Gmailを開いた瞬間、表示が英語や中国語になっていて焦った経験はありませんか。設定を探しても見つからない、変えたはずなのに反映されない、PCでは直ったのにスマホは英語のまま――このトラブルは「どこを直せば直るのか」を間違えると、何度でも迷子になります。
本記事では、Gmailの言語が変わる主な原因を30秒で切り分けたうえで、PC版Gmailの言語設定、Googleアカウントの言語、iPhoneの端末設定、Androidのアプリ言語までを端末別に最短手順で整理します。読み終えた頃には、今すぐ日本語に戻せるだけでなく、次に同じことが起きても落ち着いて対処できる状態を目指します。
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Gmailの言語設定を直す前に30秒で切り分ける
まずは、あなたの状況に一番近いものを選んでください。ここを外すと遠回りになります。
いま起きている症状別の最短ルート
| 症状 | ありがちな原因 | 最短でやること |
|---|---|---|
| PCのGmail画面だけ英語になった | PC版Gmail内の言語設定が変わった | 「PC版Gmailの言語設定」へ進む |
| GmailだけでなくGoogle全体が英語 | Googleアカウントの言語設定が変わった | 「Googleアカウントの言語設定」へ進む |
| iPhone/iPadのGmailが英語 | iOSは端末言語に連動しやすい | 「iPhone/iPadで直す」へ進む |
| AndroidのGmailだけ英語 | 端末言語 or アプリの言語設定 | 「Androidで直す」へ進む |
| 新入社員だけGmailが英語で始まる | Workspaceの初期言語設定 | 「Workspace管理者の設定」へ進む |
迷いやすいポイント(先に結論)
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PC版Gmailは「言語を選ぶ」だけでは不十分で、最後に保存が必要です。
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iPhone/iPadはGmailアプリ単体での言語変更ではなく、端末言語の影響が大きいです。
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Android 14以降は「アプリの言語」でGmailだけ変えられる場合があります。
Gmailの言語設定をPC版Gmailで変更する
PCでGmailを使っていて表示が英語になった場合、まずはGmailの設定画面で表示言語を切り替えるのが最短です。
PC版Gmailの表示言語を日本語へ戻す手順
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ブラウザでGmailを開きます。
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右上の歯車アイコン(設定)をクリックします。
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「すべての設定を表示」(または同等のリンク)を開きます。
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「言語」の項目で、表示言語のプルダウンから 日本語 を選びます。
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画面下部までスクロールし、変更を保存 をクリックします。
この「変更を保存」を押し忘れると、見た目が変わらず“直らない”状態になります。まずは保存まで実行できているか確認してください。
PCで言語が混在するときの見方
「一部だけ英語」「メニューは日本語なのにヘルプだけ英語」などの混在は、主に次の組み合わせで起きがちです。
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Gmailの表示言語:日本語
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Googleアカウントの言語:英語
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ブラウザの優先言語:英語
この場合、Gmailは直っても別画面で英語が残ることがあります。次の章の「Googleアカウントの言語設定」もあわせて確認してください。
PC版Gmailで変更できないときのチェックリスト
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変更後に「変更を保存」を押した
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ブラウザを更新(再読み込み)した
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シークレットウィンドウで同じアカウントを開いて確認した
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複数アカウントをログインしている場合、正しいアカウントで操作している
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拡張機能(翻訳・外観カスタム)が表示を上書きしていない
特に翻訳系拡張機能は“自動翻訳”で英語表示に見えることがあるため、一時的にオフにすると切り分けが早くなります。
Gmailの言語設定をGoogleアカウントで変更する
「Gmailだけではなく、Google検索やGoogleアカウント管理画面まで英語になった」場合は、Googleアカウント自体の言語が変わっている可能性があります。
この設定はGmailに限らず、複数のGoogleサービスに影響します。
Googleアカウントの表示言語を変更する手順
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Googleアカウントの言語設定ページにアクセスします(myaccount.google.com の言語設定)。
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「言語」の編集から、使いたい言語(日本語など)を選択します。
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設定後、ブラウザを閉じて開き直すと反映されやすくなります。
公式ヘルプでも、言語変更後はブラウザの再起動(閉じて開く)を案内しています。
Gmail内設定とGoogleアカウント言語の違い
Gmailの言語設定は「Gmailの表示」に直結します。一方、Googleアカウントの言語は「Googleサービス全体の表示」に影響します。両方がズレていると“混在表示”になりやすいため、次の比較表で整理しておきます。
| 設定の場所 | 影響範囲 | おすすめの状況 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| PC版Gmail内の言語設定 | PCのGmail画面 | Gmail画面だけが英語 | 保存しないと反映されない |
| Googleアカウントの言語 | Googleサービス全体 | Gmail以外も英語 | 反映には再起動が必要な場合 |
| iOS端末の言語 | 端末全体+多くのアプリ | iPhoneのGmailが英語 | 端末全体に影響 |
| Androidのアプリ言語 | Gmailアプリ(条件あり) | Gmailだけ変えたい | Android 14以降で案内あり |
Gmailの言語設定をiPhoneとiPadで変更する
iPhone/iPadでGmailアプリの言語を変えたい場合、基本は端末側の言語設定がポイントになります。
公式ヘルプでも、iPhone/iPadでは端末の言語設定を変更する手順が案内されています。
iPhone/iPadでGmailを日本語に戻す手順
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「設定」アプリを開きます。
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「一般」→「言語と地域」を開きます。
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使用したい言語を追加し、表示言語を日本語に切り替えます。
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必要に応じて端末を再起動し、Gmailを開き直します。
※端末言語を変えると、Gmail以外のアプリ表示にも影響します。仕事用・家族共用などで端末言語を変えたくない場合は、PC版Gmailでの利用や、Android(アプリ言語対応端末)を検討するほうがストレスが少ないケースがあります。
iPhoneで「一部だけ英語」のときに疑うこと
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端末言語は日本語だが、Gmailが英語のまま
→ Gmailアプリのキャッシュ的な表示遅延、アプリ更新待ち、アカウント切り替えミスが疑われます。まずはアプリの再起動、アップデート確認、ログアウト→ログインで切り分けます。
Gmailの言語設定をAndroidで変更する
Androidは状況によって選択肢が2つあります。
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端末全体の言語を変える
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Android 14以降で「アプリの言語」を使ってGmailだけ変える
端末全体を変えたくない人は、まずアプリの言語が使えるか確認すると最短です。
Android 14以降:Gmailだけ言語を変える(アプリの言語)
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Androidの「設定」アプリを開きます。
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「システム」→「言語」→「アプリの言語」を開きます。
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アプリ一覧から Gmail を選びます。
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言語を選択します。
公式ヘルプでは、上記導線をAndroid向けの手順として案内しています。
端末全体の言語を変えてGmailも戻す方法
Androidのバージョンや機種によって表示名が多少異なる場合がありますが、基本は次の流れです。
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Androidの「設定」アプリ
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「システム」→「言語と入力」→「言語」
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日本語を追加し、優先順位を一番上にする
この方法はGmailだけでなく端末全体の表示言語にも影響するため、用途に応じて選んでください。
Gmailの言語設定が変わらないときの原因と対処
設定を変えたのに戻らない場合、多くは「保存漏れ」「反映遅延」「別の場所が上書きしている」のいずれかです。ここを順番に潰すと、最短で復旧します。
PCで変わらない:保存漏れとブラウザ要因
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保存漏れ:PC版Gmailは最後に保存が必要です。
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ブラウザの自動翻訳:ページ自体が翻訳され、言語が変わったように見えることがあります。
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別アカウント問題:複数ログイン中に別アカウントを操作しているケースがよくあります。
対処の順番
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言語選択→ページ最下部の保存まで実行
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再読み込み
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シークレットウィンドウで同一アカウントを確認
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拡張機能・自動翻訳を一時停止
スマホで変わらない:OS側の優先度とアプリ更新
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iOS:端末言語が優先されやすい
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Android:アプリ言語が使えるならそれを優先
対処の順番
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OS言語(またはアプリ言語)が想定どおりか確認
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Gmailアプリのアップデート確認
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アプリの再起動
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端末の再起動
「勝手に英語に戻る」再発のよくあるパターン
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海外サイト閲覧後にブラウザが翻訳や優先言語を調整した
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会社PCのプロファイル(ブラウザ設定)が別言語になっている
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Googleアカウントで複数言語を追加しており、使用状況により自動追加が働いた
Googleアカウントの言語は「自動追加」や複数言語追加が関わる場合があります。気になる場合は、言語設定で意図しない言語が追加されていないか確認してください。
Gmailの言語設定を組織で統一したい場合の考え方
会社や学校でGoogle Workspace(管理対象アカウント)を使っている場合、管理者が「新規ユーザーが最初に見る言語」を設定できるケースがあります。
ただし、新規ユーザーの初期言語を設定しても、既存ユーザーの言語が自動で変わるわけではない点が重要です。
管理者ができること:新規ユーザーの初期言語
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新しく作成されるユーザーが初回ログイン時に表示するデフォルト言語を選べる
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既存ユーザーの言語を一括で強制的に変える、という性質の設定ではない
組織内での運用提案(混乱を減らす)
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社内ヘルプに「言語が変になった時の切り分け表」を常設する
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PCはGmail内設定+保存、スマホはOS設定(Androidはアプリ言語)の方針を明文化する
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新入社員向けに初回ログインの手順書を配布する(Workspace初期言語と整合)
よくある質問
Gmailだけ日本語、Googleアカウント画面は英語のままです。どこを直すべきですか?
Googleアカウントの言語が英語の可能性があります。Googleアカウントの言語設定を確認してください。
PC版Gmailで言語を変えたのに戻りません
ページ下部の「変更を保存」を押したか確認してください。押し忘れが最も多い原因です。
iPhoneでGmailだけ日本語にしたいのですが可能ですか?
公式ヘルプ上、iPhone/iPadでは端末言語の変更が案内されています。端末全体に影響するため、端末言語を変えたくない場合はPC版Gmailの利用などが現実的です。
AndroidでGmailだけ言語を変える方法はありますか?
Android 14以降では「アプリの言語」からGmailを選んで言語を指定できる場合があります。
Workspaceで新しいユーザーだけ英語になるのを防げますか?
管理者が新規ユーザーのデフォルト言語を選べます。ただし既存ユーザーには直接影響しない点に注意してください。
まとめ:最短で直すコツは「どこが効いているか」を外さないこと
Gmailの言語設定は、症状に合った場所を直すとスムーズに復旧します。
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PCのGmail画面だけなら Gmail内設定(最後に保存)
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Google全体なら Googleアカウントの言語
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iPhone/iPadは 端末言語
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Androidは アプリの言語(対応端末) または端末言語
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組織で統一したいなら Workspaceの新規ユーザー初期言語
もし直らない場合でも、保存漏れ・アカウント違い・自動翻訳・反映遅延の順に切り分ければ、多くは解決できます。今後また表示が変わっても、この記事の「30秒切り分け」から入れば最短で戻せます。
参考にした情報源
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Google アカウント ヘルプ「ウェブの言語を変更する」https://support.google.com/accounts/answer/32047?hl=ja
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Gmail ヘルプ「Change your Gmail language settings(Computer)」https://support.google.com/mail/answer/17091?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=en-GB
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Gmail ヘルプ「Gmail の言語設定を変更する(Android)」https://support.google.com/mail/answer/17091?co=GENIE.Platform%3DAndroid&hl=ja
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Gmail ヘルプ「Gmail の言語設定を変更する(iPhone と iPad)」https://support.google.com/mail/answer/17091?co=GENIE.Platform%3DiOS&hl=ja
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Google Workspace 管理者ヘルプ「Choose a language for new users」https://knowledge.workspace.google.com/admin/users/choose-a-language-for-new-users