Discordでメッセージを送信できない場合、原因は「Discord側の障害」「DMの仕様・設定」「サーバーやチャンネルの権限・制限」「アプリや通信環境」のいずれかに大別できます。しかし実際には、複数要因が重なっていることも多く、闇雲に再インストールや設定変更をすると、かえって切り分けが難しくなります。
本記事では、症状から最短で原因に辿り着けるように、確認順序と具体手順を詳しく解説いたします。特に「DMは送れないがサーバーは送れる」「特定チャンネルだけ送れない」「赤文字で失敗する」「送信が灰色のまま止まる」といった、よくあるパターンを想定して網羅的に整理します。スマホ(iOS/Android)・PC(Windows/macOS)・ブラウザ版のいずれでも、まずは同じ考え方で切り分けるのが近道です。
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Discordのメッセージが送れないとき最初にやる切り分け
この章では、最初にやるべき切り分けを「順番」で固定します。最重要は、①障害確認 → ②送れない場所の特定 → ③症状の記録です。これを先に行うと、対処が最短になります。
Discord側障害の確認方法
最初に確認すべきは、Discord側の不具合・障害・混雑です。ユーザー側の操作で直せないケースが一定数あるためです。障害が出ているときに再インストールや設定変更をしても、復旧を早める効果は限定的で、むしろ「何が原因だったのか」が不明になりがちです。
確認のポイントは次のとおりです。
Discord Status(ステータスページ)で、メッセージ送信に関連する項目(Chat、API等)に障害表示がないか確認する
障害が出ている場合は、復旧まで待つことが基本(再起動等は試してもよいですが、根本解決ではありません)
障害が「部分的」に出ている場合、特定地域・特定機能だけ不安定になることがあるため、他端末や他回線で挙動を確認する
また、障害ではなくても「一時的な混雑」で送信に失敗することがあります。混雑の場合は、次のような挙動になりやすいです。
送信が遅延し、しばらくしてから反映される
「再送」操作が必要になる
同じ文章を連投すると失敗率が上がる
この場合、焦って連投せず、1通だけ送って待つほうが成功率が上がります。
送れない場所の特定方法
次に「どこに送れないのか」を確定します。Discordの送信トラブルは、場所で原因が大きく変わります。ここを曖昧にすると、対処も曖昧になります。
以下の分類をまず行ってください。
DMだけ送れない
特定の相手にだけ送れない
誰に対してもDMが送れない
サーバー内のメッセージだけ送れない
特定チャンネルだけ送れない
サーバー全体で送れない(複数チャンネルで不可)
端末によって送れる/送れないが変わる
スマホだけ送れない/PCだけ送れない/ブラウザ版だけ送れない
切り分けのコツは、「同じアカウントで別環境」を試すことです。例えばスマホアプリで送れないなら、PCやブラウザ版で同じ場所に送ってみます。これだけで原因が一気に狭まります。
別環境で送れる → 端末/アプリ/回線起因の可能性が高い
別環境でも送れない → 設定/権限/相手側要因/障害の可能性が高い
さらに、サーバー投稿の場合は「自分以外がそのチャンネルで投稿できているか」も重要です。
他の人は投稿できるが自分はできない → ロール/権限差が濃厚
他の人も投稿できていない → チャンネル制限・サーバー側問題が疑わしい
エラー表示と症状の控え方
最後に「症状の記録」を行います。これは自己解決にも、管理者への相談にも効きます。特にDiscordは、画面表示やエラー文が原因のヒントになることが多いです。
最低限、次の3点を控えてください。
エラー文(表示された文言をそのまま)
発生場所(DM相手/サーバー名/チャンネル名)
発生環境(端末、OS、アプリ版かブラウザ版か)
可能なら、次も控えておくと切り分けが早まります。
発生時刻(だいたいで可)
再現性(毎回起きる/たまに起きる)
直前にやったこと(アップデート、VPN利用、回線変更、ロール付与など)
重要な注意点として、送れないと焦って同じ文章を何度も送ると、状況が悪化します。送信失敗が「連投」扱いになり、さらに通りにくくなることがあるためです。まずは1回だけ試し、次に切り分けへ移ってください。
DiscordでDMが送れない原因と直し方
DM(ダイレクトメッセージ)が送れない場合、原因は「相手側の設定」「双方の関係性(フレンド等)」「共通サーバーの有無」「ブロック等の状態」「一時的な通信/アプリ不調」に分かれます。DMはサーバー投稿と違い、相手側の設定に依存する割合が高い点が特徴です。
ここでは、DMが送れないときの典型原因と、確認・対処の順番を解説します。
共通サーバーがない場合の対処
相手と共通サーバーがない場合、DMが送れないケースがあります。これはDiscordの運用上、見知らぬ相手からのDMを制限できる設計になっているためです。
対処として現実的なのは次のいずれかです。
共通サーバーで合流する(同じコミュニティに参加してからDMする)
フレンドになってからDMする(相手がフレンドのみ受け取る設定の場合に有効)
連絡が必要なら、まずは共通サーバーの公開チャンネルで「DMを送りたい」旨を簡潔に伝える
ポイントは、DMが送れないからといって、相手が悪いという話ではなく「仕様・設定の結果である」可能性が高いことです。礼儀としても、次のように柔らかく伝えるのがおすすめです。
「DMが送れない表示が出たので、設定の都合かもしれません。フレンド追加してもよいでしょうか」
「必要でしたら、こちらのサーバーでやり取りさせてください」
相手や自分のDM設定が原因のケース
DMの送受信は、相手側のプライバシー設定やサーバー設定の影響を受けます。よくあるのは次のパターンです。
相手が「フレンドからのみDMを受け取る」状態
特定サーバーで「サーバーメンバーからのDMを許可しない」状態
自分側で何らかの制限(年齢制限/フィルタ等)が絡み、送信がブロックされる(まれ)
この場合、自分ができることは限定的です。効率よく進めるには、次の順で確認します。
別の相手にはDMできるか(自分側が全滅か、相手限定か)
共通サーバーがあるなら、そのサーバーのDM許可が関係しそうか
相手に、設定の可能性を穏やかに伝える(断定しない)
相手に確認してもらう場合は、次のように「お願い」形式にすると摩擦が少なくなります。
「もし設定がフレンドのみになっていたら、フレンド申請を承認いただけますか」
「サーバーのDM設定がオフの場合、こちらからDMできないことがあるようです」
ブロックやフレンド設定が関係するケース
DM不可の要因として「ブロック」が絡むことがあります。ただし、ブロック状態は当事者間でも扱いが難しく、推測で断定するとトラブルになります。
運用としては、次の方針が安全です。
ブロックを前提にしない(「もしかすると設定かもしれません」)
連絡が必要なら、代替手段(共通サーバーの公開チャンネル、別SNS、メール等)へ切り替える
どうしても必要な用件でなければ、相手の反応を待つ
また、「フレンド申請が通らない」「相手の状態が見えない」といった間接的な要素から、ブロックを推測したくなる場合がありますが、推測のまま相手に言わないことが重要です。ビジネス用途のサーバーやコミュニティでは、特に配慮が求められます。
DMが技術的に失敗する場合の対処
相手側設定に心当たりがない、または「一時的に送れない」「同じ相手にたまに失敗する」場合は、技術的要因(通信・アプリ状態・一時不調)を疑います。ここは手順を固定すると迷いません。
おすすめの対処手順(軽い順)
送信を1回だけ試す(連投しない)
アプリを完全終了して再起動する
ログアウト→ログインする(セッション不整合の解消)
別回線で試す(Wi-Fi↔モバイル通信)
ブラウザ版でDMを試す(アプリ起因の切り分け)
VPN/プロキシ利用があれば一時停止する
改善しなければ、後述の「アプリや通信環境」章の手順へ進む
「完全終了」は、単に画面を閉じるのではなく、タスクを終了させるイメージです。スマホならアプリスイッチャーから終了、PCならタスクトレイ/タスクマネージャーで終了します。
Discordサーバーでメッセージが送れない原因と直し方
サーバー(コミュニティ)内で送れない場合、最も多いのは権限(Permissions)とロール(Roles)、そしてチャンネルの運用ルールです。DMと違い、「サーバー管理者・モデレーターの設定」が原因の中心になりやすい点が特徴です。
この章では、ユーザー側でできること/管理者側に依頼すべきことを分けて解説します。
チャンネル権限とロール設定で起きる問題
特定チャンネルに投稿できないときは、次の可能性が高いです。
そもそもそのチャンネルが「告知専用」で、投稿権限が付与されていない
自分のロールに「メッセージ送信」が許可されていない
「閲覧」だけ許可され「投稿」は不可になっている
新規参加者ロールには制限がかかっており、条件達成後に解放される
ユーザー側でまず確認できることは、以下です。
他のチャンネルでは送れるか(送れるなら権限問題が濃厚)
そのチャンネルに「ルール」「固定メッセージ」があるか(投稿条件が書かれていることが多い)
サーバー案内(#readme、#rules 等)に参加手順があるか
権限の問題はユーザー側で直せないため、早めに管理者へ相談するのが最短です。相談時は、曖昧に「送れません」だけだと往復が増えます。次のテンプレを使うと解決が早まります。
管理者に送る確認依頼テンプレ(再掲・具体化)
現象:〇〇サーバーの△△チャンネルで投稿できません(他チャンネルでは投稿可/不可も追記)
自分の状態:ロール名「□□」、参加日(もし直後ならその旨)
表示:エラー文(そのまま貼付)/スクリーンショット
環境:iOS/Android/Windows/macOS、アプリ版/ブラウザ版
再現:毎回起きる/たまに起きる
実施済み:再起動、ログインし直し、回線切替、ブラウザ版確認 など
低速モードや投稿制限の影響
投稿できない原因が「権限」ではなく、投稿ペースの制限であることもあります。代表例は次のとおりです。
低速モード(一定時間、次の投稿ができない)
スパム対策のモデレーション(短時間の連投をブロック)
Bot連携による投稿制御(特定条件以外を拒否)
この場合、「一瞬送れないが時間が経つと送れる」「連投したときだけ止まる」といった挙動になりやすいです。対処はシンプルで、待つことが最も効果的です。
まずは一定時間待つ(チャンネルのルールに従う)
文章を整えて1通だけ送る
同じ内容の連投は避ける(失敗率が上がる)
また、一般ユーザーでも極端な連投や大量投稿は避けるべきです。仕様として送信の抑制が働く可能性があり、状況が悪化することがあります。
新規参加直後に発言できないケース
新規参加者の荒らし対策として、次のような仕組みが導入されているサーバーは多いです。
ルール同意(リアクションやボタン)でロール付与 → 発言解放
認証(簡易フォーム、外部認証、質問回答)後に発言可能
一定時間経過後に自動で発言可能
このケースは故障ではなく「運用」です。対処は次の順で行うと早いです。
#rules、#welcome、#readme 等の案内チャンネルを読む
必要な操作(リアクション、ボタン、認証)を完了する
ロールが付いたか、発言可能チャンネルが増えたか確認する
不明点は、案内に従って管理者へ質問する(テンプレ活用)
新規参加直後は「自分だけ送れない」状態になりやすく、不具合と誤認されがちです。まずは案内確認が最短です。
特定チャンネルだけ送れないときの確認
特定チャンネルだけ送れない場合は、次の順番で確認してください。原因の多くがここで確定します。
他チャンネルで送れるか
そのチャンネルが「告知専用」や「読み取り専用」でないか(名称や固定メッセージを見る)
低速モードなど「待ち」が必要な状態でないか
参加条件(認証、ロール付与、年齢制限チャンネル等)がないか
ブラウザ版でも同じチャンネルで試し、端末依存か切り分ける
ここまでやっても解決しない場合、管理者側の設定確認が必要です。ユーザー側で無理にいじるより、記録を添えて相談するほうが早いです。
Discordアプリや通信環境が原因で送れない場合の対処
ここまでで「設定・権限・相手側」の可能性が薄い場合は、アプリや通信環境が原因の可能性が上がります。特に多いのは、回線不安定、VPN、端末の省電力、アプリのキャッシュ不整合です。
この章では「軽い対処から順に」具体化します。闇雲に再インストールせず、切り分けを維持しながら進めます。
回線不良やVPNが影響するパターン
回線が不安定だと、次のような症状が出やすくなります。
送信が灰色のまま確定しない
「再送」ボタンが出る
音声や画像も読み込みが遅い
一時的に送れても、突然失敗する
この場合の対処は、「別回線での検証」が最短です。
Wi-Fiを切ってモバイル通信で試す(または逆)
可能なら別のWi-Fi(テザリング等)で試す
ルーターを再起動する(家庭回線の場合)
VPN/プロキシを使っている場合は一時停止して試す
企業ネットワークや学校ネットワークなど、通信制御が強い環境では、特定サービスへの通信が不安定になることがあります。その場合は、場所を変えて検証するのが効果的です。
キャッシュや再ログインで直す手順
アプリの状態が原因の場合、再起動や再ログインで改善することがあります。手順は次のとおりです。
推奨手順
Discordアプリを完全終了
端末を一度再起動(必要に応じて)
Discordを起動し直して送信テスト
改善しなければ一度ログアウト→ログイン
さらに改善しなければブラウザ版で送信テスト(切り分け)
ログアウト・ログインは、トークンやセッションの不整合が解消される場合があります。特にアップデート直後や回線変更が多い環境では有効なことがあります。
アップデートと再インストールの判断基準
再インストールは有効な場合もありますが、最終手段に寄せるほうが無駄が少ないです。次の条件に当てはまるときに検討してください。
別端末/ブラウザ版では送れるのに、特定端末のアプリだけ送れない
再起動・再ログイン・回線変更・VPN停止でも改善しない
送信以外にも不具合(表示崩れ、フリーズ等)が続く
アプリが最新でない(アップデートが来ている)
再インストール前に、可能なら次も行うと安心です。
重要な設定(通知、ログイン情報等)を把握しておく
2段階認証などのログイン手段を確認しておく
再インストール後にテストする場所(DM、チャンネル)を決めておく
再インストール後は、まずブラウザ版と同じ場所で送れるかを確認し、「直った」ことを短いテストで確定させてから通常運用に戻すのが安全です。
端末別のチェックポイント
最後に、端末別に見落としやすい点を整理します。ここは「原因の取りこぼし」を防ぐためのチェックです。
iOS/Android
省電力モードでバックグラウンド通信が制限されていないか
VPNアプリ・広告ブロッカー・通信制御アプリが入っていないか
モバイルデータ節約でDiscordが制限対象になっていないか
OSアップデート直後に挙動が不安定になっていないか
Windows/macOSアプリ
セキュリティソフトやファイアウォールが通信を遮断していないか
プロキシ設定が有効になっていないか
Discordアプリが最新版か
社内PCなどで権限制限が強く、通信が不安定になっていないか
ブラウザ版(Web)
拡張機能(広告ブロッカー、トラッキング制御)がDiscordの通信を妨げていないか
Cookieやサイトデータの制限が強すぎないか
別ブラウザで試すと改善するか
症状別早見表
| 症状 | 主な原因の方向性 | 優先してやること |
|---|---|---|
| Discord全体で送れない/重い | Discord側障害・混雑 | Status確認、障害なら待機、混雑なら連投せず1通で待つ |
| DMだけ送れない(特定相手) | 相手設定、フレンド条件、共通サーバー不在、ブロック等 | 別相手に送れるか確認→共通サーバー/フレンド確認→相手へ穏やかに相談 |
| サーバーで送れない(特定チャンネル) | 権限、ロール、告知専用、参加条件、低速モード | 他チャンネルで試す→案内/固定メッセージ確認→管理者へテンプレ相談 |
| 送信が灰色のまま/再送が必要 | 回線不安定、VPN、アプリ状態 | 回線切替、VPN停止、アプリ再起動、ブラウザ版で切り分け |
| 連投後に送れない | 投稿制限・一時的抑制 | 待機、投稿頻度を落とす、同文連投を避ける |
3分・10分・30分チェックリスト
3分でやること(最短切り分け)
Discord側の障害・混雑を疑い、Status等を確認する
DMかサーバー投稿か、送れない場所を確定する
別相手/別チャンネルで試し、相手限定・チャンネル限定かを見極める
10分でやること(環境要因の除外)
アプリ完全終了→再起動
ログアウト→ログイン
Wi-Fi↔モバイル通信の切替
VPN/プロキシを一時停止
ブラウザ版で同じ場所に送って切り分ける
30分でやること(再現情報を揃えて解決へ)
端末再起動
アプリ更新(アップデート)
直らなければ再インストールを検討(判断基準に沿う)
サーバー投稿不可なら、管理者へテンプレで相談し、権限・ロール・参加条件を確認してもらう
Discordメッセージ送信のよくある質問
相手にだけ送れないときは何が原因ですか
DMで「特定の相手にだけ送れない」場合、相手側の設定(フレンドのみ受信、サーバーのDM制限)、共通サーバーがない、ブロック等が関係する可能性があります。自分側の不調かを切り分けるために、まずは別の相手にDMできるかを確認してください。別相手に送れるなら、自分側全体の不具合ではなく、相手との関係性・設定に寄っている可能性が高いです。
また、相手に確認する際は「ブロックされているのでは」と断定せず、「設定の影響かもしれない」と伝えるほうが安全です。
赤文字で送信失敗になるのはなぜですか
赤文字の送信失敗は、主に次のいずれかです。
Discord側の混雑・障害
回線が不安定で送信が完了しない
チャンネル権限や制限により、そもそも送信できない
見分けるコツは「送れない範囲」です。
DMもサーバーも全滅 → 障害・回線・アプリ不調の可能性が高い
特定チャンネルだけ → 権限・運用ルールの可能性が高い
特定相手だけ → 相手設定・関係性の可能性が高い
焦って何度も再送すると悪化することがあるため、1回試したら切り分けに移るのが安全です。
レート制限が疑われるときはどうすればよいですか
短時間に大量のメッセージを送ると、一定時間送れない・通りにくいと感じることがあります。一般ユーザーであっても、連投や同文連続投稿は避け、少し待ってから1通ずつ送る運用が安全です。
連投をやめる
数十秒〜数分待って再送する
どうしても急ぎなら、文章をまとめて1通にする
サーバーによっては投稿制限があるため、案内チャンネルのルールも確認する
ボット運用やAPI利用の場合は、実装側で送信間隔を制御する必要があります(ユーザー運用とは別の話になります)。
管理者やサポートに連絡するとき何を伝えればよいですか
やり取りを最短化するには、「現象」「場所」「環境」「再現」「試したこと」を揃えて伝えるのが重要です。以下をそのままコピペして埋める形式にすると、往復が減ります。
現象:メッセージ送信ができない(DM/サーバー投稿/特定チャンネルなど)
場所:サーバー名、チャンネル名(またはDM相手)
エラー:表示文(スクリーンショット可)
環境:端末、OS、Discordアプリ版/ブラウザ版
再現:毎回/たまに、いつ頃から
試したこと:再起動、再ログイン、回線切替、VPN停止、ブラウザ版確認 など
管理者側で確認すべき事項(権限、ロール、参加条件、低速モード等)が多いため、情報が揃っているほど解決が速くなります。
まとめ
Discordでメッセージが送れない場合は、最初に「障害・混雑」を疑い、次に「DMかサーバー投稿か」「特定相手か特定チャンネルか」を切り分けるのが最短です。DMは相手側の設定や関係性の影響が大きく、サーバー投稿は権限・ロール・運用ルールが主因になりやすいという違いを押さえると、迷いが減ります。
ユーザー側でできる対処は、基本的に「切り分け」「環境の除外(回線・VPN・アプリ状態)」「必要情報の整理」です。ここを丁寧に行ったうえで、管理者へテンプレで相談する、または公式情報の導線に沿って確認を進めると、復旧までの時間を短縮できます。
なお、Discordの仕様や画面表示はアップデートで変わる可能性があります。困ったときほど「連投せず、1回だけ試して切り分ける」運用を徹底し、確実に原因を絞り込むことをおすすめいたします。