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キャンドルの捨て方完全ガイド|ロウを流さない安全手順と容器別分別

ガラス瓶の底にロウが残ったままのキャンドルを前に、「燃えるごみでいいの?」「この瓶は資源?それとも不燃?」「溶かして流したら詰まりそう…」と手が止まってしまうことはありませんか。
キャンドルの処分は、ポイントさえ押さえれば意外とシンプルです。基本はロウは排水に流さず回収して捨てる、そして容器は素材ごとに分別すること。あとはあなたの自治体ルールに合わせて出せば、迷いなく片付きます。

この記事では、まず30秒で捨て方が決まるチャートで「今やること」を即決できるようにし、そのうえで冷凍→拭き取りを中心に、安全で汚れにくいロウの外し方を手順化します。ガラス・金属・プラスチック容器別の分別、芯の金属や装飾入りの例外、大量処分のコツまでまとめて解説するので、読み終えたらそのまま片付けに移れます。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

キャンドルの捨て方は最初に30秒チャートで決める

キャンドルを捨てようとしたときに迷いやすいのは、「ロウは燃えるごみでいいのか」「ガラス瓶に残ったロウはどうするのか」「溶かして流してよいのか」の3点です。結論から言うと、キャンドルは多くの自治体で家庭ごみ(燃える区分が多い)として扱われますが、容器入りは“ロウ”と“容器”を分けるのが基本です。神戸市では「ろうそくは燃えるごみ」と案内されています。
ただし、自治体によって呼び方や分別の細部が異なるため、最終確認はお住まいの自治体の品目一覧が確実です。新宿区も分別辞典(公式ページ/PDF)で「ろうそく」を掲載しています。

まずは、いま手元のキャンドルがどれかを選ぶだけで方針が決まる「30秒チャート」です。

  • ①容器はありますか?

    • ない(細長いろうそく、塊のロウのみ)→ ロウは家庭ごみ(燃える区分が多い)へ

    • ある(瓶・缶・プラ容器)→ ②へ

  • ②容器の素材はどれですか?

    • ガラス → ③へ

    • 金属(缶、アルミ、スチール)→ ③へ

    • プラスチック → ③へ

    • 複合(内側コーティング、木製フタ、装飾多数)→ ④へ

  • ③ロウが容器に残っていますか?

    • ほぼ残っていない → 軽く洗って素材別に分別

    • 残っている → 冷凍→取り外し→拭き取り(安全優先)へ

  • ④装飾(ドライフラワー、石、金属チャーム)が入っていますか?

    • はい → 装飾を可能な範囲で取り外し、素材別に分別(外せない場合は自治体ルール確認)

    • いいえ → ③と同じ

このチャートで決まるポイントは2つだけです。
ロウは排水に流さず回収して捨てる、そして容器は素材別に分別する。これが最短ルートです。


キャンドルの捨て方は自治体の品目一覧で最終確認する

「多くの自治体で燃えるごみ」と言われても、自分の地域で違っていたら不安になるものです。ここでは、最短で確認する方法を具体的に示します。

自治体サイトで確認するときに見る場所

自治体の公式サイトには、多くの場合次のいずれかがあります。

  • 資源・ごみの分別辞典(品目検索)

  • 品目別一覧(五十音表)

  • よくある質問(FAQ)

例として、神戸市はFAQで「ろうそく=燃えるごみ」と明記し、品目表(ら行)にも掲載しています。
新宿区も公式ページで分別辞典を案内しており、PDFの品目一覧には「ろうそく」の掲載があります。

最短手順(スマホで1分)

  1. 検索エンジンで「(自治体名) ごみ 分別辞典」または「(自治体名) ごみ 品目一覧」を検索

  2. サイト内検索があれば「ろうそく」「キャンドル」を入力

  3. 出てきた区分(燃える/燃やす/一般など)に従う

  4. 容器がある場合は「ガラスびん」「金属」「プラスチック」の項目も確認する

この確認を先にやるほど、「回収されない」「分別ミスで出し直し」のストレスが減ります。


キャンドル本体の捨て方は冷まして包んで出す

容器がない、またはロウだけを処分したい場合はシンプルです。神戸市の案内でも、ろうそくは燃えるごみとされています。
ただし安全のため、次の基本だけは守りましょう。

完全に消火し、冷え切ってから捨てる

火が消えた直後のロウは柔らかく、触ると火傷の危険があります。必ず冷めて固まってから作業します。芯がくすぶっていないかも確認します。

紙で包んでベタつきを防ぐ

ロウは温度が上がると表面が柔らかくなり、袋や他のごみに付着します。特に夏場はベタつきやすいので、以下の方法が安定します。

  • ロウを新聞紙・不要な紙で包む

  • さらにビニール袋に入れて口を縛る(におい・付着防止)

  • 指定ごみ袋へ入れる

「燃えるごみ」か「一般ごみ」かは自治体によって呼称が異なるため、品目一覧の記載に従ってください(新宿区も分別辞典で案内しています)。


容器入りキャンドルの捨て方はロウと容器を分ける

ここがいちばん迷うポイントです。容器入りキャンドルは「ロウ(中身)」と「容器(外側)」を分けるのが基本で、容器は素材別に分別するのが一般的です。

まずは早見表で全体像を整理します(最終的な区分は自治体により異なります)。

部位・素材別の分別早見表(迷ったらここを見る)

部位・素材 基本方針 迷いやすい点 迷ったときの決め方
ロウ(ワックス) 家庭ごみ(燃える区分が多い) 溶かして流したくなる 排水に流さず回収。自治体の「ろうそく」区分に合わせる
芯(糸) ロウと一緒に処分が多い 焦げ・におい 冷まして包む。火種が残らないよう確認
芯座金・金属チャーム 金属類/燃えない区分が多い ロウで固着して外れない 可能なら外す。外せない場合は自治体の小物金属ルールを確認
ガラス容器 ガラス資源 or 不燃(自治体差) ロウ残り・香料汚れ ロウ除去→拭き取り→洗浄。汚れが落ちない場合の指示優先
金属容器・フタ 金属資源/金属類(自治体差) ロウ残り ロウ除去→拭き取り→洗浄
プラスチック容器 容器包装プラ or 燃える(自治体差) 香料・油分で汚れが残る 「汚れが落ちない場合は燃やすごみ」など自治体注記優先
ラベル・シール 紙/プラで自治体差 はがれない 可能な範囲で除去。無理なら自治体の指示に従う

この表の中で、生活トラブルに直結するのは「ロウを流さない」の一点です。ロウは冷えると固まり、排水口に流すと詰まりの原因になり得ます。


ロウを安全に処理する方法は「冷凍→取り外し→拭き取り」が基本

ロウの処理で失敗が起きやすいのは「溶かして流す」パターンです。流した直後は流れているように見えても、配管の途中で冷えて固まり、付着・蓄積して詰まりにつながることがあります。
そこで、家庭で安全にやりやすい方法を「おすすめ順」で説明します。

方法1:冷凍で外す(最も安全で失敗が少ない)

向いている:ガラス瓶、金属缶、耐冷性のある容器
所要時間目安:冷凍1〜3時間+作業5〜10分

手順は次のとおりです。

  1. 容器ごとビニール袋に入れる(香り移り・結露対策)

  2. 冷凍庫でしっかり冷やす

  3. ロウが縮んだら、スプーンの柄や木べらで縁から少しずつ浮かせる

  4. 取れたロウは紙で包み、自治体の区分(燃える区分が多い)で出す

  5. 容器に薄く残る膜は、次の「拭き取り」で仕上げる

コツ:一気にこじらず、縁から少しずつ。ガラスを強く叩かない。

方法2:拭き取りで仕上げる(後片付けが楽)

向いている:薄い膜、香料汚れ、金属缶の底
所要時間目安:5〜10分

  1. キッチンペーパーや不要布でロウを拭き取る

  2. 拭き取った紙は燃える区分へ(ベタつく場合は紙袋にまとめる)

  3. 中性洗剤で洗い、素材別に分別する

「できるだけロウを除去してから容器を分別する」という流れは、多くの解説で共通しています。

方法3:湯せん・加熱は最終手段(禁止条件あり)

向いている:冷凍で外れない、厚く固着したロウ(ただし環境が整う場合のみ)
所要時間目安:10〜20分(準備・片付け含む)

ただし、加熱は事故につながりやすいため、次に当てはまる場合は行いません。

  • 容器にひび・欠けがある、薄いガラスで割れが不安

  • 小さなお子様やペットが近くにいる

  • 作業スペースが狭い、手元が不安定

  • 火傷対策(鍋つかみ等)や換気ができない

そして最重要ルールは、溶けたロウを排水に流さないことです。排水に流すと詰まり原因になり得ます。

安全寄りの手順は以下です。

  1. 作業台に新聞紙を敷き、不要容器(紙コップ等)を用意

  2. 直火ではなく湯せんで容器を温め、ロウを溶かす

  3. 溶けたロウは不要容器へ移し、冷まして固める

  4. 固まったロウを紙で包んで処分

  5. 容器は拭き取り→洗剤洗い→素材別に分別

「流さない」「回収して固める」を守るだけで、リスクが大きく下がります。


容器素材別の捨て方は「ロウ除去→洗浄→素材別分別」

ここからは、容器の素材ごとに“迷いポイント”を潰しながら解説します。

ガラス容器の捨て方は「割れ対策」と「汚れ判断」が要点

ガラス瓶は自治体によって資源回収か不燃かが分かれます。資源回収の自治体では「中身がきれいであること」が前提になることが多いため、ロウが残っている場合は可能な範囲で除去します。

おすすめ手順

  • 冷凍→取り外し→拭き取り→洗剤洗い

  • ラベルは可能なら剥がし、無理はしない(自治体ルール優先)

割れた・欠けた場合

  • 厚紙や新聞紙で包んで「キケン」と表示

  • 自治体の「陶器・ガラス類」「燃えないごみ」などの指示に従う

金属容器の捨て方は「底の膜を拭く」が最短

金属缶は底にロウ膜が残りやすいので、冷凍で塊を外したあと、キッチンペーパーで底面をしっかり拭くのが早いです。洗剤洗いでベタつきが取れたら、自治体の金属類へ。

プラスチック容器の捨て方は「汚れが落ちない場合」の注記が重要

プラスチックは自治体差が大きく、容器包装プラとして出せる地域でも「汚れが取れないものは燃やすごみ」となるケースがあります。新宿区の案内でも、プラスチック製の扱いについて説明があります。
また、彦根市の資料でも「汚れが簡単に洗い落とせないプラスチック容器包装は燃やすごみ」と記載があります。

香料入りキャンドルは油分のようなベタつきが残ることがあるため、落ちない場合は自治体注記に従うのが安全です。


装飾入りキャンドルの捨て方は「外せるものは外す」が基本

ドライフラワー、貝殻、石、金属チャームなどが入ったキャンドルは、素材が混在しています。ここでのコツは次の2つです。

  1. 外せる装飾は外して素材別に分ける

    • 金属チャーム、芯座金 → 金属類(自治体差あり)

    • 石・ガラス片 → 燃えない区分(自治体差あり)

  2. 外せない場合は無理をしない
    力任せに割る・削るとケガや破損の原因になります。外せない場合は、自治体の「燃えないごみ」「小物金属」などのルールを品目一覧で確認し、指示に合わせます。

「完璧に分ける」より「安全に、自治体ルールに合わせる」方が正解に近づきます。


大量に捨てたいときの捨て方は「重さ・分散・袋内汚れ」を管理する

断捨離や引っ越しでキャンドルがまとめて出ると、袋が重くなったり、ベタつきが増えたりします。大量処分をスムーズにするポイントは次の通りです。

1回で出す量は“袋が持てる重さ”まで

ガラス瓶が多いと一気に重くなります。無理に1袋へ詰めず、複数袋へ分けます。回収の安全面でも、持ち上げやすい重さに抑える方が安心です。

ロウは紙で包み、袋内の付着を防ぐ

ロウは紙で包んでから袋へ入れると、袋の内側が汚れにくく、収集時のトラブルが減ります。

事業で出たキャンドルは注意

店舗や教室など事業活動で出る量は、自治体によって事業系扱いとなる場合があります。大量かつ継続的に出る場合は、自治体窓口で確認した方が確実です。


間違ってロウを排水に流したときの対処は「無理をしない」が基本

「少しなら大丈夫だろう」と思って流してしまい、後から不安になるケースもあります。ロウは冷えると固まり、排水の詰まり原因になり得ます。

まずやること(できる範囲)

  • 排水口のゴミ受け・トラップ周辺で取れるロウは取り除く

  • これ以上ロウを流さない(同様の作業を繰り返さない)

やらない方がよいこと

  • 熱湯を大量に流して溶かそうとする(配管損傷の懸念が指摘されています)

  • 強い薬剤で無理に溶かそうとする(状況により悪化する可能性)

流れが悪い、異臭、水位が上がるなど症状がある場合は、早めに専門窓口へ相談するのが安全です。


捨てる前に確認するチェックリストで失敗を防ぐ

最後に、捨て方のミスが起きやすいポイントをチェックリスト化します。作業前に一度だけ確認すると安心です。

  • 完全に消火し、ロウが十分に冷えている

  • ロウは排水に流さず、紙で包んで回収する

  • 容器入りはロウと容器を分け、容器は素材別に分別する

  • ガラス容器は割れ・欠けがないか確認し、危険なら梱包する

  • プラ容器は汚れが落ちない場合の自治体注記を確認する

  • 芯座金や装飾など混在素材は、外せる範囲で外して分別する

  • 不安が残る場合は自治体の品目一覧で「ろうそく/キャンドル」を検索する


よくある質問

使いかけキャンドルはそのまま捨てていいですか

多くの自治体でろうそくは家庭ごみ(燃える区分が多い)として案内されています。神戸市のFAQでも燃えるごみと明記されています。
ただし容器入りは、容器素材の分別が必要になるため、ロウと容器を分けるのが無難です。

ガラス瓶にロウが残っていても資源に出せますか

地域のルール次第ですが、資源回収では「汚れが少ないこと」が求められることが多いため、可能な範囲でロウを除去し、拭き取り・洗浄してから出すと安全です。迷う場合は自治体の注記を優先します。

ロウを溶かして流すのはダメですか

ロウは冷えると固まるため、排水に流すと詰まり原因になり得ます。
基本は回収して固め、家庭ごみとして処分するのが安全です。

芯の金属座は外すべきですか

外せるなら外して金属として分けるのが整理しやすいです。ただし外せない場合は無理に割ったり削ったりせず、自治体の「燃えないごみ」「小物金属」などのルールに従うのが安全です。


まとめ

キャンドルの捨て方は、難しく見えてもポイントは2つです。
ロウは排水に流さず回収して捨てる、そして容器は素材別に分別する。神戸市はろうそくを燃えるごみとして案内しており、自治体の品目一覧で確認するのが確実です。
新宿区も分別辞典(公式ページ/PDF)で品目確認ができます。

迷ったら「30秒チャート→冷凍→拭き取り→洗浄→素材別分別」の順で進めれば、汚さず、詰まらせず、安心して片付けられます。


参考にした情報源