Googleドライブが同期されない状態が続くと、提出物や共有ファイルの更新が反映されず、業務や学習に直接影響します。特にPC版(Drive for desktop)を利用している場合、エクスプローラーやFinder上では保存できているのに、Web版や別端末では更新されていない、あるいは「同期中」のまま止まっている、といった症状が起こりがちです。
同期トラブルは、原因が1つとは限りません。ネットワーク、容量、アカウント認証、ファイルの状態、OSの権限、同期方式(ストリーミング/ミラーリング)など、複数の要因が重なって起きることもあります。そこで本記事では、確認→切り分け→復旧→再発防止の順番で、迷いにくい形で整理して解説いたします。Windows/Macそれぞれでポイントが異なるため、該当する章を重点的に確認してください。
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googleドライブが同期されないとき最初に確認すること
同期がうまくいかないとき、いきなり再インストールなどの大きな操作に進むと、時間がかかるうえに状況が分かりにくくなりがちです。まずは「同期が止まっているのか」「どこで止まっているのか」を最短で切り分けることが重要です。ここでの確認だけで、解決までの距離が大きく縮むケースが多くあります。
同期が止まっているのか遅いだけかを見分ける
最初に確認したいのは「同期処理が停止している」のか「処理中だが時間がかかっている」のかです。体感としてはどちらも“反映されない”ため同じに見えますが、対応手順は変わります。
直前の操作を思い出す
大容量ファイル(動画、圧縮ファイル、写真の大量アップロードなど)や、数百〜数千単位の小ファイルを一気に移動した場合、同期は“正常に動いていても”長時間かかることがあります。特に小ファイルが大量だと、総容量が小さくても時間が伸びる傾向があります。Drive for desktopの状態表示を確認する
Windowsならタスクバー、MacならメニューバーにDrive for desktopのアイコンがあります。そこから開くメニューで「同期中」「一時停止」「エラー」などの状態が表示されます。
ここで「一時停止」になっているのに気づかず放置しているケースは意外に多いです。同期対象のファイルが“オンラインのみ”かどうか確認する
ストリーミング運用では、エクスプローラー/Finder上に見えていても、実体はオンラインにあり、必要なときにダウンロードする仕組みになっています。オフライン時に操作したファイルが、再接続まで待機していることもあります。
“ローカルに確実に保存されているか”“クラウド側に確実に上がったか”を分けて考えると判断が早くなります。時間を区切って判断する
「同期中」が数分〜十数分で動くなら、まずは少し待つ価値があります。一方で、同じ表示のまま長時間(目安として1時間以上)変化がない、エラーが繰り返される、同じファイルで止まる、という場合は“遅い”ではなく“詰まっている”可能性が高いです。
遅い場合はネット回線・帯域制限・大量ファイルが主因であることが多く、止まっている場合はアプリの状態や認証、ファイルの競合・権限などの要因が疑われます。
Web版で反映されるかを確認して切り分ける
次に行うべき重要な切り分けが「Web版のGoogleドライブで更新が見えるか」です。これは、問題がPC側にあるのか、クラウド側(アップロード)にあるのかを判断する最短ルートになります。
Web版で“該当ファイル”を検索して更新日時を見る
ファイル名で検索し、更新日時・ファイルサイズ・内容が期待どおりかを確認します。フォルダの階層を辿るより、検索のほうが確実です。
同名ファイルが複数できているケースもあるため、更新日時とサイズを見比べてください。別端末(スマホ、別PC)でも同じか確認する
Web版で更新が見えない場合、別端末で見ても同様なら“アップロード未完了”の可能性が高いです。反対に、Web版では更新されているのにPCだけ古いままなら“ダウンロード・反映の問題”としてPC側の対処が中心になります。共有ドライブ/共有フォルダの場合は「権限」と「所有者」も見る
個人のマイドライブではなく、共有ドライブや他人が所有するフォルダに保存している場合、権限が変わったり、アクセスが一時的に制限されたりして同期が止まることがあります。特に組織アカウントでは管理者設定が影響する場合があります。
Web版で反映されているかどうかが分かると、次章の「原因」の当たりをつけやすくなり、無駄な試行錯誤が減ります。
googleドライブが同期されない主な原因
同期トラブルの原因は大きく分けて「容量・制限」「ネットワーク」「ファイルの状態」「アプリやOS側の問題」に整理できます。ここでは代表的な原因を具体例とともに解説し、どこを見れば判断できるかも併せて説明します。
容量不足とアップロード上限・帯域の影響
まず疑うべきは容量と制限です。同期は「クラウドにアップロードする」「クラウドからダウンロードして反映する」両方向の処理を含むため、どちらかが詰まると“同期されない”状態に見えます。
Googleドライブ側の空き容量不足
容量が不足すると新しいアップロードが進まなくなります。特に写真・動画・バックアップが積み重なっている場合、気づかないうちに上限に達していることがあります。
容量不足は、同期が止まるだけでなく、同じファイルを繰り返し再試行して時間だけが過ぎることがあります。PC側の空き容量不足(特にミラーリング運用)
ミラーリングではクラウドのファイルをPCにも保持するため、ローカル容量が不足すると同期が中断されることがあります。ストリーミングでも、キャッシュや一時ファイルが膨らむと影響する場合があります。アップロード量や処理の“上限”に近い状態
一度に大量のファイルをアップロードすると、回線品質や処理負荷の影響で失敗が増えやすくなります。結果として、同じところで止まり続けるように見えることがあります。
体感としては「小さいファイルは上がるが、大きいファイルが進まない」「一定数以上のファイルを入れると急に遅くなる」といった症状が出やすいです。帯域・速度の問題(遅いが止まっていない)
回線速度だけではなく、上り(アップロード)帯域が細い、Wi-Fiが不安定、ルーターが混雑している、会社回線で制限されているなど、複合要因で遅くなることがあります。
遅い場合は、同期が進んでいるかどうかを“ファイル数の減少”“状態表示の変化”で確認し、時間を区切って判断します。
容量と帯域は、最短で確認できるうえ、影響範囲が大きい原因です。ここが問題だと、アプリを再起動しても根本解決にならないため、早めに潰しておく価値があります。
ネットワークとプロキシ・VPN・社内制限
次に多いのがネットワーク周りです。特に会社・学校などの管理されたネットワークでは、プロキシやファイアウォール、VPN、セキュリティ製品が通信を遮ることがあり、結果として同期が止まります。
VPN接続中だけ同期が止まる
VPN経由の通信が不安定、またはクラウドへの通信が制限される環境だと、同期は失敗しやすくなります。いったんVPNを切って改善するかで切り分けできます。プロキシ設定や認証が絡む
プロキシ環境では、アプリが正しく認証できず同期が停止する場合があります。ブラウザは通るのにアプリだけ通らない、という状況が典型です。セキュリティソフトが同期フォルダを監視して遅延・遮断する
常駐スキャンが強い設定だと、ファイルが作成されるたびに検査が走り、同期が著しく遅くなることがあります。特定の拡張子(実行ファイル、圧縮ファイルなど)で止まりやすい場合はこの可能性もあります。公共Wi-Fiでの不安定さ
認証の切り替わりや一定時間で通信が切れるWi-Fiでは、同期が途中で止まりやすいです。重要な同期は安定回線で行うのが安全です。
ネットワークが原因の場合、同じPCでも「自宅回線では同期できるが会社ではできない」といった再現性が出ます。逆に、どこでも同じ症状ならネットワーク以外の可能性が高くなります。
ファイル個別のエラー(削除/移動/権限/競合)
「全体は同期できるが、このファイルだけダメ」というときは、ファイル個別の状態が原因であることが多いです。ここを見落とすと、アプリを何度再起動しても同じところで詰まり続けます。
ファイル名・パスの問題
OSやアプリが扱いにくい文字(極端に長いパス、特殊文字、先頭や末尾のスペースなど)があると、同期が失敗することがあります。
同期対象フォルダの階層が深すぎる場合も、制限に当たりやすくなります。同時編集による競合
別端末や共同編集者が同じファイルを同時に更新すると、競合が起きて“別名ファイルができる”“片方の更新が反映されない”などの現象が出ます。
競合が疑われる場合は、Web版で同名ファイルが複数ないか確認し、最新がどれかを確定させるのが先決です。共有フォルダ・共有ドライブの権限変更
共有側の設定が変わると、同期が途中からできなくなることがあります。特に「閲覧のみ」になってしまった場合、PC側で変更してもアップロードできません。削除・移動の連続操作で状態が不整合になる
大量の移動や削除を短時間に繰り返すと、同期キューが詰まり、同じ操作を再試行し続けるような状態になることがあります。
この場合は、いったん同期を落ち着かせる(後述の一時停止→再開、アプリ再起動)ことが有効です。
ファイル個別のエラーは、問題ファイルを一時的に同期対象フォルダから外すと全体の同期が進むことがあります。全体が復旧してから、問題ファイルだけを名前変更・場所変更・圧縮などで再投入するのが現実的です。
Windowsでgoogleドライブが同期されない場合の対処法
Windowsでは、Drive for desktopの常駐プロセスや認証状態、同期設定が絡むことが多いです。ここでは、成功率が高く、影響が小さい順に手順を並べます。上から順に実施すると、遠回りになりにくいです。
一時停止→再開、アプリ再起動、再ログイン
まずは“軽い操作”で同期の詰まりを解消します。同期が止まって見える原因が、内部キューの停滞や一時的な通信不良である場合、ここで改善することが多いです。
同期の一時停止→再開
Drive for desktopのアイコンを開き、同期を一時停止にして数十秒待ち、再開します。
狙いは、同期キューをいったん止めて整理し、通信やファイル状態を再評価させることです。
この操作は副作用が少なく、最初に試す価値が高いです。Drive for desktopを終了して起動し直す(アプリ再起動)
一時停止→再開で動かない場合、アプリ自体を再起動します。
常駐アプリは長時間稼働していると状態が不安定になることがあり、再起動で改善するケースが多いです。
タスクバーのアイコンから終了できない場合は、タスクマネージャーでDrive関連プロセスを終了し、再起動してください(業務PCでは権限により操作できない場合があります)。Googleアカウントを再ログインする
認証が不安定、またはトークン更新がうまくいっていない場合、再ログインで復旧することがあります。
ログアウト→ログインの前に、同期対象フォルダやストリーミング/ミラーリング設定をメモしておくと、復帰時の確認が楽になります。
この3点は“同期が止まる・遅い”のどちらにも効果が見込めます。まずはここで改善するかを見て、改善しない場合に次へ進むのが合理的です。
同期方式の見直し(ストリーミング/ミラーリング)
Drive for desktopには、主にストリーミングとミラーリングの考え方があり、運用によって向き不向きがあります。同期トラブルが頻発する場合、方式が状況に合っていない可能性があります。
ストリーミングが向くケース
PCの容量に余裕がない
外出先など複数端末で使い、ローカルを軽く保ちたい
必要なときだけダウンロードできれば良い
ストリーミングでは“常に全ファイルをローカルに置かない”ため、容量不足の影響を受けにくい一方、オフライン時の操作や、キャッシュ周りの挙動に注意が必要です。
ミラーリングが向くケース
オフラインでも確実にファイルを扱いたい
アプリ連携や開発作業でローカル実体が必要
ネットワークが不安定でも作業を進めたい
ミラーリングは利便性が高い反面、ローカル容量不足が致命的になりやすく、初回同期に時間がかかります。
同期トラブルが「容量不足」「初回同期が終わらない」「PCが重い」といった方向に寄っている場合は、ストリーミング運用への切り替えで改善することがあります。逆に「オフライン時に編集したファイルが反映されない」「ファイルがオンラインのみで困る」なら、ミラーリングのほうがストレスが減る場合があります。
ただし方式変更は影響が大きいため、業務で利用している場合は運用ルール(バックアップ、共有設定、端末入れ替え時の手順)も含めて検討してください。
再インストール前にやるべき確認
再インストールは最終手段として有効ですが、再インストールしても原因がネットワークや容量不足、権限、ファイル名の問題であれば再発します。実施前に次を確認すると、無駄なやり直しを減らせます。
クラウド容量とローカル容量の確認
容量がギリギリなら、不要ファイルの整理やプラン見直しを先に行うほうが確実です。ローカル容量も、ミラーリング運用なら特に重要です。問題が“特定ファイル”に限定されていないか確認
同期が止まるとき、最後に処理しているファイル名が表示される場合があります。そのファイルを一時的に別の場所へ移す、名前を短くする、圧縮する、といった回避で同期が進むか確認します。社内PC・学校PCなら管理制限の有無を確認
セキュリティソフトや管理者設定でインストール・通信が制限されていると、再インストールしても改善しないことがあります。心当たりがある場合は管理者や情報システム担当に確認するのが最短です。再インストール後に必要な復元項目を把握しておく
同期対象フォルダ、オフライン利用の設定、共有ドライブの表示、帯域制限の設定など、再設定が必要な項目がある場合があります。事前にメモしておくと復旧がスムーズです。
ここまで確認してなお改善しない場合、再インストールを検討します。再インストール後は、いきなり大量の同期を走らせるのではなく、少量のファイルで正常性を確認してから本番データを戻すとトラブルが再現しにくいです。
Macでgoogleドライブが同期されない場合の対処法
Macでは、アプリの動作そのものよりも「権限」「セキュリティ設定」「バックグラウンド動作」に関連して同期が止まることがあります。OS更新後に急に同期しなくなった、という相談も多いため、以下を順に確認してください。
権限の許可とセキュリティ設定の確認
Macで同期が始まらない、同期が途中で止まる場合、権限不足が原因になっていることがあります。特に、初回起動時に出た許可ダイアログを閉じてしまった、OSアップデート後に権限が無効化された、という状況が典型です。
ファイル/フォルダへのアクセス権が許可されているか
Drive for desktopが同期フォルダにアクセスできないと、読み書きができず同期は止まります。
“フォルダが見えているのに更新ができない”場合も、権限が部分的に不足している可能性があります。バックグラウンド動作が妨げられていないか
省電力設定やセキュリティの制限により、バックグラウンド処理が止まると同期が進みにくくなります。ノートMacでバッテリー駆動中に止まりやすい場合は、電源接続時に挙動が変わるか確認すると切り分けになります。セキュリティソフト・クリーナー系ツールの影響
Macでも、クリーンアップ系ツールやセキュリティ系ツールがキャッシュを削除したり、通信を制限したりして同期を妨げることがあります。最近インストールしたアプリがある場合は、無効化して挙動が変わるか確認してください。
権限関連は、問題の本丸になっていることが多い一方で、設定を一度見直すだけで復旧するケースも多いです。まずここを丁寧に確認するのが近道です。
Drive for desktopの終了→起動、再ログイン
権限に問題が見当たらない場合でも、同期キューの詰まりや認証の一時的な不整合で止まっていることがあります。Windows同様に、負担の少ない手順から順に行います。
Drive for desktopを終了して起動し直す
メニューバーのアイコンから終了し、アプリを再起動します。常駐アプリは再起動だけで状況が変わることがあります。同期の一時停止→再開
再起動後も変化がなければ、一時停止→再開で同期キューを整理します。
大量ファイルを処理しているときは、停止→再開の直後に急に進み始めることもあります。Googleアカウントを再ログイン
「認証が切れかけている」「ログイン状態が不安定」という状況では、再ログインが有効です。組織アカウントの場合、二段階認証やデバイス管理の影響があるため、ログインの途中でエラーが出る場合はその文言を控えておくと原因特定に役立ちます。
この章の操作を行うときは、同期対象フォルダを別の場所へ移動したり、ファイルを大量に追加したりするのは避け、まず同期状態を落ち着かせてから次の操作へ進むと安全です。
googleドライブが同期されない状態を再発させないコツ
同期トラブルは直ったとしても、同じ運用を続けていると再発することがあります。ここでは、日常の使い方を少し整えるだけで再発率を下げられるポイントを、実務的な観点でまとめます。
同期対象フォルダと命名ルールを整える
同期が不安定になりやすい環境は、データの置き方に共通点があります。特に、個人用ファイルと業務用ファイルが混在している、フォルダが深すぎる、命名がバラバラで特殊文字が混ざる、といった状態はトラブルの温床になりやすいです。
同期対象は“必要なものだけ”に絞る
何でも同期すると便利に見えますが、同期対象が広がるほど監視対象が増え、失敗の機会も増えます。仕事用、学習用、チーム共有用など、用途ごとにフォルダを分け、同期対象を整理してください。フォルダ階層を深くしすぎない
例として、年度→案件→顧客→制作→素材→…のように深くなりすぎると、パス長が長くなり、同期の失敗につながることがあります。上位設計を見直し、なるべく短い階層で運用するのが安全です。ファイル名のルールを決める
日付(YYYYMMDD)、版数(v01、v02)、担当者名など、最低限のルールを決めると競合が起きにくくなります。
“最終”“最新版”“new”の乱立は、同期競合や誤上書きの原因になりやすいため避けるのが無難です。
命名とフォルダ構造を整えるだけで、同期の詰まりや競合の頻度が下がり、トラブル時にも原因箇所が追いやすくなります。
大容量・大量ファイル運用の注意点(分割/時間帯)
Googleドライブは日常文書の運用には非常に便利ですが、大容量データや大量ファイルを一気に扱う運用では工夫が必要です。ここを押さえると「同期中のまま終わらない」「途中で止まる」問題を減らせます。
大量アップロードは分割して行う
たとえば1,000ファイルを一度に入れるより、200ファイル×5回のように分けたほうが、失敗時の影響範囲が小さく、復旧もしやすいです。
同期が止まったときに“どこで止まったか”が分かりやすくなるメリットもあります。夜間や回線が空いている時間帯に実施する
会社回線や家庭内で回線が混雑する時間帯は、失敗が増えやすくなります。大きな同期は時間帯をずらすだけでも安定性が変わります。圧縮・まとめを検討する
小ファイルが大量にあると処理オーバーヘッドで時間がかかります。用途に応じてフォルダ単位で圧縮し、アップロード後に展開する運用が有効な場面もあります(共同作業のしやすさとのトレードオフはあります)。同期が完了するまでPCのスリープに注意する
ノートPCでは、フタを閉じてスリープに入ると同期が止まりやすいです。大容量同期のときは電源接続し、スリープしない設定で一定時間放置するのが確実です。
大容量運用では「一度に全部やらない」「失敗しても戻せる粒度にする」が基本方針になります。これだけで、トラブルの復旧が格段に楽になります。
困ったときの公式ヘルプの当たり方
同期トラブルは、表示されるエラー文言や状態メッセージが重要な手掛かりになります。困ったときは、次の順番で情報を集めると解決までが早くなります。
Drive for desktopのアイコンメニューで状態とエラーを確認する
“同期が一時停止になっていないか”“どのファイルで止まっているか”“エラーが出ていないか”をまず確認します。スクリーンショットを残しておくと、後から原因を追いやすいです。Web版でファイルの所在と更新日時を確認する
同期の問題は「アップロードできない」のか「ダウンロードできない」のかで対処が変わります。Web版の確認は再発時にも有効な基本動作です。共有ドライブ/共有フォルダの場合は権限と所有者を確認する
「編集権限があると思っていたが実は閲覧のみだった」「所有者が変更されていた」などの状況は、同期失敗の典型です。共同作業が多い場合は、権限設計を一度見直すことが再発防止になります。最終的に必要な情報を整理して相談する
社内管理者やサポートに相談する場合、以下が揃っていると話が早いです。OS(Windows 10/11、macOSのバージョン)
Drive for desktopの状態表示(同期中/停止/エラー文言)
Web版で反映されるかどうか
影響範囲(全体か、特定フォルダか、特定ファイルか)
最近の変更(OS更新、アプリ更新、VPN導入、権限変更など)
公式ヘルプはケース別に情報が整理されているため、エラー文言と組み合わせて参照すると、原因の当たりをつけやすくなります。併せて、ここまでの切り分け手順を踏んでおくと、同じ操作を繰り返すだけで終わることが減ります。