Discordで通話をしていると、「画面を見せたい」「一緒に操作を確認したい」「顔を見ながら話したい」と感じる場面は少なくありません。しかし実際には、
「画面共有のボタンがどこにあるのか分からない」
「音は聞こえるのに、画面が映らない」
「ビデオ通話でカメラやマイクがうまく動かない」
といったトラブルに直面し、思うように使いこなせていない方も多いのではないでしょうか。
Discordの画面共有とビデオ通話は、仕組み自体はシンプルである一方、端末の種類(PC・スマホ)やOSの許可設定、サーバー権限などが絡むことで、初心者ほどつまずきやすい機能です。特に「設定は合っているはずなのに使えない」という状況は、原因が分からず不安になりがちです。
本記事では、Discordの画面共有とビデオ通話について、事前設定から実際の使い方、よくあるトラブルの解決方法までを体系的に解説いたします。PCとスマホそれぞれの操作差分や、音が出ない・映らないといった問題の切り分け方法も丁寧に整理しています。
「初めて画面共有やビデオ通話を使う方」から、「一度試したがうまくいかなかった方」まで、本記事を読み進めることで、迷わず・安全に・安定してDiscordの画面共有とビデオ通話を使える状態を目指せます。
※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。
Discordの画面共有とビデオ通話でできること
画面共有とGo Liveの違い
Discordの「画面共有」は、通話に参加している相手へ、自分の画面の内容をリアルタイムで見せるための機能です。共有対象は大きく分けて、画面全体(デスクトップ全体)と、特定のアプリケーションウィンドウ(ゲーム、ブラウザ、資料アプリなど)の2種類があります。利用シーンとしては、ゲームプレイの共有、資料の説明、共同作業の確認、スマホ操作のサポートなどが代表例です。
一方で「Go Live」という表現は、Discord内で「配信する」という体験に近い機能・導線を指すことが多く、サーバーのボイスチャンネルで“配信”として見せる運用が一般的です。実務上の理解としては、次のように捉えると迷いが減ります。
-
画面共有:通話中に画面を見せる“行為”そのもの
-
Go Live:サーバーのボイスチャンネル内で、画面共有を“配信”として扱う導線・呼び方
どちらも目的は同じく「見せる」ですが、どこで開始するか(DM通話か/サーバーのボイスチャンネルか)、視聴者側がどこから視聴するかなどの導線が異なります。結果として、初心者の方は「画面共有ボタンを押したのに相手が見られない」「配信がどこに出ているか分からない」といった混乱が起きやすいです。本記事では、開始手順だけでなく、視聴側の切り替えや停止までを含めて整理いたします。
また、画面共有は快適性に直結する要素として、画質(解像度)とフレームレート(滑らかさ)を調整できます。高画質にするほど回線やPC負荷が上がり、遅延や途切れが増えることがあるため、用途に応じた設定が重要です。逆に、資料共有のように動きが少ない用途で高フレームレートを狙う必要はありません。目的に合った品質を選ぶことで、安定性が大きく改善します。
ビデオ通話でできることと注意点
Discordのビデオ通話は、カメラ映像を通話相手へ送る機能です。音声通話と同様に、個人(DM通話)でもサーバーのボイスチャンネルでも運用できます。主な用途は、顔を出して会話したい場面、手元やホワイトボードを見せたい場面、表情やジェスチャーを含めてやり取りしたい場面などです。
注意点として、ビデオ通話の不具合はDiscord設定だけでなく、端末やOS側の権限(カメラ許可)、他アプリの干渉(カメラの占有)、デバイスの選択ミス(複数カメラの切り替え)など複合要因になりがちです。特に、ノートPCの内蔵カメラと外付けカメラ、仮想カメラ(配信ソフトが作るカメラ)を併用している環境では、Discordが意図しないカメラを参照してしまうケースがあります。
また、ビデオ通話は画面共有と同時運用されることが多く、「カメラ+画面共有」の状態になると回線・CPU・GPU負荷が一気に上がります。結果として、相手側で映像がカクつく、音声が途切れる、遅延が増えるといった症状が出やすくなります。必要に応じて、会話中はビデオを切って画面共有に集中する、または共有品質を下げるといった判断が有効です。
PC版・スマホ版・ブラウザ版の違い
Discordは、PCアプリ(Windows/Mac)、スマホアプリ(iPhone/Android)、ブラウザ版(Web)で利用できますが、体感として「同じDiscordでも別物」と感じるほど操作導線が異なる場面があります。特に、画面共有とビデオ通話は以下の観点で差分が出ます。
-
開始ボタンの位置と表示:通話画面のUIが異なり、押す場所が変わります。
-
OS権限の影響:スマホは画面収録に近い権限が絡み、PCはカメラ/マイクに加えて、環境によって画面共有の許可やキャプチャ周りが影響します。
-
音の共有の扱い:共有したい音が「マイク音」なのか「アプリ音」なのかで難易度が変わります。環境によって制約が出やすい領域です。
-
画質設定の自由度:PCアプリが最も柔軟で、ブラウザやスマホは制約が出やすい傾向があります。
初心者の方が最も迷いやすいのは、「自分はスマホで操作しているのに、PC向け手順を読んでしまう」ことです。本記事では、同じ見出し内でPCとスマホを分けて説明し、手順を迷わないようにいたします。
Discordの画面共有を始める前の設定
音声・ビデオ設定でカメラとマイクを選ぶ
画面共有やビデオ通話を成功させる最短ルートは、「始める前に、音声と映像の“入口”を固める」ことです。具体的には、Discordの「音声・ビデオ」設定で、次の2点を確実に行います。
-
入力デバイス(マイク)が目的の機器になっている
-
出力デバイス(スピーカー/ヘッドセット)が目的の機器になっている
-
ビデオデバイス(カメラ)が目的の機器になっている(ビデオ通話をする場合)
複数のマイク(内蔵・ヘッドセット・USBマイク)や、複数の出力(内蔵スピーカー・イヤホン・ヘッドセット)を持つ環境では、Discordが自動的に選択したデバイスが意図と違うことがよくあります。ここで選択を固定しないまま通話を始めると、「声が入らない」「相手の声が聞こえない」「カメラが真っ暗」の原因になります。
また、入力モードにも注意が必要です。入力モードがプッシュトゥトークになっている場合、キーを押している間だけ音声が入る仕様です。これを知らずに通話すると「マイクが壊れた」と誤解しがちです。初めての方は、まずは音声検出(通常の会話で入る)に設定し、環境が安定してからプッシュトゥトークへ移行するのが安全です。
さらに、ビデオ通話を使う場合は、設定画面でビデオテストを必ず実施してください。テストで映るなら、Discord側は概ね問題ありません。映らない場合は、OS権限、カメラの占有、ドライバ、アプリ干渉など、Discord外の要因を疑うべきだと判断できます。
OS側の許可を確認する
Discordが正しく設定されていても、OSがアクセスを許可していなければ、マイクやカメラは動作しません。特に初回利用時や、OSアップデート後、プライバシー設定を見直した後に、許可が外れてしまうことがあります。
事前に確認しておきたい代表例は次のとおりです。
-
Windows:マイク・カメラのプライバシー設定でDiscord(またはデスクトップアプリ)に許可が必要
-
Mac:マイク・カメラに加えて、画面収録(画面共有)関連の許可が必要になる場合がある
-
iPhone/Android:マイク許可、通知の扱い、画面共有開始時のOS側の確認画面(画面収録に近い挙動)
ここで重要なのは、トラブル時の切り分けです。Discord設定をいくら触っても改善しないとき、OS側の許可が原因であれば、正しい場所はDiscordではなくOS設定です。本記事のトラブル解決では、最短でOS側へ辿り着けるチェック順を提示いたします。
サーバー権限とチャンネル権限を確認する
Discordをサーバーで運用している場合、画面共有は「個人の設定が正しくても、権限がなければできない」典型機能です。具体的には、ボイスチャンネルに参加できる権限はあっても、画面共有(配信)に関する権限が制限されていると、共有ボタンが押せなかったり、開始できなかったりします。
初心者の方にとって難しいのは、画面共有ができないときに「自分の端末設定の問題」と「サーバー権限の問題」が見分けづらいことです。ここは次の考え方で整理すると、判断が速くなります。
-
DM通話で画面共有できる:端末・Discord設定は概ね問題なし → サーバー権限が濃厚
-
DM通話でも画面共有できない:端末のOS許可、Discord設定、アプリ不調の可能性が高い
サーバーの管理者・主催者側は、配信を許可したい役割(ロール)に必要な権限が付与されているか、該当チャンネルで上書き設定が入っていないかを確認してください。参加者側は、管理者に「DMでは共有できるがサーバーではできない」など、切り分け結果を伝えると解決が早まります。
事前テストの手順
本番の通話中にトラブルが起きる最大の原因は、テスト不足です。といっても長時間のテストは不要で、5分の短い確認で十分に事故を減らせます。推奨の順序は次のとおりです。
-
音声通話が成立するか(相手の声が聞こえる/自分の声が入る)
-
マイクの反応があるか(入力ゲージやテスト機能で確認)
-
ビデオが映るか(必要な場合のみ)
-
画面共有が開始でき、相手が視聴できるか
-
必要なら画質を調整し、安定して見られるか
この順序が重要なのは、問題が起きたときに原因の範囲を狭められるからです。いきなり画面共有から試すと、音声・ビデオ・OS許可・権限・回線など原因候補が多すぎて混乱します。まず音声、次にビデオ、最後に画面共有という順で確認すれば、最短で原因へ到達できます。
Discordの画面共有の使い方
PCでDiscord画面共有を開始する手順
PC(Discordアプリ)での画面共有は、最も自由度が高く、運用上も安定しやすい方法です。基本的な流れは「通話へ参加 → 共有ボタン → 共有対象の選択 → 配信開始」です。
開始までの手順(標準フロー)
-
サーバーのボイスチャンネル、またはDM通話へ参加します。
-
開始(Go Live)を実行し、相手側で視聴できることを確認します。
ここで重要なのは「共有対象の選び方」です。特に初心者の方は、何となく画面全体を選びがちですが、用途によってはリスクと負荷が増えます。
-
アプリケーションウィンドウ共有が向くケース
-
ゲーム画面だけ見せたい
-
ブラウザの特定タブや資料だけ見せたい
-
通知や個人情報を極力見せたくない
-
共有範囲を限定して、事故を防ぎたい
-
-
画面全体共有が向くケース
-
複数アプリを切り替えながら説明したい
-
システム設定画面など、ウィンドウが頻繁に変わる
-
サポート目的で、操作全体を見せたい
-
また、相手側が「どこで見れば良いか分からない」ケースも想定してください。共有が開始されると、相手の画面には配信が表示され、クリック(またはタップ)して視聴状態に入る導線になります。通話中に「今から画面共有します。表示が出たらタップして見てください」と一言添えるだけで、視聴開始の迷いが減ります。
スマホでDiscord画面共有を開始する手順
スマホの画面共有は、PCよりも「OS側の確認」が絡むため、初回は特に迷いがちです。基本は通話画面から画面共有を開始し、OSの案内(画面収録開始のような画面)に従います。
スマホの画面共有で意識すべきポイント
-
通話画面の操作アイコンが小さく、誤タップが起きやすい
-
画面共有中は通知が映り込むリスクが上がる
-
停止方法が複数(アプリ内/通知領域/通話画面)あり、覚えておくと安全
特に「停止方法」を事前に把握しておくことは重要です。共有を開始してから「止め方が分からない」となると、映し続けてしまう恐れがあります。開始前に、通話画面・通知領域(OS側の表示)に「停止」が出ることを確認しておくと、安心して運用できます。
また、スマホでは端末性能やバックグラウンドアプリの影響が出やすいです。共有が不安定な場合は、次の対策が有効です。
-
不要アプリを終了し、端末負荷を下げる
-
Wi-Fi環境へ切り替える(可能なら)
-
共有品質(可能な範囲で)を下げる
-
画面共有とビデオ通話を同時に使わない(負荷を下げる)
画質とフレームレートを変更する
画面共有の品質は、「高いほど良い」とは限りません。むしろ、目的に合っていない高設定は、遅延や途切れの原因になります。ここでは、用途別の考え方を整理いたします。
用途別の推奨イメージ
-
資料共有・操作説明(動きが少ない)
-
解像度:必要最低限で可(文字が読める範囲)
-
フレームレート:低めで可(滑らかさは不要)
-
優先:安定性、遅延の少なさ
-
-
ゲーム・動画(動きが多い)
-
解像度:見せたい内容により調整
-
フレームレート:ある程度確保(ただし負荷増)
-
優先:視認性と滑らかさ(ただし回線・PC性能が必要)
-
品質変更は、配信中に設定できる導線が用意されているため、通話中に「重い」と言われたら、まず品質を下げて改善を確認してください。品質を一段階下げるだけで、体感が大きく改善することがよくあります。逆に、品質を上げる判断は慎重に行い、相手側の回線や端末も考慮する必要があります。
共有を止める・視聴を切り替える
画面共有は「開始」だけでなく、「停止」「切り替え」までがワンセットです。停止が不十分だと、意図せず個人情報を映し続けてしまう事故につながります。停止操作は、PCでは通話操作エリアから停止するのが基本です。スマホは、通話画面だけでなく、OSの通知領域などから停止できる場合があります。
視聴の切り替えについても、複数人が共有している場面では「どれを見ているのか」が分からなくなりがちです。主催者がいる場合は、次のような運用が安定します。
-
共有者は原則1人に絞る
-
交代する場合は「共有を停止してから次の人が開始する」
-
参加者へ「今からAさんの画面に切り替えてください」と案内する
これだけで、視聴者側の迷いと、同時共有による負荷増を抑えられます。
Discordのビデオ通話の設定と使い方
ビデオ通話の開始手順
ビデオ通話の開始は、基本的には「通話に参加 → ビデオをオン → 必要ならカメラ設定」という流れになります。ただし、開始前に音声・ビデオ設定でカメラを選び、ビデオテストで映りを確認しておくと、成功率が大きく上がります。
開始前に押さえるべき事項
-
使用したいカメラ(内蔵/外付け/仮想)を明確にする
-
Discord設定でそのカメラが選ばれていることを確認する

-
ブラウザ版の場合、ブラウザの権限許可が通っていることを確認する
また、ビデオ通話は「映像が出れば終わり」ではなく、相手の見え方も重要です。逆光で暗い、フレームが近すぎる、背景に個人情報が写るなど、トラブル以前の品質課題がよく起きます。可能であれば、開始前に「カメラの位置」「照明」「背景」を一度確認し、最低限の配慮をしておくと安心です。
カメラが映らない時の確認ポイント
カメラが映らない場合、原因は大きく「Discord設定」「OS権限」「他アプリ干渉」「デバイス不良・接続不良」に分かれます。闇雲に設定を触ると悪化することもあるため、次の順序で切り分けるのが最短です。
-
Discordの音声・ビデオ設定で、正しいカメラが選ばれているか
-
複数カメラがある場合、意図しないカメラ(存在しない仮想カメラ等)を選んでいることがあります。
-
-
ビデオテスト(またはプレビュー)で映るか
-
テストで映らない場合、Discord外の要因が濃厚です。
-
-
OSのプライバシー設定で、Discordのカメラ許可がオンか
-
ここがオフだと、Discord側は何をしても映りません。
-
-
他アプリがカメラを使用していないか
-
会議アプリ、配信ソフト、カメラアプリが起動中だと占有される場合があります。
-
-
外付けカメラの接続を確認する
-
USBポートの差し替え、ケーブルの見直し、再起動などが有効な場合があります。
-
この順で確認すれば、多くのケースは短時間で原因へ辿り着けます。
マイクが入らない時の確認ポイント
マイクが入らないトラブルは、Discord初心者の方が最も遭遇しやすい問題の一つです。ここでも闇雲に設定を変えるのではなく、「入力が届いていないのか」「入力はあるが相手に届いていないのか」を切り分けるのが重要です。
優先チェック(基本)
-
入力デバイスが目的のマイクになっているか
-
入力音量が極端に小さくないか
-
ミュートになっていないか(Discord上のミュート/ヘッドセット側の物理ミュート)
-
入力モードがプッシュトゥトークになっていないか
-
OS側のマイク許可がオンか
-
可能ならDiscordの設定リセットや、デバイス差し替えで再検証する
特に見落としやすいのは「物理ミュート」です。ヘッドセットやUSBマイクには、ケーブル途中や本体にミュートスイッチがある製品が多く、Discord側が正しくても音が入りません。また、入力はあるのに相手に聞こえない場合は、相手側がこちらを個別にミュートしている可能性もゼロではありません(運用環境によりますが、切り分けとして意識しておくと良いです)。
Discordの画面共有とビデオ通話のトラブル解決
画面共有ができない時の切り分け
画面共有ができない場合、原因候補を一気に潰す「最短ルート」は次の考え方です。
-
まずDM通話で試す(サーバー権限の影響を排除)
-
次にサーバーで試す(権限の有無を確認)
-
OS権限を確認する(Discord外の制約を潰す)
-
Discord設定・アプリ不調の可能性を確認する(再起動・設定見直し)
切り分けの具体例
-
DM通話では共有できるが、サーバーではできない
→ サーバーまたはチャンネル権限の問題が最優先です。管理者に確認してください。 -
DM通話でも共有できない
→ OS権限、Discordの音声・ビデオ設定、アプリの不調、端末性能の影響などが疑われます。
この順序で進めることで、「権限を直せば終わる問題」に対して、延々とOS設定を触ってしまう、といった遠回りを避けられます。
また、PCで画面共有ができないときは、共有対象の選択で改善するケースもあります。例えば「画面全体」ではうまくいかないが「特定アプリ」ではうまくいく、またはその逆など、環境差が出ることがあります。最初の検証として、共有対象を切り替えて試すのは効果的です。
画面共有で音が出ない時の切り分け
「映像は見えるが音が出ない」は非常に多い質問です。ここで最初に確認すべきは、共有したい音が何かです。
-
マイク音(自分の声)を届けたい
→ マイク設定・入力モード・OSマイク許可が中心 -
アプリ音(ゲーム音、動画音)を届けたい
→ 共有方法、環境制約、設定の影響が中心
この前提を混ぜてしまうと、原因が永遠に分かりません。次の順序で確認してください。
音が出ないときの優先チェック順
-
まず「自分の声(マイク)」が相手に届くか確認する
-
ここがNGなら、アプリ音以前に音声設定が崩れています。
-
-
自分の声は届くが、アプリ音が届かない場合
-
共有対象を「アプリケーションウィンドウ」に切り替える
-
音が必要なアプリを正しく選んでいるか見直す
-
-
出力・入力デバイスの設定を再確認する
-
相手側の聞き間違い(出力が別デバイス)も含め、基本へ戻ります。
-
-
Discord側の設定をリセットするなど、環境を単純化して再試行する
-
可能であれば、別の通話(DM)で再現するか確認する
-
アプリ音の共有は環境差が出やすい領域です。改善しない場合は、「アプリ音は諦めて、マイクで音を拾う」「別の手段(配信ツール等)を検討する」といった判断が必要になる場合もあります。ただし、初心者の方はまず、共有対象の選び方とデバイス設定の確認で改善するケースが多いです。
動作が重い・遅延する時の設定
重い・遅延する場合、対策は基本的に「負荷を下げる」に集約されます。負荷は、配信側と視聴側の両方で発生するため、共有者だけでなく視聴者側も軽量化が有効です。
共有者側の対策
-
画質(解像度)を下げる
-
フレームレートを下げる
-
不要アプリを閉じる(ブラウザタブ、配信ソフト、録画ソフトなど)
-
ビデオ通話を同時に使っているなら、一時的にビデオを切る
-
Wi-Fiより有線が可能なら、有線を検討する
視聴者側の対策
-
他のアプリを閉じる
-
通信が混雑しているなら、回線状況が良い場所へ移動する
-
表示を切り替え、負荷の少ない視聴状態にする(可能な範囲で)
最初に手を付けるべきは品質設定です。品質を少し下げるだけで、音声の途切れが止まり、視聴側のカクつきが改善することが多いです。逆に、品質を上げたい場合は「全員の回線と端末に余裕がある」ことが前提になります。
よくある失敗を防ぐ運用テンプレ
最後に、画面共有とビデオ通話をスムーズに回すための運用テンプレを整理いたします。これは機能の説明以上に、トラブル予防として効果が高いです。
共有者(画面を見せる人)のテンプレ
-
通知を一時的に抑える(個人情報の映り込み防止)
-
共有対象は原則「必要なアプリのみ」にする
-
共有開始前に、停止方法を把握しておく(特にスマホ)
-
通話開始は「音声 → ビデオ → 画面共有」の順に進める
-
重いと言われたら、まず品質を下げて改善確認する
-
終了時は、共有停止→ビデオ停止→通話終了の順で確実に閉じる
主催者(進行する人)のテンプレ
-
共有者を原則1人にする(交代制にする)
-
共有品質の目安を事前に提示する(重い人が出たら下げる)
-
トラブル時の切り分け順を共有する
-
DMで再現するか → サーバー権限 → OS許可 → Discord設定
-
-
視聴者へ「どの画面を見てほしいか」を都度案内する
このテンプレを採用するだけで、「操作が分からない」「止められない」「誰の画面を見れば良いか分からない」といった実務上の混乱が大きく減ります。
Discordの画面共有とビデオ通話のFAQ
画面共有は最大何人まで見られるか
視聴できる人数の上限は、利用形態(サーバー/DM)、機能の提供状況、アップデートなどにより変動する可能性があります。運用上は「多人数での視聴を想定する場合、事前にテストして上限と安定性を確認する」ことが最も確実です。特に、人数が増えるほど視聴者側の回線差が顕在化し、重い人が出やすくなります。主催者は、品質の目安(低〜中画質)を先に決め、全体最適で運用することを推奨いたします。
スマホで共有できない時に最初に見る点
スマホで共有できない場合、最初に見るべきは次の2点です。
-
OS側の許可・開始画面を通過できているか
-
通話画面で画面共有が開始状態になっているか(停止状態ではないか)
スマホはOSの案内が介在するため、Discord内のボタンを押しただけで完了するとは限りません。開始時の画面や許可ダイアログを見落とすと、共有が始まらないまま時間だけが過ぎてしまいます。まずOS側の案内に従えているかを確認してください。
ブラウザ版でも同じように使えるか
ブラウザ版でも画面共有やビデオ通話は利用できますが、権限や機能の一部で制約が出る場合があります。特にブラウザ版は、カメラ・マイク・画面共有の開始時にブラウザの許可が必要になり、ここでブロックしていると動作しません。操作がうまくいかない場合は、PCアプリ版へ切り替えると改善するケースも多いため、「最初はPCアプリ版で安定させる」運用を推奨いたします。
プライバシー上の注意点はあるか
画面共有とビデオ通話には、プライバシー上の注意点が必ずあります。特に画面共有は、意図せず以下が映る可能性があります。
-
通知(メッセージ、メール、SNS)
-
ブラウザのタブ名や閲覧履歴の一部
-
デスクトップ上のファイル名(個人情報や業務情報を含む)
-
画面切り替え時に一瞬表示される別ウィンドウ
事故を防ぐために、次の対策を推奨いたします。
-
共有対象は「画面全体」ではなく「必要なアプリ」に限定する
-
共有前に不要なタブやウィンドウを閉じる
-
通知を一時的に抑制する(可能なら)
-
停止方法を把握してから開始する
-
背景に映る情報(ビデオ通話)も事前に確認する
まとめ
Discordの画面共有とビデオ通話は、基本的な仕組みはシンプルですが、実際の運用では「端末環境」「OSの許可」「サーバー権限」「デバイス選択」「品質設定」が絡み合い、初回はつまずきやすい機能です。したがって、成功のポイントは次の3点に集約されます。
-
音声・ビデオ設定でデバイス選択を固める(マイク・スピーカー・カメラ)
-
OS側の許可を確認する(マイク・カメラ・画面共有関連)
-
サーバーで使うなら権限を切り分ける(DMで再現するかで判断)
さらに、重い・遅延する場合は品質設定の調整が最も効果的です。目的に応じて解像度やフレームレートを適切に選び、安定性を優先して運用すると、参加者全員の満足度が上がります。
次に取るべき行動としては、まずDM通話で5分テスト(音声→ビデオ→画面共有の順)を実施し、問題が起きたら「DMで再現するか→権限→OS許可→Discord設定」の順で切り分けてください。この型を持っているだけで、画面共有とビデオ通話は一気に使いこなしやすくなります。





