「Amazonほしい物リストから贈ろうとしたのに、レジで『発送できません』と出る。お届け先に相手が表示されない。特定の商品だけ送れない――。そんな状況に直面すると、操作ミスなのか仕様なのか分からず、焦って何度もやり直してしまいがちです。
実は、ほしい物リストで送れない原因は大きく分けると、出荷元(Amazon発送かどうか)、商品属性(デジタル・条件付きなど)、受け手側の設定(住所登録や第三者出品の同意)の3つに集約されます。つまり、闇雲に試すのではなく、順番を間違えずに潰すだけで、最短で解決できます。
本記事では、送れないものの一覧を判断軸で整理し、エラーメッセージから原因を特定できる対応表と、贈り手だけで直せる手順/受け手にお願いすべき設定を分けて解説します。相手に余計な連絡を増やさず、失礼なく確実に贈れるように、状況別の依頼テンプレと代替案までまとめました。まずは、あなたの画面に出ているエラーに近い項目から確認してみてください。
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ほしい物リストで送れない原因を一瞬で判定
送れないときにいちばんつらいのは、あれこれ試して時間だけが過ぎることです。そこで、原因を「系統」で判断できるように整理します。ここを押さえると、次にやるべきことがブレません。
送れない原因はA商品属性B出荷元C配送条件の3系統
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A:商品属性がギフト配送に向かない(デジタル・ダウンロード・特殊条件など)
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B:出荷元がAmazon以外で、設定(同意)に左右される(マーケットプレイス出品者が発送)
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C:配送条件により、住所(地域・配送方法等)で弾かれる(配送制限、在庫や危険物扱いなど)
送れない原因判定表
| 代表的な状況 | 原因系統 | まずやること(最短) | 代替案 |
|---|---|---|---|
| レジで「この商品はほしい物リストの住所に発送できません」系 | B/C | 同一商品のAmazon発送があるか確認して切り替える | 同等品へ変更/ギフトカード |
| お届け先に相手が出ない | B/受け手設定/手順 | 相手のリストから入れてすぐレジをやり直す→改善しなければ受け手住所確認 | 受け手に住所登録を依頼 |
| 特定の商品だけ送れない(他は送れる) | B/A/C | その商品の出荷元・商品属性を確認(Amazon発送か/デジタルか) | 別出品/別商品 |
| どの商品も一律で送れない | 手順/セッション/受け手設定 | 端末・ブラウザ変更、カート投入からやり直し、受け手住所確認 | 時間を置く |
| ダウンロード版・デジタル系で止まる | A | 仕様の可能性が高いのでギフトカードへ切替 | 物理版、周辺商品 |
「原因系統」が見えたら、対処はほぼ一本道です。次章では、表示されがちなエラー文言から逆算して、さらに早く原因を特定します。
よく出るエラーメッセージ別の原因と最短手順
エラーは腹が立ちますが、ヒントでもあります。ここでは「症状→原因→まずやること」の順に、最短で抜けるための対処を整理します。
エラー文言と対処の対応表
| 症状・表示 | ありがちな原因 | 優先順位 | まずやること |
|---|---|---|---|
| 「この商品は、ほしい物リストなど、ギフト用に登録されたお届け先には発送できません」 | 出荷元がAmazon以外、または配送条件で弾かれている | 1 | Amazon発送の出品に切り替える(同一商品でも可能な場合あり) |
| お届け先候補に相手が出ない | リスト住所未登録/手順で住所情報が取れていない | 1 | 相手のリストからカート投入→すぐレジをやり直す |
| 住所は出るが「この住所に届ける」が進まない | 出品者発送で同意設定が影響/配送制限 | 2 | Amazon発送へ切替→無理なら別商品→受け手設定確認 |
| 「問題が発生しました」など曖昧 | 一時的な不具合、セッション崩れ | 2 | 端末・ブラウザ変更、ログアウト→ログイン、時間を置く |
| 同じリスト内で“この商品だけ”送れない | 商品属性(デジタル・条件付)/出荷元差 | 1 | 商品ページでデジタルか/Amazon発送かを確認 |
ここで重要なのは、「受け手の設定を疑う前に、贈り手側で直るルート(Amazon発送へ切替・手順やり直し)を先に潰す」ことです。相手に連絡する回数を最小にできます。
贈り手だけで解決できることチェックリスト
受け手に連絡する前に、贈り手側でできることを一気に潰しましょう。ここを飛ばすと「結局、手順の問題だった」という二度手間が起きがちです。
まず確認するのは出荷元がAmazon発送かどうか
同じ商品でも、購入オプションや出品者が複数あることがあります。レジで止まった商品は、商品ページに戻って次を見てください。
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「Amazonが発送」か
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「出品者が発送」か(マーケットプレイス出品者発送)
出品者発送の商品は、受け手の設定(第三者出品の同意)に左右されやすく、送れない原因の上位です。
最短の解は「同じ商品でAmazon発送の出品に切り替える」です。
カート投入のやり直しで住所候補が出ることがある
意外と多いのが、ほしい物リストの住所情報がうまくカート〜レジに引き継がれていないケースです。特に、タブを開きっぱなしにしたり、別の商品ページを見て回ったりすると、住所候補が出なくなることがあります。
次の手順で“いったんリセット”してください。
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カートから該当商品を削除(ほかは残してもよいが、できれば該当商品だけで試す)
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相手のほしい物リストを開く
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リスト上の操作から「カートに入れる」(可能なら)
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そのまま余計な画面遷移をせず「レジに進む」
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お届け先の候補に相手のギフト用住所が出るか確認する
この操作で復活するなら、受け手の設定ではなく「手順・セッション」が原因だった可能性が高いです。
端末やブラウザを変えるだけで直ることもある
エラーが曖昧で、再現したりしなかったりする場合は環境要因も疑えます。
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スマホアプリ→ブラウザ(Chrome/Safari)に変える
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PC→スマホに変える
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ログアウト→ログイン
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時間を置く(混雑や一時不具合)
Amazon側の仕様を変えるのではなく、あくまで表示・遷移の問題を切り分けるための手段です。「どの商品でも送れない」場合に特に有効です。
贈り手の最終チェックリスト
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同一商品の別出品を探し、Amazon発送へ切り替えを試した
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相手のリストから入れてすぐレジをやり直した
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端末・ブラウザ変更/ログアウトログインを試した
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その商品がデジタル/ダウンロード系でないか確認した
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他の商品は送れるか(“特定商品だけ”か“全滅”か)切り分けた
ここまでやってダメなら、受け手側の設定(住所登録・第三者出品の同意方針)を確認する段階です。
受け手にお願いが必要な設定と確認ポイント
ここから先は、贈り手だけでは直せない領域です。ただし、相手に「何をどうしてほしいか」が曖昧だと、やり取りが長引きます。最低限の確認ポイントに絞って依頼しましょう。
受け手のほしい物リストに配送先住所が登録されているか
お届け先が出ないトラブルの典型は、受け手がリストに「お届け先住所」を紐づけていないケースです。
Amazon公式ヘルプでも、ほしい物リストの管理画面から配送先住所を管理する導線が案内されています。
受け手が確認すべき要点は次です。
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ほしい物リストの「リストの管理(Manage list)」で、配送先住所が設定されているか
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住所が古い場合、更新できているか
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複数リストがある場合、該当リストに紐づいているか
「住所はアカウントに登録した」だけでは足りず、リスト側に反映されていないことがあるため、リストの管理画面で見てもらうのが確実です。
第三者出品の発送同意書(配送先住所を出品者と共有)の意味を整理する
送れない・送れるの境目になりやすいのが「第三者出品の発送同意書」です。Amazon公式ヘルプでは、リストの設定でこの機能を無効化(チェックを外す)できる旨が説明されています。
また、Amazon公式サポート(AmazonHelp)も、チェック有無によって贈り手に見える情報が変わる旨に言及しています。
ここを、誤解がないように噛み砕くとこうです。
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Amazon発送の商品中心なら、受け手が強く意識しなくても運用できることが多い
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出品者が発送する商品(マーケットプレイス発送)を受け取りたい場合、配送のために出品者へ情報が共有される前提が生じるため、受け手の同意方針が関係しやすい
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受け手がプライバシーを最優先するなら、「出品者発送の商品は受け取らない(Amazon発送の品だけをリストに入れる)」という運用設計がシンプル
All Aboutなど解説メディアでも、このチェックの扱いがプライバシーに関係する点が説明されています(ただし、最終判断は公式説明を優先してください)。
受け手ができる“送れない商品を減らす”リストの作り方
受け手が「送れない」を減らすには、設定だけでなくリストの中身の作り方が効きます。
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Amazon発送の商品の比率を上げる(出荷元で詰まりにくい)
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“メーカー・容量違い”など、同じ用途の候補を複数入れる(在庫・出荷元変化に強い)
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デジタル商品は、希望するなら「ギフトカードでも可」と明記する(贈り手の迷いが消える)
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消耗品(日用品・衛生用品・食品など)を混ぜる(送れる確率が高い)
受け手側の小さな工夫で、贈り手の離脱(「面倒だからやめた」)が大きく減ります。
住所や匿名性が不安な人のための安全設計ガイド
ほしい物リストは「贈れる」こと以上に、「安心して運用できる」ことが大切です。特にSNSで不特定多数に公開する場合、プライバシー不安が離脱の原因になります。
まず押さえるべき現実的な考え方
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「ほしい物リスト=必ず身バレ」ではありませんが、商品や出荷形態によって情報の扱いが変わるため、断定が難しい領域です。
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だからこそ、運用で安全側に倒すのが有効です。
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一番シンプルで事故が少ないのは、Amazon発送の商品中心に寄せる運用です(贈り手にも分かりやすい)。
第三者出品の同意は“ON/OFFの正解”ではなく方針
第三者出品の同意は、良い悪いではなく「受け手が何を優先するか」の設定です。
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送れる商品の幅を広げたい → 同意をONにする余地
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プライバシー最優先 → 同意をOFFにして、Amazon発送中心で運用
どちらを選んでも、受け手が“自分の方針として決める”ことが重要です。贈り手が困る場面を減らすには、「私はAmazon発送の品だけ受け取ります」など、プロフィールや固定投稿で方針を書いておくのも有効です。
どうしても送れないときの代替案(角が立たない選び方)
「どうしてもその商品を送りたいのに送れない」場合、粘るほど相手にも自分にも負担が増えます。そこで、角が立ちにくく、確実性が高い代替案を用意しておきましょう。
最も確実なのはAmazonギフトカード
デジタル商品や出品者発送、配送制限など、原因が複合すると短時間での解決が難しくなります。そういうときに“確実に届く”のがギフトカードです。
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贈り手:詰まらずに完了できる
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受け手:好きなタイミングで購入できる
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双方:配送トラブルが起きにくい
「リストのこれが送れなかったから、代わりにギフトカードにしたよ」という言い方にすると、失礼になりにくいです。
同等品に切り替えるときのコツ
同等品切り替えは、受け手の満足度も高くなりやすい解決策です。
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同じメーカーで容量違い
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同じ用途でレビュー数が多い定番
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Amazon発送の商品に寄せる
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受け手が複数候補を入れていれば、そこから選ぶ
「絶対これじゃないとダメ」というケース以外は、同等品切り替えが最短です。
贈り手と受け手の役割分担表(連絡を最小化するために)
トラブルが長引く原因の多くは、「誰が何を直すべきか」が曖昧なことです。ここを明確にします。
役割分担表
| できごと | 贈り手がやること | 受け手がやること |
|---|---|---|
| お届け先が出ない | リストから入れてすぐレジ、端末変更 | リストに配送先住所が設定されているか確認 |
| 「発送できません」系エラー | Amazon発送へ切替、同等品へ変更 | 出品者発送を受け取りたい場合は同意方針を確認 |
| 特定商品だけ送れない | 商品属性(デジタル等)確認 | リストをAmazon発送中心に整備(運用) |
| 匿名性が不安 | Amazon発送中心で選ぶ、ギフト設定の扱いに注意 | 同意設定の方針を決め、公開方針を明記 |
受け手への依頼テンプレ(状況別にそのまま送れる文)
相手に連絡するときは、長文より「状況とお願いを一点突破」にするとスムーズです。
テンプレA:住所が出ない場合
「ほしい物リストから贈ろうとしたのですが、レジのお届け先候補に○○さんのギフト用住所が出ませんでした。お手数ですが、そのリストの管理画面で『お届け先住所』が設定されているかだけ確認してもらえますか?」
テンプレB:「発送できません」系が出る場合
「リストのこの商品を買おうとすると『ほしい物リストの住所に発送できない』と表示されました。同じ商品でも出荷元で変わるみたいなので、もし出品者発送の商品を受け取れる設定にしているか(第三者出品の同意の方針)だけ確認してもらえますか?無理ならAmazon発送の別商品にします!」
テンプレC:特定商品だけ送れない場合(代替案提示)
「リストの中でこの商品だけ送れない表示になりました。出荷元や商品属性の都合かもしれないので、もし可能なら同じ用途でAmazon発送の商品を候補に追加してもらえると助かります。難しければギフトカードに切り替えます!」
よくある質問
ほしい物リスト経由なら完全に匿名で送れますか
「住所を知らずに贈れる」場面は多い一方で、商品や出荷形態によって情報の扱いが変わるため、完全な断定は避けたほうが安全です。匿名性を重視するなら、Amazon発送の商品中心に寄せ、受け手側も方針を明示するのが安心です。第三者出品の同意設定は、プライバシー方針とセットで判断してください。
ほしい物リストにあるのに、特定の品だけ送れないのはなぜですか
多くは「出荷元が出品者発送」「デジタル属性」「配送制限」のいずれかです。まず商品ページでAmazon発送に切り替えられるか確認し、無理なら同等品へ切り替えるのが最短です。
受け手に住所設定をお願いしたのに直りません
リストに紐づく住所が別リストに設定されていたり、保存が完了していないことがあります。受け手には「リストの管理画面で配送先住所が設定されているか」を見てもらうのが確実です。
贈り手側も「リストから入れてすぐレジ」をやり直してください。
どうしても送れないとき、相手に失礼なく代替できますか
「リストのその商品がエラーで送れなかったので、代わりにギフトカード(またはAmazon発送の同等品)にしたよ」と伝えるのが角が立ちにくいです。相手の希望に沿う形で“確実に届く”手段を選ぶのが、最終的に満足度が高くなります。
まとめ
ほしい物リストで送れないときは、「自分の操作ミスかも」と焦るより、原因を3系統に分けて潰すのが最短です。
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送れない原因は、A商品属性/B出荷元(Amazon発送か)/C配送条件の3系統
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まずは贈り手側で、Amazon発送へ切替→リストから入れてすぐレジ→端末変更を試す
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それでもダメなら受け手側で、リストの配送先住所設定と、第三者出品の同意方針を確認
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どうしても詰まるときは、ギフトカードや同等品が最も確実で角が立ちにくい
仕様や表示文言が変わっても、「出荷元」「商品属性」「受け手設定」の順に切り分ければ迷いません。表に沿って、最短手順から順番に試してください。
参考情報
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Amazonカスタマーサービス「ほしい物リストのお届け先住所を管理する」
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G34LFXNSFP2S7HPC -
Amazon公式サポート(AmazonHelp)投稿(第三者出品同意と表示情報に関する言及)
https://x.com/AmazonHelp/status/1553407198121836549 -
All About「Amazon『ほしい物リスト』の作り方!公開などの設定方法に注意」
https://allabout.co.jp/gm/gc/489668/ -
Orita-ani「Amazonほしい物リストからギフトが送れない原因と対応策まとめ」
https://orita-ani.net/amazon-wishlist-send-error-taisaku/