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Googleマップが表示されない原因と対処法まとめ!真っ白・読み込まない時の完全ガイド

外出前に目的地を確認しようとした瞬間、Googleマップが真っ白で表示されない。
読み込み中のまま進まない、PCでは地図が出ない、スマホアプリだけ動かない──。

このようなトラブルは、突然起こるうえに原因が分かりづらく、非常に焦りやすいのが特徴です。
再起動しても直らず、「通信の問題なのか」「端末が壊れたのか」「Google側の不具合なのか」と、不安だけが増してしまう方も少なくありません。

実は、Googleマップが表示されない原因は
通信環境・ブラウザ設定・アプリの状態・端末の空き容量・地図データ側の問題など、いくつかのパターンに分かれます。
そして多くの場合、正しい順番で切り分けて対処すれば、短時間で復旧できるケースがほとんどです。

本記事では、

  • 地図が真っ白・読み込まないときに最初に確認すべきポイント

  • PC・スマホ(iPhone/Android)それぞれの具体的な対処手順

  • キャッシュ削除や再インストールの影響範囲

  • どうしても直らない場合の公式な対処ルート

を、症状別・環境別に分かりやすく整理して解説します。

「今すぐ地図を使える状態に戻したい」「同じトラブルを繰り返したくない」という方は、
上から順に確認するだけで原因にたどり着ける構成になっています。
焦らず、一つずつチェックしていきましょう。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

googleマップが表示されないとき最初に確認すること

通信とGoogle側障害を切り分ける

「表示されない」と感じたとき、最初にやるべきは“端末の中身を疑う前”の切り分けです。焦ってキャッシュ削除や再インストールに進むと、時間がかかるうえに、ログインや設定のやり直しが発生して余計に混乱します。まずは「通信が不安定なのか」「Google側の一時的な不具合なのか」「自分の端末固有の問題なのか」を分けて考えるのが近道です。

最初のチェックとして、Wi-Fiを使っている場合はモバイル通信へ、モバイル通信の場合はWi-Fiへ切り替えてみてください。地図タイル(細かい地図の画像)を大量に読み込むGoogleマップは、回線品質の影響を受けやすく、電波が弱い場所や混雑する時間帯では読み込みが止まりやすくなります。次に、機内モードを数秒オンにしてからオフにします。これで通信状態がリセットされ、読み込みが再開することがあります。

併せて、他のアプリやWebサイトが普通に表示できるかも確認してください。ニュースサイトや動画は開けるのにGoogleマップだけが真っ白、という場合はGoogleマップ側(アプリ・ブラウザ設定・Google側障害)の可能性が上がります。一方で、他も遅い・読み込めないなら通信や端末の状態が原因の可能性が高いです。

Google側障害の可能性があるときは、無理に設定をいじり続けるより「時間を置く」「別端末で試す」「代替手段で目的地を確認する」の方が合理的です。特に、同じ回線・同じ場所にいる家族や同僚の端末でも同じ症状が出るなら、個別端末ではなく広い範囲の問題である確率が高まります。

アプリかブラウザかを先に決める

Googleマップのトラブルは、同じ「表示されない」でも原因が大きく変わります。まず「スマホアプリ(Googleマップアプリ)」で起きているのか、「ブラウザでGoogleマップを開いている」のか、「PCのブラウザで起きている」のかを確定させてください。ここを曖昧にすると、やるべき手順が混在して解決が遅れます。

スマホの場合、ホーム画面のGoogleマップアイコンから起動しているならアプリです。SafariやChromeから「maps.google.com」などを開いている場合はブラウザ利用です。PCはほぼブラウザ利用になりますが、Chrome/Edge/Firefox/Safariなど、どのブラウザかも重要です。ブラウザごとにキャッシュや拡張機能の影響、描画(WebGLなど)の扱いが違うため、同じ対処が同じように効くとは限りません。

また、ログインしているGoogleアカウントが複数ある人は、どのアカウントで利用しているかも意識しておくとよいです。保存済みの場所やタイムライン、マイプレイスなどはアカウントに紐づくため、対処の途中で「いつもと違うアカウントで開いていた」ことに気づくと混乱しがちです。いま使っている環境を言語化できると、切り分けが一気に進みます。

急ぎの代替手段を確保する

「今すぐ場所を確認しないと困る」状況では、復旧作業と並行して“代替手段”を確保しておくことが重要です。復旧に成功しても、途中で再発したり、回線が不安定でまた真っ白になったりすることがあります。急いでいるときほど、片方に依存しない設計にしておくと安心です。

代替としては、まず別端末(家族のスマホ、会社のPCなど)で同じ場所を検索してみてください。端末固有の問題かどうかも分かります。次に、Google検索の検索結果(場所の情報や簡易地図)を使って、最低限の住所・電話番号・経路の目安を確保するのも有効です。さらに、紙に住所を書き出しておく、目的地の公式サイトにアクセスしてアクセス情報を見る、など“地図以外”の情報源を持つとより安全です。

また、ナビが必須の移動であれば、オフライン地図(事前ダウンロード)を活用できる状況かどうかも確認しておくとよいでしょう。今回のトラブル中にオフライン地図を新規ダウンロードするのは難しい場合もありますが、今後の再発防止としては価値があります。

googleマップが真っ白で表示されないときの対処

まず再起動と更新で整える

地図が真っ白、タイルが欠ける、読み込みが止まるといった症状は、意外に「再起動」と「更新」で直ることが多いです。理由は単純で、地図の描画や通信、位置情報など複数の機能が連動しており、どこか一つが不安定になると全体の表示が崩れやすいからです。軽い不整合なら、再起動でプロセスが整理され、更新で既知の不具合が修正されます。

まずは端末を再起動してください。スマホは電源を切って数秒待ち、再起動します。PCは再起動が面倒に感じても、ブラウザやGPU周りの状態が整理されるため効果があります。次に、Googleマップアプリを最新版に更新します。iPhoneならApp Store、AndroidならPlayストアです。加えて、OSの更新も可能なら行います。特に、古いOSでは最新アプリの描画機能やセキュリティ周りの前提が合わず、表示が不安定になることがあります。

この段階で直るなら、最も手戻りが少ない解決です。逆に直らないなら、次は“蓄積データ”の整理へ進みます。

キャッシュとCookieを削除する前に知っておくこと

キャッシュやCookieの削除は効果が高い一方で、「何が消えるのか分からない」という不安がつきまといます。ここを曖昧にしたまま進めると、途中で手が止まり、結局直らないまま終わることがあります。先に影響範囲を理解しておくと、安心して進められます。

キャッシュは、地図タイルや画像、読み込みを早くするための一時データです。これが壊れたり古くなったりすると、真っ白表示や読み込み不良が起きることがあります。キャッシュ削除は、基本的に「表示を作り直す」行為なので、削除してもアカウントそのものが消えるわけではありません。削除後は再読み込みが入るため、一時的に表示が遅くなることがありますが、正常化すれば問題ありません。

Cookieは、ログイン状態やサイト設定などを保持する小さなデータです。Cookieを削除すると、Googleや他サイトで再ログインが必要になる場合があります。仕事用アカウントや二段階認証を使っている場合、ログイン手順を思い出せる状態で実行すると安全です。特に共有PCでは、Cookie削除により複数人のログイン状態が変わる可能性もあるため注意が必要です。

アプリ側の「データ消去」はブラウザのCookie削除に近いインパクトがあり、設定が初期化されたり、オフライン地図が消えたりすることがあります。そのため、アプリのデータ消去は“最後の手段”として位置づけるのが安全です。まずは再起動・更新・キャッシュ整理から進めましょう。

キャッシュとCookieを削除する手順(PCとスマホ)

ここでは、よく使われるChromeを例に、迷いにくい手順で整理します。なお、画面表示や文言はバージョンで多少変わりますが、流れは概ね共通です。

PC(Chrome)の場合

  1. Chromeを開く

  2. 右上の「︙(メニュー)」を開く

  3. 「履歴」→「閲覧履歴データを削除」へ進む

  4. 期間を選ぶ(迷う場合は「全期間」。ただし不安なら「過去24時間」→改善しなければ範囲を広げる)

  5. 「キャッシュされた画像とファイル」にチェック

  6. 追加で試す場合は「Cookieと他のサイトデータ」にもチェック

  7. 「データを削除」を実行し、Chromeを再起動してからGoogleマップを再度開く

最初はキャッシュのみで試し、改善しなければCookieも削除する、という順番にすると影響を最小化できます。

スマホ(Chrome)の場合

  1. Chromeアプリを開く

  2. メニューから「履歴」→「閲覧履歴データを削除」

  3. 期間を選ぶ

  4. 「キャッシュされた画像とファイル」を選択

  5. 改善しない場合は「Cookie、サイトデータ」も追加

  6. 削除後、Chromeを完全に閉じて再起動し、Googleマップを再表示

スマホはアプリのバックグラウンド残りで反映が弱いことがあるため、削除後に一度アプリを終了させるのがポイントです。

拡張機能と追跡防止設定を見直す

キャッシュ削除でも改善しない場合、次に疑うのは「拡張機能」や「追跡防止設定」「セキュリティソフトのWeb保護」です。特にPCでは、広告ブロック、トラッキング防止、スクリプト制御の拡張機能が、地図タイルの読み込みや表示を妨げることがあります。地図は単純な画像表示ではなく、複数の通信とスクリプトで成り立っているため、特定の要素がブロックされると真っ白になりやすいのです。

切り分けとして最も簡単なのは、シークレットウィンドウ(プライベートウィンドウ)でGoogleマップを開く方法です。多くの場合、シークレットでは拡張機能が無効化されるため、これで表示できるなら拡張機能が原因の可能性が高いと判断できます。表示できたら、通常モードに戻り、拡張機能を一つずつオフにして原因を特定します。時間がない場合は、地図を使う間だけ一括で無効化し、用事が終わってから戻しても構いません。

追跡防止が強いブラウザ設定(特にプライバシー重視の設定や、企業管理のブラウザ)では、Googleマップの一部が制限されることもあります。会社PCでのみ起きる場合は、管理者ポリシーで制限されている可能性もあるため、無理に設定を変えず情報システム担当へ相談する方が安全です。

googleマップがPCブラウザで表示されないときの対処

WebGLが使えるか確認する

PCで「地図が真っ白」「表示がガタつく」「3D表示ができない」といった症状が出る場合、描画機能(WebGL)に問題があることがあります。WebGLはブラウザ上で3Dや高速描画を行う仕組みで、GPU(グラフィック処理)と連携して表示を作ります。これが無効化されていたり、セキュリティ設定でブロックされていたり、古いドライバで不具合が出ていたりすると、Googleマップの表示が崩れることがあります。

確認方法としては、WebGLが動作するかをテストできるページで、3Dオブジェクトが表示されるかを見る手段があります。もしテストで表示できない場合、以下のような原因が考えられます。

  • ブラウザが古い、または設定でWebGLが無効

  • GPUドライバが古い、または不具合がある

  • 企業や学校の管理ポリシーでWebGLが制限されている

  • リモートデスクトップや仮想環境でGPUが制限されている

この段階では「原因を断定する」より、「WebGLが関係していそうか」を見極めることが目的です。関係が濃そうなら、次の設定と環境切り分けに進みます。

ハードウェアアクセラレーションとブラウザ更新

WebGLや描画に関係する要素として、ブラウザのハードウェアアクセラレーション(GPU支援)設定があります。これがオンでもオフでも、環境によっては相性が悪くなり、地図表示が壊れることがあります。したがって「切り替えて検証する」のが実務的な解決策です(ここでは「実務的」という語は使いませんので、行動としての意味合いで理解してください)。

手順の基本は次の通りです。

  1. ブラウザを最新に更新する(更新で描画周りの既知不具合が直ることがあります)

  2. ブラウザの設定でハードウェアアクセラレーションを探す

  3. 一度オフにしてブラウザを再起動し、Googleマップを開く

  4. 改善しなければオンに戻す(または逆にオン→オフ)

  5. それでもだめならGPUドライバ更新を検討する

会社PCでドライバ更新ができない場合は、別ブラウザや別端末で回避する方が早いこともあります。特に会議や資料作成など時間制約があるときは、「直す」より「使える状態を確保する」ことを優先すると失敗しにくいです。

別ブラウザやシークレットで切り分ける

PCでのトラブルは、環境の影響が大きいので切り分けが重要です。次の順に試すと、原因帯が見えやすくなります。

  • シークレットウィンドウで開く:拡張機能やCookieの影響を減らして確認できます。

  • 別ブラウザで開く:ChromeがだめならEdge、Firefox、Safariなど。ブラウザを変えると描画や拡張機能の影響が変わります。

  • 別ユーザーアカウント(PCのユーザー)で開く:ユーザープロファイル固有の設定が原因のことがあります。

  • 別ネットワークで開く:会社ネットワークでブロックされている場合、テザリングなどで変化が出ることがあります。

ここで「別ブラウザでは表示できる」なら、Googleマップ自体の障害というより、元のブラウザの設定・拡張機能・キャッシュの問題に近いと判断できます。逆に、どのブラウザでも同じなら、ネットワークやPC環境(GPU制限、管理ポリシー)の影響を疑います。

googleマップアプリが表示されないときの対処

iPhoneとiPadで試す順番

iPhone/iPadでGoogleマップが表示されない、動作が不安定、突然落ちるといった場合は、まず「更新」と「端末状態の整理」を優先してください。アプリ単体の問題に見えても、iOS側のメモリ状況やストレージ不足が影響していることがあります。

おすすめの順番は次の通りです。

  1. アプリを更新
    App StoreでGoogleマップを検索し、「アップデート」が出ていれば実行します。

  2. 端末を再起動
    再起動は多くの軽微な不具合を解消します。

  3. 位置情報設定を確認
    設定アプリ→プライバシーとセキュリティ→位置情報サービスで、Googleマップに位置情報の許可が出ているかを確認します。位置情報が拒否されていると、表示や現在地が不安定になることがあります。

  4. ストレージの空きを確保
    iPhoneの空き容量が逼迫すると、アプリが正常に動かなくなることがあります。写真・動画の整理や不要アプリの削除を検討します。

  5. アプリの再インストール
    最終手段として、アプリを削除して再インストールします。ログインが必要になる場合があるので、パスワードや二段階認証の準備をしてから行うと安全です。

iPhone/iPadはAndroidのように「アプリのキャッシュだけ消す」操作が分かりやすく用意されていない場合があるため、再インストールがキャッシュ整理の役割を兼ねることがあります。

Androidで試す順番

Androidは端末ごとに画面が違いますが、一般的に「設定→アプリ→Googleマップ→ストレージ」周りに、キャッシュ消去やデータ消去の選択肢があります。ここで重要なのは、いきなり「データ消去」に進まないことです。影響が大きい可能性があるため、段階的に進めます。

おすすめの順番は次の通りです。

  1. Googleマップを更新
    Playストアで更新します。

  2. 端末を再起動
    更新後は再起動で反映が安定します。

  3. ストレージ空き容量の確保
    空きが少ないと読み込みや保存が不安定になります。

  4. キャッシュを消去
    設定→アプリ→Googleマップ→ストレージ→「キャッシュを消去」。真っ白や読み込み不良で効果が出やすい手順です。

  5. データを消去(最終手段)
    上記で改善しないときだけ実行します。設定が初期化されることがあるため、用事が済んでいるタイミングで行うのが安全です。

また、Androidは「Google Play開発者サービス」や「Chrome」など周辺コンポーネントの状態が影響する場合もあります。Googleマップ単体の更新だけで直らないときは、これらも更新されているか確認すると改善につながることがあります。

ストレージ不足とオフライン地図の影響を確認する

真っ白表示や読み込みが終わらない原因として見落とされがちなのが、ストレージ不足とオフライン地図の影響です。地図は画像や検索履歴、オフラインデータなどを端末内に持つことがあり、容量が逼迫すると読み込みやキャッシュ更新が失敗して不安定になります。

ストレージが少ない場合、まずは大きなデータ(動画、連写写真、使っていないアプリ)から整理します。削除が不安なら、クラウドに退避してから端末から消すのが安全です。空き容量が確保できたら、Googleマップを起動し直して改善するかを確認してください。

オフライン地図を使っている場合、保存範囲が広いと容量を圧迫します。また、古いオフライン地図が残っていると、表示や検索が期待通りにならないこともあります。必要な地域だけを残し、不要なものは削除する、更新する、といった整理が効果的です。特に旅行や出張で一時的に大量ダウンロードした人は、帰宅後に整理すると再発防止になります。

googleマップの場所や情報が表示されないときの対処

検索のコツと表示条件の見直し

地図自体は表示できるのに「目的の店が出ない」「施設名が検索結果に出てこない」「表示が欠けている」という場合は、端末の不具合というより、検索条件やデータ側の要因が関係していることが多いです。ここでは、まず自分でできる“表示条件の見直し”を行います。

基本は、検索語を具体化することです。店名だけでなく市区町村名を足す、駅名を足す、住所を番地まで入れる、などでヒット率が上がります。特に同名の施設が多い場合、地域情報がないと別の場所が優先されて表示されることがあります。表記ゆれにも注意が必要です。カタカナ、ひらがな、漢字、英字表記で結果が変わることがあります。公式サイトの表記を確認し、同じ表記で検索してみるのも有効です。

また、ズームレベルによって表示される情報が変わることがあります。広域表示では細かい店舗情報が間引かれる場合があるため、少し拡大してから探すと見つかるケースがあります。逆に、目的地が遠い場合は一度広域にして大まかな位置を掴み、そこから拡大していくと迷いにくいです。

誤りを報告して修正依頼する手順

検索を工夫しても「そもそも存在するはずの場所が出ない」「閉店していないのに閉店扱い」「住所が間違っている」といった場合は、データ側の問題として報告するのが正攻法です。Googleマップには、誤りや不足を報告するための導線が用意されています。自分の端末をいくら調整しても直らないタイプの問題に対しては、報告が最短経路になることがあります。

報告のポイントは、できるだけ具体的な情報を添えることです。たとえば、正しい店舗名、正しい住所、公式サイト、営業時間の根拠(公式SNSやWebページ)などがあると、修正の判断がしやすくなります。個人が感覚で書くより、根拠を示す方が通りやすい傾向があります。

なお、店舗や施設の運営者であれば、ビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)側の管理・申請ルートが関係する場合もあります。一般利用者としてできるのは誤り報告までですが、運営者はオーナー確認や情報更新の管理が可能です。自分の立場に応じて適切な手段を選ぶと、解決が早まります。

反映までにかかる時間の考え方

誤り報告や修正依頼は、即時反映されるとは限りません。審査やシステム処理の都合で時間がかかることがあります。したがって、急ぎの用事に対しては「直るまで待つ」よりも、代替手段を確保するのが現実的です。住所をメモし、別の地図アプリで確認する、公式サイトのアクセス情報を参照する、などで当面をしのぎつつ、後日あらためてGoogleマップ上の表示を確認してください。

また、反映状況は一度だけで判断せず、時間を置いて複数回チェックする方が確実です。キャッシュの影響で古い情報が見えている場合もあるため、更新操作(再読み込み、アプリ再起動)を挟みながら確認すると誤判定が減ります。

googleマップの埋め込みが表示されないときの対処

個人利用とサイト埋め込みは別問題

最後に、Webサイトの埋め込み地図が表示されないケースです。これは一般の利用者が「アプリやブラウザでGoogleマップが見えない」問題とは、原因も対処も別物です。混同すると延々と再起動やキャッシュ削除を繰り返すことになり、解決から遠ざかります。

埋め込み地図は、サイトのHTMLに地図を表示する仕組み(iframe等)や、Google Maps PlatformのAPIを使った地図表示で成立しています。したがって、サイト側の設定、APIキー、ドメイン制限、課金設定、プラグインの更新、CMS側の仕様などが直接原因になります。個人の端末で表示できないのではなく、「そのサイトで地図が出ない」という事象になるのが特徴です。

切り分けとしては、まず自分の端末でGoogleマップ本体(maps.google.com)は表示できるかを確認してください。表示できるなら、埋め込み側の問題の可能性が高いです。逆に本体も表示できないなら、先に本記事の前半(アプリ・ブラウザの対処)を優先すべきです。

APIキーと制限設定を確認する

サイト埋め込みでエラーや真っ白が出る場合、APIキー関連が頻出原因です。Google Maps Platformでは、APIキーに対して利用制限(参照元のドメイン、IP制限、利用するAPIの制限など)を設定できます。ここが変わると、突然表示されなくなることがあります。

確認の基本は次の通りです。

  • どのAPIキーを使っているか(複数プロジェクトがあると取り違えが起きやすい)

  • 参照元制限(HTTPリファラー制限)のドメインが正しいか

  • 利用するAPI(Maps JavaScript API等)が有効化されているか

  • 制限を強めた直後から問題が発生していないか

また、WordPressなどCMSでプラグイン経由の埋め込みをしている場合、プラグインのアップデートで設定項目が変わることがあります。表示不具合が出たタイミング(最近アップデートしたか、テーマを変えたか)を思い出し、変更点から逆算すると原因に近づきます。

仕様変更や課金設定に注意する

埋め込み地図は、仕様変更や課金設定の影響を受けます。たとえば、請求先アカウントの状態、無料枠の扱い、APIの利用制限超過、プロジェクトの停止などがあると、地図が表示されなくなることがあります。突然の表示不具合は「サイト側を何も触っていないのに起きた」と感じがちですが、実際にはGoogle側の設定・請求状態・制限の変化が引き金になっているケースもあります。

したがって、対処としては技術的な修正だけでなく、管理画面でのステータス確認も重要です。Google Cloud Consoleでプロジェクトの状態、請求の有効/無効、APIの有効化状況、エラーログの有無を確認します。エラーメッセージが表示されている場合は、その文言を手がかりに原因を特定できます。エラーがないのに真っ白なときは、ブラウザの開発者ツールでコンソールエラーを確認すると、どのリソースがブロックされているか見えやすくなります。


本記事の要点は、復旧手順を「影響の小さいものから順に」試し、症状と利用環境で分岐しながら切り分けることです。
再発防止としては、アプリ・OS・ブラウザを定期的に更新し、拡張機能の影響を意識し、ストレージに余裕を持たせることが効果的です。もし「場所や情報そのものが出ない」なら、端末側で粘らず、データの誤り報告や公式ルートの活用に切り替えると、時間を無駄にしにくくなります。