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Civitaiの危険性を徹底整理!ウイルス回避・NSFW対策・商用利用の確認手順

Civitaiで気になるモデルを見つけたのに、「危ない」「ウイルス」「NSFWが出る」「商用利用は違法?」と不安になって、手が止まっていませんか。結論から言うと、Civitaiは“使うな”ではなく、危険性の種類を分けて、事故確率と被害範囲を下げる手順を持つことが重要です。本記事では、モデル形式(ckptとsafetensors)の考え方、ダウンロード前の見極め、検疫とスキャン、成熟コンテンツの事故対策、そして商用利用で必須のライセンス確認と証跡保存まで、初心者でも迷わないチェックリストで解説します。読み終えた頃には「何を避け、何をすれば安全側に寄せられるか」が明確になります。

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目次

Civitaiのセキュリティ上の危険性と回避策

ckptが警戒される理由とsafetensors優先の考え方

結論から言うと、初心者が安全側に寄せるなら「safetensors優先」が基本方針になります。理由は、ファイルの中身の“作り”が違うからです。

古く使われてきた.ckptは、Pythonのpickle系シリアライズと関係が深く、一般にpickleは「任意のオブジェクトを復元できる」便利さの裏側で、悪意があれば読み込み時に望まない処理が起き得る、とされてきました。実際、pickle関連の脆弱性やセキュリティ上の注意喚起は継続的に扱われています。

一方でsafetensorsは、pickleのように任意のPythonオブジェクトを復元するのではなく、「テンソル(数値配列)とメタデータ」を格納する目的に絞った形式として説明され、デシリアライズ時に任意コード実行を起こしにくい設計だと解説されています。
またCivitai側のコミュニティ議論でも、safetensorsは「危険なimport等を含めない目的の新標準」という趣旨の説明が見られます。

ただし重要なのは、safetensors=絶対安全ではないことです。
「任意コード実行を起こしにくい作り」であっても、配布物が100%安全だと保証されるわけではありません。だからこそ、次のように考えるのが現実的です。

  • safetensorsは“危険な読み込み”の地雷を減らす手段

  • それでも、ウイルススキャンや配布元の見極めは前提

  • ckptしかない場合は、隔離して試すことで被害範囲を絞る

この「ゼロにする」のではなく「事故確率と被害範囲を下げる」考え方が、長く安全に使うコツです。

ckptとsafetensorsの比較表

観点 .ckpt .safetensors
代表的な懸念 pickle系の読み込みと関係し、一般に読み込み時のリスクが指摘される テンソル専用目的で設計され、任意コード実行を起こしにくい形式として解説
初心者の推奨度 低め(やむを得ない時は隔離推奨) 高め(ただしスキャン等は必須)
取るべき扱い 検疫フォルダ→スキャン→隔離で読み込み→本番へ 検疫フォルダ→スキャン→本番へ(過信しない)

ダウンロード前に見るべき指標(“まず弾く”ための見極め)

初心者がやるべきことは、100点の審査ではなく“危ないものを先に落とす”ふるい分けです。ここでは、Yes/Noで判断できる形にします。

ダウンロード前チェック(Yes/Noフロー)

  1. 形式は.safetensorsか?

    • Yes:次へ

    • No(.ckptなど):隔離前提で扱う。迷うなら別モデルを探す。

  2. 作者(投稿者)が継続的に活動しているか?

    • Yes:次へ

    • No:コメント欄の報告が増える傾向があるため慎重に

  3. コメントに“導入時の異常・不審・怪しいリンク”の報告がないか?

    • Yes:次へ

    • No:まず避ける(初心者はここで撤退が安全)

  4. 外部リンクへ強く誘導されていないか?

    • Yes:次へ

    • No:公式導線外はリスクが上がるため、初心者は避ける

  5. 説明文が極端に短く、来歴・更新情報・注意点がないか?

    • Yes:次へ

    • No:情報不足は事故率を上げる。類似モデルを探す

このフローの狙いは「完璧な安全」ではなく、事故に近いものから距離を取ることです。

隔離とスキャンの最低ライン(初心者向けの安全手順)

ここは“やること”が明確なほど強いです。以下は、専門知識がなくても再現できる手順に絞っています。

手順1:検疫フォルダに保存する

ダウンロード直後は、Stable Diffusionのモデルフォルダに入れず、まず「検疫(Quarantine)」フォルダへ置きます。
例:Downloads/Civitai_Quarantine/ のように、普段使うフォルダと分けてください。

手順2:手動でウイルススキャンする

自動スキャン任せにせず、対象ファイル単体で手動スキャンを実行します。
Civitai側がスキャンしている旨の説明があっても、環境差や見落としをゼロにできないため、自衛の一手として有効です。

手順3:形式を確認し、ckptは隔離前提に切り替える

  • .safetensors:次へ

  • .ckpt等:この時点で警戒レベルを上げ、隔離環境(別ユーザー/別PC/仮想環境)での読み込みテストを優先します。

手順4:隔離環境で読み込みテストする(可能な範囲で)

「隔離」は、難しい仕組みである必要はありません。優先順位は次の通りです。

  • 最優先:別PC(サブPC)

  • 次点:同一PCの別ユーザー(権限分離)

  • 可能なら:仮想環境(VM)やコンテナ

目的は「もし何かあっても被害範囲を小さくする」ことです。

手順5:問題がなければ本番環境へ移す

移した後も、「急に挙動が重い」「見慣れない通信が増える」など違和感があれば、いったんモデルを外し、原因切り分けを優先してください。


CivitaiのNSFW・過激コンテンツの危険性と対策

閲覧事故が起きる場面(職場・家庭・共有端末・配信)

NSFW事故は「自分の趣味」の範囲に留まらず、環境次第で一気に深刻化します。ありがちな事故は次の通りです。

  • 仕事のPCで開いてしまう:業務規程違反、監査ログ、周囲の目による信用毀損

  • 家族共有端末で開く:子どもが触れる、履歴が残る、家庭内トラブル

  • 配信/画面共有中に開く:スクショ拡散・炎上・アカウント凍結リスク

「自分は見ないから大丈夫」ではなく、“表示されない状態”を作るのが対策です。

表示フィルターと成熟コンテンツ設定の要点

Civitaiでは成熟コンテンツ設定により、画像が隠れる・ぼかされる・閲覧制限されるケースがあります。設定項目(例:成熟コンテンツの有効化、ぼかし、閲覧レベル)を調整する解説も共有されています。

安全運用としては、次の考え方が効果的です。

  • 会社PCや共有端末では、成熟コンテンツを無効(または常時ぼかし)に固定

  • 自宅の私物端末でも、初期は“ぼかしON”で事故確率を下げる

  • 閲覧レベルを上げるのは、環境が完全にプライベートな時だけ

設定の細部は変わることがあるため、UIが変わっても「職場/共有は見えない状態に寄せる」という方針だけ守ると迷いません。

生成・投稿時に避けるべき方向性(通報・炎上・重大事故を避ける)

NSFWの話は、表示だけでは終わりません。生成・公開が絡むと、社会的に許容されないラインを超えるリスクが上がります。

とくに深刻なのは、実在人物の性的ディープフェイク(NCII:非同意性的画像)です。オープンなモデル共有環境で、同意のない人物再現モデルが問題になり、削除・再アップロードといったいたちごっこが報じられています。

安全側に倒すなら、次は「やらない」を徹底してください。

  • 同意のない実在人物を対象にしない

  • 実在人物を特定できる画像や、それを容易にする資源(顔再現のLoRA等)を公開しない

  • 未成年を想起させる表現、暴力や搾取を連想させる表現を避ける(これはプラットフォーム規約以前に社会的に危険です)

「作れる」ことと「公開してよい」ことは別です。公開は取り返しがつかない前提で判断してください。


Civitaiの著作権・肖像権・ライセンスの危険性

モデルごとに利用条件が違う前提を押さえる

Civitaiの権利トラブルで多いのは、「サイト全体のルール」を見たつもりで、「そのモデルの条件」を見落とすことです。
Civitaiでは、モデル詳細ページから“License”を確認し、利用可能範囲を読み取る流れが一般に案内されています。

さらにややこしいのは、ライセンス名が同じでも“追加条件”が付く場合があることです。たとえばCreativeML Open RAIL-Mであっても、Addendum(付加条件)がある、あるいは別の独自条件が併記される、といった注意喚起が見られます。

だからこそ、覚え方はシンプルにします。

  • ライセンス“名”ではなく、禁止事項と条件(販売・クレジット・再配布)で判断する

  • 判断した証拠(スクショ・確認日)を残す

商用利用の判断フロー(確認→OK/NG→証拠保全)

商用利用は、個人の趣味より“後で説明が必要”になりやすい領域です。次のフローでチェックしてください。

  1. モデルページのLicenseを開く

  2. 次の項目を順に確認する

    • 生成画像の販売が許可されているか

    • クレジット表記が必要か

    • 生成物の配布(素材配布)が許可されているか

    • モデル自体の再配布・派生モデル公開が許可されているか

  3. 禁止が1つでもあれば、その用途では使わない

  4. 証拠を残す

    • モデルURL

    • 確認日

    • ライセンス表示のスクリーンショット

    • 作品に使ったモデル名・バージョン

「確認したのに揉める」ことはゼロにできませんが、証拠があるだけで対応コストは大きく下がります。

実在人物・ロゴ・キャラクターに関する追加注意(トラブルになりやすい例)

ライセンスがOKでも、別の権利が絡む場合があります。代表例です。

  • 実在人物の肖像・パブリシティ:同意なく顔を再現し公開するのはリスクが高い

  • 企業ロゴ・商標:広告や販売物にロゴが混ざると問題化しやすい

  • 既存キャラクター:二次創作の扱いは国・地域・プラットフォーム・販売形態で状況が変わり、単純に言い切れない

不安が残る場合は「公開しない」「販売しない」「クライアントに事前説明して合意を取る」の順で安全側に寄せてください。


投稿・運用で起こる危険性とトラブル回避

削除・制限が起きるパターンと対策

Civitaiのようにコミュニティとモデレーションがある場所では、投稿の見せ方(タグ・成熟設定・説明不足)でトラブルが起きやすくなります。成熟コンテンツ設定により表示が制限される/隠れるケースがあることも、運用上は重要です。

対策は、技術より運用です。

  • タグ付け・成熟設定をごまかさない

  • 説明文に「どういう内容か」「何を避けるべきか」を書く

  • グレーは公開しない(公開すると拡散と保存が走り、取り返しがつかない)

公開物は完全には回収できない前提で考える

ネットの大原則として、一度公開したものは他者に保存・転載され得ます。
だからこそ、公開前の最終チェックで「自分が説明できるか」「第三者に見られて困らないか」を必ず通してください。

ログと証跡の残し方(自分を守るための最低限)

おすすめは、面倒な管理ではなく“最低限の型”です。

  • モデル:URL、取得日、バージョン

  • ライセンス:スクショ、確認日

  • 生成:主要プロンプト、設定(案件なら納品物と紐付け)

これだけで、将来の問い合わせや炎上時の説明材料が整います。


安全に使うためのチェックリストとおすすめ運用

導入前チェックリスト(最短版)

  • 私物端末で作業している(会社PC・共有端末ではない)

  • 形式が.safetensors中心(.ckptは隔離前提)

  • コメントに不審報告がない

  • 外部リンク誘導が強すぎない

  • 成熟コンテンツ設定が自分の環境に合っている(共有/仕事は“見えない状態”)

ダウンロード後チェックリスト(事故確率を下げる)

  • 検疫フォルダに保存した

  • 手動でウイルススキャンした

  • ckptは隔離環境で読み込みテストした

  • 本番導入後、違和感があれば即撤退できる状態にした(バックアップ/切り戻し)

商用・公開前チェックリスト(トラブル回避の核)

  • モデルページのLicenseを確認した

  • 追加条件(Addendum/独自条件)の有無を確認した

  • 販売/クレジット/再配布/派生公開の可否を読んだ

  • 実在人物に関わる内容は同意なしに扱っていない(公開しない)

  • スクショと確認日を保存した


よくある質問

Civitaiは結局、安全ですか?

「安全か/危険か」の二択ではなく、リスクを下げる運用ができるかで変わります。
.safetensorsは任意コード実行を起こしにくい設計として説明されますが、ゼロリスクではありません。検疫・スキャン・見極めを徹底し、公開/商用では権利確認と証拠保全を行ってください。

.ckptしかないモデルは使わない方がいいですか?

初心者は避けるのが無難です。どうしても使う場合は、隔離環境で検証し、被害範囲を小さくする運用が現実的です。

会社PCで閲覧しても大丈夫ですか?

おすすめしません。成熟コンテンツの誤表示だけでなく、規程違反や監査ログの観点でも不利になりやすいです。閲覧は私物端末に限定し、必要なら成熟コンテンツを無効化・ぼかしに固定してください。

生成画像を販売したいです。何を確認すべきですか?

モデルページのLicenseから、販売可否・クレジット要否・再配布可否・追加条件を確認し、スクショで保存してください。CreativeML Open RAIL-Mでも追加条件がある場合があるため、名前だけで判断しないことが重要です。

実在人物に似た画像はアウトですか?

法域や状況で変わり得ますが、少なくとも同意のない実在人物を再現・公開する行為は深刻なトラブルにつながりやすい領域です。非同意性的コンテンツへの悪用は報道・調査でも問題視されており、安全側に倒すなら避けるべきです。


まとめ

Civitaiは便利ですが、危険性はゼロではありません。だからこそ、怖がり続けるのではなく、事故確率と被害範囲を下げる“型”を持つことが大切です。

  • セキュリティは、safetensors優先+検疫・スキャン+ckptは隔離

  • NSFW事故は、環境別に“見えない状態”を作る

  • 商用利用は、モデルごとのLicense確認+追加条件チェック+証拠保全

  • 実在人物は、同意なしで扱わない/公開しないが基本

最初の1回だけ丁寧に整えると、以後は“いつもの手順”として回せるようになります。焦らず、安全側に倒して使っていきましょう。


参考情報源