インフルエンザと診断されたとき、多くの人が最初に気にするのが
「A型とB型、結局どっちがきついの?」という疑問ではないでしょうか。
高熱で動けなくなるのが怖いのか、それとも長引いて生活が回らなくなるのが不安なのか——
実はこの問いは、人によって答えが変わります。
インフルエンザの「きつさ」は、単純に型だけで決まるものではありません。
症状のピークの強さ、回復までの長さ、合併症のリスク、そして仕事や育児への影響など、
いくつもの要素が重なって体感が決まります。
この記事では、A型とB型を一方的に比べるのではなく、
どんな場面で・どんな人に・どの軸で“きつくなりやすいのか”を丁寧に整理します。
さらに、受診や薬の考え方、休む期間の目安、家庭内感染を防ぐ具体策まで解説しますので、
「今なにを優先すべきか」「どこまで様子を見ていいのか」がはっきり分かります。
不安な情報に振り回されず、落ち着いて判断するために。
インフルエンザA型・B型の“本当のきつさ”を、ここで正しく理解していきましょう。
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インフルエンザA型とB型はどっちがきついかは軸で変わる
きつさを4軸で考える(ピーク・長引き・合併症・生活影響)
「A型とB型どっちがきつい?」が難しいのは、そもそも“きつい”が一つの尺度ではないからです。まずは次の4軸に分けて考えると、比較が現実的になります。
ピークの強さ
高熱、悪寒、頭痛、関節痛・筋肉痛、強い倦怠感などが短期間に集中して「動けない」「眠れない」レベルになるか。長引き
熱が下がっても、咳・だるさ・食欲不振が残り、回復までに時間がかかるか。合併症
肺炎、脱水、意識の異常、けいれん、中耳炎、副鼻腔炎など、別の病態が重なって治りにくくなるか。生活影響
看病・家事・育児・仕事・登校停止など、生活の中断がどれくらい長く重くなるか。
同じ人でも、たとえば「A型はピークの熱と痛みが一番きつかった」「B型はだるさと咳が長引いて別の意味できつかった」ということは起こり得ます。つまり、型だけで“きつさ”を決めるより、「自分(家族)のきつさがどの軸なのか」を特定するほうが役に立ちます。
さらに言うと、家庭では“生活影響”の比重が大きくなりがちです。子どもが発症すると、親も休む必要が出ます。夫婦で交代できるか、祖父母に頼れるか、仕事や行事の締切があるかで、同じ症状でも「きつい」の意味が変わります。
A型B型で症状に大差がないと言われる理由(個人差・流行株・年齢)
A型もB型も、季節性インフルエンザとして人に感染し、典型的には「急な発熱」「全身の痛み」「強い倦怠感」「咳やのどの痛み」などが起こります。ここまでは共通点が多く、臨床の現場でも「型だけで症状を言い当てるのは難しい」とされるのが実情です。
「大差がない」と言われやすい背景には、次のような事情があります。
個人差が大きい
体力、睡眠不足、栄養状態、脱水のなりやすさ、持病の有無で症状の出方が変わります。年齢による違いが大きい
子どもは発熱が高くなりやすい一方で、症状の訴えがうまくできず「いつもと違う」「ぐったりしている」が重要なサインになります。高齢者は高熱が出にくいこともあり、息切れや食欲低下が前面に出ることもあります。流行しているウイルスの性質が毎年同じではない
そのシーズンに広がっている株の特徴や、地域での流行状況によって体感が変わります。受診・治療のタイミングで体感が変わる
発症早期に治療や休養が整うと、ピークが短くなる・回復が早いと感じることがあります。逆に我慢して動き続けると、長引いたり合併症につながりやすくなります。
したがって、型を“勝ち負け”で覚えるのではなく、「A型・B型のどちらでも起こり得る」前提で、早めに備えるのが安全です。その上で、一般に語られやすい“きつさの傾向”を、次のH2で整理します。
インフルエンザA型がきついと感じやすいパターン
高熱・悪寒・筋肉痛が急に来る
A型が「きつい」と言われやすい理由として最も多いのは、ピークが急に立ち上がる体験談が多い点です。たとえば朝は少しだるい程度だったのに、午後から一気に38〜40℃近い熱、強い悪寒、全身の筋肉痛・関節痛が出て「立っていられない」という経過が典型として語られます(もちろんB型でも高熱は起こり得ます)。
ピークのつらさが強いと、次のような困りごとがまとまって発生します。
寒気と発熱が同時に来る:厚着や布団を増やしても震えが止まらない
痛みで眠れない:関節・筋肉がズキズキして寝返りすらつらい
頭痛が強い:光や音が負担になり、スマホ画面も見たくない
食事・水分が進まない:のどの痛みや吐き気で飲めず、脱水が近づく
一気に体力が削られる:トイレや着替えでも息が上がる
このタイプの“きつさ”は、本人も周囲も焦りやすいのが特徴です。まずは「ピークは強くても、適切に休めれば回復へ向かうことが多い」ことを前提に、体温・水分・呼吸の状態を落ち着いて観察することが重要です。
短期で寝込むが、回復も比較的読めるケース
A型が強いピークを作る一方で、休養と治療がうまくはまると「数日で山を越えた」と感じやすいケースもあります。ここで大切なのは、熱が下がった瞬間に“治った”と決めないことです。インフルエンザは、熱が落ちても体内の炎症や疲労が残っていることが多く、無理をするとぶり返し感(微熱・だるさの再燃)や、別の感染(気管支炎・肺炎・副鼻腔炎など)につながることがあります。
回復を早めるコツは、ピークの最中だけでなく、解熱後1〜2日を「回復期」として丁寧に過ごすことです。具体的には次のように整えます。
水分は「こまめに少量ずつ」:一気飲みで気持ち悪くなる人ほど分割
食事は「消化の良いもの」:おかゆ、うどん、スープ、ゼリーなど
睡眠を最優先:昼夜逆転しても、まずは総睡眠時間を確保
入浴は無理しない:短時間のシャワーや清拭でも十分
家事・仕事は“最低限の線引き”を作る:復帰を急ぐほど長引きやすい
「短期で山を越える」タイプほど、解熱後に動いてしまいがちです。症状が軽くなったタイミングで「回復期のルール」を決めると、結果として復帰が早くなります。
高齢者・基礎疾患がある場合の注意(肺炎等)
A型に限った話ではありませんが、高齢者や基礎疾患(喘息、慢性閉塞性肺疾患、心疾患、糖尿病、腎臓病、免疫が弱い状態など)がある方は、インフルエンザをきっかけに重症化しやすくなります。
この層で重要なのは「高熱があるか」だけではなく、次のような変化です。
息切れ・呼吸が苦しい(横になると余計に苦しい、階段で急に息が上がる)
咳が増えて痰が濃くなる(黄色・緑っぽい、量が増える)
食事や水分が取れない(脱水が進みやすい)
意識がはっきりしない(受け答えが遅い、ぼんやりする)
いったん良くなった後に再び悪化(合併症の始まりのことがある)
型の比較より、「危ない兆候を見逃さない」ことが優先です。心配な症状がある場合は、夜間や休日を含めて早めに医療機関へ相談することが安全につながります。
インフルエンザB型がきついと感じやすいパターン
微熱〜中等度でもだるさが長引く
B型は「A型ほどの高熱ではないのに、しんどさが続く」という形で語られることがあります。これはB型に限らず起こり得ますが、体感として「治った感じがしない」「回復が遅い」と感じやすいのがポイントです。
長引くつらさで厄介なのは、動けてしまうことです。高熱で寝込むと否応なしに休めますが、微熱〜中等度だと「出勤だけ」「家事だけ」「迎えだけ」と動いてしまい、結果として回復が遅れることがあります。特に共働き家庭では、看病と家事の両立で睡眠が削られ、だるさの長期化につながりやすくなります。
長引きが不安なときは、次の基準で状況を整理すると、焦りが減ります。
熱は下がっているが、咳が残っている:回復期の範囲として一定期間あり得る
熱が下がったのに、だるさが強い:睡眠不足・脱水・栄養不足が影響していることが多い
いったん下がった熱が再び上がる:無理をした/別の感染が重なった可能性もあるため注意
「長引く=B型」と決めつけず、生活要因と合併症の有無を切り分けることが大切です。
吐き気・下痢・腹痛など胃腸症状で消耗する
B型の話題でよく出るのが胃腸症状です。吐き気・下痢・腹痛があると、熱そのものよりも「水分が取れない」「食べられない」ことがつらさを増幅します。特に子どもは、脱水が進むと急にぐったりしやすく、看病側の不安も大きくなります。
脱水のサインとしては、次のようなものが目安になります。
尿が明らかに少ない(半日以上ほとんど出ない、色が濃い)
口の中が乾く、唇が乾燥する
ぐったりして遊ばない、反応が鈍い
立ちくらみ、ふらつきがある
泣いても涙が少ない(乳幼児)
胃腸症状があるときの水分補給は、「正しいものを」「正しい量で」よりも、吐かずに入る形を探すことが現実的です。たとえば以下を試します。
5〜10分おきに、スプーン1〜2杯程度から
冷たすぎる飲み物を避け、常温に近いほうが入りやすい人もいる
甘い飲料で気持ち悪くなるなら、薄める・温度を変える
経口補水液が苦手なら、スープや味噌汁を薄めるなども選択肢
それでも飲めない、吐き続ける、意識がぼんやりする場合は早めに医療機関へ相談が必要です。
二峰性(ぶり返し)や登園・登校が長引く不安
「いったん良くなったと思ったのに、また熱が出た」「咳だけ残って登園・登校の判断が難しい」という悩みは非常に多いです。ここで押さえるべきポイントは2つです。
“ぶり返し=型のせい”にしない
回復期に無理をして再燃した、睡眠や水分が不足した、別のウイルスが重なった、細菌感染が合併したなど、理由は複数あります。復帰判断は「熱」だけでなく全体を見る
熱が下がっていても、咳が激しくて眠れない・食事が取れない・ぐったりしている場合は無理をしないほうが結果的に早く戻れます。
とくに保護者の方は「休みが長引くこと」自体がストレスになります。だからこそ、次の章の「受診目安」「薬のタイミング」「危険サイン」を押さえて、迷いを減らすことが重要です。
A型B型より大事な重症化サインと受診の目安
今すぐ相談・受診を考える赤旗チェックリスト
インフルエンザの型が何であっても、重症化や合併症を疑うサインがあれば、比較より先に受診判断が必要です。以下は家庭でチェックしやすい「赤旗」の例です。
赤旗チェックリスト(当てはまるほど早めに相談)
呼吸が苦しい、息が荒い、胸が痛い
ぐったりして起き上がれない、反応が鈍い、受け答えがおかしい
水分が取れない、吐き続ける、下痢が止まらない
尿が出ない(子どもは特に注意)
けいれんがあった、意識が遠のく感じがある
いったん軽快したのに、熱や咳が再び強くなる
乳幼児、高齢者、妊娠中、持病がある、免疫が弱い状態
このチェックリストは「すべて当てはまったら救急」という意味ではありません。しかし、型の比較を続けて様子見を長引かせるより、「相談する根拠」を持つほうが安全です。特に小児や高齢者では、症状の変化が急なことがあります。
抗インフルエンザ薬はいつ有効か(48時間の考え方)
抗インフルエンザ薬は、一般に「発症から早いほど効果が期待される」とされ、目安として48時間以内が一つの考え方として使われます。ここで大切なのは、「A型かB型か」を待ってから動くよりも、発症時刻から何時間経っているかを基準に動くことです。
受診や相談の目安を作るなら、次のように整理すると行動に移しやすくなります。
症状が急に立ち上がった(悪寒・高熱・全身痛)
→ その日のうちに相談できるか検討する価値が高い家族にインフル確定者がいて、自分も似た症状が出た
→ 早期相談で選択肢が増える可能性がある持病がある、高齢者、妊娠中、乳幼児
→ 早めに医療機関へ連絡し、受診方法を確認したほうが安全
一方で、薬は万能ではありません。服用(または吸入)しても、休養・水分・睡眠が不足していれば回復は遅れます。薬は「回復への追い風」であり、生活面の立て直しとセットで効いてきます。
検査が陰性でも注意が必要なとき
迅速検査は便利ですが、発症直後などタイミングによっては陰性になることがあります。また、検査で確定しなくても臨床的にインフルエンザが疑われる状況もあります。ここで重要なのは、検査結果に一喜一憂して「無理をする」ことを避けることです。
陰性でも注意したい状況の例
家族や職場・学校でインフルエンザが明らかに流行している
典型的な症状(急な発熱、全身倦怠感、関節痛など)が揃っている
ハイリスク(乳幼児、高齢者、妊娠中、基礎疾患)に当てはまる
呼吸苦や脱水など、赤旗サインがある
検査が陰性でも、体調が明らかに悪いときは「今日は休む」「水分を優先する」「相談先を確保する」など、行動で安全を取りに行くことが大切です。
休む期間の目安と復帰日の数え方
子どもの登園・登校再開の考え方(発症日0日+解熱後)
子どもの登園・登校は、自治体や園・学校のルールが最優先です。そのうえで混乱しやすいのが「発症日」「解熱後」の数え方です。家庭内で揉めやすいので、まずは概念を揃えます。
発症日:症状がはっきり始まった日(熱が出た日、強い倦怠感が出た日など)
0日目扱い:発症日を0日目として数える運用が多い(ただし現場ルールで異なることがあります)
解熱:解熱剤を使わずに平熱に戻った状態を基準にすることが多い
解熱後の数え方:解熱した日を含めるか翌日から数えるかで差が出やすい
一番確実なのは、園・学校に「発症日」「最後に熱があった日時」「解熱剤を使ったか」を伝え、復帰可能日を確認することです。家庭内で推測して決めるほど、後から「やっぱり違った」となりやすいからです。
また、復帰可否は“熱”だけではありません。食事が取れない、咳が激しくて眠れない、ぐったりしている場合は、ルール上は復帰できても無理をしないほうが結果的に早く戻れます。
大人の出勤は職場ルール+感染性の目安で考える
大人の出勤停止は、職場ごとの規定が基準になります。まずは就業規則や上司・人事の指示に従ってください。その上で現実的に大事なのは、次の2点です。
感染を広げない:出勤して周囲へうつすと、職場全体の損失が増えます
自分が長引かない:無理に出てぶり返すと、結果として休みが伸びます
発症直後〜数日は体力が大きく削られます。熱が下がっても、体の炎症や疲労が残っていることが多いので、在宅勤務が可能なら切り替える、どうしても出勤が必要なら短時間にするなど、段階的に戻す設計が有効です。
数え方の具体例(カレンダー例)
数え方が分かりにくい方のために、例を作ります(最終判断は所属先のルールを優先してください)。
例:水曜の夕方に発症した場合
水曜:発症(0日目)
木曜:1日目(高熱・倦怠感のピークになりやすい)
金曜:2日目(まだつらい、食事は無理しない)
土曜:3日目(熱が落ち始める人もいるが回復期)
日曜:4日目(動けても無理はしない)
月曜:5日目(復帰可否の検討ラインに入りやすい)
この例のポイントは「熱が下がった=通常運転」ではなく、回復期を含めて設計することです。家族がいる場合は、復帰後も数日はマスク・手洗い・換気を強化しておくと、二次被害が減ります。
家庭内感染を減らす具体策(今日からできる)
発症前後の感染性が高い時期の考え方
家庭内感染が広がる最大の理由は、「症状が出てから隔離する」だと遅れやすい点です。疑いの段階から“うつす前提”で手を打つと、家庭内の連鎖が止まりやすくなります。
現実的には完璧な隔離は難しいため、次の発想が役に立ちます。
濃厚接触の総量を減らす:距離・時間・換気で「接触の濃さ」を薄める
共有物を減らす:タオル・食器・リモコンなど、触る回数が多いものほど対策効果が出やすい
看病者を固定する:家族全員が看病に入ると感染が広がりやすい。役割を決める
“全員が倒れない”設計が、家庭の現実的なゴールです。
部屋・食事・タオル・換気の分け方
家庭内対策は、続く形に落とすのが勝ちです。効果が出やすい順に、実行しやすい具体策を並べます。
優先度が高い対策
タオルを完全に分ける:手拭き、洗顔、入浴後、枕元用も分ける
食事を別にする:同じ食卓でも時間をずらす。大皿は避ける
換気回数を増やす:短時間でもよいので回数を増やす
手を洗うタイミングを固定:トイレ後、食事前、看病の前後、ゴミ捨て後
できれば追加したい対策
ドアノブ・リモコン・スマホなど、触る頻度が高い場所の拭き取り
可能なら別室、難しければ寝る位置と距離を最大化
ゴミ袋を二重にして、ティッシュやマスクをまとめて捨てる動線を作る
ポイントは、やることを増やしすぎないことです。3日続けられない対策より、7日続けられる対策が強いです。
看病する人が倒れないための段取り
看病者が倒れると、家庭のオペレーションが崩れます。特に共働き家庭やワンオペ育児では、看病者の体力を守ることが最優先です。
段取りの基本(優先順)
水分・食料の確保:経口補水液、ゼリー、うどん、スープ、アイスなど“入るもの”を揃える
必要物品を一箇所に集約:体温計、解熱剤、冷却シート、ティッシュ、ゴミ袋、飲み物
夜間の連絡先を決める:救急相談、休日診療、かかりつけの連絡手段
当番制にする:可能なら「眠る人」を確保し、交代で休む
家事は最小化:洗濯・掃除・食事を“最低ライン”に落とす。回復が優先
「自分が頑張る」より、「倒れない仕組み」を作るほうが、家族全体として早く回復に向かいます。
よくある質問
A型とB型は同じシーズンに両方かかる?
可能性はあります。同じシーズンでも、地域や時期によってA型が流行した後にB型が増えることがあり、型が違えば免疫の効き方は完全には同一になりません。
とはいえ、現実的に重要なのは「同じシーズンに2回かかるかどうか」よりも、一度かかったあとに無理をして体力が落ち、別の感染症を拾うことです。回復期の睡眠・栄養・水分を整えることが、次の不調を防ぐ近道になります。
解熱したのにぶり返すのはB型だから?
「B型だから」と決めるのは危険です。ぶり返しの背景には、次のような原因があり得ます。
解熱後に無理をして、疲労で再燃した
睡眠不足や脱水、栄養不足が続いて回復が遅れている
気管支炎や肺炎、副鼻腔炎、中耳炎などが合併した
別のウイルス感染が重なった
ぶり返しのときに見るべきポイントは、型ではなく「呼吸」「水分」「意識」「咳の悪化」「胸の痛み」です。赤旗サインがあれば早めに医療機関へ相談してください。
ワクチンはA型B型どっちに効く?
季節性インフルエンザワクチンは、毎シーズンの流行状況を踏まえて、A型・B型の両方に対応するよう構成されます。
ただし、ワクチンは「感染を100%防ぐ」よりも、「重症化を減らす」「かかったとしてもつらさを軽くする」ことが期待されるものです。接種していても発症することはあり得るため、流行期は手洗い・換気・休養などの基本対策とセットで考えるのが現実的です。
以上を踏まえると、「A型B型どっちがきつい?」への答えは、単純な勝敗ではなく、自分(家族)のきつさがどの軸にあるかを見極め、赤旗サインの有無と回復期の過ごし方で結果が大きく変わる、という整理になります。ピークの強さに振り回されすぎず、長引きや合併症を見逃さず、復帰の数え方と家庭内対策を仕組みに落とすことが、最も確実に“きつさ”を減らす方法です。