Duolingoを機種変更した直後に「進捗が消えた」「最初からになった気がする」と感じる方は少なくありません。しかし多くの場合、学習データそのものが消えたのではなく、ログイン方法の不一致や別アカウントの作成など、手順上のつまずきが原因です。Duolingoは基本的に「端末」ではなく「アカウント」に学習状況が紐づきます。そのため、機種変更後に同一アカウントへ正しくログインできれば、学習を継続できます。
本記事では、機種変更前に確認すべきポイント、新端末での引き継ぎ手順、進捗が戻らないときの切り分け、有料プラン(Super等)の注意点まで、状況別に迷わない流れで整理いたします。特に「機種変更直後は焦りやすい」ため、先に全体像を把握し、落ち着いて順番に対応することが重要です。
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Duolingo機種変更で引き継がれるものと注意点
学習データはアカウントに紐づく
Duolingoの学習データは、原則としてアカウント(ユーザー名・メールアドレス・外部連携など)に紐づいて管理されます。つまり、機種変更後でも、同じアカウントにログインできれば、以下のような情報は引き継がれる前提で考えるのが基本です。
学習の進捗(どのユニットまで進んでいるか、到達度など)
XP(獲得経験値)、リーグ状況
連続記録(streak)
実績やプロフィール情報(設定状況を含む)
一方で、端末依存で変わりやすいものもあります。例えば、通知設定、端末側の言語設定、キーボード設定、端末の省電力設定などは新端末の状態に影響を受けます。ここを混同すると「引き継ぎが失敗した」と誤解しやすいため、まずは「学習データ=アカウント」「端末設定=端末ごと」と整理して理解することが大切です。
また、DuolingoはアプリだけでなくWeb版も利用できます。アプリで混乱してしまった場合でも、Web版にログインして進捗を確認できれば、アカウント自体は生きている可能性が高いと判断できます。切り分けの手段として、Web版は非常に有効です。
引き継ぎで失敗しやすい典型パターン
機種変更時の失敗は、複雑に見えても「入口を間違えた」ケースがほとんどです。典型例を整理すると、以下のとおりです。
新端末で「ログイン」ではなく「はじめる」を選び、別アカウントを新規作成してしまう
旧端末ではGoogle連携だったのに、新端末ではメールログインを試してしまう(または逆)
複数のメールアドレスを持っており、別のメールでログインしてしまう
Appleでサインイン/Googleでサインインの選択を誤り、別アカウント扱いになってしまう
家族の端末・共有端末などで別アカウントが混ざり、どれが本アカウントか分からなくなる
旧端末でログイン状態のまま使っており、ログイン情報を覚えていない(機種変更で初めて問題化する)
この中でも最も多いのが「新端末で最初に表示された導線のまま進めてしまい、気づかずに別アカウントを作った」パターンです。見た目は普通に使えてしまうため、後から「進捗が戻っていない」ことに気づきます。
重要なのは、進捗が戻らないときに“すぐに削除や初期化をしない”ことです。
まずは「同じアカウントでログインできているか」を確認し、必要に応じてログアウト→ログイン方法の変更という順で対応すると、回復できる可能性が高まります。
同OSと異OSで変わるポイント
機種変更には、大きく分けて次の2軸があります。
同OS(iPhone→iPhone、Android→Android)
異OS(iPhone→Android、Android→iPhone)
この違いで最も影響が出やすいのは「有料プラン(Super等)の購読管理」です。学習データ(進捗)はアカウントに紐づくため、同OSでも異OSでも基本は同じですが、有料プランは購入経路(App Store/Google Play等)に紐づきやすく、異OS移行では注意点が増えます。
以下の表で、まず「何が変わり、何が変わらないか」を把握してください。
| 機種変更パターン | 学習進捗の考え方 | 有料プランの注意点 | 最初にやること |
|---|---|---|---|
| iPhone→iPhone | 同一アカウントにログインすれば復元 | Apple ID側の購読管理が中心 | Apple/メール等、旧端末と同じ方法でログイン |
| Android→Android | 同一アカウントにログインすれば復元 | Googleアカウント側の購読管理が中心 | Google/メール等、旧端末と同じ方法でログイン |
| iPhone→Android | 同一アカウントにログインすれば復元 | 購読元が変わる可能性があり、二重課金注意 | 進捗確認→購読の契約元確認の順で整理 |
| Android→iPhone | 同一アカウントにログインすれば復元 | 購読元が変わる可能性があり、二重課金注意 | 進捗確認→購読の契約元確認の順で整理 |
ここで押さえるべき要点は、進捗と課金を“別物”として管理するということです。進捗が戻ったからといって課金も必ず同じ状態とは限りませんし、逆に課金状態が見えないからといって進捗が消えたわけでもありません。
Duolingo機種変更の前に旧端末で確認すること
ログイン手段を特定する
機種変更前の段階で、最も重要なのは「旧端末でどうやってログインしていたか」を特定することです。多くのトラブルは、ここが曖昧なまま機種変更を行うことで発生します。
確認すべきログイン手段は主に以下です。
Appleでサインイン(iPhone利用者に多い)
Googleでサインイン(Android利用者に多い)
メールアドレス+パスワード
以前使っていた連携(過去の設定が残っている場合)
旧端末でアプリを開いた状態で、プロフィールや設定画面に「アカウント情報」や「連携状態」が表示されることがあります。そこで、メールアドレスやユーザー名を確認できる場合は必ず控えてください。
特に注意したいのは、「旧端末では自動ログイン状態だった」というケースです。本人の感覚としては“ログインした覚えがない”ため、機種変更後に入口を選べず迷いやすくなります。機種変更前に、いったんログアウトせずとも構いませんので、どの手段でログインしているかを把握しておくことが重要です。
ユーザー名・メール・連携の控え方
機種変更前に控えておきたい情報は、次の3点です。これだけでも復旧の難易度が大きく変わります。
ユーザー名(確実に一致確認できる識別子)
登録メールアドレス(分かる範囲で)
連携(Apple/Googleなど)の状況
可能であれば、プロフィール画面(ユーザー名が見える画面)と設定画面のスクリーンショットも保存してください。口頭やメモだけだと、後で似た文字列を間違えることがあります。
控え方のおすすめは次のとおりです。
メモアプリに「ユーザー名」「ログイン手段」「メール候補」をセットで記録
スクリーンショットを撮り、写真アプリで見返せる状態にする
パスワードマネージャーを使っている場合は、Duolingoの登録情報があるか確認する
また、機種変更前に「メールアドレスを変更しておきたい」「ユーザー名を整理したい」という場合は、旧端末で落ち着いて作業しておくと安全です。機種変更後の混乱した状態で変更すると、さらにどの情報が正しいか分からなくなる可能性があります。
課金中は更新日とストアを確認する
Super等を利用中の方は、機種変更前に必ず「契約元」を確認してください。ここを飛ばすと、異OS移行時に二重課金や解約漏れが起きやすくなります。
確認する項目は次のとおりです。
購入経路:App Store/Google Play/その他(Web購入等)
次回更新日(いつ課金が更新されるか)
現在のプラン:個人・年額・月額、ファミリープランなど
ファミリープランの場合:管理者アカウントは誰か
特にファミリープランでは、「自分が管理者なのか、参加者なのか」でやることが変わります。参加者の場合は、管理者側の購読・招待状況の影響を受けるため、機種変更時はアカウントの取り違いが起きないよう、ユーザー名の一致確認を徹底してください。
Duolingo機種変更後に新端末で引き継ぐ手順
新端末で必ずログインを選ぶ
新端末にDuolingoをインストールした直後、最初の選択が非常に重要です。ここで間違えると、以後の切り分けが面倒になります。
「はじめる」ではなく「ログイン」を選ぶ
「はじめる」は基本的に新規アカウント作成の導線になりやすい傾向があります。もちろん後からログインし直せる場合もありますが、焦りの中で操作すると「新規アカウントに進捗がない」状態を“消えた”と誤解しやすくなります。
機種変更直後は、学習を早く再開したくなるため、つい最短導線を選びがちです。しかし、最短に見える導線が最短とは限りません。最初は必ずログインから入る、これだけで失敗率が大きく下がります。
Apple/Google/メール別のログイン手順
ログインは「旧端末と同じ手段」を選ぶのが基本です。以下に手順を整理いたします。
手順(共通)
Duolingoアプリを起動します
初期画面で「ログイン」を選択します
旧端末と同じ方法(Apple/Google/メール)を選択します
認証を完了します
ログイン後、ユーザー名と進捗を確認します(ユニット、XP、リーグ等)
Appleでサインインの場合
旧端末と同じApple IDで端末にサインインしているかを確認します
Duolingoのログイン画面で「Appleでサインイン」を選びます
認証後、ユーザー名が一致するかを確認します
※Appleの「メールを非公開」を使っている場合、登録メールが分かりにくいことがあります。そのため、ユーザー名での一致確認が特に重要です。
Googleでサインインの場合
旧端末と同じGoogleアカウントが新端末に追加されているか確認します
Duolingoのログイン画面で「Googleでサインイン」を選びます
複数アカウントがある場合は、旧端末で使っていたものを選択します
ログイン後、ユーザー名・進捗が一致するか確認します
メールアドレス+パスワードの場合
登録メールアドレスとパスワードを入力します
メール候補が複数ある場合、間違ったメールでログインすると別アカウント扱いになることがあるため、入力後にユーザー名で一致確認をします
パスワードが不明な場合は、安易に別メールで試行を繰り返さず、後述の切り分け手順に従ってください
ここまでのポイントは、ログインできたかどうかではなく、ログイン後のアカウントが“旧端末と同一か”です。ログインできてしまうこと自体が混乱の原因になるため、必ずユーザー名で確認してください。
Web版で進捗を確認して切り分ける
アプリで混乱した場合は、Web版で確認することで状況を整理できます。Web版の役割は「正しいアカウントにログインできているか」を確かめる“照合手段”です。
切り分けの考え方
Web版で正しい進捗が見える:アカウントは正しく、アプリ側のログイン方法の選択ミスや表示差の可能性
Web版でも進捗が違う:そもそも別アカウントに入っている可能性が高い
Web版でログインできない:認証情報(メール/連携)の特定が必要
この切り分けを行うと、「アプリを消して入れ直す」「端末を再起動する」といった“運任せの対応”を減らせます。特に進捗が戻らない局面では、最初にWeb版で確認し、次にアプリでログイン手段を揃える、という順番が安定します。
Duolingo機種変更で進捗が戻らないときの対処
別アカウントを作成してしまった場合
最も多い原因は、機種変更後に意図せず別アカウントを作ってしまうケースです。見分け方は明確で、ユーザー名が旧端末と一致していない場合、別アカウントの可能性が高いです。
対処手順
現在ログインしているアカウントのユーザー名を確認します
旧端末のユーザー名(またはスクリーンショット)と一致しているか照合します
一致しない場合は、まずログアウトします
「旧端末で使っていたログイン手段」でログインし直します
ログイン後、ユーザー名と進捗を再確認します
メールアドレスが複数ある場合、次の運用が安全です。
思い当たるメール候補をリスト化する(例:普段のメール、仕事用、サブ、Appleの非公開アドレスの可能性など)
1つ試すたびに「ユーザー名」「進捗」を必ず照合する
途中で混乱したら、試したメールと結果をメモに残す(同じミスを繰り返さない)
なお、別アカウントを作ってしまったからといって、すぐに削除する必要はありません。削除は取り返しがつかない選択になり得ます。まずは「正しいアカウントに戻す」ことを優先し、その後に不要なアカウントの扱いを考えるのが安全です。
パスワード不明・メール不明の場合
この状況は焦りやすいですが、手順を分解すれば対応しやすくなります。ポイントは「情報の確度が高いものから順に当たる」ことです。
優先順位の例
Apple/Google連携の可能性を確認(端末のアカウントと紐づくため成功率が高い)
登録メールの候補を整理し、候補ごとにログインを試す
旧端末が使える場合は、旧端末でユーザー名・メール・連携を確認する
どうしても特定できない場合は、ヘルプ導線を利用する
旧端末が手元にあるなら、復旧は一気に簡単になります。旧端末でログイン状態が保たれていれば、設定画面やプロフィールでユーザー名を確認できる可能性が高いからです。
旧端末がない(紛失・故障)場合は、次のように進めるのが現実的です。
Apple/Googleでサインインを順に試す(可能性が高い方から)
メール候補を整理し、順に試す
ログインできたら必ずユーザー名で照合する
連続記録やXPなど“自分の記憶と一致する特徴”でも確認する
「ログインできない」状態が続くと、つい新規で始めたくなりますが、その判断は最後に回すことを推奨いたします。特に連続記録や長期の進捗がある方ほど、戻せる可能性を先に探る価値があります。
連続記録やコース表示が違う場合の確認点
進捗は戻ったが、連続記録や表示が「何か違う」と感じる場合があります。この場合は、次の観点で確認してください。
確認ポイント
ユーザー名は完全一致しているか(最重要)
アプリとWebで同じ状態か(差があるなら表示・同期の問題の可能性)
端末の日時設定やタイムゾーンが正しいか(連続記録に影響することがあります)
通信環境は安定しているか(同期が遅れると一時的に表示が古いことがあります)
コースが更新されて表示形式が変わっていないか(内容が消えたのではなく、構造が変わっただけの場合があります)
加えて、複数端末で同時にログインしている場合、操作順で一時的な表示差が出ることもあります。まずはWebで確認し、次にアプリを再起動し、それでも改善しなければログアウト→ログインの順で見直すと整理しやすいです。
Duolingo機種変更と有料プランの扱い
Superの購読管理と解約の基本
有料プラン(Super等)は、学習進捗とは別に管理されると考えるのが安全です。多くの場合、課金は次のどれかに紐づきます。
App Store(Apple ID)
Google Play(Googleアカウント)
その他の購入経路(Webなど)
機種変更で混乱しやすいのは、進捗は戻ったのに有料機能が有効にならない、またはその逆です。この場合は、以下の順で確認してください。
確認の順番
正しいDuolingoアカウントにログインできているか(ユーザー名で確認)
購入したストア(App Store/Google Play)で購読が有効か
同一端末の同一ストアアカウントでログインしているか(Apple ID/Googleアカウント)
異OS移行であれば、購読の移行可否や再契約が必要かを整理する
特に異OS移行では、旧ストアで契約が残ったまま新ストアでも契約してしまうと二重課金の原因になります。新端末で契約ボタンを押す前に、必ず旧ストア側の購読状況を確認してください。
ファミリープラン利用時の注意
ファミリープランの場合、機種変更における注意点は次の2つです。
自分が「管理者」なのか「参加者」なのかを明確にする
正しいアカウントで参加しているか(ユーザー名一致)を確認する
参加者側で起きやすいのは、「正しいアカウントでログインできていないため、ファミリープランの恩恵が見えない」というケースです。進捗が戻らないケースと同様、まずユーザー名で一致確認し、次にプランが反映されているかを見る、という順番が安定します。
管理者側で起きやすいのは、機種変更を機に管理者アカウントを取り違え、招待状況が分からなくなるケースです。管理者は特に、機種変更前にユーザー名と購読元を控えておくことを推奨いたします。
二重課金を避けるチェックリスト
課金トラブルは、発生すると精神的な負担が大きくなります。以下のチェックリストを、機種変更の前後で必ず確認してください。
機種変更前チェック
旧端末側で、Duolingoのログイン手段(Apple/Google/メール)を特定しました
旧端末側で、ユーザー名を控えました(スクリーンショットが望ましいです)
購読中の場合、契約元(App Store/Google Play等)と更新日を確認しました
ファミリープランの場合、自分の立場(管理者/参加者)を確認しました
機種変更後チェック
新端末では「ログイン」を選び、旧端末と同じ方法でログインしました
ログイン後、ユーザー名が旧端末と一致していることを確認しました
有料機能が見えない場合、ストア側の購読状況とストアアカウントを確認しました
異OS移行の場合、旧ストアの契約が残ったまま新規契約していないことを確認しました
よくある質問
Duolingoの機種変更で連続記録は消えますか?
同一アカウントに正しくログインできていれば、連続記録は通常そのまま引き継がれます。もし消えたように見える場合は、まずユーザー名が一致しているかを確認してください。ユーザー名が一致していない場合、別アカウントに入っている可能性が高いです。
機種変更したら最初からになりました。復旧できますか?
多くの場合、復旧の余地があります。「はじめる」を選んで別アカウントを作成してしまった、あるいは旧端末と異なるログイン手段を選択したケースが典型です。ログアウトし、旧端末で使っていたログイン手段(Apple/Google/メール)で入り直し、ユーザー名が一致するかを確認してください。
メールアドレスは変更できますか?
設定から変更できる場合があります。機種変更前にメールアドレスを整理しておくと、機種変更後の復旧が容易になります。機種変更後に混乱している状態で変更すると、かえって照合が難しくなる場合があるため、落ち着いて作業できるタイミングでの変更が推奨です。
iPhoneからAndroidへ変えても進捗は引き継げますか?
はい、同じDuolingoアカウントにログインできれば、進捗の引き継ぎは可能です。ただし、有料プラン(Super等)は購入元ストアに紐づく場合があり、異OS移行では課金の扱いが変わる可能性があります。進捗と課金を分けて確認してください。
旧端末が手元にない場合でも復旧できますか?
可能性はあります。Apple/Google連携であれば端末のアカウントと連動していることが多く、復旧できる場合があります。メールログインの場合は、登録メールの候補を整理して順に試し、ログインできたらユーザー名と進捗で照合してください。どうしても特定できない場合は、ヘルプ導線の利用も検討してください。
まとめ
Duolingoの機種変更で最も重要なのは、旧端末と同じDuolingoアカウントに戻すことです。学習データは端末ではなくアカウントに紐づくため、正しいログインさえできれば、進捗が“消えたように見える”状態は解消できることが多いです。
対応の基本手順は次のとおりです。
機種変更前に「ログイン手段」「ユーザー名」「購読元」を控える
機種変更後は必ず「ログイン」から入り、旧端末と同じ方法でログインする
進捗が戻らない場合は、別アカウントの可能性を最優先で疑い、ユーザー名で照合する
異OS移行では、進捗と課金を分けて管理し、二重課金を防ぐ
また、機種変更直後は焦りから操作を急ぎがちですが、削除や初期化など取り返しのつきにくい操作は最後に回してください。仕様や導線が今後変更される可能性もあるため、迷ったときは「ユーザー名で照合する」「Web版で確認する」という基本に立ち戻ると、判断が安定いたします。