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電源コードの捨て方ガイド|可燃・不燃・小型家電回収を3分で判定

引っ越しや断捨離で電源コードがまとめて出てきたとき、「これって可燃?不燃?それとも小型家電回収?」と手が止まりがちです。しかも電源コードは、自治体によって分別区分が変わるため、ネットの一般論だけで判断すると回収されないこともあります。

本記事では、まず自治体ルールで最短3分で分別を確定する手順を提示し、そのうえで回収当日に弾かれない束ね方・プラグの安全対策まで、チェックリスト形式で分かりやすく整理します。電源コードだけでなく、延長コード(電源タップ)、ACアダプタ、充電器、USBケーブルなど「似たもの一式」もまとめて片付く構成です。迷いをゼロにして、安心して処分できる状態まで一緒に進めましょう。

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目次

電源コードの捨て方はまず自治体で確定する

次の手順で確認すれば、「自分の地域では何ごみか」を短時間で確定できます。

  1. 自治体サイトの品目検索(ごみ分別辞典)を開く

  2. 検索語を順に試す

    • 「電源コード」

    • 「延長コード」

    • 「電気コード」

    • 「電源タップ」

    • 「ACアダプタ」

    • 「充電器」

  3. 表示された分類が「可燃」「不燃」「金属(小型金属)」「小型家電回収」など、どれに該当するか確認する

  4. 「小型家電回収」と書かれていた場合だけ、回収ページで次の3点を見る

    • 投入口サイズ(ボックス回収の場合)

    • 付属品(ケーブル・ACアダプタ・充電器)が対象に含まれるか

    • 電池やバッテリーの注意(外す/別回収など)

たとえば渋谷区は小型家電回収ボックスの投入口サイズ(13cm×28cm)を明記しています。大阪市も投入口サイズ(15cm×30cm)や付属品(ACアダプタ、ケーブル、充電器など)を回収品目例として示しています。こうした条件は自治体で異なるため、最後の3点確認が重要です。

なぜ電源コードは自治体で分別が割れやすいのか

電源コードは、外側が樹脂(被覆)で、中に銅などの金属線が入っている“複合素材”です。自治体は、焼却施設の運用方針や資源回収の仕組み、分別の簡素化などの都合で、複合素材の扱いを「不燃」「可燃」「金属系」「小型家電回収」などに振り分けています。そのため、隣の自治体と分別が違っても珍しくありません。

「多くの地域は不燃」といった言い切りは、実務では事故のもとです。大事なのは、一般論ではなく“その地域の公式ルール”で確定することです。

電源コードと一緒に片付く対象を先に分ける

片付けを早く終わらせるコツは、「似ている物」を一度テーブルに広げて、次の6カテゴリに分けることです。

  • 電源コード(家電から外れたコードだけ)

  • 延長コード(電源タップ)

  • コードリール(巻取り式)

  • ACアダプタ(四角い変換器が付くもの)

  • 充電器(コンセント直挿しの充電器など)

  • USBケーブル/LANケーブル(通信系)

同じ“コード類”でも、投入口に入るか回収対象として扱われるかで差が出ます。最初に分けておくと、次章以降の判断が一気に楽になります。


電源コードを普通ごみで出すときの安全なまとめ方

自治体で「可燃」「不燃」「金属」など、家庭ごみとして出すことが確定した場合、やるべきことは大きく2つです。
1つ目は、収集作業の邪魔にならないように束ねること。2つ目は、プラグの金属部や角で袋が破れないように安全対策をすることです。

雑に放り込むと、袋が破れて回収されない、収集時に危険が増えるといったトラブルが起こりやすくなります。難しい道具は不要なので、以下の手順で整えましょう。

ほどけない束ね方の基本手順

束ね方は、次の5ステップが安定します。

  1. コードを軽く伸ばし、ねじれを取る

  2. 直径10〜15cm程度の輪になるように巻く(無理にきつくしない)

  3. 輪の“中央”を固定する

  4. もう1か所、輪の“端側”も固定する

  5. ほどけないか軽く振って確認する

固定具のおすすめは、作業性とほどけにくさのバランスで次の順です。

  • 結束バンド(タイ):最も安定。大量でも作業が速い

  • 紙ひも:家にあれば十分。可燃に出す自治体でも扱いやすい

  • テープ:簡単だが、粘着が弱いと剥がれてほどけやすい(補助として使うのが無難)

「束ねる=固く巻く」ではありません。強く折り曲げると、プラグ根元が尖った形になって袋を傷つけることがあります。自然に巻ける強さで十分です。

プラグ金属部でケガや袋破れを防ぐコツ

電源プラグの刃(差し込み金属部)は、触れると痛いだけでなく、袋を破る原因にもなります。安全対策は簡単で、次のどれかを行えば十分です。

  • プラグ刃をビニールテープで1周巻いて覆う

  • 使い古しの紙や薄い布で軽く包み、テープで留める

  • 複数本ある場合、プラグ部分を束の内側に寄せ、袋の外側へ向けない

断線して銅線が見えている場合は、露出部をテープで覆ってから束ねます。火災リスクの話ではなく、回収時の安全確保として重要です。

収集袋が破れにくい入れ方

袋破れは、次の“集中”で起こりやすいです。

  • プラグ金属部が袋の側面に当たり続ける

  • 延長コードの角や硬いケースが一点に当たる

  • 大量のコードを一袋に詰め込み、隙間がなくなる

対策は次の通りです。

  • プラグ側は袋の中心へ(側面に当てない)

  • 延長コードやコードリールは、角を紙で軽く包む

  • 多い場合は袋を分ける(詰め込みすぎない)

「袋を分ける」は地味ですが、回収されないリスクを大きく下げる実用的な対策です。


小型家電回収で電源コードをリサイクルする方法

「できれば燃やしたくない」「資源として回収してほしい」という場合は、小型家電回収(拠点回収・回収ボックス・宅配回収など)を検討します。ここで注意したいのは、自治体ごとに対象や条件が違うことと、“ケーブルだけ”がOKかどうかが自治体で割れることです。

一方、公的資料では、小型家電の付属品として「ACアダプタ」「ケーブル」等が対象に含まれる考え方が示されています。自治体がこの考え方を取り入れているケースも多いため、回収ページの表記を見れば判断しやすくなります。

回収ボックスに入れられるかは投入口サイズで決まる

回収ボックス方式の最大の条件は、物理的に“入るかどうか”です。自治体は投入口サイズを明記していることが多く、そこを見れば一発で判断できます。

  • 渋谷区:投入口13cm×28cm(例示)

  • 大阪市:投入口15cm×30cm(例示)

電源コード単体はだいたい入りますが、延長コードでもタップ部分が大きいと引っかかることがあります。コードリールは多くの場合、投入口に入らず対象外になりやすいです。入らない場合は、回収ボックスに無理やり押し込まず、自治体の別ルート(拠点回収、家庭ごみ等)に切り替えます。

付属品としてケーブルやACアダプタが対象になる自治体がある

大阪市は、回収品目の説明で「これらの付属品(リモコン、ACアダプタ、ケーブル、充電器)」を例として挙げています。
環境省関連のガイドラインでも、対象品目の付属品として「ACアダプタ、ケーブル」等が対象となる旨の記載が確認できます。

ただし、自治体によっては「機器本体中心」で運用している場合もあり、「ケーブル単体は不可」「家電と一緒なら可」といった細かな違いがあり得ます。ここは必ず自治体の回収ページの文言に従ってください。

電池・バッテリーが関係する製品は要注意

電源コードそのものに電池はありませんが、同時に捨てがちな対象として、モバイルバッテリー、充電池内蔵機器、電池入りの周辺機器が混ざることがあります。回収ボックスや宅配回収は「電池は外す」「バッテリーは別回収」といった注意が付くのが一般的です。自治体の注意書きを必ず読み、指示に従ってください。

“コード類を捨てる日”は、引き出しの奥から危険物(電池類)が一緒に出てきやすい日でもあります。まとめて片付ける場合ほど、最後にチェックする習慣を付けると安心です。


店頭回収・宅配回収を使うときの選び方

自治体の回収ボックスが近くにない、量が多い、引っ越しで時間がない、といった場合は、店頭回収や宅配回収が選択肢になります。大阪市のように宅配回収の案内を行っている自治体もあります。

ここでは「何を基準に選べば失敗しないか」を整理します。

量が少ないなら自治体回収が最短

電源コードが数本程度であれば、自治体の可燃/不燃/金属、または小型家電回収のどちらかに乗せるのが最短です。理由は単純で、手続きが不要、費用もかからない(指定袋等を除く)ことが多いからです。

量が多いなら宅配回収が向くことがある

引っ越しや実家片付けで段ボール一箱分になっている場合、宅配回収は時間短縮になることがあります。ただし、費用や対象条件、個人情報の扱い(記録媒体が混ざる場合)など注意点もあるため、利用前に条件を確認します。

“無料回収”の街宣トラック・チラシは注意が必要

「無料で回収します」と巡回する業者とのトラブルは、国民生活センターが注意喚起しています。無許可回収や不透明な料金請求などが問題になり得るため、次に当てはまる場合は利用を避けるのが安全です。

  • 料金体系が事前に明確でない

  • 会社情報(所在地・許可の有無)が確認できない

  • その場で契約を急かされる

  • 「無料と言ったのに積み込み後に請求」などの説明変更がある

安心して処分したいなら、まず自治体が案内している回収ルート(家庭ごみ・小型家電回収・自治体提携の回収)を優先してください。


電源コードを捨てる前に確認したい注意点

ここでは、よくある落とし穴を「やることリスト」として整理します。該当するものがあれば、先に対策してから出すと安心です。

断線・焦げ・発熱跡がある場合の扱い

断線や焦げ、発熱跡があるコードは再利用しないのが安全です。捨てる際は、露出した銅線があればテープで覆い、プラグ金属部も保護して袋に入れます。特別な処理が必要というより、収集時の安全配慮がポイントです。

ケーブルと一緒に“個人情報が入る物”が混ざりやすい

電源コード自体に個人情報は入りません。しかし実際には、USBメモリ、外付けHDD、古いスマホ、ルーターなどが同じ箱に入っていることが多く、「ケーブルを捨てる日」に一緒に処分しがちです。

もし小型家電回収や宅配回収を使う場合は、記録媒体はデータ消去が必要になることがあります。ケーブル類と“データ機器”は袋を分けて確認すると失敗を減らせます。

事業所のコードは家庭ごみルートに乗せない

会社や店舗で使っていたコード類は、家庭向け回収(自治体の家庭ごみ・回収ボックス)に出せない場合があります。事業系の扱いになる可能性があるため、社内ルールや自治体・処理業者に確認してください。


電源コードの捨て方でよくある失敗と対処

ここでは「実際に起きる失敗」を先回りして、原因と対処を整理します。引っ越し直前の忙しい時期ほど、ここが役に立ちます。

分別が違って回収されなかった

よくある原因

  • ネットの一般論を信じて出した

  • 「電源コード」ではなく「延長コード(タップ)」の扱いが別だった

  • 同じ袋に入れた別の物が原因で回収対象外になった

対処

  1. 自治体の品目検索で再確認(検索語は「電源コード/延長コード/電源タップ」)

  2. 小型家電回収がある自治体なら、回収ページで「投入口サイズ」「対象例」「付属品」の文言を確認する

  3. 指定の区分で、次の収集日に出し直す

特に「延長コード」は、タップ部の素材・サイズで扱いが変わることがあります。小型家電回収に出す場合も、投入口に入るかが壁になりやすいので、事前確認が重要です。

回収ボックスに入らず、その場で詰んだ

よくある原因

  • 投入口サイズを見ていなかった

  • コードリールや大型タップを“入るはず”と見込んだ

対処

  • 無理に押し込まない(機器破損や詰まりの原因)

  • 拠点回収(窓口)や家庭ごみ区分へ切り替える

  • 次回からは回収ページで投入口サイズを確認する(渋谷区・大阪市のように明記される例がある)

袋が破れて回収されなかった/危険だった

よくある原因

  • プラグ金属部の保護がない

  • 角のある延長コードをそのまま入れた

  • 一袋に詰め込みすぎた

対処

  • プラグ金属部をテープで覆う

  • 角は紙で包む

  • 袋を分けて詰め込みすぎない

袋が破れると、回収されないだけでなく、収集作業の安全にも影響します。「プラグ保護」と「袋分け」は最短で効く対策です。


電源コードの捨て方チェックリスト

出す直前に、これだけ確認すれば失敗が減ります。

3分判定チェック

  • 電源コード/延長コード/電源タップで品目検索した

  • 分別区分(可燃/不燃/金属/小型家電回収)を確認した

  • 小型家電回収なら、投入口サイズ・付属品可否・注意事項を読んだ

安全チェック

  • 束ねて2か所固定した

  • プラグ金属部を保護した

  • 袋の側面にプラグが当たらないよう中央に入れた

  • 延長コードの角は紙で軽く包んだ

  • 詰め込みすぎず袋を分けた

トラブル回避チェック

  • 「無料回収」の業者を安易に使わない(許可・料金・会社情報が不透明なら避ける)


電源コードの捨て方の比較表

方法 手間 費用 確実性 失敗ポイント 向いている状況 最低限の確認
自治体の家庭ごみ(可燃/不燃/金属など) 低〜 分別が自治体差で違う とにかく急ぎ/少量 品目検索で区分確認
小型家電回収(ボックス/拠点) 低〜 中〜高 投入口サイズ・対象外 リサイクル重視/近くに拠点 投入口・対象例・注意事項
店頭回収 条件次第 対象品・受付条件 ついでに持ち込み 店舗条件の確認
宅配回収 中〜高 条件次第 料金・対象・梱包 大量/時間がない 料金・対象・梱包条件

選び方の目安

  • 急ぎ・少量:家庭ごみ(自治体区分で確定)

  • 納得して手放したい:小型家電回収(投入口・対象の確認が鍵)

  • 大量で時間がない:宅配回収も検討(条件確認が前提)


電源コードの捨て方に関するよくある質問

電源コードだけ回収ボックスに入れてよい?

自治体によって異なります。付属品として「ケーブル」「ACアダプタ」「充電器」などを回収品目例に含める自治体もありますが、運用が違う自治体もあります。大阪市は付属品(ACアダプタ、ケーブル、充電器)を例示しています。必ず自治体の回収ページの文言に従ってください。

結束バンドとテープはどちらが良い?

大量なら結束バンドが作業効率と安定性で有利です。少量ならテープでも構いませんが、ほどけやすい場合があるため、テープは「プラグ保護」にも使い、束ねは紙ひもと併用すると失敗が減ります。

延長コードやコードリールは同じ扱い?

延長コードは投入口に入るかどうかで、小型家電回収の可否が変わりやすいです。コードリールはサイズが大きく、回収ボックスに入らないことが多いので、家庭ごみ区分に切り替えるケースが増えます。最終判断は自治体の品目検索と回収ページで確定してください。

「無料回収します」の業者に渡しても大丈夫?

国民生活センターは、自治体の許可なく回収する事業者とのトラブルに注意喚起しています。会社情報や料金が不透明、契約を急かす、説明が変わる場合は利用を避け、自治体案内の回収ルートを優先してください。


参考情報