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部屋がパキパキ音がする夜は大丈夫?原因の見分け方と今夜できる対策

夜、部屋のどこかから「パキッ」「パキパキ」と乾いた音がすると、急に不安になって眠れなくなることがあります。音の正体が分からないほど、「家が壊れる前兆?」「給湯器や配管の異常?」「もしかして心霊…?」と想像が膨らみやすいものです。

ただ、夜に増えるパキパキ音の多くは、温度差や湿度変化で建材や建具がわずかに伸び縮みする“家鳴り”として説明でき、慌てる必要がないケースも少なくありません。一方で、異臭・漏水・給湯器のエラーなどが伴う場合は、安全のために早めの連絡が必要です。

この記事では「場所×条件×危険度」で音を切り分け、壁・天井・窓・ドア・ベランダ・配管別に原因候補を整理します。さらに、今夜すぐできる対策と、賃貸で管理会社へ相談するときにそのまま使える記録テンプレまで、迷わず行動できる形でまとめました。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

部屋がパキパキ音がする夜に増える理由

夜は温度差と湿度変化で部材が動きやすい

建物は、木材・石膏ボード・金属・樹脂など、性質の違う材料が組み合わさってできています。材料は温度や湿度でわずかに伸び縮みし、接合部で力がかかると「パキッ」と鳴ることがあります。
夜は外気温が下がりやすく、日中に温まった外装やサッシが冷える過程で歪みが生じ、音が出やすくなります。玄関ドアの「パキパキ」音が、室内外の温度差による熱膨張と摩擦で起こり得ることは、メーカーFAQでも説明されています。

静けさが音を“増やして感じさせる”

夜は生活音が少ないため、同じ音量でも目立ちます。さらに寝る前は「音に意識が向く」状態になりやすく、恐怖や不安で体感的に音が大きく感じられることもあります。
この点は“気のせい”という意味ではなく、脳が危険を検知しようとする自然な反応です。だからこそ、この記事では「気合いで我慢」ではなく、確認→切り分け→対策へ進められる形にします。

空調のオンオフが伸縮のトリガーになることがある

エアコンや暖房をつけたり消したりすると、室温が急に変化します。室温変化は壁の下地、建具、サッシ周辺の温度分布を変え、伸縮と摩擦の条件を作ります。
「暖房を切った後に鳴る」「寝る直前に温度設定を変えたら鳴り始めた」という場合は、空調が引き金になっている可能性が高いです。


部屋がパキパキ音がする夜、今夜の最短診断フロー

ステップ1 危険サインだけ先に確認する

まず、安心のために“危険域”だけ先に確認します。ここに当てはまる場合は、原因探しより連絡が優先です。

  • ガス臭い、焦げ臭い、煙っぽい

  • 給湯器・ガス機器で異音が増えた、エラー表示が出た

  • 給排気口付近に物が当たっている、塞がれている

  • 水漏れ、天井のシミ、壁紙の浮き・濡れが出てきた

  • ひび割れが急に増えた、窓やドアが急に開閉しづらくなった

  • 「ドン!」と衝撃が強く、家が揺れるような音が頻発する

給湯器については、使用中に異音が出た事例や、給排気口の閉塞が原因と推定される事故例が公的機関から報告されています。異臭・異音・閉塞が疑われる場合は、使用継続よりも連絡を優先してください。

ステップ2 音の“場所”を大まかに確定する

次に、耳で探すより「強く聞こえるゾーン」を探します。
部屋を静かにして、次のゾーンごとに立ってみてください。

  • 窓・サッシ周辺

  • 玄関・室内ドア周辺

  • 外壁に面した壁・天井(角部屋・最上階は特に)

  • ベランダ側の床・壁

  • 水回り(キッチン・洗面・浴室)付近

“ここが一番強い”が分かれば十分です。精密な特定は業者側の仕事です。

ステップ3 条件テストで原因系統を絞り込む

以下のうち、できるものだけで構いません。

  • 暖房を強→弱→オフとゆっくり変えて鳴り方が変わるか

  • お湯を使った直後に鳴るか(キッチン/洗面/シャワーで比較)

  • 強風の日に増えるか、換気扇のオンオフで変化するか

  • 晴れて日当たりが良かった日の夜に増えるか、雨上がりに増えるか

ここで「空調連動」「給湯連動」「風連動」「日射連動」のどれかが見えると、一気に安心に近づきます。

ステップ4 一次対策をして、眠れる環境を作る

原因が確定しなくても、音を減らす方向の対策は取れます(後述)。
今夜は「温度差を急に作らない」「摩擦を増やさない」「風や圧力変動を抑える」を意識すると効果が出やすいです。

ステップ5 相談が必要か判断し、伝える材料を整える

賃貸なら管理会社、分譲なら管理会社・管理組合・施工窓口が入口です。
連絡時に困らないよう、記録テンプレをこの記事内に用意しています。


部屋がパキパキ音がする場所別の原因と見分け方

壁や天井がパキパキ鳴るときに多いパターン

壁・天井で多いのは、建材や下地、構造材が伸縮して接合部がこすれるケースです。夜に増えやすいのは、温度が下がっていく過程で力がかかりやすいからです。

見分けポイントは次の通りです。

  • 音が不規則で、家のどこかで時々鳴る

  • 冷え込みが強い日、季節の変わり目に増える

  • 空調の切り替えや、帰宅直後の室温変化で増える

  • 角部屋・最上階・外壁面が多い部屋で起きやすい

この場合、危険サインがなければ「様子見」でよいことも多いですが、頻度が増える・生活に支障があるなら相談価値があります。

窓サッシがパキパキ鳴るときの考え方

窓サッシや窓周りは、材料の組み合わせと温度差で歪みが生じやすい場所です。取扱説明書でも、ガラスや窓周りは温度差の影響が話題にされる領域で、注意事項として示されています。

見分けポイント

  • 窓枠の近くで音がする

  • 晴れた日(昼に温まり、夜に冷える)に増える

  • カーテンや家具が窓に密着している

  • エアコンの風が直接窓に当たる

対策は「温度差を極端にしない」「密着を避ける」「当たりを減らす」が基本です。

玄関ドアや室内ドアがパキパキ鳴るときの考え方

玄関ドアは室外側と室内側で温度差が生まれやすく、熱膨張による歪みと摩擦で音が出ることがあります。メーカーFAQでも、温度差に伴う歪みと部材間の膨張差が摩擦を生むことが説明されています。

見分けポイント

  • 玄関付近で「パキパキ」「コーン」「ギシギシ」

  • 日射が当たる時間帯の後の夜に出る

  • 春先・秋口など外気温が低い時期に起きやすい

また、ドアクローザーの異音はネジの緩み・グリス劣化・オイル漏れなど別系統の原因もあり得ます。賃貸では自己分解は避け、管理会社経由で相談するのが安全です。

床や家具まわりがパキパキ鳴るときの考え方

床は荷重(重い家具や人の重さ)が集中する場所です。温度・湿度変化に加え、家具の脚や床材の継ぎ目で微小なズレが生まれると音になります。

見分けポイント

  • ベッドやソファの近くで鳴る

  • 模様替え後から増えた

  • 同じ場所を踏むと別の音(ミシッ、ギシッ)が混ざる

  • 乾燥する時期に増える

対策は「家具脚の保護」「壁から少し離す」「荷重を分散する」が効きやすいです。

ベランダや外壁側がパキパキ鳴るときの考え方

ベランダ・外壁側は外気温の影響が大きく、日中に温まった材料が夜に冷えることで伸縮が起きやすい場所です。手すりや金属部材があると、冷却過程で音が出ることがあります。

見分けポイント

  • 夜間の冷え込みで増える

  • 晴天後の夜、雨上がりの夜に増える

  • ベランダ側の窓付近で強く聞こえる

  • 強風の夜に増える(風鳴りが混ざることも)

外装・共用部が絡む可能性があるため、賃貸・分譲ともに「連絡してよい領域」です。

配管や給湯まわりでパキパキ、カン、ドンがする場合

水回りで「カン」「コン」「ドン」と衝撃音が混ざる場合、圧力変動(いわゆるウォーターハンマー)や配管固定の問題が関係することがあります。放置で設備劣化や水漏れにつながる可能性が指摘されることもあるため、頻発するなら相談が安全です。

見分けポイント

  • 蛇口を急に止めた瞬間に鳴る

  • 洗濯機の給水・止水で鳴る

  • 夜間にトイレ使用後に鳴る

  • 壁の中で「ドン」と響く

賃貸では自分で壁を開けたりはできません。記録を取り、管理会社へ相談するのが最短です。


部屋がパキパキ音がする場所別比較表(危険度と今夜やること付き)

よく聞こえる場所 音の例 起きやすい条件 主な原因候補 危険度 今夜やること 相談先の目安
壁・天井 パキッ、パキパキ 夜の冷え、空調ON/OFF 建材・下地の伸縮 低〜中 室温を急変させない/記録 増加・生活支障で管理会社
窓サッシ パキパキ、コーン 日射→夜冷え、温度差 サッシ周りの歪み・摩擦 カーテン密着を避ける/緩やかな空調 継続・不具合感で管理会社
玄関・室内ドア パキパキ、ギシギシ 外気低い時期、日射後 熱膨張の差/クローザー劣化 低〜中 無理に加工しない/記録 開閉不良・油漏れ等で管理会社
床・家具周辺 パキッ、ミシッ 乾燥、重量物 荷重集中・継ぎ目摩擦 家具脚保護/配置微調整 悪化・大きな変形で相談
ベランダ・外壁側 パキパキ、ピシッ 晴天後の夜、雨上がり 外装・金属部材の伸縮 強風時は窓施錠確認/記録 共用部疑いで管理会社
配管・給湯 カン、ドン、パキッ 止水直後、夜の使用 圧変動・固定不良・機器不具合 中〜高 給湯連動確認/異臭・エラー確認 頻発・異臭・閉塞疑いで早めに連絡

部屋がパキパキ音がする夜の切り分け手順(記録テンプレ付き)

記録は「時間・場所・直前行動」の3点セットで十分

相談が必要になったとき、記録の質がそのまま解決速度になります。以下をコピペしてメモしてください。

  • 日時:例)2/18 23:40

  • 場所:例)寝室の窓側天井/玄関ドア付近/キッチン壁の中

  • 音:例)パキッ(単発)/パキパキ(連続)/ドン(衝撃)

  • 直前行動:例)暖房オフ/シャワー後/換気扇オン/トイレ使用

  • 天候:例)強風/雨上がり/冷え込み

  • 変化:例)最近増えた/音が大きくなった/時間が長い

  • 追加症状:例)異臭/エラー表示/水漏れ/開閉不良

録音・動画はあれば有利ですが、眠れなくなるほど頑張る必要はありません。取れそうな時だけで十分です。

条件テストは“再現性”を見る

切り分けの本質は「その音が、どの条件で出やすいか」です。

  • 空調:温度を1〜2℃ずつ動かす(急変させない)

  • 給湯:お湯→止める、をゆっくりやって変化を見る(急閉止で衝撃音が出るなら要記録)

  • 風:窓の施錠を確認し、換気扇オンオフで変化を見る

  • 日射:晴天の日の夜に増えるか、雨上がりに増えるか

再現性が見えたら、原因の“系統”が絞れます。系統が絞れれば、必要な対策も相談先も自動的に決まります。

相談判断の基準は「頻度×生活支障×追加症状」

  • 様子見寄り:たまに鳴る/短時間/追加症状なし

  • 早めに相談:毎晩続く/増えている/眠れない

  • すぐ相談:異臭、エラー、水漏れ、閉塞疑い、衝撃音が強い

国交省のセルフチェック資料でも、ひび割れ等は点検の目安として扱われています。違和感が増えるなら、早めの相談が結果的に負担を減らします。


部屋がパキパキ音がする不安を減らす対策(賃貸でもできる)

温度と湿度を「ゆっくり」整える

  • 暖房は急に切らず、弱めてからオフ

  • 就寝前の設定温度を極端に変えない

  • 乾燥が強い時期は適度に加湿(やり過ぎは結露に注意)

  • カーテンやブラインドをガラス面に密着させない(熱だまり回避)

窓周りは温度差の影響を受けやすい領域です。取扱説明書でも温度差に関する注意が示されることがあります。

摩擦・当たりを減らす(音の発生点を“柔らかくする”)

  • 家具脚にフェルト・保護パッド

  • 重い家具は壁に押し付けない(数cm離す)

  • 本棚は荷重が一点集中しないように置く

  • ドアクローザー等は自己分解せず、管理会社へ相談(ネジ緩み・油漏れの可能性)

風鳴り・圧力差を減らす(窓・換気のコツ)

  • 強風の日は窓の施錠状態を再確認

  • 換気扇で笛のような音が出る場合、室内ドアを少し開けて空気の入口を作る

  • 玄関ドア周りの音が気になる場合、日射と温度差が関係していないか観察する

配管・給湯の音は「急操作を避け、異常を見逃さない」

  • 蛇口を急に閉めない(衝撃音が出るなら“記録”)

  • 洗濯機の止水で鳴るなら、頻度を記録して相談

  • 給湯器周りに物を置かない、給排気口を塞がない

  • 異音+閉塞疑いは事故例があるため、早めに連絡


部屋がパキパキ音がする夜に注意したい危険サインと相談先

すぐ連絡したいサイン(安全優先)

  • ガス臭い/焦げ臭い

  • 給湯器の異音が増えた、カバーの変形、エラー表示

  • 給排気口が塞がれている疑い(物が近い、洗濯物が触れる等)

  • 漏水・天井のシミ・壁紙の浮き

  • ひび割れが急増、建具の開閉が急に悪化

給湯器については、異音や給排気口の閉塞が関係する事故例が示されています。迷ったら「使い続ける」より「連絡」が安全です。

賃貸の相談先と、伝え方テンプレ(送信版)

賃貸の窓口は、基本的に管理会社(または大家)です。連絡は次の形で送ると、手配が進みやすくなります。

  • 件名:夜間に室内でパキパキ音(場所:○○)の確認相談

  • 緊急度:高(異臭/漏水/エラー)・中(毎晩/増加)・低(時々)

  • 発生時間:例)2/18 23:40〜0:10の間に5回

  • 発生場所:例)寝室の窓側天井付近

  • 音の種類:例)パキッ、乾いた音、単発/連続

  • 直前行動:例)暖房を切った直後/シャワー後

  • 添付:録音(任意)

  • こちらの希望:点検要否の判断、必要なら立ち会い可能日時

分譲の場合の考え方(共用部と専有部)

分譲では、外壁・躯体・縦配管などが共用部に含まれることが多く、まず管理会社・管理組合へ相談し「対象範囲」を確認するとスムーズです。専有部の建具調整は自己負担になることもあるため、規約確認が必要です。


部屋がパキパキ音がする夜のよくある質問

心霊現象と見分ける方法はある?

心霊かどうかを証明するのは現実的ではありませんが、不安を減らす観点では「条件で増減するか」を見ます。
温度差、空調オンオフ、給湯使用、強風などの条件で増減するなら、建物・設備由来の可能性が高いです。切り分けの材料が増えるほど、納得感が増して恐怖は薄れます。

新築や築浅でも鳴る?

鳴ることはあります。材料が馴染む過程や温度差で音が出る場合があります。玄関ドアの熱膨張由来の音が“不可抗力の現象”として説明される例もあります。
ただし、毎晩・増加・開閉不良などがあれば、初期対応として相談して問題ありません。

冬だけ増えるのは普通?

冬は外気が低く乾燥しやすく、温度差・湿度差が大きくなりやすい季節です。暖房のオンオフも増えるため、伸縮音が出やすい条件が揃います。
対策は「急変を避ける」「乾燥しすぎない」が基本です。

どのくらいの頻度なら点検すべき?

頻度だけではなく、以下のセットで判断します。

  • 生活支障(眠れない、怖い)

  • 増加傾向

  • 追加症状(異臭・漏水・エラー・開閉不良)

国交省のセルフチェック資料でも点検の目安が示されています。違和感が増えるなら、早めに相談するほうが結果的に楽です。

管理会社に言うとき録音・動画は必要?

必須ではありませんが、再現が難しい音ほど有効です。10〜20秒程度で十分です。録れない日は記録だけでも対応は進みます。


参考情報