては数GB程度の余裕を作るのが安全です。不要な動画・キャッシュ・アプリを整理し、再度試してください。

  • 可能なら高画質写真を一時的に減らす
    写真の中でも特に高解像度のものは読み込み負荷が高いです。まずは軽い写真(スクショなど)で複数操作ができるか試し、問題が「写真データ側」か「機能側」かを切り分けるのも有効です。

写真アクセス権限と保存領域の設定

「複数ができない」問題で、見落とされがちなのが写真アクセス権限です。とくに機種変更後、iOS更新後、Instagram再インストール後に権限が初期化されることがあります。

iPhoneの場合(目安)

  1. 設定アプリを開く

  2. Instagramを探して開く

  3. 「写真」を開く

  4. 状況に応じて次を確認する

    • 「なし」になっていないか

    • 「制限付き」の場合、ストーリーで使いたい写真が許可対象に入っているか

    • 必要であればアクセス範囲を見直す(運用方針に合わせて判断してください)

制限付きが悪いわけではありませんが、「追加したい写真が見当たらない」「2枚目以降が選べない」という症状の原因になりやすい点に注意してください。

Androidの場合(目安)

  1. 設定アプリを開く

  2. アプリ一覧からInstagramを開く

  3. 「権限」を開く

  4. 写真・動画、またはファイルへのアクセスが許可されているか確認する

  5. 省電力・バッテリー最適化が強すぎる場合は、編集時だけ緩めて確認する

Androidはメーカーごとに表示が異なるため、見つからない場合は「設定内検索」で「Instagram 権限」と検索すると早いです。

キャッシュ削除と再ログイン

権限と容量を整えても改善しない場合、キャッシュやログイン状態の影響を疑います。次を順に実施してください。

  • Android:キャッシュ削除
    設定 → アプリ → Instagram → ストレージ → キャッシュを削除
    キャッシュ削除はデータを消しすぎずに不具合を解消できる場合があります。まずはキャッシュだけを試し、改善しない場合に次の手段へ進んでください。

  • iPhone:再インストールが有効な場合がある
    iPhoneはAndroidのようにアプリ単体のキャッシュ削除がしづらいため、改善しない場合は再インストールが近道になることがあります。再インストール前に、ログイン情報(ID、パスワード、二段階認証)を確実に把握してください。

  • 再ログイン(ログアウト→ログイン)
    アカウント情報の同期が不整合を起こしている場合、再ログインで改善することがあります。投稿前の下書きや編集途中の状態が消える場合があるため、必要なら一度作業を中断して実施してください。

アカウント差と段階的反映への対応

「友人はできるのに自分だけできない」「サブ垢ではできるのにメインではできない」という場合、アプリ不具合や権限だけでなく、アカウント差(段階的反映)が絡んでいる可能性があります。この場合の現実的な方針は次の2つです。

  • いまの画面で“できる方法”に切り替える(例:連続投稿が無理ならフレームや写真スタンプでコラージュにする)

  • 端末やアカウントを変えて再現するか確認し、機能差の問題なら時間経過を待つ

段階的反映が疑わしいときに、同じボタンを探し続けると時間だけが失われます。目的が「複数写真を見せること」であれば、方法は一つではありません。次章の手順で、別ルートも含めて確実に投稿できる形に落とし込んでください。


インスタストーリーで写真を複数にする手順

ここでは、目的別に「やること」を手順として固定します。UIの細部は変わっても、流れを理解していれば代替できますので、手順の骨格を押さえてください。

連続投稿で複数枚をまとめて出す手順

連続投稿(複数枚ストーリー)は、基本的に次の流れです。表示や名称は端末・バージョンで差が出ますが、原理は同じです。

  1. ストーリーズ作成画面を開く
    ホーム画面からストーリー作成に入ります(表示は状況で異なります)。

  2. カメラロール(ギャラリー)を開く
    写真一覧が表示される画面に移動します。

  3. 複数選択の導線を探す
    「選択」や複数選択アイコンが出る場合は、それを有効にして複数枚を選びます。ここで見つからない場合、次を確認してください。

  • 画面の右上/右下/下部メニューに切り替えボタンがないか

  • 写真一覧の表示を上下にスクロールしたときに出てこないか

  • 写真一覧を開き直したときに表示が変わらないか

  1. 複数枚を選ぶ
    順番が重要な場合は、選択順が反映されるかを確認しながら選びます。順番が意図どおりにならない場合は、一度選択を解除して最初から選び直す方が早いことがあります。

  2. 編集して投稿する
    テキスト、スタンプ、BGMなどを入れて投稿します。複数枚の場合、全枚数に同じ要素を入れるのか、各枚で変えるのかを先に決めると迷いません。イベントの時系列などは、最初に全体の流れを決めてから編集すると整います。

うまくいかない場合のコツ

  • まずは2枚だけで試す(動作確認)

  • 画像サイズが大きい写真は避け、軽い写真で試す

  • 動画を混ぜると重くなるため、写真だけで試してから動画を追加する

  • 連続投稿が難しい場合は、次の「1枚に複数写真」を使って目的を達成する

1枚に複数写真を貼る手順

「1枚のストーリーに複数写真を載せたい」場合、再現性が高いのは次の2つです。状況により使い分けてください。

手順A:レイアウトで作る

  1. ストーリーズ作成画面を開く

  2. メニューからレイアウトを選ぶ(見当たらない場合は編集メニューを広げて探す)

  3. レイアウトの種類(2分割、3分割、4分割など)を選ぶ

  4. 各枠に写真を入れる

  5. トリミングや位置調整を行う

  6. 必要ならテキストやスタンプを追加して投稿する

レイアウトは整った見た目になりやすい反面、枠が固定されるため、写真の被写体が切れやすいです。枠に入れる前に、写真の主題が中央に来ているものを選ぶと作業が楽になります。

手順B:写真スタンプ/フレームで追加する

  1. まず背景にする1枚目を配置する

  2. スタンプ一覧を開く

  3. 写真スタンプまたはフレームを選ぶ

  4. 追加したい写真を選ぶ

  5. サイズ・位置・回転を調整する

  6. 同様に2枚目、3枚目を追加する(追加できない場合は権限を再確認する)

  7. 文字やスタンプで全体の意図が伝わるように補足して投稿する

スタンプ方式は自由度が高いぶん、整列が難しくなります。以下の工夫で仕上がりが安定します。

  • まずは「大きい写真→小さい写真」の順で配置する

  • 角を揃える(左揃え、中央揃えなど)

  • 余白を均等にする(詰め込みすぎない)

  • 写真が多いときは、あえて番号や短い見出しを入れる(閲覧者が理解しやすい)

失敗しないための事前準備チェックリスト

複数写真が絡むと、原因が一つではない場合が多いため、投稿前に次を確認しておくと失敗が減ります。特に「急いで投稿したい」場面ほど、チェック項目を固定しておくのが有効です。

  • Instagramを最新版に更新した

  • アプリを完全終了して開き直した

  • 端末を再起動した

  • 通信をWi-Fiとモバイルで切り替えて試した

  • VPNや通信制御アプリを一時停止した

  • 端末の空き容量を確保した

  • 写真アクセス権限を確認した(制限付きの場合は対象写真を許可した)

  • 連続投稿とコラージュのどちらをしたいか決めた

  • 連続投稿が無理なら、レイアウト/スタンプ/フレームに切り替える方針を持った


インスタストーリーで写真を複数にしたい時の代替策と注意点

「どうしても直らない」「急いで投稿しないといけない」というときは、アプリ内機能にこだわりすぎない方が成果につながります。ここでは代替策と、その際の注意点を整理します。

外部アプリでコラージュしてから投稿する

最も確実な代替策は、外部アプリでコラージュ画像を作り、完成画像を1枚としてストーリーに投稿する方法です。この方法は、Instagram側のレイアウト機能やスタンプ機能が不安定でも影響を受けにくく、投稿自体の成功率が高くなります。

外部アプリの使い方は製品により異なりますが、基本は次の流れです。

  1. コラージュテンプレを選ぶ(2分割、4分割など)

  2. 画像を当てはめ、余白・枠線・背景色を整える

  3. 出力サイズをストーリー向け縦長にする(可能なら)

  4. 画像として保存

  5. Instagramストーリーで1枚の画像として投稿する

「複数写真をストーリーに載せたい」という目的は、Instagram上で無理に合成しなくても達成できます。特にビジネス用途(告知、メニュー、商品)では、外部で整えてから投稿した方が見栄えが安定します。

画質劣化と透かし、権限のリスク

外部アプリ利用にはメリットがある一方で、注意点もあります。最低限、次の3点を確認してください。

  1. 画質劣化
    無料アプリでは出力解像度が低く設定されている場合があります。ストーリーで文字を読ませたい用途では致命的になり得ます。出力設定で高解像度が選べるか、保存形式やサイズが調整できるかを確認してください。

  2. 透かし(ウォーターマーク)
    無料プランでは透かしが入ることがあります。個人用途では許容できても、店舗や企業アカウントではブランド毀損につながる可能性があります。透かしが入る条件を事前に把握してください。

  3. 権限・個人情報
    写真へのアクセス権限を求められるアプリを使う場合、提供元やレビュー、権限範囲を確認し、必要以上の権限を与えない運用が望ましいです。とくに、連絡先や位置情報などが不要なのに求められる場合は慎重に判断してください。

どうしても直らない時の最終手段

最後の手段として、以下を上から順に実施してください。いきなり再インストールに走るより、切り分けながら進めるのが安全です。

  • Instagramアプリの再インストール(ログイン情報の確認を先に行う)

  • 端末OSのアップデート(保留になっている更新があれば適用)

  • 別端末で同一アカウントを試す(端末要因かアカウント要因かの切り分け)

  • サブアカウントで再現するか試す(アカウント差の切り分け)

  • 時間を置いて再試行する(段階的反映・一時不具合の可能性)

「最終手段」は、問題を“直す”というより“切り分けて回避する”意味合いもあります。とくにアカウント差が疑わしい場合、完全に同じUIに揃えることは難しいため、目的達成を優先して代替策を使う方が合理的です。


インスタストーリーで写真を複数できない時のよくある質問

友人はできるのに自分だけできないのはなぜですか

原因として多いのは、次のいずれかです。

  • Instagramアプリのバージョン差(更新していない)

  • 端末の権限設定差(写真アクセスが制限されている)

  • 端末の空き容量・メモリ状況差(重い端末では落ちやすい)

  • アカウント差(段階的反映でUIや機能が異なる)

まずは本記事の「優先度順の対処」を上から潰してください。それでも改善しない場合は、同一端末でサブアカウントに切り替えて確認する、または別端末で同一アカウントを試すことで、要因がどちらにあるか切り分けできます。切り分けができれば、対策は「権限と端末環境の見直し」か「代替策で投稿する」か、判断が容易になります。

ストーリーは何枚まで投稿できますか

連続投稿(複数枚選択)の上限は、アプリの状態やUI更新により変わる可能性があるため、最終的には“いまの画面で選べる枚数”が上限です。もし「以前より少ない」「急に複数選択できなくなった」という場合は、アプリ更新、再起動、権限、空き容量、通信を順に確認してください。
また、枚数が多いほど処理が重くなり、投稿失敗のリスクが上がります。安定させたい場合は、複数枚を一度に詰め込まず、数回に分けるか、外部アプリでコラージュして1枚化する方法も有効です。

フィード投稿の複数枚と何が違いますか

フィード投稿の複数枚(カルーセル)とストーリーズの複数は、同じ「複数」でも意味が異なります。

  • フィード投稿:1投稿の中に複数枚をまとめ、横スワイプで見る形式

  • ストーリーズ

    • 連続投稿:複数枚が順番に表示される

    • コラージュ:1枚の中に複数枚を同時に載せる

    • スタンプ追加:背景に重ねて複数枚を表現する

つまり、フィードの感覚で「ストーリーも複数選択が当たり前」と思うと、UI変更やアカウント差でつまずきやすくなります。ストーリーは表現手段が複数あるため、「連続」「同時」「重ねる」のどれをしたいかを決めた上で操作すると失敗しません。


まとめ

インスタストーリーで写真を複数にできない場合、最初に行うべきは「連続投稿」と「コラージュ」を切り分けることです。次に、症状(複数選択ボタンがない/2枚目以降が追加できない/レイアウトが動かない)に合わせて原因候補を絞り、通信→アプリ更新→端末再起動→空き容量→写真アクセス権限→キャッシュ/再ログインの順に対処すれば、無駄なく復旧できます。

また、友人と同じ操作ができない場合でも、アカウント差や段階的反映が疑われるケースがあります。その場合は「同じUIに戻す」ことに固執せず、写真スタンプ/フレーム、外部アプリのコラージュなど、目的達成の手段を切り替えるのが最短です。

ストーリーのUIや仕様は変更されやすいため、困ったときは本記事の「症状別の切り分け」と「優先度順チェックリスト」に戻り、上から順に確認してください。それが最も再現性の高い解決手順です。