Googleサイトを作成したものの、「共有すべきURLがどれなのか分からない」「URLを変更したいが影響が不安」「独自ドメインで公開できるのか判断できない」といった疑問で手が止まっていないでしょうか。
GoogleサイトのURLは、一見すると単純なリンクに見えますが、公開URLと編集用URLの違い、公開範囲の設定、URL変更時の影響、アカウント種別や管理者権限の違いなど、実際の運用では判断に迷いやすいポイントが数多く存在します。
特に、社内ポータルや業務用サイト、外部向け案内としてGoogleサイトを利用する場合、URLの扱いを誤ると「見られない」「リンク切れが発生した」「意図せず外部公開してしまった」といったトラブルにつながりかねません。一方で、正しい知識を整理しておけば、GoogleサイトのURLは安全かつ柔軟に管理できる強力な仕組みになります。
本記事では、「googleサイト url」というキーワードで多くの方が抱える疑問に対し、URLの確認・共有方法から、URL変更の考え方、ページURLの整え方、Google Workspace環境での独自ドメイン対応、よくあるトラブルの対処法までを、構成を変えずに体系的かつ丁寧に解説します。
個人利用の方から、組織でGoogleサイトを運用する担当者の方まで、今まさに困っている点をその場で解消できる実践的な内容となっています。
GoogleサイトのURL運用で迷わないために、まずは基本から順を追って確認していきましょう。
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GoogleサイトのURLで最初に確認すること
編集中のURLと公開URLの違い
Googleサイトで最初につまずきやすいのは、「編集画面のURL」と「公開後に閲覧者へ渡すURL」を混同してしまう点です。結論として、閲覧者に共有すべきなのは公開URLであり、編集画面のURLを渡しても相手が閲覧できない、あるいは権限エラーになることが多いです。
Googleサイトは「下書き(編集)」と「公開(閲覧)」が明確に分かれています。編集画面で作業している間は、あなたのアカウントでアクセスできる専用の画面(編集用URL)に存在します。これに対して、公開後は「公開サイト」として閲覧用のURLが発行され、設定した公開範囲に従って第三者がアクセスできるようになります。
よくある誤解は次のとおりです。
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誤解1:編集中でもURLをコピーすれば相手が見られる
→ 実際は、相手に閲覧権限がないと見られません。公開していない場合は基本的に閲覧できません。 -
誤解2:公開URLを送ったのに相手が見られない
→ 公開範囲が「限定」になっている、相手が別アカウントでログインしている、といった原因が典型です。 -
誤解3:公開したのに編集内容が反映されない
→ 編集内容は下書きにあり、公開操作をしない限り閲覧側には反映されません。更新したら再度公開が必要です。
まず行うべき確認は、次の3点です。
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サイトが「公開」されているか
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共有するリンクが「公開URL」か
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公開範囲(誰が見られるか)が意図通りか
これを押さえるだけで、「URLが分からない」「送ったのに見られない」の大半は解消します。
Googleサイト URLの代表的な形式
GoogleサイトのURLは一見すると似ていますが、目的によって扱うべきURLが変わります。混乱を避けるため、実務上は次の3種類として整理すると分かりやすいです。
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サイト全体の公開URL(サイトURL末尾が関わる)
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ページ単位のURL(ページパス、カスタムパスが関わる)
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独自ドメインのURL(URLマッピングやDNS設定が関わる)
それぞれの意味を整理します。
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サイト全体の公開URL
サイトの入口となるURLです。公開時に「ウェブアドレス(サイト名のような末尾)」を指定し、この値がURLの重要な一部になります。社内ポータルや案内メールで配布する「基本のURL」はこれに当たります。 -
ページ単位のURL
サイト内の各ページに割り当てられるURLです。メニューから遷移するページ、特定の申請フォーム案内ページなど、ピンポイントで共有したい場合に使います。ページ名を日本語にするとURLが長くなりやすく、共有時に扱いづらいことがあります。 -
独自ドメインのURL
sites.google.comではなく、自社のドメイン(例:example.co.jp)やサブドメイン(例:portal.example.co.jp)でアクセスさせたい場合に使います。これはサイト側だけでは完結せず、通常はGoogle Workspaceの管理者設定やDNS設定が必要になります。
この3分類を意識すると、次のように迷いが減ります。
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「URLを短くしたい」=どれを短くしたいのか(サイト全体か、ページか、独自ドメインか)
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「URLを変えたい」=どこを変えるのか(ウェブアドレスか、ページパスか、ドメインか)
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「できない」=権限や管理領域が違うのではないか
個人アカウントとWorkspaceで変わる範囲
Googleサイトは個人アカウントでも利用できますが、Google Workspace配下(会社・学校など組織アカウント)の場合は、管理者ポリシーや管理コンソールの設定が絡むため、できること・できないことが変わります。
特に差が出やすいのは以下の領域です。
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外部公開の可否
組織によっては外部公開が制限されている場合があります。この場合、公開範囲の画面に選択肢が出ない、あるいは外部共有ができないなどの制限が発生します。 -
独自ドメイン化(カスタムURL、URLマッピング)
独自ドメインの設定は、多くの場合管理コンソール側で行います。一般ユーザーがサイト編集画面だけで完結できるものではないため、「自分の画面に項目がない=できない」のではなく、「管理者領域の作業」という整理が必要です。 -
閲覧できない問題の原因
同じ組織でも、閲覧者が別アカウントでログインしていると閲覧不可になります。組織運用では「どのアカウントで見られる前提か」を案内文に明記するのが重要です。
したがって、作業に着手する前に、最低限次を整理してください。
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自分は「個人アカウント」か「Workspaceアカウント」か
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閲覧者は誰で、どのアカウントで閲覧させるのか
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独自ドメインが必要なら、管理者に依頼する前提か
GoogleサイトのURLを確認して共有する手順
公開URLを確認してコピーする
最も多いニーズは「公開URLをどこで確認するのか」「共有できるリンクをコピーしたい」です。ここでは、作業の迷いをなくすために、公開URL確認の流れを具体化します。
基本は次の通りです。
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Googleサイトを編集画面で開きます。
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右上の「公開」ボタン周辺に移動します。
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公開済みであれば、公開情報(公開先URL)を確認できる導線があります。未公開なら公開操作を行います。
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表示された公開URLをコピーします。
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共有先(メール、チャット、掲示、資料など)へ貼り付けます。
ここで注意すべきポイントは2つです。
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公開操作をしていない場合、公開URLは閲覧できる状態になりません
下書きの状態でリンクを渡しても相手は閲覧できません。公開URLがあっても、公開が完了していないと権限エラーや404相当になるケースがあります。 -
共有先に応じて渡すURLを決める必要があります
サイト入口を見せたいならサイトのトップURL、特定ページを見せたいならそのページURL、という使い分けが必要です。配布後に変更が発生すると差し替えコストが膨らむため、配布前に意図を明確にしてください。
共有文面には、URLだけでなく以下の情報を添えると、問い合わせが減ります。
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サイト名(正式名称)
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目的(例:手続き案内、マニュアル、ポータル)
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閲覧対象(例:社内のみ、取引先含む)
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期限や更新頻度(例:毎月更新、年度ごと更新)
公開範囲を安全に設定する
URL共有で最もリスクが高いのは、公開範囲の設定ミスです。たとえば社内限定のつもりでインターネット公開してしまうと、URLが拡散した場合に情報漏えいに直結します。逆に、外部の取引先に見せたいのに社内限定になっていると「見られない」という問い合わせが大量に発生します。
公開範囲の代表的なパターンは次の通りです。
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インターネットに公開
誰でも閲覧可能な状態です。広報・イベント告知・外部向け案内などに適します。一方で、掲載内容には最大限の注意が必要です。 -
限定公開(アクセス権限がある人のみ)
共有したい相手を指定して閲覧させます。情報漏えいリスクを抑えられますが、閲覧者のアカウント管理(誰が閲覧できるか)を適切に行う必要があります。 -
組織内のみ(ドメイン内)
会社・学校など同一ドメインのアカウントに限定して公開します。社内ポータルや内部マニュアルに最適です。外部には基本的に見せられません。
公開範囲設定で事故を防ぐため、共有前に次のチェックを推奨します。
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外部公開が必要かどうかを明文化した
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外部公開する場合、掲載してよい情報か関係者レビューを済ませた
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限定公開の場合、閲覧者の追加・削除の運用担当者を決めた
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ドメイン内公開の場合、閲覧者がどのアカウントでログインするか案内文に書いた
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共有前にシークレットウィンドウで閲覧テストをした
この「共有前テスト」を1回行うだけで、共有後のトラブルは大幅に減ります。
限定公開やドメイン内公開で共有するコツ
限定公開やドメイン内公開はセキュリティ面で有効ですが、共有の仕方を誤ると、閲覧者側で「見られない」問題が頻発します。ここでは、問い合わせを減らすための運用上の工夫を整理します。
コツ1:閲覧に必要なアカウントを明記する
「会社アカウントでログインした状態で開いてください」「個人Gmailでは閲覧できません」など、前提を共有文面に書くと、閲覧者が自己解決しやすくなります。
コツ2:アクセス不可のときの案内を添える
次のような一文を添えるだけで、問い合わせ対応が楽になります。
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「閲覧できない場合は、ログインアカウントをご確認ください」
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「権限エラーが出る場合は担当者へご連絡ください(氏名・連絡先)」
コツ3:URLだけでなく導線を用意する
組織内で頻繁に使うサイトなら、チャットの固定メッセージやポータルにリンクを置くなど、URLを探させない導線が有効です。配布のたびに「どこに載っているか」を案内するコストも下がります。
コツ4:外部共有が絡む場合は管理者ポリシーを確認する
組織によっては、外部ユーザー追加や外部公開が制限されています。手順通りに操作しても実現できない場合は、ポリシー制限の可能性があります。その際は「なぜできないか」を切り分けるため、管理者へ確認してください。
Googleサイト URLを変更する方法
サイトURL末尾を変更する手順
「サイトのURLを後から変えたい」という相談は多いですが、重要なのは、何を変えるのかを具体化することです。ここで扱うのは、サイト全体の公開URLに影響する「ウェブアドレス(URL末尾)」の変更です。
変更の一般的な流れは次のとおりです。
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対象のGoogleサイトを編集画面で開きます。
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「公開」周辺の設定メニューから「公開設定」を開きます。
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「ウェブアドレス」を変更します。
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保存します。必要に応じて再度「公開」を行い、反映を確認します。
この操作を行うと、URLが変わります。したがって、変更前に必ず次の点を理解しておく必要があります。
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旧URLがリンク切れになる可能性がある
配布済みのリンク、QRコード、印刷物、社内資料などは差し替えが必要です。運用の負担は想像以上に大きくなりがちです。 -
希望する文字列が使えない場合がある
既に他のサイトで使われている、文字種の制約に合わない、短すぎる・長すぎるなどで設定できないケースがあります。候補を複数用意しておくとスムーズです。 -
組織運用では勝手に変えない
社内周知が完了していない状態でURLを変えると、業務の混乱に直結します。変更日、差し替え担当、影響範囲の棚卸しをセットで行うべきです。
変更方針を決める際は、次のように考えると失敗しにくいです。
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長期運用するポータル:年度や部署の変更に強い名前(例:
portal、handbook) -
イベントや単発:開催年やプロジェクト名を含める(例:
event2026) -
外部共有:第三者に見せても恥ずかしくない表記(略語の乱用を避ける)
ページURLを整えるカスタムパス
サイト全体のURLはそのままに、「ページURLだけを短くしたい」「日本語ページ名のままではURLが長い」という場合には、ページごとにURLを整える考え方が有効です。
ページURLが長くなる原因は主に次の2つです。
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ページ名が日本語で、URL上でエンコードされて長く見える
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ページ構造が深く、パスが増える
これを改善したい場合は、ページの設定(ページプロパティ)で、URLとして使う文字列を短くする方針が現実的です。例えばページ名は「申請方法」のままにしつつ、URLパスは apply のように英数字へ寄せることで、共有しやすさが大きく改善します。
ただし、ページURLの変更でも次の注意点があります。
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そのページへの直リンクは差し替えが必要になる
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メニューやボタンでリンクを貼っている場合、内部リンクの見直しが必要になる場合がある
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チャットやメールで配布済みなら、周知・再配布の対応が必要
したがって「どのページを外部に頻繁に共有するか」「短くする価値があるか」を整理して、影響が少ない順に対応することを推奨します。
URL変更の影響と周知の進め方
URL変更は、設定操作そのものよりも、変更後の運用が難所です。ここを軽視すると、周知漏れによる混乱、リンク切れ、問い合わせ増大が発生します。変更前に「影響の棚卸し」と「周知手順」を固めてください。
影響が出やすい箇所は以下です。
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メールやチャットで送付済みのURL
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社内ポータルや社内Wikiへのリンク
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Googleドライブ上の文書、スプレッドシートの参照リンク
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印刷物(掲示、配布資料、名刺、パンフレット)
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QRコード(イベント会場掲示など)
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ブラウザのブックマーク
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外部サイトや取引先資料からの参照
周知の進め方は、最低限次のステップで行うと事故が減ります。
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影響範囲の洗い出し(どこでURLが使われているか)
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変更日を決める(業務影響が少ない時間帯を選ぶ)
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差し替え担当を決める(ポータル、資料、掲示物など分担)
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変更後の確認テスト(複数環境・複数アカウントで閲覧)
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周知文を配布(旧URLの無効化を前提に、新URLを明示)
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問い合わせ窓口を用意(一定期間のフォロー)
URL変更前チェックリスト(再掲・強化版)
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サイトURL末尾かページURLかを特定した
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旧URLの掲載場所を棚卸しした(資料、ポータル、QRなど)
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変更後URLをどの媒体で周知するか決めた
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公開範囲が適切であることを確認した
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変更後の閲覧テスト手順と担当を決めた
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変更に伴う問い合わせ窓口を設定した
このチェックリストを埋めてから変更すれば、「変えたはいいが現場が混乱する」という事態を避けられます。
GoogleサイトのURLを独自ドメインにする方法
カスタムURLと独自ドメインの考え方
「独自ドメインで公開したい」という要望は、社内ポータルや外部向け案内で特に多いです。理由は主に次の通りです。
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sites.google.comのURLが長く、口頭で伝えづらい -
会社のブランドとして自社ドメインを使いたい
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サービスを統一した見せ方にしたい
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サブドメインを切って管理しやすくしたい
ここで混同しやすいのが「カスタムURL」という言葉です。運用上は次のように整理すると誤解が減ります。
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ページ側のカスタムパス:サイト内のページURLを整える設定
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管理者側のカスタムURL(URLマッピング):独自ドメインや短いアドレスでアクセスさせる設定
独自ドメイン化は、通常「管理者側のURLマッピング」領域に関わります。つまり、サイト編集者が操作できる範囲を超えることが多く、管理者との連携が必須になりやすい、という理解が重要です。
Workspace管理者が行う設定の概要
独自ドメイン化は、概ね次の二要素で成立します。
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管理コンソール側の設定:どのサービス(ここではGoogleサイト)をどのURLで提供するか
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DNS側の設定:そのドメイン(またはサブドメイン)へのアクセスをGoogle側へ正しく向ける
DNS設定は、たとえばCNAMEレコードの追加などが典型です。ここで重要なのは、編集者側が「自分でできない」のは不具合ではなく、管理者が担当すべき工程である点です。
運用上の注意点は以下です。
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反映に時間がかかることがある
DNSは即時反映ではないことがあります。切り替え直後は人によってアクセス可否が異なる場合があり、切り替え時間帯の設計が重要です。 -
サイトの公開範囲と独自ドメインは別問題
独自ドメインにしても、公開範囲が限定のままなら、閲覧できる人は限定されます。外部向けなら公開範囲の設計も同時に確認が必要です。 -
切り替え後の周知が必須
独自ドメインへ移行しても、旧URLが参照され続けるケースは多いです。告知と差し替え計画は必ずセットで進めてください。
管理者へ渡す依頼テンプレと必要情報
独自ドメイン化を管理者へ依頼するときは、情報不足で往復が発生しがちです。ここでは、依頼を最短化するためのテンプレートを提示します。必要情報を揃えた状態で依頼すると、設定の手戻りが減ります。
管理者依頼テンプレ(コピーして利用可能)
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依頼内容:Googleサイトを独自ドメイン(またはサブドメイン)で公開したい
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対象サイト:サイト名(例:社内ポータル)
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対象サイトの公開URL:
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https://sites.google.com/...(ここに貼付)
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希望するドメイン:
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例:
portal.example.co.jp
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公開範囲の希望:
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例:組織内のみ/外部公開/特定ユーザーのみ
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利用目的:
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例:社員向けポータルとして恒常運用、外部向けイベント案内など
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切り替え希望日:
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例:2026年1月10日 18:00以降
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影響範囲(把握している範囲で):
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例:社内Wiki、配布資料、QRコード、既存メール案内など
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確認したい点:
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DNS設定の要否と、設定値の共有方法(誰がどこで作業するか)
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反映に要する想定時間と、切り替え当日の確認手順
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加えて、管理者と合意しておくと良い運用事項は次の通りです。
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トラブル時の切り戻し方針(旧URL案内に戻す、周知を停止する等)
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閲覧不可が発生した場合の問い合わせ窓口
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変更履歴の管理(いつ、誰が、どの設定を変えたか)
独自ドメイン化は技術的な設定だけでなく、運用設計が品質を左右します。テンプレで「技術」と「運用」を同時に渡すことが成功の近道です。
GoogleサイトのURLのトラブル対処
公開できない・リンクが見られない
「公開URLを送ったのに見られない」という場合、原因は大きく次のどれかです。
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公開範囲の問題(限定公開、ドメイン内限定)
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閲覧者のログインアカウントの問題(別アカウントでログイン)
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そもそも公開されていない(下書きのまま)
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共有しているURLが違う(編集画面URLや誤ったページURL)
切り分けの手順は以下が確実です。
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手順1:シークレットウィンドウでURLを開き、閲覧できるか確認する
→ 自分のログイン状態が影響しないため、公開範囲のミスに気づきやすいです。 -
手順2:閲覧者側に、ログインしているアカウントを確認してもらう
→ Workspace運用で特に多いです。 -
手順3:公開設定で公開範囲を再確認する
→ 外部向けなのに組織内限定になっていないかなどを確認します。 -
手順4:共有しているリンクが公開URLであることを確認する
この切り分けを行うと、原因が「権限」なのか「URLの取り違え」なのか、短時間で確定できます。
URLが変更できない・保存できない
URLが変更できない場合、操作ミスよりも「条件不一致」が多いです。典型例は以下です。
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希望するウェブアドレスが既に使用されている
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文字種がルールに合わない(記号、スペース等)
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権限が不足している(編集権限がない、共同編集者の設定が不十分など)
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組織ポリシーで制限されている(外部公開不可など)
対処の考え方は次の通りです。
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候補を複数用意する(第一候補が通らない前提で設計する)
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文字種は英数字とハイフン中心で検討する
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組織運用なら、管理者ポリシーの可能性を疑う
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共同編集しているなら、権限(編集者かどうか)を確認する
「自分の画面では変更できない」場合でも、管理者が設定可能な領域が原因であることもあります。特に独自ドメイン化を意図している場合は、編集画面側で解決しないのが通常です。
変更が反映されない・旧URLが残る
変更したのに反映されない場合、次の3パターンを疑うと切り分けが速いです。
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再公開が必要
編集内容や設定変更が下書きに留まり、公開側に反映されていない場合があります。変更後は公開操作と閲覧確認をセットで行ってください。 -
キャッシュや閲覧環境の差
同じ端末・同じブラウザでは古い情報が残っている場合があります。シークレット、別ブラウザ、別端末で確認すると判断がつきます。 -
独自ドメイン(DNS)の反映遅延
DNSは即時反映ではないことがあります。切り替え直後は「見える人と見えない人」が一時的に混在し得ます。切り替え時刻の設計と、確認手順が重要です。
実施すべき確認は次の通りです。
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公開URLで、シークレット確認
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公開範囲の再点検
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変更対象(サイトURL末尾か、ページURLか、独自ドメインか)の再確認
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独自ドメインの場合、管理者にDNS設定と反映状況を確認
ここまで行っても解消しない場合は、閲覧者側のアカウント条件(ログイン状態、所属ドメイン)を追加で確認してください。
GoogleサイトのURLのよくある質問
URLを変えたら旧URLは自動転送されるか
運用上は、旧URLが自動的に新URLへ転送される前提で設計しないことを推奨します。URL変更はリンク切れを招く可能性があるため、基本は「旧URLは使えなくなる」前提で、周知と差し替えを計画してください。
特に影響が大きいのは、次のケースです。
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印刷物やQRコードに載せている
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外部に配布している(取引先、顧客)
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社内の多数の文書で参照されている
この場合は、URLを変えるよりも「当初から長期利用に耐える命名」にする、あるいは独自ドメイン化で見せ方を整える、という方針の方が安全です。
日本語のページ名でURLが長くなるのを避けたい
日本語のページ名は読みやすい一方で、URL上では長くなり、共有時に不便になる場合があります。対処として有効なのは次の2つです。
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ページURLのパスを短く整える(英数字へ寄せる)
ページ表示名は日本語のまま、URL用のパスだけ短くすると、読みやすさと共有しやすさの両立が可能です。 -
共有はトップURL+ナビゲーションで誘導する
特定ページURLを直接渡さず、トップからメニューで辿れる設計にする方法です。頻繁にページ構成が変わる場合はこの方が運用負担が下がります。
「頻繁に外部共有するページだけ短くする」など、影響と価値を見て部分最適するのが現実的です。
独自ドメイン化は個人アカウントでも可能か
個人アカウントでの運用では、独自ドメイン化を含む設定が組織運用ほど柔軟でない場合があります。実際には、独自ドメイン化はGoogle Workspaceの管理者設定やDNS設定と結びつくことが多く、個人だけで完結しないケースが一般的です。
もし「どうしても独自ドメインにしたい」場合は、次の観点で整理してください。
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利用しているアカウントがWorkspaceかどうか
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独自ドメインの管理者権限(DNSを触れるか)が自分にあるか
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管理者と連携できる体制があるか
この整理の結果、「管理者が必要」という結論になった場合は、本記事の依頼テンプレを使って管理者へ連携するとスムーズです。
Googleサイト URLまとめ
GoogleサイトのURL運用は、単に「リンクをコピーする」だけではなく、公開範囲、URL変更の影響、独自ドメイン化の管理領域が絡むため、混乱しやすい領域です。対応の優先順位としては、次の順が安全です。
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公開URLを正しく取得し、公開範囲を意図通りに設定する
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サイトURL末尾の変更は、影響棚卸しと周知計画を整えてから実施する
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ページURLは、外部共有頻度の高いページから必要最小限で整える
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独自ドメイン化が必要なら、管理者と運用設計まで含めて連携する
最後に、仕様や画面は更新される可能性があります。運用ルール(誰がいつ変更するか、周知はどうするか)を整備し、変更時に混乱が起きない状態を作っておくことが、長期運用の品質を左右します。