REMNANT FromTheAshes(以下レムナント)の前日譚であるChronos: Before the Ashesのレビュー/評価です。
SwitchとSteam版が2020年12月2日にリリースされました。
ストーリー、システム、バトル要素などのレビュー/評価になります。
PlayStation 4版は2021年1月19日の配信開始が予定されています。
※筆者はレムナントを配信日に購入して何周かクリアした人です。
Steam(PC版)での購入ですがSwitchと何ら変わりません。
PC版スペック要件
最低:
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 7 / 8 / 10 64 bit
プロセッサー: AMD FX-8320 (3,5 GHz) / Intel i5-4690K (3,5 GHz) or better
メモリー: 4 GB RAM
グラフィック: GeForce GTX 660 / Radeon R7 370 with 2 GB VRAM
DirectX: Version 11
ストレージ: 8 GB 利用可能
推奨:
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 7 / 8 / 10 64 bit
プロセッサー: AMD FX-8320 (3,5 GHz) / Intel i5-4690K (3,5 GHz) or better
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: AMD Radeon RX 480 / NVIDIA GeForce GTX 970 with 4 GB VRAM
DirectX: Version 11
ストレージ: 8 GB 利用可能
Chronos: Before the Ashesストーリー
本作はレムナントの前日譚が描かれるアクションアドベンチャーRPG。
2016年にリリースされたVR専用タイトルである『Chronos』をベースに、オーバーホールと非VRでのプレイへの最適化を施したものとなっている。
「レムナント:フロム・ジ・アッシュ」でアポカリプスが発生する以前の,中世風のファンタジー世界で起こる出来事を描く前章譚になっており,村に忍び寄ってきた闇の力を絶つために旅に出た青年が,迷宮を舞台に,まさに人生を賭けて戦っていくことになる。
めちゃくちゃざっくり言えば世界のためにドラゴンを倒しに行く王道RPG。
レムナントを知っていると「これ見たことあるな」という場面に出会うことができる。
Chronos: Before the Ashesキャラクター/難易度選択
セーブデータは3個作成可能で縛りプレイなどに利用できる枠。
また、脳筋や魔法特化などのキャラクターの個性を変えるなどセーブデータが3個あるのは嬉しい。
キャラクタークリエイトは
性別(男/女)
武器(剣/アックス)
難易度(易しい/普通/難しい)
から選択できる。
難易度は、ソウルライクなゲームなのでアクションが苦手な人に向けての簡単なモードがあり、いい配慮がされている。
ちなみに言語はテキストは日本語が可能だが他のものは英語になる。
レムナントは完全英語だったのでテキストだけ日本語でも嬉しい。
ちなみに外郭などは変更できない。
シングルプレイヤーなので仕方がないし意味もない。
Chronos: Before the Ashesシステム/戦闘
一番大きいシステムが年齢システムになる。
このゲームは、ソウルライクなゲームで死ぬとチェックポイントからスタートで敵も同時に沸くことになる。
そして主人公の年齢が加算される。
ステータス画面。
年齢などもステータス画面にて見ることができる。
レベルシステムがありレベルが上がるごとに振り分けポイントが2もらえる。
年齢を重ねるごとにアビリティも増えていく。
年の功というやつだ。
しかし、いいことばかりではない。
年をとるということは老いるということでもある。
俊敏力はなくなっていく。
代わりに序盤は剣などを振り回すしかない主人公も賢くなり魔法が覚えられるようになる。
ファストトラベル(マップ移動)もそこら中にあり、ショートカットの扉なども用意されている。
戦闘は非常に簡単だ。
攻撃/強攻撃/防御のコマンドが基本操作になる。
敵の攻撃を避けたいなら回避やパリィも狙える。
単調な攻撃からテクニカルな攻撃まで様々な戦術が可能。
回復アイテムはドラゴンハートいうアイテムで死ぬまでスタックが復活しない仕様。
ちなみにNPCを殴り続けたら戦闘をおこすことができる要素もある。
本作は非常にパズル要素が多い。
アクションRPGといっているがパズルゲームといえるほど。
CapsLookができない
PCのみの問題だが、SteamのゲームではたびたびCapsLookを使用するゲームがある。
日本語キーボードだと反応せずに、1つのコマンドが永遠入力できないことになる。
この問題はキーボードを英語にすることで解決することができる。
もし英語キーボードがない場合は設定からインストールすることができる。
Chronos: Before the AshesをPCでプレイする際には、必ずキーボードを英語にしておこう。
Chronos: Before the Ashesのレビュー/評価
いい点と悪い点と総評。
いい点
年齢システムという新たな発想。
まるで、俺屍(俺の屍を越えてゆけ)のような(少し違うが…)ゲームシステムで面白い。
レムナントをしていればストーリーや世界観がとても楽しい。
これ見たことあるぞという要素が盛り沢山。
難易度が選択可能。幅広い戦術もあるので楽しい。
序盤は剣しかないが、年齢/ストーリーを勧めていくことで様々な選択しを得ることができる。
また、独自の成長ビルドを組むことができるので、それぞれ違ったキャラを作成することが可能。
3000円と安い!
レムナント(PC版)もそうだったが安く購入できるのでお財布に優しいゲーム。
DLCなどで追加要素が来るかもしれないので期待ができる。
悪い点
敵のダメージがないので分かりづらい。
経験値が表示されない(毎回ステータス画面開くことで可能)ので、いつレベルアップするかの計算が大変。
体力回復アイテムが死ぬまで復活しないのは厳しい。
レベルアップで全回復するので、それを考えて戦わないといけない。
文書が悲しい。
パズル要素が多すぎて、マップのどこに何があるのかを覚えないと厳しい(ストーリーが進まない
総評
結論買いのゲーム!安いし!
個人的メタスコアは70。
戦闘面のダメージがわからないのとパズル要素が多いのがマイナスポイント。
それ以外は完璧で、特に成長システムが面白い。
レベルも割とさくさく上がるので、脳筋プレイや経験値重視にしたり様々なプレイスタイルが可能だと思う。
戦闘は単調なものに序盤はなるが、後半(歳を重ねるごと)に様々なスキルを駆使して戦闘できるので楽しい。
レムナントの前日譚となるゲームで、レムナントをプレイしていなくても十分楽しむことができる作品だ!