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DownThemAllの使い方|一括DLの基本設定とフィルタ活用

毎回コツコツと画像やPDFを保存していませんか?
DownThemAllなら、必要なファイルだけを一気に収集し、わかりやすい名前で自動整理まで。この記事では、最初に整えるべき基本設定から、狙った獲物だけを刈り取るフィルタ術(ワイルドカード/正規表現)まで、迷わず再現できる手順で解説します。作業時間を短縮して、やるべき仕事に集中しましょう。

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この記事のまとめ
  • 抽出 → 種類 → ワイルドカード → 正規表現 → 除外の順で精度を高める

  • 命名テンプレで衝突を防ぎ、後から探せる状態に

  • 並列・リトライ・タイムアウトは控えめに始めて最適化
    これだけで、DownThemAllは高速かつ安定した回収ツールになります。次は、あなたのページURLに合わせてフィルタを微調整しましょう。

DownThemAllの使い方初期セットアップ

ここを整えると、以降の運用が激的に安定します。

保存先フォルダ

  • 推奨:~/Downloads/DTA/{YYYY}/{MM}/{site}

    • {YYYY}{MM}は年・月、{site}はドメイン名やプロジェクト名。

    • 理由:同名ファイルの衝突回避後からの検索性が段違い。

同時ダウンロード数(並列スロット)

  • スタート値:3〜6

  • 回線が太く、相手サーバーも強い → 徐々に上げる

  • エラーが増える/429(Too Many Requests) → 2〜3まで下げる

  • 補足:ブラウザやDTAのバージョンで「全体の並列数」と「1ホストあたりの上限」が別にある場合、1ホスト上限を低め

リトライ/タイムアウト

  • タイムアウト:30〜60秒

  • リトライ:2〜3回(サーバー都合の一時エラーを吸収)


命名テンプレートの作り方

DTA側で使えるプレースホルダはバージョンやUI表記が異なることがあります。ここでは概念を示し、実機のUIに合わせて置き換えてください。

基本形

  • 推奨:{seq2}_{basename}.{ext}

    • seq2:2桁の連番(01, 02, 03…)

    • basename:元ファイル名(拡張子除く)

    • ext:拡張子

衝突しがちな環境向け

  • {YYYY}{MM}{DD}_{HHmmss}_{seq3}_{basename}.{ext}

    • 例:20251109_213045_007_hero-image.jpg

    • 日付+時刻+3桁連番でほぼ衝突ゼロ

意味を残したいとき

  • [{site}]_{category}_{seq2}.{ext}

    • 例:[example.com]_press_01.pdf

    • どこから取った何かがファイル名だけで分かる

置換(NG文字対応)

  • OSで使えない記号(例:/ \ : * ? " < > |)は自動置換をON

  • クエリ付きファイル名で汚れる場合:?以降を削除する置換ルールを設定


フィルタ設計の原則(段階的に絞る)

  1. 種類フィルタ(拡張子で大枠):画像/書類/アーカイブなど

  2. ワイルドカード(簡易パターン):*thumb*除外、*/uploadsuploadsassets/imagesen/.+\.(pdf|jpe?g|png|webp)$

末尾がバージョン付き(_v2, -v10)

.*[-_]?v\d+\.(pdf|zip|jpe?g|png)$

クエリを切り捨てた拡張子判定(?以降があるURL)

.+\.(pdf|zip|png|jpe?g)(\?.*)?$

サイズ表記入りを“原寸っぽい”命名だけに寄せる

^(?!.*(-\d{2,4}x\d{2,4}|@2x|@3x|thumb|small|mini)).+\.(png|jpe?g|webp)$

実務レシピ集

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