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ハリーポッターの見る順番はこれ!映画8作とファンタビを迷わず楽しむ完全ガイド

ハリー・ポッターを見ようと思ったのに、「賢者の石からで合っている?」「ファンタビって先に見るべき?」「呪いの子はどこで読むの?」と順番で止まってしまう方は少なくありません。作品数が多いぶん、検索すればするほど情報が増え、逆に迷いが深くなることもあります。

本記事では、ハリーポッターの順番を“目的別”に最短で整理し、初見でも混乱しない見方をはっきり提示いたします。映画本編8作は公開順で問題ない理由、ファンタビを混ぜるべきかの判断基準、原作小説の読む順番と版選び、呪いの子の位置づけまで、必要な答えを先にまとめたうえで詳しく解説します。

さらに、週末で完走するための一気見計画や、ネタバレを踏まないための検索ルールもチェックリストで整理しています。読む前よりも確実に迷いが減り、「次はこれを見ればいい」と自信を持って再生できる状態を目指します。

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ハリーポッターの順番で最初に決めること

ハリー・ポッターを「どの順番で見ればいいのか」で迷う方は非常に多いです。理由は単純で、作品が本編だけでも8本あり、さらに前日譚のファンタスティック・ビースト(以下ファンタビ)、原作小説、舞台脚本として出版されている「呪いの子」まで含めると、情報が一気に増えてしまうからです。
ただし、最初に決めるべきポイントは多くありません。むしろ、ここを整理できると「自分にとっての正解の順番」がすぐ固まります。順番選びで失敗しやすいのは、作品一覧を見た瞬間に「全部を時系列で追わなければ」と焦ってしまい、目的が曖昧なまま再生ボタンを押してしまうことです。

ハリー・ポッターは、シリーズ全体が「成長物語」として段階的に深く、暗く、ドラマティックになっていきます。最初の数作は冒険色が強く、作品が進むほど対立や緊張感、喪失や葛藤の描写が増えます。だからこそ、順番の迷いは「作品の並べ方」だけでなく、「どう楽しみたいか」に直結します。ここでは、最初に押さえるべき判断軸を2つに絞って解説します。

映画だけ見るか原作も読むかで順番が変わる

まず決めるべきは、「映画だけで完走する」のか、「原作小説も読む」のかです。これが決まらないと、順番の話がずっとブレ続けます。

  • 映画だけで完走する場合:基本は「映画公開順」で迷いません。シリーズとしての情報提示が丁寧で、初見でも人物関係や世界観が自然に頭に入るように作られているためです。

  • 原作も読む場合:原作はシリーズ7巻が本筋で、読む順番は「第1巻から順番」が最もスムーズです。途中から読むと、人物の背景や伏線が前提として扱われ、楽しさより混乱が勝ちやすくなります。

「原作→映画」か「映画→原作」かで悩む方も多いですが、順番に絶対の正解はありません。選び方のポイントは次の通りです。

  • 映像で世界観に入りたい、短時間で完走したい:映画→原作が向きます。固有名詞や学校生活の流れを映像が補助してくれるため、理解の負担が軽いです。

  • 細部まで理解してから映像で答え合わせしたい:原作→映画が向きます。原作で積み上げた情報があると、映画の演出がより刺さります。

ただし、検索の出発点が「順番で迷っている」段階の方は、まず映画を公開順で走り切った方が、途中離脱しにくく満足度が安定するケースが多いです。まず一度「完走体験」を作ると、原作や関連作へ広げるときも迷いが減ります。

ファンタビを混ぜるかは好みではなく目的で決める

次に迷いがちなのが「ファンタビをどこに入れるか」です。ファンタビはハリー・ポッター本編より前の時代を扱う“前日譚”に近い位置づけのため、時系列で考えると先に見たくなります。一方で、初見の理解しやすさや伏線の面白さを重視すると「本編を先に完走してから」が強くおすすめされがちです。

ここで重要なのは、「好み」ではなく目的で決めることです。目的が定まると、順番の選択がブレません。

  • 目的が“混乱せずに没入したい”“人物と世界観を段階的に理解したい”
    → 本編(公開順)→ファンタビ(公開順)が向きます。

  • 目的が“世界史として時系列で把握したい”“前日譚から丁寧に追いたい”
    → ファンタビ(公開順)→本編(公開順)でも問題ありません。

ただし、時系列派には注意点もあります。前日譚は本編と登場人物の立ち位置や社会背景が異なり、初見だと「誰が重要人物なのか」「この要素はどれほど重大なのか」の判断が難しくなることがあります。結果として、本編で本来“驚き”として機能する情報が、前日譚で先に示唆されてしまい、体験が変わる可能性があります。

結局のところ、最短で後悔しない選び方は次の一言に集約できます。
迷っているなら、本編から。世界観が好きだと確信しているなら、時系列もあり。
順番で悩む時間を短くし、早く物語に入ることの方が、体験としての満足度を上げやすいです。


ハリーポッター映画の順番は公開順で迷わない

映画のハリー・ポッター本編は、公開順で見ればそのまま物語の流れとして理解できます。シリーズの多い作品では「公開順=制作の都合」「時系列=物語上の正しい順」というズレが起きがちですが、ハリー・ポッター本編8作は“学年が進む”構造がはっきりしており、公開順で追うこと自体が物語の成長段階をなぞることになります。

また、初見の方が混乱しやすいポイントは「登場人物の多さ」と「固有名詞の多さ」です。公開順は、その情報量を段階的に増やす設計になっています。最初の2作は学校生活と魔法の基礎、3作目以降で世界の広がり、4作目以降で対立の本格化というように、理解の梯子が用意されています。

「とにかく迷わずに楽しみたい」という方は、まずこの章の一覧だけを見て、1本目から順番に再生していけば十分です。途中で不安になって検索してしまうと、関連ワードや画像のサムネイルでネタバレに当たりやすいので、順番は先に固定してしまうのが安全です。

映画8作の一覧と公開年

映画本編8作は次の通りです。ここを押さえれば「ハリー・ポッター映画の順番」は完了です。

順番作品名公開年
1ハリー・ポッターと賢者の石2001
2ハリー・ポッターと秘密の部屋2002
3ハリー・ポッターとアズカバンの囚人2004
4ハリー・ポッターと炎のゴブレット2005
5ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団2007
6ハリー・ポッターと謎のプリンス2009
7ハリー・ポッターと死の秘宝 PART12010
8ハリー・ポッターと死の秘宝 PART22011

作品名だけを見ると難しく感じるかもしれませんが、内容は「学年が進む」ことと連動しています。ざっくりした見どころの変化を、ネタバレにならない範囲で整理すると次のようになります。

  • 1〜2作目:魔法界への入口、学校生活、友情、冒険のワクワク感

  • 3作目:過去と現在が繋がり、人物の背景が一気に深まる転機

  • 4作目:物語が大きく動き、シリーズの基調が変わる重要作

  • 5〜6作目:対立の緊張感が増し、関係性や選択の重さが強まる

  • 7〜8作目:最終章として、積み上げた要素が回収されていく

初見では「4作目までをまず完走する」と、世界観の輪郭が一気に固まり、その後の理解が楽になります。逆に、2作目で止まってしまうと「子ども向けっぽい」と誤解してしまいがちですが、シリーズは進むほど表情が変わります。

死の秘宝が2部作なので区切り方を決める

映画の順番で唯一、見方を工夫したいのが「死の秘宝」が2部作になっている点です。作品の総数が8本に見える最大の理由がここです。
2部作は「分割で引き伸ばし」というより、物語の密度が高く、終盤の展開を丁寧に描くための構造と捉えると納得しやすいです。

ただし、視聴計画上は注意が必要です。PART1は終着点が“決着”ではなく“次へ向かう途中”なので、途中で止めるとモヤモヤが残りやすくなります。ここで挫折する方もいます。おすすめの区切り方は次の2つです。

  1. PART1とPART2を同じ日に見る

    • メリット:緊張感が途切れず、最終章の勢いで完走できます。

    • 注意点:長時間になるため、開始時間を早めに設定し、休憩を挟む前提で計画するのがおすすめです。

  2. 最終章として別日にまとめる(PART1→翌日PART2)

    • メリット:気持ちと体力を整えて、ラストをしっかり味わえます。

    • 注意点:翌日までに検索してしまうとネタバレを踏みやすいので、間を空けるなら検索を封印するのが安全です。

「週末で完走したい」場合は、死の秘宝を最終日に固定し、前日は5〜6作目までにしておくと、疲れにくく視聴体験が安定します。


ファンタビを含めた順番は2パターンでOK

ファンタビを含めると、順番が複雑に見えます。しかし、実際には選択肢は2つだけです。
「どれが正解か」ではなく、「あなたの目的に合うのはどちらか」で選ぶと、迷いが消えます。

  • 本編を先に見てからファンタビを見る:初見向き、伏線の気持ちよさ重視

  • 時系列で前日譚から入る:世界観を歴史として理解したい人向き

ここでは、それぞれのメリットと、失敗を避けるための注意点を具体的に整理します。

本編を先に見てからファンタビを見る順番

初めての方、久々に見直す方に最もおすすめなのがこの順番です。

  1. ハリー・ポッター本編8作(公開順)

  2. ファンタビ(公開順)

この順番の最大の強みは、ハリー・ポッター本編が「視聴者の理解を導く設計」になっていることです。魔法界のルール、学校生活の感覚、人物の重要度、対立の構図が、作品ごとに少しずつ積み上がります。
その土台ができてからファンタビを見ると、「前日譚としての面白さ」が出ます。前日譚は、過去の出来事が後の時代にどう影響するか、登場人物の思想や社会の空気がどう変遷するか、という“つながり”が醍醐味です。土台なしで見ると、そのつながりが見えにくくなりがちです。

また、初見での不安を減らす意味でも「本編→ファンタビ」は優秀です。順番が固定できるので、「この作品を見たら次はどれ?」と迷って検索する必要がありません。検索を減らせることは、ネタバレ回避にも直結します。

ファンタビを後に回す場合、ファンタビをどこまで見るかも悩みどころになりますが、基本は「公開順に出ている分をそのまま」です。途中で止めると話が区切れないケースもあるため、見ると決めたら公開順でまとめて見る方が満足度が高くなりやすいです。

時系列で前日譚から入る順番のメリットと注意点

時系列派の順番は次の通りです。

  1. ファンタビ(公開順)

  2. ハリー・ポッター本編8作(公開順)

この順番のメリットは、魔法界を“歴史”として眺められることです。
前日譚→本編にすると、社会の空気、価値観、対立構造が「どうしてそうなったのか」を過去から積み上げられます。結果として、本編で描かれる出来事が“突然起きた事件”ではなく、“積み重ねの帰結”として理解しやすくなる面があります。

一方で、注意点もはっきりあります。

  • 初見だと情報の取捨選択が難しい:本編で丁寧に説明される概念が、前日譚では前提として扱われることがあります。

  • 驚きの設計が変わる可能性:本編は本編の順番で「驚き」を用意しています。先に前日譚を見ると、その驚きが“知っている情報”に変わることがあります。

  • 気軽さが減る:前日譚から入ると、世界観への入口がやや重く感じる方もいます。

したがって、時系列派のおすすめは次のタイプです。

  • すでに本編を一通り見たことがあり、復習として時系列で追いたい

  • 世界設定や歴史の理解が好きで、伏線より背景の積み上げを楽しみたい

  • 「順番が違っても自分は楽しめる」という確信がある

初見の方が「なんとなく時系列が正しそう」で前日譚から入ると、途中で疲れてしまうことがあります。迷うなら、本編からが無難です。


原作ハリーポッターを読む順番と本の選び方

原作小説は全7巻が本筋で、読む順番はシンプルです。
ただし、実際に迷うのは「読む順番」より「どの版を買うか」「子どもが読む場合どうするか」「映画とどちらが先が良いか」という部分です。この章では、順番の確定と、買う・読むの迷いを減らす選び方をまとめます。

原作7巻は発売順で読む

原作の順番は次の通りです。基本は第1巻から順番で問題ありません。

  1. ハリー・ポッターと賢者の石

  2. ハリー・ポッターと秘密の部屋

  3. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

  4. ハリー・ポッターと炎のゴブレット

  5. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

  6. ハリー・ポッターと謎のプリンス

  7. ハリー・ポッターと死の秘宝

ここで重要なのは、原作は巻が進むほどページ数や情報量が増えることです。序盤のテンポで「意外と読める」と感じても、4巻以降は読み応えが増します。だからこそ、最初から完璧な読書計画を立てるより、まず1巻を読み切り、「自分はこの文体と長さで続けられるか」を確認してからセットを揃えるのも堅実です。

また、映画と原作の違いとして、映画は尺の都合で細部が圧縮されています。人物の心情、学校の空気、背景設定などは原作の方が丁寧です。映画を先に見てから原作を読む場合でも、「映画で理解したつもりだった部分が、原作でより深くわかる」という楽しみ方ができます。

静山社の版の違いと選び方の目安

日本語版は複数の版があり、選択肢がある分だけ迷いやすくなります。ここでは、失敗しにくい“目的別の選び方”を整理します。細かな商品名よりも、判断基準として押さえてください。

1)とにかく最後まで読み切りたい(完走優先)

  • 持ち運びやすさ、文字の読みやすさ、価格帯を重視すると良いです。

  • 「1巻だけ買って試す→合えば揃える」でも十分です。最初にセット買いで挫折すると心理的ダメージが大きいので、慎重派にはこの方法が向きます。

2)子ども・家族で読みたい(読みやすさ優先)

  • ふりがな、文字サイズ、行間など“読みやすさ”が鍵になります。

  • 読み聞かせ・親子読書の場合は、1巻の段階で「この版なら続けられるか」を確認するのがおすすめです。

3)コレクションとして楽しみたい(所有満足優先)

  • 装丁、イラスト、造本の美しさなど“持つ喜び”が目的なら、少し重くても満足度が高い版を選ぶ価値があります。

  • ただし、重い本は読み進めにくい場合もあるため、「読む用」と「飾る用」を分ける方もいます。

4)映画と並行したい(比較・理解優先)

  • 章立ての確認がしやすい、参照しやすい版が向きます。

  • 映画を見た直後に「この場面、原作ではどう描かれている?」と戻りやすいと、学びと没入が両立します。

版選びで迷ったときは、「自分(または子ども)が読み切れる形」を最優先にしてください。ハリー・ポッターの魅力は、世界観を“積み上げて”味わうことにあります。最初の選択で読みづらい版を選ぶと、内容ではなく物理的な負担で止まりやすくなるためです。


呪いの子を読む順番と立ち位置

「呪いの子」は、原作小説の続巻ではなく、舞台作品の脚本として出版されている点が特徴です。そのため、読む順番の正解ははっきりしています。
**基本は“本編完走後”**です。先に読むと前提が多く、人物関係や出来事の重みが伝わりにくくなります。

また、「呪いの子」をどう捉えるかはファンの間でも温度差がありますが、順番の観点ではシンプルです。物語体験としての混乱を避けるなら、本編の後に読むのが安全です。

呪いの子は本編後に読むのが基本

読む順番としておすすめは次の通りです。

  • 映画派:映画8作(死の秘宝PART2まで)を見終えた後に読む

  • 原作派:原作7巻(死の秘宝)を読み終えた後に読む

  • 映画+原作派:どちらも完走してから読むと、理解と満足度が最も高くなります

「呪いの子」は“その後”の物語として、過去の出来事が前提になりやすいです。本編を完走していないと、何がどれほど重大なのかが分からず、感情移入が難しくなることがあります。
また、時系列としても本編の後に位置づくため、順番を逆にするメリットは基本的にありません。

映画だけ派が読むときの注意点

映画だけ見て「呪いの子」を読むこと自体は可能です。ただし、映画は原作に比べて背景の説明が圧縮されているため、読んでいて「この人物の内面がもう少し知りたい」と感じる場面が出るかもしれません。

映画だけ派が読む場合に押さえたい注意点は次の通りです。

  • 戯曲形式(台本)なので読み味が違う
    小説のように情景描写が続くのではなく、会話とト書き中心で進みます。慣れるまでテンポが独特に感じる方がいます。

  • 心情の補助が少ない
    小説は内面描写で補助されますが、戯曲は舞台表現が前提です。読者側で想像する余白が増えます。

  • 本編の出来事が前提
    映画で理解した範囲でも読めますが、原作の細部を知っている方が「そういうことか」と腑に落ちる要素が増えやすいです。

もし読んでいて難しいと感じたら、無理に最後まで突っ走る必要はありません。途中で一度原作の該当巻(あるいは映画の該当作)を軽く見返すと、理解がスムーズになることがあります。


ハリーポッターを迷わず楽しむ一気見計画とチェックリスト

順番が決まったら、次の課題は「どう完走するか」です。ハリー・ポッターは1本ごとの上映時間が比較的長く、しかも作品が進むほど情報量と感情の密度が上がります。計画なしで始めると、途中で疲れて止まる可能性があります。
一方、区切り方を決めておくだけで完走率は大きく上がります。ここでは、現実的な一気見プランと、家族視聴での注意、ネタバレ回避のコツをまとめます。

週末で見る区切り例

区切り方は「時間」だけでなく「物語の節目」で決めると気持ちよく止められます。おすすめは次のパターンです。

パターンA:2日で完走(体力に自信がある方向け)

  • 1日目:1〜4(賢者の石〜炎のゴブレット)

  • 2日目:5〜8(不死鳥の騎士団〜死の秘宝PART2)

この方法は、前半で世界観が固まり、後半で一気にクライマックスへ進むため、満足度が高くなりやすいです。ただし、2日目は特に感情の密度が高いので、休憩を挟む前提で計画してください。

パターンB:3日で安定完走(最もおすすめ)

  • 1日目:1〜3

  • 2日目:4〜6

  • 3日目:7〜8

3日区切りは疲れが溜まりにくく、各日ごとに雰囲気が変わるため飽きにくいです。特に「4〜6」は物語の転換と緊張感の増加が続くため、1日にまとめると没入しやすいです。

パターンC:1作ずつじっくり(生活に組み込みたい方向け)

  • 週に1〜2本、固定の曜日に見る

  • 作品間で“復習”をしない(検索を控える)

  • 次に見る作品を先にメモしておく

このパターンのポイントは、「次に見る作品を先に決めておく」ことです。迷いが出た瞬間に検索してしまい、ネタバレに遭遇するリスクが上がるためです。

家族視聴で気をつけたいポイント

家族で見る場合、順番より大事なのは「雰囲気の変化」を理解しておくことです。序盤の雰囲気のまま最後まで続くわけではありません。後半ほど緊張感が増し、怖さや重さを感じる描写が増えるため、視聴の環境づくりが重要です。

家族視聴でのポイントをチェックリスト形式でまとめます。

  • 見る時間帯は余裕がある日中〜夕方にする(夜遅いと怖さが強く出ることがある)

  • 子どもが不安そうなら途中で止められる環境にする(リモコン位置、休憩の声かけ)

  • 途中から字幕・吹替を変えない(固有名詞が変わって混乱しやすい)

  • 1〜2作目で判断せず、3作目まで見て“合うか”を判断する

  • お菓子・飲み物・休憩を前提にし、長時間の負担を減らす

また、親子で見る場合は「どこが怖かった?」を共有できると、作品が単なる怖い体験ではなく、物語として整理されやすくなります。視聴後に軽く感想を話すだけでも、子どもの不安が和らぐことがあります。

ネタバレ回避のための検索ルール

ハリー・ポッターは人気作で情報量が多いため、検索の仕方を少し間違えるだけでネタバレに当たりやすい作品です。特に、キャラクター名や作品名+あらすじで検索すると、関連語や画像サムネイルで重大情報が目に入ることがあります。完走前は、次のルールを徹底すると安全です。

  • 作品名+あらすじで検索しない(サジェストで核心に触れやすい)

  • キャラクター名で検索しない(関連語が危険)

  • 調べるのは「順番」「公開年」「上映時間」など事実情報に限定する

  • 作品視聴中はSNS検索を避ける(おすすめ表示でネタバレが混ざることがある)

  • 次に見る作品は先に固定し、迷いが出ないようにする

どうしても確認したいことがある場合は、検索ではなく「視聴を進めて解決する」方が、体験として満足度が高くなりやすいです。ハリー・ポッターは“後で回収される疑問”が多く、それを追いかけること自体が面白さの一部だからです。


ハリーポッター順番のよくある質問

最後に、「順番」に関して多くの方がつまずく質問をまとめます。ここを読めば、検索の迷路に入らずに済みます。

映画は時系列と公開順が違うのか

ハリー・ポッター本編8作は、基本的に公開順で見れば物語の時系列として自然に繋がります。学年の進行と出来事の積み上げが直結しているため、公開順=理解しやすい順と考えて差し支えありません。

「時系列と公開順のズレ」を気にする必要が出るのは、ファンタビを混ぜる場合です。ファンタビは前日譚の時代を扱うため、時系列で考えると本編より前に置きたくなります。しかし、本編の驚きや伏線の設計、初見の理解のしやすさを優先するなら、本編→ファンタビが安全です。

まとめると次の通りです。

  • 本編8作だけ:公開順でOK

  • ファンタビも含める:目的に応じて2パターン(本編→ファンタビ/ファンタビ→本編)

ファンタビはどこまで見ればよいか

ファンタビは「見た方が世界観が広がる」一方で、ハリー・ポッター本編を理解するために必須ではありません。したがって、まず本編8作を完走し、「もっと魔法界に浸りたい」と思ったらファンタビへ進むのが失敗しにくいです。

どこまで見るかは「公開されている分を公開順に」が基本です。途中で止めると物語が区切れない場合があるため、見ると決めたらまとめて見る方が満足度は上がりやすいです。

また、ファンタビを見始めるタイミングとしては次の2案が現実的です。

  • 本編完走後:最もおすすめ。理解が安定し、前日譚としての面白さが出る

  • 本編4作目まで完走後:世界観の骨格が固まってから前日譚に行く方法。時間が空いても戻りやすい

初見でいきなりファンタビから入る場合は、固有名詞の前提が増えることを覚悟し、「分からない用語は検索せず、そのまま進める」くらいの姿勢の方がストレスが少なくなります。

原作と映画はどちらからが良いか

これも順番の悩みとして定番です。どちらからでも楽しめますが、目的別に整理すると選びやすくなります。

  • 迷わず完走して、世界観に入りたい:映画→原作
    映像が理解を助け、固有名詞や人物関係が整理されやすいです。

  • 細部まで味わい、物語の厚みを先に知りたい:原作→映画
    原作の情報量があると、映画の演出がより深く刺さります。

  • 時間がないが原作も気になる:映画で完走→好きな巻だけ原作で補完
    特に気になった巻(または好きな登場人物が活躍する巻)から読んでも、理解しやすいです。

順番で迷って手が止まるくらいなら、まず映画1作目を再生してしまうのが最も強い解決策です。最初の一歩が踏み出せれば、作品の勢いで次が自然に決まります。ハリー・ポッターは、順番を「正しく選ぶ」ことよりも、「途中で止めずに世界観へ入り切る」ことの方が、体験として大きな価値になります。