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Discord「エラー2007」とは?原因と今すぐ試せる対処法・再発防止ガイド

Discordで友人の配信を見ようとした瞬間、突然「エラー2007」が表示され、画面が真っ暗になってしまったご経験はありませんでしょうか。
再接続を繰り返しても視聴できず、原因が自分の回線なのか、Discord側の不具合なのか判断できないまま時間だけが過ぎてしまう――こうした状況は、多くのユーザーが直面する一般的なトラブルです。

本記事では、Discord公式情報と信頼できる技術知識に基づき、「エラー2007」が発生する仕組みと原因、そして初心者でもすぐ実践できる解決手順を体系的にまとめております。
PC・スマホ・VPN利用時など、環境別の具体的な対処方法も網羅し、再発防止まで一度に理解していただける構成です。

「何から手をつければよいのか分からない」「自分の環境だけ問題が起きている気がする」――そんな不安を短時間で解消し、確実に視聴環境を復旧させるための実用的なガイドとなっております。
まずは、エラー2007が意味する内容を正しく理解し、最適な解決策を順に確認してまいりましょう。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

この記事のまとめ
  • エラー2007は、Discordの配信・画面共有などストリーミング機能利用時に発生しやすい、ネットワーク品質関連のエラーです。

  • 原因は、視聴側・配信側・Discordサーバー側のいずれか、または複数が組み合わさっている場合があります。

  • まずは「再起動」「ネットワーク基本確認」「Discord側障害の有無」「他サービスでの挙動確認」といった基本的なチェックが重要です。

今後エラー2007が発生した場合は、次の順序で対応していただくと、効率的に原因を絞り込めます。

  1. DiscordおよびPC・スマホの再起動を行う

  2. Wi-Fi・有線・モバイル回線を切り替え、回線起因かどうか切り分ける

  3. Discord公式ステータスやSNSで障害情報を確認する

  4. PCの場合はデスクトップアプリ/ブラウザ版の両方を試し、キャッシュ削除・再インストールを検討する

  5. VPN・プロキシ・セキュリティソフト・ルーター設定の影響を順番に確認する

  6. 解決しない場合は、Discord公式サポートおよびプロバイダ・ルーターサポートへ相談する

Discord本体やOS、ルーター等の機器は、アップデートにより画面表示や設定項目が変更されることがあります。

  • 実際の操作時は、各サービス・機器の最新マニュアルやヘルプも併せて参照してください。

  • ただし、「原因を切り分ける」「安全な手順から順番に試す」という基本的な考え方は、仕様変更後も有効です。

目次

Discord「エラー2007」とは?まず知っておきたい基礎知識

エラー2007の公式な意味と表示される場面(配信・画面共有など)

Discord公式ドキュメントでは、エラーコード2007は主にストリーミング機能(配信・画面共有・Go Live)に関連するネットワークの問題として扱われています。典型的には、次のような場面で表示されます。

  • フレンドやサーバーメンバーの「Go Live」配信を視聴しようとしたとき

  • 画面共有・ゲーム配信を視聴中に映像が止まり、エラーとともに切断されたとき

  • 自分が配信者として画面共有や配信を開始・継続しようとしたとき

一瞬だけ表示され自動的に復帰する場合もあれば、そのまま配信が視聴できない・接続できない状態が続く場合もあります。後者の場合は、ユーザー側で原因を切り分けて対処する必要があります。

エラー2002〜2007に共通する「ストリーミング品質」エラーという考え方

Discordでは、2002〜2007といった番号帯のエラーコードがストリーミング品質やネットワーク状態に関連するエラーとしてまとめられています。主に関係する要因は次のとおりです。

  • ネットワークの一時的な不安定(高いPing、パケットロス、一時的な切断など)

  • 回線品質や帯域不足(同時に大量の通信が走っている、混雑時間帯である等)

  • Wi-Fi環境の電波状況が悪い、周囲の電波干渉が多い

  • VPN・プロキシ・企業/学校ネットワークなど、経路上での制限や遅延

エラー2007はこのグループの一つであり、「配信を継続するために再接続を試みているが、ネットワーク状況が悪くうまくいっていない状態」と理解しておくとイメージしやすいです。

視聴側・配信側・Discordサーバー側のどこに原因があるのか

エラー2007が発生した場合、原因は大きく次の3つのいずれか、または複数が組み合わさっている可能性があります。

  1. 視聴側(ユーザー自身の環境)

    • 自宅回線の一時的な不安定

    • Wi-Fiルーターやモデムの不調

    • VPN・プロキシ・セキュリティソフトによる通信制限

    • PC・スマホ側のアプリ不具合やキャッシュ破損

  2. 配信側(フレンドや配信者の環境)

    • 配信者の回線品質が悪く、配信が不安定

    • 非常に高い画質・フレームレート設定で配信している

    • 配信者側でVPNやモバイル回線を利用している

  3. Discordサーバー側・経路上の問題

    • 一時的なDiscord側の障害や混雑

    • 特定地域・特定ルートでのネットワーク障害

本記事では、主に「視聴側のユーザーが自力でできる対処」を中心に解説しつつ、配信側・サーバー側の可能性を切り分けるための考え方もあわせてご紹介いたします。


まずはここを確認:エラー2007対処チェックリスト(全ユーザー共通)

一時的な不具合を疑う:DiscordとPC・スマホの再起動

最初に実施すべきなのは、もっとも簡単で効果が高い「再起動」です。手順は次のとおりです。

  1. Discordアプリを完全に終了する

    • PC:タスクマネージャーで「Discord」プロセスが残っていないか確認し、残っていれば終了します。

    • スマホ:アプリ切り替え画面からDiscordをスワイプして終了します。

  2. PC・スマホ本体を再起動する

    • OS更新後や長時間起動しっぱなしの場合、一時的な不具合が蓄積していることがあります。

  3. 再起動後にDiscordを起動し、同じ配信・画面共有を視聴できるか確認する

この基本的な操作だけで改善するケースも多いため、必ず最初に試すことをおすすめいたします。

ネットワークの基本確認:回線状態・Wi-Fi・有線接続の見直し

次に、ネットワークまわりの基本を確認します。

  • Wi-Fiの電波強度を確認する

    • ルーターから遠い、壁や家具が多い場所では電波が弱くなります。

    • 可能であればルーターに近づく、障害物を減らすなどの工夫を行います。

  • 有線LANを利用できる場合は優先的に利用する

    • PCであれば、有線接続に切り替えることで大幅に安定することがあります。

  • ルーター・モデムの再起動を行う

    1. モデムとルーターの電源を切り、電源プラグを抜きます。

    2. 1〜2分程度待ってから再度電源を入れます。

    3. インターネット接続が復旧したことを確認し、再度Discordを試します。

あわせて、家庭内で同時に大容量の通信(動画ダウンロードや別のストリーミング視聴)が行われていないかも確認すると、原因の切り分けに役立ちます。

Discordサーバー側の障害かどうかを確認する方法

自分の環境に問題がなくても、Discord側で障害や混雑が発生している場合があります。その際は、ユーザー側でできることは限られます。次の点を確認してください。

  • Discordの公式ステータスページや公式SNSアカウントで障害情報が出ていないか

  • SNSやコミュニティで「Discord エラー2007」などのキーワードを検索し、同時期に多くの報告がないか

  • 複数のサーバー・異なる配信者の配信で、同じエラーが出るかどうか

大規模障害が疑われる場合、ユーザー側で複雑な設定変更を行うよりも、復旧を待つ方が安全なケースが多いです。

他の配信/動画サービスで同様の症状が出るかを試す

Discord以外のサービスでの挙動を確認することで、「Discordだけの問題か」「回線全体の問題か」を切り分けできます。

  • YouTubeやTwitchなど他のストリーミングサービスでライブ配信や高画質動画を再生してみる

  • これらのサービスでも頻繁に止まる場合:回線全体の品質や混雑の問題である可能性が高いです。

  • 他サービスは問題ないがDiscordのみ不安定な場合:Discordアプリ・ブラウザ・経路の問題が疑われます。

この段階まで実施すると、以降の詳細な対処の方向性を判断しやすくなります。


PCユーザー向け:Windows/Macでの具体的な解決手順

Discordアプリとブラウザ版での切り分け

PCでエラー2007が発生する場合、まずはデスクトップアプリとブラウザ版の両方で確認し、問題がどこにあるかを切り分けます。

  • デスクトップアプリでエラーが出る場合

    • ChromeやEdgeなどのブラウザからDiscord(Web版)にログインし、同じ配信を視聴できるか確認します。

  • ブラウザ版のみエラーが出る場合

    • 別のブラウザ(Chrome → Edge、Edge → Firefoxなど)で試します。

    • 広告ブロッカー等の拡張機能が影響している可能性があるため、一時的に無効化して挙動を確認します。

  • 両方でエラーが出る場合

    • ネットワーク側やOS側に影響がある可能性が高く、次項以降の対処を検討します。

Discordのキャッシュ削除と再インストール手順(Windows/Mac)

Discordのキャッシュが破損していると、特定機能(配信視聴など)のみ不安定になる場合があります。概要は次のとおりです。

Windows(概要)

  1. Discordを完全終了する(タスクマネージャーでプロセスが残っていないか確認)

  2. エクスプローラーで「%appdata%\Discord」を開く

  3. 「Cache」フォルダなどの一時ファイルを削除する

  4. 必要に応じてDiscordをアンインストールし、公式サイトから最新版を再インストールする

macOS(概要)

  1. Discordを終了する

  2. Finderで「~/Library/Application Support/discord/」を開く

  3. キャッシュ関連フォルダ内のファイルを削除する

  4. アプリケーションフォルダからDiscordを削除し、公式サイトから最新版をインストールし直す

具体的なパスや画面はOSやDiscordのバージョンにより変わる可能性がありますので、作業時には最新の情報も併せてご確認ください。

ファイアウォール・セキュリティソフト・ルーター設定の確認ポイント

ネットワーク上でDiscordの通信がブロック・制限されている場合、エラー2007につながる可能性があります。

  • Windowsファイアウォールの確認

    • 「Windows セキュリティ」→「ファイアウォールとネットワーク保護」から、Discordが通信を許可されているか確認します。

  • セキュリティソフトの例外設定

    • サードパーティ製セキュリティソフトを利用している場合、Discordを信頼済みアプリとして例外に登録する必要があるケースがあります。

  • ルーターの制限機能

    • ペアレンタルコントロールや帯域制限(QoS設定)によって、特定ポートやストリーミングが制限されていることがあります。

    • ルーター管理画面にアクセスできる場合は、該当機能が有効になっていないか確認します。

ルーターの設定変更に不安がある場合は、ルーターメーカーやプロバイダのサポート窓口へ相談することをおすすめいたします。

画質・フレームレート・ハードウェアアクセラレーション設定の見直し

配信の画質やフレームレートが高すぎると、ネットワーク負荷とPC負荷が増加し、エラーが発生しやすくなります。

  • 配信者側の見直し

    • 解像度を720p程度、フレームレートを30fps程度に下げて配信を行ってもらう

    • ビットレート設定を必要以上に高くしない

  • 視聴側の見直し

    • 視聴画質を自動ではなく低めに固定して試す

    • Discord設定からハードウェアアクセラレーションをON/OFF切り替え、どちらが安定するか検証する

一度に多くの設定を変えるのではなく、1項目ずつ変更し、その都度配信の挙動を確認することが重要です。


スマホユーザー向け:iPhone・Androidでの対処方法

モバイル回線とWi-Fiを切り替えて原因を切り分ける

スマホでエラー2007が発生する場合は、ネットワークの切り替えによる切り分けが有効です。

  • Wi-Fi利用中にエラーが頻発する場合

    • モバイル回線に切り替えて同じ配信を視聴し、安定するか確認します。

  • モバイル回線でのみ不安定な場合

    • 電波状況や速度制限(通信量超過)の影響がないか確認します。

  • どちらでも不安定な場合

    • スマホ本体・アプリ側の問題、またはDiscord自体の障害である可能性が高まります。

この結果に応じて、自宅Wi-Fiの改善や、通信プラン・エリアの見直しなどを検討します。

Discordアプリの再起動・再インストール・キャッシュ削除

スマホアプリの一時的な不具合やキャッシュ破損も、配信視聴時のエラーにつながることがあります。

  • アプリの強制終了

    • iPhone:Appスイッチャーを開き、Discordを上方向にスワイプして終了します。

    • Android:マルチタスク画面からDiscordをスワイプして終了します。

  • 再インストール

    • Discordアプリをアンインストールし、App StoreまたはGoogle Playから再度インストールします。

    • ログイン情報が分からなくならないよう、事前に確認しておきます。

  • Androidのキャッシュ削除

    • 設定アプリ →「アプリ」→「Discord」→「ストレージ」から「キャッシュを削除」等の項目があれば実行します。

これらの操作により、アプリ内部の一時的な不具合が解消される場合があります。

省電力モード・バックグラウンド制限・テザリング利用時の注意点

スマホ特有の省電力・バックグラウンド制限が、Discordのストリーミングに影響するケースもあります。

  • 省電力モードが有効だと、バックグラウンド通信が制限されたり、CPU性能が抑えられる場合があります。

  • 一部メーカーの独自省電力機能は、一定時間操作がないアプリの通信を強制的に止めることがあります。

  • テザリング利用時は、親機側の回線とテザリング自体の両方で遅延や帯域不足が発生しやすく、エラーが出る可能性が高くなります。

Discord視聴時には、省電力機能やバックグラウンド制限を一時的に緩和し、挙動が改善するか確認するとよいでしょう。


VPN・企業/学校ネットワーク利用時に多い原因と対処

VPN経由で配信視聴をするとエラー2007/2015が出やすい理由

VPNを利用すると、通常とは異なる経路で通信が行われます。その結果、次のような現象が起こることがあります。

  • VPNサーバーまでの距離が遠く、遅延(Ping)が大きくなる

  • VPNサーバーの混雑により、パケットロスや帯域不足が発生する

  • 一部VPNサービスや接続先の国・地域で、ストリーミングサービスが制限されている

これらの要因により、Discord側からは「ストリーミング品質が悪い」と判断され、エラー2007や2015が発生しやすくなります。

スプリットトンネリング・プロキシ設定の確認と一時無効化の手順

VPNを必ず利用しなければならない環境でも、「DiscordだけはVPNを経由させない」設定が有効な場合があります。

  • VPNアプリにスプリットトンネリング機能があるか確認し、DiscordをVPN対象外に設定する

  • OSやブラウザにプロキシ設定が入っている場合、それを一時的に無効化して挙動を確認する

  • 一時的にVPNを完全にOFFにし、エラー2007が改善するかどうかをテストする

これらの操作により、VPNやプロキシが原因かどうかを切り分けることができます。

企業・学校ネットワークの制限が疑われる場合のチェックポイント

企業や学校のネットワークでは、業務・学習目的以外の通信が制限されていることも珍しくありません。

  • 同じネットワークを利用している同僚・友人にも同様の症状が出ていないか確認する

  • 利用規程上、Discordやストリーミングの使用が禁止されていないか確認する

  • 自分でルーターやセキュリティ設定を変更してよい環境かどうかを、必ず事前に確認する

許可されていない環境で設定変更を行うと、規則違反やセキュリティリスクにつながるため、必ず管理者の指示に従ってください。


よくあるトラブルとケース別の解決例

「特定のサーバーやフレンドの配信だけ」エラー2007になる場合

この場合、視聴者側ではなく配信者側の環境に問題がある可能性が高くなります。

  • 他のサーバー・他の配信者の配信では問題なく視聴できるか確認する

  • 問題が発生する配信者に対し、回線状況や配信設定(画質・フレームレート)の見直しを依頼する

  • 配信者がVPNやモバイル回線を利用している場合、その影響を説明し、通常回線での配信を試してもらう

視聴者側でできる対処は限られるため、状況を共有しながら配信者側の設定を見直してもらうことが重要です。

「時間帯によって」エラーが出やすい/すぐ切断される場合

特定の時間帯だけエラーが多発する場合、次の要因が考えられます。

  • プロバイダや地域の回線が混雑する時間帯である

  • 家庭内で動画視聴・オンラインゲーム・大容量ダウンロードが集中している

  • 近隣のWi-Fi利用が増加し、電波干渉が強くなっている

対処の例としては、次のようなものがあります。

  • 可能な範囲で混雑時間帯を避けて配信を視聴する

  • 家庭内で同時に大量の通信を行わないよう調整する

  • 有線接続への切り替えや、ルーター位置・チャネルの見直しを検討する

「自分だけ頻繁に」エラー2002〜2007が出る場合のチェックポイント

同じネットワークを使っている他の人には問題がなく、自分のPCだけで頻繁にエラーが出る場合は、ローカル環境の問題が疑われます。

  • 常駐アプリが多すぎてCPU・メモリが慢性的に不足していないか

  • バックグラウンドでクラウド同期や大容量ダウンロードが動作していないか

  • ネットワークアダプタのドライバーが古くなっていないか

  • OSアップデートやDiscordの更新が長期間行われていない状態になっていないか

これらを順番に確認し、不要な常駐アプリの削減、ドライバー・OS・Discordの更新など、基本的なメンテナンスを実施することで、エラー頻度が改善することがあります。


再発防止のためにできるネットワーク・設定の工夫

安定して配信を視聴するためのネットワーク環境の整え方

エラー2007を根本的に減らすには、Discordだけでなくネットワーク環境全体の改善が有効です。

  • ルーターの設置場所を高く・障害物の少ない場所に変更する

  • 5GHz帯のWi-Fiが利用可能であれば、干渉の少ない5GHzを優先する

  • オンラインゲームや配信視聴を行うPCは、可能な限り有線LAN接続とする

これらの対応により、Discordに限らず、オンラインサービス全般の安定性が向上します。

ルーター・モデム・PCの定期的なメンテナンス

機器のメンテナンス不足も、長期的には不安定さの原因となります。

  • モデム・ルーターを数週間〜数か月に一度は再起動する

  • ルーターのファームウェアやPCのOSを定期的にアップデートする

  • 不要なアプリ・スタートアップ項目を整理し、PCのリソースに余裕を持たせる

こうした基本的なメンテナンスは、トラブルの予防に大きく寄与します。

Discord側で推奨される画質・フレームレート設定の目安

一般的な利用シーンにおいて、次のような設定が安定しやすい目安となります。

  • 解像度:720p前後

  • フレームレート:30fps前後

  • 回線に余裕がある場合のみ、段階的に高画質・高フレームレートを試す

回線が不安定な場合は、まずフレームレートを下げ、その上で解像度を下げる順序で調整すると効果的です。


それでも直らないときは?サポートへ相談する前に整理すべき情報

Discord公式サポートに問い合わせるタイミングと準備する情報

本記事で紹介した対処を一通り試しても改善しない場合、Discord公式サポートへの問い合わせを検討します。特に次のようなケースでは、サポートへ相談する価値があります。

  • 特定のアカウント・特定の環境に限ってエラー2007が頻発する

  • エラー2007だけでなく、他のエラーコードも頻繁に表示される

  • 明らかな回線問題が見当たらない状態で、継続的に不具合が続いている

問い合わせの際には、以下の情報を整理しておくと対応がスムーズです。

  • 利用環境(OSの種類とバージョン、Discordのバージョン、ブラウザ名など)

  • エラーが発生する具体的な状況(配信視聴時・画面共有時・誰の配信か等)

  • 発生し始めた時期と頻度(例:2025年○月頃から、1日数回など)

  • すでに試した対処(再起動、再インストール、ネットワーク切り替えなど)の一覧

インターネットプロバイダ・ルーターサポートに相談すべきケース

Discord以外のサービスも含め、全体的に通信が不安定な場合は、回線やルーター側の問題が疑われます。

  • 速度テストで極端に速度が遅い、または結果が大きく揺れる

  • YouTubeなど他の動画サービスでも頻繁に再生が止まる

  • ルーターのランプ状態やログに不自然なエラーが多く出ている

このような場合は、契約しているインターネットプロバイダやルーターメーカーのサポート窓口に相談し、回線状態や機器の異常について確認してもらうことをおすすめいたします。

安全に試してよいこと・避けるべき危険な対処法

本記事でご紹介した対処法は、一般ユーザーが比較的安全に実施できる範囲に限定しています。一方で、次のような操作は避けるべきです。

  • レジストリの直接編集や、システムフォルダ内ファイルの削除

  • 出所が不明な「高速化ツール」「最適化ソフト」のインストール

  • 不必要なレベルまでセキュリティ設定を弱めること

問題を解決するつもりで行った操作が、かえってセキュリティリスクや別のトラブルを引き起こすケースもあります。操作に不安がある場合は、必ず公式サポートや信頼できる窓口に相談してください。