Discordでフレンドを誤って削除してしまい、「元に戻す方法が見つからない」「復元ボタンがどこにもない」と戸惑っていませんでしょうか。ゲーム仲間や大切なコミュニティメンバーを一瞬の操作ミスで失ってしまうと、焦りや不安が募るものです。
結論から申し上げますと、Discordにはフレンド削除を直接取り消す「復元機能」はありません。しかし、条件が整っていれば再度フレンド申請を行うことで関係を戻せる可能性は十分にあります。重要なのは、闇雲に探すのではなく、仕様を正しく理解し、成功確率の高い手順から順に試すことです。
本記事では、Discordのフレンド削除後に「復元できない」と感じる理由を整理したうえで、ユーザー名が分かる場合・共通サーバーがある場合・DMが残っている場合など、状況別に最短で戻す方法を詳しく解説いたします。また、相手が見つからない場合やフレンド申請が送れない場合の原因と対処、さらに同じ失敗を繰り返さないための予防策まで網羅的にご案内いたします。
「もう一度つながりたい」「取り返しがつかないかもしれない」と感じている方こそ、落ち着いて読み進めてください。本記事を最後までご覧いただければ、今できる最善の行動と、次に取るべき判断が明確になります。
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Discordのフレンド削除は復元ではなく再追加で戻す
復元機能が見当たらない理由
Discordのフレンド削除は、一般的なSNSで見られる「取り消し」「元に戻す」のようなワンクリック復元を前提としていない仕様です。フレンド削除を行うと、フレンドリストから相手が外れ、相互の関係が「フレンドではない状態」に戻ります。
そのため、削除前の状態に戻したい場合は、原則として再度フレンド申請を送り、相手が承認することでフレンド関係を再構築します。
ここで誤解が起きやすいのは、「削除したのは自分だけだから、自分の画面上だけ戻せばよい」という感覚です。しかしDiscordのフレンドは相互関係に近く、削除操作の結果として相互の関係が変わります。したがって「復元」ではなく、再申請→承認という手続きを踏むのが基本線になります。
また、Discordには「フレンドの削除履歴を見て、そこから復元する」ようなUIは通常用意されていません。つまり、復旧の鍵は「相手へ到達できる導線をいかに確保するか」です。導線とは、具体的には次のような情報・経路です。
相手のユーザー名(@から始まるユーザー名)
共通サーバー(相手がメンバーとして存在するサーバー)
DM履歴(個別DM、またはグループDM)
それ以外の連絡手段(必要な場合のみ)
復旧の成功率は、これらの導線がどれだけ残っているかで大きく変わります。
削除とブロックと無視の違い
「削除したと思っていたが、実はブロックしていた」「無視にしていただけだった」という混同があると、手順が噛み合わず遠回りになります。まずは、削除・ブロック・無視の違いを整理し、どの状態にあるかを把握することが重要です。
| 操作 | 主な目的 | 相手からの見え方の傾向 | 復旧の考え方 |
|---|---|---|---|
| フレンド削除 | フレンド関係を解除する | フレンド一覧から相互に消える | 再申請して承認される必要がある |
| ブロック | 相手からの接触を制限する | 相手があなたに接触しづらくなる | 解除しないと進展しにくい場合がある |
| 無視 | 表示・通知を抑える | コミュニケーションが見えにくくなる | 無視解除で元に戻る |
このうち「復元」という言葉に近いのは無視解除ですが、ユーザーが困るのは多くの場合フレンド削除です。フレンド削除は「フレンド一覧に戻す」には再申請が必要です。
なお、ブロックが絡むと「相手が見つからない」「申請が送れない」という現象が発生しやすくなります。後半の「申請が送れない時の原因と対処」で詳しく扱いますが、まずは「削除とブロックは別物」である点を押さえておくと、混乱を減らせます。
削除後に起きる変化と相手への見え方
フレンド削除後に起きる変化を正しく理解しておくと、「何が残っていて、何が消えるのか」を冷静に判断できます。特に重要なのは次の点です。
フレンド一覧から相手が消える
最も分かりやすい変化です。削除した瞬間に、フレンド画面から相手がいなくなります。DMの扱いは状況で変わり得る
フレンドでなくてもDM履歴が残るケースがあります。一方で、DMを閉じる・サーバーから脱退するなどの行動によって導線が消えることもあります。
そのため、削除直後に復旧を目指す場合は、まず「DM導線が残っていないか」を確認するのが得策です。共通サーバーがあれば“見つけやすい”
共通サーバー上で相手を見つけられるなら、ユーザー名が不明でもプロフィールを開いて再申請できる可能性があります。
逆に、共通サーバーもDMもない場合は難易度が上がります。相手に「削除しました」という通知が必ず行くとは限らない
ただし、相手がフレンド一覧やDM表示の変化から気づく可能性は残ります。気まずさが心配な場合は、再申請時の一言で丁寧に補うのが現実的です。
削除後の変化を踏まえると、「復元ボタンを探す」よりも、再追加の導線を探して、最短で申請に進むのが最も合理的です。
フレンド削除から戻す最短手順
手順の全体フロー
復旧を最短で進めるために、試す順番が重要です。やみくもに探すと時間がかかるだけでなく、相手への接触が過剰になってしまう恐れもあります。ここでは成功確率が高い順に、現実的なフローを提示いたします。
最短フロー(推奨順)
相手のユーザー名(@)が分かる → ユーザー名で再申請
ユーザー名が曖昧だが共通サーバーがある → サーバーから相手を開いて再申請
共通サーバーがないがDM/グループDMが残っている → DMから相手を開いて再申請
上記がない → 知人経由・別連絡手段でユーザー名を入手
それでも不可 → 相手側の設定・ブロック等の可能性を踏まえ、切り替え判断
この順序には理由があります。ユーザー名での再申請は最短で確実性が高く、共通サーバーは次点で導線になりやすいからです。DMは残っていれば強い導線ですが、閉じている場合が多く、最後の手段として知人経由・別連絡手段を検討します。
ユーザー名が分かる場合の再追加
相手のユーザー名(@を含む正確な文字列)が分かる場合、復旧は比較的簡単です。ここでつまずきやすいのは「表示名を入れてしまう」「大文字小文字や記号が違う」「スペースが混ざる」などの入力ミスです。Discordの検索・申請は厳密な一致が必要な場面があるため、慎重に行ってください。
PC(デスクトップ/ブラウザ)の一般的な流れ
左側のメニューから「フレンド」へ移動します。
上部のタブやボタンから「フレンド追加」を開きます。
相手のユーザー名を正確に入力します。
「フレンド申請を送信」を実行します。
送信後、相手が承認するとフレンド一覧に戻ります。
スマホ(iOS/Android)の一般的な流れ
画面下部やメニューから「フレンド」または「メッセージ」関連の画面を開きます。
「フレンドを追加」または追加に相当するアイコンを選択します。
ユーザー名で追加する画面で、相手のユーザー名を入力します。
申請を送信します。
申請後にやるべき確認
「申請が送れたかどうか」を確認します(保留中の申請として表示される場合があります)。
申請が送れたのに反応がない場合は、相手が気づいていない可能性もあるため、必要に応じて別手段で一言添えることも検討します(ただし過度な連絡は避けます)。
入力の精度を上げるコツ
以前のスクリーンショットやDMの表示、サーバー内のプロフィール表示から正確な表記をコピーできないか確認します。
似た文字(Oと0、lとIなど)に注意します。
記号の有無(アンダースコア、ピリオドなど)を確認します。
ユーザー名が分かる場合は、復旧の中心は「正確な入力」と「相手の承認」です。ここで焦って何度も送ると不審に思われるため、通常は一度送って反応を待つ運用が安全です。
共通サーバーから再追加する
ユーザー名が分からない・曖昧な場合でも、共通サーバーがあるなら復旧できる可能性は十分あります。共通サーバー経由のメリットは、相手の表示名しか分からなくても、プロフィールを開けばユーザー名(@)を確認できる場合がある点です。
サーバー経由の基本手順
相手が所属していそうなサーバーを開きます。
メンバー一覧(参加者リスト)を表示します。
相手らしき名前を探します。
相手のプロフィールを開きます。
「フレンド追加」が可能であれば実行します。
ここでつまずく典型例が「サーバー内の名前が普段と違う」ことです。サーバーごとにニックネームを変えられる場合、あなたが覚えている呼び名と一致しないことがあります。探す際は、次の観点を併用すると見つけやすくなります。
アイコン(アバター)の一致
過去の発言履歴(チャンネルでの投稿)
役職や色付きのロール(サーバーによる)
共通の知人とのやり取り
また、相手がサーバーを脱退している場合は、当然そのサーバーでは見つけられません。複数のサーバーに心当たりがある場合は、最も可能性の高いサーバーから順に確認するのが効率的です。
DM履歴やグループDMから再接続する
共通サーバーがない、またはサーバーから見つけられない場合でも、DM履歴が残っているなら、そこから復旧できる場合があります。DMは「相手のプロフィールに到達する導線」になりやすいからです。
個別DMが残っている場合
DM一覧を開き、相手のDMスレッドを探します。
スレッドを開き、相手のアイコンや名前をタップ/クリックします。
プロフィール画面から「フレンド追加」が可能なら実行します。
グループDMが残っている場合
グループDMを開きます。
参加メンバー一覧を表示します。
対象の相手を選び、プロフィールを開きます。
「フレンド追加」を実行します。
DMから再接続する際の注意点は、次のとおりです。
DMを「閉じる」操作をしていると、一覧から消えてしまい導線が失われます。
相手があなたとのDM受信を制限している場合、再度のやり取りが難しくなることがあります。
フレンド申請の前に、プロフィールでユーザー名(@)を確認できるなら控えておくと、将来的な再発防止にもなります。
復旧を急ぐ場合ほど、DM導線が残っているうちに動くことが重要です。
Discordで相手が見つからない時の探し方
表示名とユーザー名が違う時の確認ポイント
「相手が見つからない」という相談の多くは、探している名前の種類が間違っていることに起因します。Discordには少なくとも次の三種類の“名前”があり得ます。
ユーザー名(@ユーザー名):一意の識別に近く、申請や検索の基準になりやすい
表示名:プロフィール上の表示。ユーザーが自由に変えられる
サーバーニックネーム:サーバーごとに設定でき、同じ人でもサーバーによって違う
この構造を理解すると、次のように考えられるようになります。
「サーバーで見えている名前」は、検索・申請のキーにならないことがある
「以前の呼び名」は、すでに変わっている可能性がある
したがって、プロフィールからユーザー名(@)へ到達するのが最短
確認の実務的なコツ
サーバー内で相手が過去に投稿したメッセージが残っていれば、その投稿からプロフィールを開く方が早い場合があります。
メンバー一覧が膨大なサーバーでは、ロールやオンライン状態で絞り込めることがあります(サーバー設定や表示仕様によります)。
同じアイコンの人物を見つけたら、必ずプロフィールを開いて一致を確認します(似た表示名の別人がいることもあります)。
「見つからない」の解決策は、検索テクニックよりも「正しい識別子(ユーザー名)を押さえる」ことに集約されます。
相手がユーザー名を変更した可能性への対応
Discordではユーザー名の仕様が変わった影響もあり、過去の情報(特に古い形式の呼び名)で探そうとしても見つからないケースが起こり得ます。また、相手が単純にユーザー名・表示名を変更している可能性もあります。
この場合の対応は、次の順で進めるのが合理的です。
共通サーバー・DMからプロフィールを開く
いきなり名前検索に頼らず、存在が確実に残っている導線からプロフィールへ到達します。プロフィールで最新のユーザー名(@)を確認する
申請のキーとなり得る情報を控えます。控えたユーザー名で改めて申請する
サーバー・DM導線が後で失われても、ユーザー名があれば復旧できる可能性が残ります。
逆に、共通サーバーもDMもない状態で「相手が改名している」場合、Discord内だけでの特定は難易度が大きく上がります。無理に追いかけるとトラブルの原因になり得るため、後述の「切り替え判断」も重要になります。
共通コミュニティや知人経由で再接点を作る
共通サーバーもDMもない場合、復旧の実現可能性は「相手のユーザー名を入手できるかどうか」に依存します。ここで推奨されるのは、規約や安全性の観点から問題になり得る手段ではなく、正当な関係性の中で情報を得ることです。
現実的な手段
共通の知人に「ユーザー名(@)を教えてもらえるか」を相談する
参加していたゲームコミュニティやイベントサーバーを思い出し、再参加・再確認する
以前に交換していたSNSやゲーム内チャットがあるなら、そこで事情を伝える
このとき重要なのは、相手の意思を尊重する姿勢です。削除が誤操作だったとしても、相手から見れば「削除された」という事実が残る可能性があります。丁寧な言葉で短く事情を伝え、相手に判断の余地を残すのが無難です。
相談文の例(知人経由)
「以前一緒に遊んでいた○○さんを誤ってフレンドから外してしまいました。差し支えなければユーザー名(@)を教えていただけますでしょうか。」
知人に聞く場合も、必要以上の情報(個人情報など)を求めないことが大切です。
どうしても無理なケースと切り替え判断
復旧に取り組んでも、条件によっては「どうしても難しい」ケースがあります。代表的には次のような状況です。
相手のユーザー名(@)が分からない
共通サーバーがない、または相手が脱退している
DMやグループDMが残っていない(閉じてしまった)
相手がフレンド申請を受け取れない設定にしている
相手があなたをブロックしている可能性が高い
この状態では、Discord内での行動だけで解決するのは困難です。ここで大切なのは、「できることが限られている」と認識し、無理をしないことです。
切り替え判断の目安
申請は一度送ったら、一定期間は待つ(同じ申請を連打しない)
連絡手段がない場合は、諦める判断も含めてリスクを管理する
どうしても必要な相手(仕事・運営など)なら、別系統の連絡網を整える(予防策へ)
「復旧できない現実」を受け止めることは悔しいですが、不要なトラブルを避けるという意味では重要な判断です。
Discordでフレンド申請が送れない時の原因と対処
相手のフレンド申請設定で弾かれるケース
フレンド申請が送れない、あるいは送ったつもりでもエラーが出る場合、相手側のフレンド申請設定が原因であることが少なくありません。Discordでは、誰からフレンド申請を受け付けるかを制限できるためです。
典型的なパターン
「サーバーメンバーからの申請」を受け取らない設定
「フレンドのフレンドのみ」など、関係性が条件になっている
迷惑対策として申請を広く閉じている
この場合、あなたがどれだけ正確にユーザー名を入力しても、設定上受け取れないため進まないことがあります。
現実的な対処
共通の知人がいれば、知人経由で相手に事情を伝えてもらう
既存の連絡手段があるなら、相手に「一時的に申請を受け取れる設定にできるか」を依頼する
それが難しい場合は、相手の意思を尊重して引く
相手側の設定は相手の防衛手段でもあります。こちら都合で無理に変更させようとするのは、関係悪化につながり得るため注意が必要です。
ブロックされている可能性があるケース
申請が送れない原因として、ブロックが絡むケースもあります。大別すると次の二つです。
あなたが相手をブロックしている
この場合、あなた側でブロック解除が必要です。ブロック解除後に再申請できる場合があります。相手があなたをブロックしている
こちらでは解決できない領域になります。相手がブロックしているなら、相手が解除しない限り復旧は難しくなります。
ブロックは人間関係の安全を守る機能でもあるため、相手がブロックしている可能性が高いと感じた場合は、過度な接触を避けるのが安全です。ここで無理をすると、コミュニティトラブルに発展しかねません。
ブロックが疑われる状況の例
申請が常に通らない、または相手が見つかるのに操作が進まない
共通サーバーで相手は見えるが、接触が極端に制限される
相手が明確に距離を置いている兆候がある
確証の取り方にこだわるより、「相手の意思を尊重する」という方針で動く方が、リスク管理としては優れています。
再申請時の配慮と短いメッセージ例
再申請はできても、「削除してしまった事実」が気まずさにつながることがあります。ここで効くのは、短く、丁寧で、相手に判断を委ねる文面です。長文の説明は相手の負担になりやすく、逆効果になり得ます。
短いメッセージ例(誤操作の場合)
「操作ミスでフレンドから外れてしまいました。失礼しました。よろしければ再度追加させてください。」
「誤って削除してしまいました。差し支えなければ承認をお願いいたします。」
短いメッセージ例(事情がある場合)
「以前の連絡先が消えてしまい、再度申請いたしました。ご都合のよい時にご確認ください。」
「こちらの不手際で外れてしまったようです。必要なければ無視していただいて構いません。」
ポイントは、相手の選択肢を残す表現です。「承認してください」と強く迫るより、「よろしければ」「差し支えなければ」「不要なら無視で構いません」といった言葉の方が、相手の心理的負担を下げられます。
フレンド削除を繰り返さないための予防策
削除前に控えるべき情報
誤削除のダメージを小さくするには、削除前の備えが非常に効果的です。削除してから慌てて探すのは難しく、情報が残っていないほど復旧は困難になります。最低限、重要度が高い相手については次を控える運用が有効です。
ユーザー名(@ユーザー名):復旧の最重要キー
共通サーバー名:探し直すための導線
必要に応じて、相手の識別情報:アイコンの特徴や呼び名など(個人情報ではなく、Discord上の範囲)
また、仕事や運営などの文脈で連絡が途切れると困る場合は、連絡経路をDiscordに一本化しないことも検討対象です。ただし、個人情報の管理や同意には十分注意が必要です。
削除前チェックリスト(簡易)
相手のユーザー名(@)を控えましたか
共通サーバーを把握していますか
重要な相手なら、代替の連絡導線はありますか
本当に削除が必要か、ブロックや無視で足りないか検討しましたか
削除は取り返しがつかない操作になりやすいからこそ、「削除前の一呼吸」が効果的です。
サーバーでのニックネーム運用
サーバーごとのニックネームは、コミュニケーションを円滑にする一方で、「後で探せなくなる」原因にもなります。特に大規模サーバーでは、表示名が似ている人が多く、見失いがちです。
予防として有効な運用
よく絡む相手は、サーバー内で見分けやすい呼び名を把握しておく
必要に応じて、自分側のメモ(端末のメモアプリ等)に「この表示名=この人」と記録する
重要な相手ほど、プロフィールでユーザー名(@)を控える
サーバー内の表示名だけに依存すると、相手がニックネームを変えた瞬間に見失う可能性があります。したがって、最終的にはユーザー名(@)へ寄せるのが安全です。
連絡手段を分散させる
Discordは便利ですが、削除・ブロック・退会・サーバー脱退などの要因で、連絡が突然途切れることがあります。趣味の範囲なら許容できても、運営や仕事、継続活動のメンバーでは支障が出ます。
分散の考え方(安全寄り)
重要連絡が必要なコミュニティでは、連絡導線を複数用意する(例:Discord+メール、Discord+SNSなど)
個人間での連絡先交換は、相手の同意と必要性を明確にする
管理者や主催者は、連絡網を整備する際にプライバシー配慮をルール化する
分散は“便利”のためというより、“途切れた時の保険”として考えると、運用が過剰になりにくいです。
よくある質問
削除したら通知は行くのか
フレンド削除そのものが「通知として必ず相手に届く」とは限りません。ただし、相手がフレンド一覧の変化に気づいたり、DM表示の状態から察したりする可能性は残ります。
そのため、相手との関係を大切にしたい場合は、再申請時に短いお詫びを添えるのが無難です。通知の有無に賭けるより、コミュニケーションとして丁寧に処理する方が、トラブルになりにくい傾向があります。
DM履歴は消えるのか
フレンド削除とDM履歴の残り方は、状況によって変わり得ます。重要なのは、「DMが残っているなら、それが復旧導線になる」という点です。
復旧を優先する場合は、削除後にまずDM一覧を確認し、相手のDMスレッドが残っていれば、そこからプロフィールへ到達してユーザー名(@)を控えるのが安全です。
また、「DMを閉じる」操作をすると導線が消えてしまうため、復旧中はむやみにDMを閉じない方がよい場合があります(整理したくなる気持ちは分かりますが、まず復旧を優先します)。
一度削除した相手に再申請すると失礼か
誤操作であれば、多くの相手は理解してくれる可能性があります。しかし、相手の受け取り方は人それぞれです。したがって、次の配慮が重要です。
申請に短い一言を添える
申請を連投しない
反応がない場合は追いすぎない
相手の意思を尊重する(承認しない選択も受け入れる)
再申請が「失礼かどうか」よりも、「相手の心理的負担をどう減らすか」を基準に考えると、適切な距離感を保ちやすくなります。
スマホとPCで画面が違うが同じ結果になるか
画面構成は異なることがありますが、目的は同じです。つまり「相手のプロフィールへ到達し、フレンド追加(申請)を行う」ことができれば結果は同等です。
ただし、スマホ版ではメニューが階層に隠れていることがあり、PC版よりも操作に迷いやすい傾向があります。迷った場合は、次の観点で探すと目的地に到達しやすくなります。
フレンド画面に「追加」「申請」関連の導線がないか
サーバーのメンバー一覧からプロフィールを開けないか
DMスレッドから相手のプロフィールを開けないか
画面の違いに悩んだ場合でも、「プロフィールへ行く導線(サーバー/DM/検索)」という考え方で整理すると、機種差の混乱を減らせます。
以上のとおり、Discordのフレンド削除は「復元ボタンで戻す」のではなく、再申請で関係を戻すのが基本です。最短で成功させるには、ユーザー名(@)・共通サーバー・DMといった導線を活用し、成功確率が高い順に試すことが重要です。加えて、申請が送れない場合は相手側の設定やブロックの可能性もあり得るため、相手の意思を尊重しつつ、無理をしない判断も欠かせません。最後に、再発防止として「ユーザー名(@)を控える」「導線を分散させる」などの予防策を取っておくことで、次回のトラブルを大幅に減らせます。