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ハンディファンの捨て方完全ガイド|充電式電池が外せない時の回収先まで

夏が終わって壊れたハンディファン。「燃えないごみでいいかな」と思って袋に入れた瞬間、手が止まった方も多いのではないでしょうか。USB充電式のハンディファンには、リチウムイオン電池などの小型充電式電池が内蔵されていることがあり、捨て方を間違えると収集車や処理施設での火災につながるおそれがあるためです。

さらにやっかいなのは、自治体によって「外せないバッテリー内蔵製品は収集しない」「別の袋で出す」「危険ごみとして扱う」などルールが分かれる点です。つまり、同じハンディファンでも“正しい捨て方”は一つではありません。

本記事では、乾電池式か充電式かを10秒で判定し、充電式なら「電池が外せる/外せない」で処分ルートを分岐。自治体回収・店頭回収・協力回収など、迷わず行動できる選択肢を比較表で整理します。膨張・破損・水濡れなど“危険サイン”がある場合の安全な動き方まで、手順で分かりやすくまとめました。読み終えるころには、あなたのハンディファンを「今日中に」「安全に」手放すための次の一手がはっきりします。

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目次

ハンディファンの捨て方で最初に押さえる3つのポイント

ハンディファンを捨てるときに一番大切なのは、「何ごみか」を当てることよりも先に、電池の扱いを間違えないことです。USBで充電するタイプの多くは小型充電式電池(リチウムイオン電池など)を内蔵していて、一般ごみに混ざったまま収集車で押しつぶされたり、処理施設で破砕されたりすると、火災につながるおそれがあります。ニュースを見て不安になるのも当然です。けれど、順番さえ守れば、迷わず安全に処分できます。

最初に押さえるポイントは3つだけです。

1つ目は「乾電池式か、充電式か」。
2つ目は「充電式なら、電池が外せるか外せないか」。
3つ目は「自治体が回収するのか、回収しないのか(代替ルートが必要か)」。

特に3つ目が落とし穴です。自治体によっては「外せないバッテリー内蔵の小型家電」を通常の区分では収集しない場合があります。そのときは、店頭回収や宅配回収など、自治体が案内する別ルートを選ぶ必要があります。

まずは危険サインをチェックする

次のどれかに当てはまる場合は、いったん作業を止めて、自治体のごみ相談窓口(清掃事務所など)で案内を確認してください。

  • 電池が膨らんでいる、変形している

  • 焦げたにおいがする、異常に熱くなることがあった、煙が出たことがある

  • 水に濡れた、内部に水が入った可能性がある

  • 強い衝撃を与えた(落下してから様子がおかしい)

環境省の資料でも、取り外しが簡単にできない電池を無理に外すと発煙・発火の危険があるため、分解せず排出するよう周知することが示されています。無理に開けない、押しつぶさない、穴を開けない――これが安全の基本です。

10秒で分かる判定フロー

ここからは「あなたのハンディファンがどのタイプか」を最短で判定します。

  • 電池フタがあって、単3・単4などを入れ替える → 乾電池式

  • USBケーブルで充電して使う → 充電式(小型充電式電池内蔵の可能性が高い)

  • 充電式だと分かったら次へ

    • 説明書に電池交換・電池の取り外しが書かれている/ユーザーが通常の手順で外せる → 外せる

    • 密閉構造でユーザーが外せない/外すには分解が必要そう → 外せない(無理に分解しない)

この判定ができたら、捨て方はほぼ決まります。

処分ルート比較表で最短ルートを選ぶ

「結局どれが一番早いの?」を一目で決められるように、処分ルートを整理します。自治体名や細かい区分名は地域で違いますが、選択肢の型は共通です。

処分ルート 費用 手間 外せない電池に対応 安全性 早さ 向いている人
自治体の小型家電回収ボックス(本体) 無料が多い 本体のみ(電池は別) 早い 電池を外せる人/近くにボックスがある
自治体の危険ごみ等回収(電池・内蔵製品) 無料が多い 対応する自治体あり 外せない内蔵電池でも自治体回収がある地域
店頭回収(家電量販店等) 無料〜有料 対応する場合あり 自治体が収集しない・持ち込みできる
JBRC協力店回収(電池のみ) 無料 電池が外せる場合のみ 電池を外せる人/協力店が近い
認定事業者の宅配回収 有料/無料条件あり 中〜高 対応する場合あり 近くに回収拠点がない/まとめて出したい
不燃ごみ・粗大ごみ(本体のみ) 自治体による 低〜中 電池を外した本体のみ 電池処理を済ませた後、自治体区分に従える

ポイントは「外せない電池に対応」列です。ここが「×」に近いルートに、外せない内蔵電池のまま出してしまうと事故につながります。収集車火災の注意喚起は繰り返し出ているので、ここだけは守ってください。


乾電池式ハンディファンの捨て方

乾電池式は比較的シンプルです。ただし「電池を入れたまま出す」のは危険なので、必ず電池と本体を分けます。液漏れや発熱などのトラブルを防ぐ意味でも、ここは徹底したいところです。

乾電池の外し方と回収ボックスに出すコツ

  1. 電池フタを開け、乾電池を取り外す

  2. 乾電池は自治体の指定(乾電池回収、資源、危険ごみ等)に従う

  3. 電池が古くて液漏れしている場合は、手袋をして拭き取り、自治体の指示に従って別扱いにする

乾電池の回収方法は地域差があるので、分別表や自治体サイトで「乾電池」「電池」を検索すると早いです。

本体は何ごみになりやすいか

乾電池を外した本体は、多くの地域で以下のどれかに入ります。

  • 不燃ごみ(燃えないごみ)

  • 小型家電回収(ボックスや回収日)

  • プラスチック区分(プラが主体の地域もある)

「サイズ」で区分が変わる自治体もあります。手のひらサイズでも例外があるので、最終的には自治体のルールで確定してください。

破損しているときの安全な出し方

羽根が欠けていたり、ガードが割れていたりすると、袋を破ってケガや収集トラブルの原因になります。

  • 破損部を厚紙で覆う

  • とがりがある部分はテープで固定する

  • ボックス投入の場合は引っかからない形に整える


充電式ハンディファンの捨て方

充電式は「電池が外せるかどうか」で、やることが大きく変わります。なぜなら、リチウムイオン電池などを内蔵する製品が一般ごみに混ざると、収集車内で押しつぶされて発火するおそれがあるからです。処理施設でも破砕時に発火する例が注意喚起されています。

電池を外せる場合の手順

外せる場合は「電池」と「本体」を分けて、それぞれ適切なルートへ回します。

  1. 可能な範囲で、しばらく使って電池残量を減らす(異常があるなら使用しない)

  2. 取扱説明書に従い、電池を取り外す

  3. 取り外した電池の端子(電極)をテープで覆い、ショートを防ぐ

  4. 電池は回収へ(自治体回収または協力回収の仕組み)

  5. 本体は小型家電回収または不燃ごみなど、自治体区分へ

環境省資料でも、電極が露出している電池は絶縁して保管することなどが示されています。電池は小さくても、扱いを丁寧にするだけで事故リスクは下げられます。

外した電池を安全に出すための「絶縁・保管」ルール

「絶縁」と聞くと難しそうですが、やることはシンプルです。

  • 端子をビニールテープなどで覆う

  • 複数本あるなら、電池同士が触れないように分ける

  • 金属製の箱や工具箱などに雑に入れない

  • 高温になる場所(直射日光の当たる窓際、車内)を避ける

端子が触れてショートすると発熱する可能性があります。回収日まで時間があるときほど、保管場所は涼しく乾いたところが安心です。

本体は小型家電回収と不燃ごみで分岐する

電池を外した本体は「小型家電回収」に入れるのがスムーズな自治体が多い一方で、回収ボックスの有無や対象品目は自治体差があります。ボックスがない場合は不燃ごみ等の区分になることもあります。

迷ったら「携帯扇風機」「手持ち扇風機」「小型家電回収」で自治体サイト内検索をし、見つからなければ「充電式電池内蔵製品」「危険ごみ」を探すのが最短です。


電池が外せないハンディファンの捨て方

ここが最もつまずきやすいポイントです。「電池が外せない=不燃ごみで出すしかない」と思いがちですが、自治体によっては収集しないことがあります。外せない内蔵電池の製品は、収集・処理の工程で力が加わりやすいため、火災リスク対策が強化されている地域もあります。

自治体が回収する場合の出し方の典型パターン

自治体が回収する場合、よくあるルールは次のようなものです(呼び名は地域で異なります)。

  • 「危険ごみ」「有害ごみ」「電池類」などの専用区分

  • “同じ日でも別の袋”で出す(他のごみと混ぜない)

  • 袋に「充電式電池内蔵」などと書く、または指定シールを貼る

  • 回収場所や時間帯を指定する

例えば横浜市では、小型充電式電池の回収に関連して「バッテリーの取り外せない小型家電(手持ち扇風機など)は別の袋で出す」旨を示しています。こうした例のように、外せない小型家電の扱いが明確化されている自治体もあります。

あなたの自治体のページで「小型充電式電池」「リチウムイオン電池」「外せない」「別の袋」などのキーワードで探すと見つかりやすいです。

自治体が収集しない場合の“詰まない”処分先

自治体が収集しない場合でも、手はあります。ここで大事なのは「勝手に一般ごみに混ぜない」こと。代わりに、自治体が案内するルートへ回します。

主な選択肢は次の3つです。

  • 店頭回収:家電量販店や回収協力店舗が対象製品を受け付ける場合があります(店舗・製品で条件が異なることがあるため事前確認が安心)。

  • 宅配回収(認定事業者など):自治体が案内している場合は、その案内に従うのが確実です。

  • 自治体の相談窓口で個別案内:製品の種類(手持ち扇風機)、電池が外せないこと、サイズを伝えると案内が早くなります。

また、電池を外せる場合は電池だけをJBRC協力店で回収できることがありますが、外せない製品は前提が違うため、自治体案内のルートを優先してください。

絶対に避けたい「やってはいけない捨て方」

やってはいけないことを先に押さえておくと安心です。

  • 一般ごみ(燃える・燃えない)に混ぜて出す

  • 強く押し込む、踏む、つぶす

  • 分解して無理に電池を取り出す(取り外しが簡単にできない電池は分解せず排出する周知が示されています)

  • 回収ボックスに、膨張・破損・異常がある状態で投入する

収集車で押しつぶされて発火するリスクは、NITEでも注意喚起されています。自分の家では小さな製品でも、収集・処理の工程で“強い力”がかかることを前提に考えるのが安全です。


ハンディファンを安全に捨てるための手順チェックリスト

迷いがちなのは「どこに出すか」ですが、事故を防ぐのは「どう出すか」です。最後に、捨てる直前のチェックリストをまとめます。

放電してから出すべき理由と安全なやり方

電池残量が多いほど、損傷時のリスクが高まる可能性があります。環境省資料でも、住民に電池切れで排出することなどの周知が論点として整理されています。

  • 異常がない製品:短時間使って残量を減らす(熱くなるなら中止)

  • 異常がある製品:使って放電しようとせず、自治体へ相談

「放電はした方がいい」よりも、「危険サインがあるなら触らない」が優先です。

膨張・破損・水濡れがあるときの対応

異常がある場合は、次のように“安全側”に倒します。

  • 触る回数を増やさない(分解しない、押し込まない)

  • できるだけ可燃物の近くに置かない

  • 直射日光・高温を避ける

  • 自治体の案内に従う(必要なら耐火性の保管容器など指示が出ることもあります)

環境省資料では、膨張・変形した電池の保管や、電極部の絶縁など保管面の考え方も示されています。家庭では無理をせず、相談して指示に従うのが最も安全です。

火災を防ぐ最終チェックリスト

  • 乾電池式:乾電池を抜いた

  • 充電式:外せる/外せないを判定した

  • 外せる電池:端子をテープで絶縁した

  • 外せない製品:自治体が回収するか確認した(回収しない場合は案内された代替ルートへ)

  • 膨張・破損・水濡れ:自治体に相談する


捨てる前に検討したい選択肢と「次に買うなら」の基準

まだ使えるハンディファンなら、捨てる以外の選択肢もあります。ただし電池に不安がある場合は安全が優先です。

譲る・売る・回収に出す判断基準

  • 譲る/売る:正常に充電でき、異常発熱や膨張がなく、付属品や状態説明ができる

  • 回収に出す:動作不良、充電が不安定、焦げ臭い、落下後に様子がおかしい

「売れるかどうか」より、「次の人が安全に使えるか」で判断すると後悔が少なくなります。

次に買うなら処分しやすいタイプの見分け方

将来の処分をラクにするなら、購入時に次をチェックすると効果的です。

  • 電池が交換・取り外しできる設計か(説明書やメーカー記載で確認)

  • 回収ルートが明確か(自治体回収に乗りやすい形状・表示)

  • 充電式電池の注意表示が分かりやすいか

  • 乱暴に扱われにくい構造か(薄い筐体や端子剥き出しは避ける)

今後も自治体側の対策が進むと、区分や出し方が変わる可能性があります。買う時点で「捨て方まで想像できる」製品を選ぶと安心です。


ハンディファンの捨て方でよくある質問

USB充電式は全部リチウムイオン電池ですか?

USB充電式の多くは小型充電式電池(リチウムイオン電池等)を使います。ただし例外もあり、電池の種類は製品表示や説明書で確認するのが確実です。いずれにせよ「充電して繰り返し使う電池」が入っている前提で、自治体の指示に従うのが安全です。

分解して電池を取り出してもいいですか?

おすすめできません。特に「取り外しが簡単にできない」内蔵電池は、無理に外そうとすると危険があるため、分解せず排出するよう周知することが示されています。外せない場合は、自治体の回収ルールや案内された回収ルートに回してください。

回収ボックスが近くにありません。どうすればいいですか?

選択肢はあります。

  • 自治体が危険ごみ等で回収していないか確認する

  • 店頭回収(自治体が案内している先)を利用する

  • 宅配回収(自治体が案内している場合)を利用する

  • 電池が外せるなら、JBRC協力店の検索で回収先を探す

JBRCは協力店・協力自治体の検索を提供しています。外せる電池の回収に役立ちます。

乾電池が入ったまま捨てたらどうなりますか?

液漏れや発熱などのトラブルにつながる可能性があります。まず電池を抜いて、電池と本体を分けて処分してください。

外せない内蔵電池の製品を“不燃ごみ”に出しても大丈夫?

自治体によって異なります。外せない内蔵電池の小型家電は、別袋回収など専用の出し方を指定する自治体もあります。必ず自治体の最新案内を確認してください。


参考情報