bilibiliで動画を見ようとして「登録できない」「認証コードが届かない」「Webで先に進まない」といった壁に当たる方は少なくありません。特に、電話番号の入力形式やSMS認証は、少しの入力違い・環境違いで失敗しやすい領域です。
本記事では、いま表示されている症状から原因を切り分け、最短で登録を完了するための手順を、表・チェックリスト・具体ステップで整理いたします。
また、登録できた後に「アカウントが乗っ取られないようにする」「復旧できる状態にする」といった安全面もセットで解説いたします。
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bilibiliに登録できない時に最初に確認すること
登録トラブルは、焦って何度もやり直すほど状況が悪化することがあります。まずは落ち着いて「どこで詰まっているか」を整理してください。目安として、以下のどれに当てはまるかで次の行動が変わります。
そもそも登録画面に辿り着けない／ボタンが反応しない
電話番号の入力後、SMS送信が失敗する
SMSは送信できたように見えるが、認証コードが届かない
認証コードは届くが、入力してもエラーになる
Webだと先に進まず、アプリ利用を促されるような表示になる
このうち、最も多いのは「電話番号の入力形式ミス」と「SMSが届かない」です。したがって、最初に“登録ルート”を決め、そのうえで環境の切り分けを行うと、最短で解決しやすくなります。
まずは登録ルートを決める
bilibiliはWebとアプリの双方で利用できますが、登録の挙動は常に同じとは限りません。どちらで登録を進めるかを決める基準を、以下に整理します。
アプリで登録を進めるのが向く方
WebでSMS送信を押しても反応がない、またはエラーになる
「アプリで登録してください」系の誘導が表示される
CAPTCHA（スライド認証など）が何度も失敗する
スマホでSMS受信の確認がしやすい（通知、メッセージアプリなど）
Webで登録を進めるのが向く方
PC中心で作業したい
スマホの空き容量が少なく、アプリを増やしたくない
すでに他のサービスで国際SMSが安定して受信できている
ブラウザの設定変更（Cookie/拡張機能停止など）に慣れている
基本方針としては、Webで詰まりやすい方ほど、アプリ経由に切り替えるのが有利です。特に、Webで先に進まない場合は「Web側の制約・仕様・一時制限」に当たっている可能性があるため、同じ画面で粘るよりも“経路を変える”ほうが成果に直結しやすいです。
端末と回線を切り替えて切り分ける
登録できない原因が「入力」なのか「環境」なのかを見極めるために、端末と回線を切り替える切り分けが有効です。結論から言うと、同じ操作でも環境が変わると成功することがあるため、闇雲に連打する前に必ず行ってください。
切り分けの優先順位（おすすめ順）
Wi-Fi ⇄ モバイルデータ通信を切り替える
ブラウザを変える（Chrome/Edge/Safariなど）
ブラウザ拡張機能を止める（広告ブロッカー、トラッカー遮断など）
シークレットモードで試す（またはシークレットをやめる）
可能なら端末を変える（同じSIMで別端末、または別端末でアプリ）
よくある「環境起因」の例
Wi-Fi側のDNS/フィルタが影響して認証が通らない
ブラウザの拡張機能がCAPTCHAや送信ボタンの動作を邪魔する
Cookie制限が強く、セッションが維持できずに先へ進めない
同一回線・同一IPで短時間に操作を繰り返し、制限がかかっている
ここまでの切り分けで「環境を変えると挙動が変わる」場合は、入力ミスだけでなく、回線・端末・ブラウザの要因が絡んでいる可能性が高いと判断できます。
bilibiliの電話番号入力で失敗する典型パターン
SMS認証が絡む登録では、電話番号の形式が非常に重要です。bilibili登録で詰まる方の多くは、次のいずれかのミスに当てはまります。
国番号が日本になっていない（中国など別の国になっている）
日本の携帯番号の先頭0を付けたまま入力している
ハイフンを入れている、全角数字になっている
固定電話やIP電話など、SMSが受け取れない番号を使っている
使い捨て番号・共有番号で弾かれている
ここでは、失敗しやすい順に対策を整理します。
国番号を日本に合わせる
まず最優先で確認すべきは国番号です。登録画面の国番号が自動で設定される場合でも、誤っていることがあります。日本の番号を使う場合は、国番号を日本（+81）に合わせてください。
国番号の確認チェック
国番号が「+81」になっているか
国旗表示や国名が「Japan / 日本」になっているか
国番号が「+86」など他国になっていないか
国番号が違うと、正しい電話番号を入力してもSMSは届きません。ここは最初に確実に潰してください。
先頭0を外す入力ルール
次に多いのが、先頭0の扱いです。日本の携帯番号は「090」「080」「070」などで始まりますが、国番号を+81にした場合、国内向けの“先頭0”は外して入力するのが一般的です。
入力例（日本の携帯番号）
090-1234-5678
国番号：+81
電話番号：90 1234 5678（先頭0を外す、ハイフンは入れない）
080-1111-2222
国番号：+81
電話番号：80 1111 2222
このミスが起きやすい理由
国内サービスでは「090…」のまま入力する習慣がある
国番号を選んだだけでは、入力形式が自動補正されない
画面の説明が少なく、見た目で判断しづらい
先頭0を外してもSMSが届かない場合は、次の項目も必ず確認してください。
使い捨て番号が通りにくい理由
「電話番号を登録するのが不安なので、使い捨て番号で登録したい」という方もいらっしゃいます。ただし、使い捨て番号や共有番号は、サービス側で以下の理由により弾かれることがあります。
不正利用（大量アカウント作成）に使われやすい
既に別のアカウントで多数利用され、信用度が低い
SMSの到達率が安定しない（受信障害、遅延、遮断など）
そのため、登録成功率を優先するなら、本人のキャリア番号で登録して安全設定を固めるのが現実的です。安全設定の具体策は後述しますので、「番号を出すのが不安」という方ほど、登録後の設定までセットで実施してください。
bilibiliのSMS認証コードが届かない原因と対処法
電話番号の入力形式を正しても、SMSが届かないことがあります。この場合、原因は大きく4つに分かれます。
端末側の受信設定（迷惑SMS、ブロック、アプリ設定）
回線側の問題（電波状況、国際SMS、キャリア制限）
bilibili側の一時制限（送信回数、短時間連打による制限）
入力は合っているが、実際は番号に問題がある（SMS非対応番号など）
重要なのは、同じ操作を連続で繰り返さないことです。短時間に再送を繰り返すと、制限が強くなることがあるため、順番に切り分けてください。
迷惑SMSブロックと受信設定
SMS未着の原因として、端末側の受信設定は最も見落とされがちです。特に次のような状態があると、SMSが届いていても気づけないことがあります。
SMS未着チェックリスト（端末側）
迷惑SMSフィルタを有効にしている（不明な送信者を自動振り分け）
ブラックリスト（特定番号・海外番号）を設定している
SMSアプリが複数あり、受信先が分散している
iPhone/Androidの「不明な送信者」「フィルタ済み」フォルダを確認していない
通知がオフになっており、届いても気づけない
端末の空き容量が極端に少なく、受信やアプリ動作が不安定
実施手順（おすすめ）
SMSアプリ（メッセージ）を開き、「フィルタ済み」や「不明な送信者」を確認する
迷惑SMSフィルタを一時的に弱める／オフにする
端末を再起動して、改めて受信を待つ
可能なら、SMSアプリを標準のものに統一して確認する
ここまでを行っても届かない場合、回線側や一時制限の可能性が上がります。
送信回数制限と時間を置く目安
SMS認証は、セキュリティ上の理由から送信回数・頻度に制限がかかることがあります。特に、以下の行動は制限を誘発しやすいです。
数分以内に何度も「再送」を押す
電話番号を変えながら短時間で試行する
同じ回線・同じ端末で連続して失敗する
CAPTCHA失敗を繰り返しながら送信を試す
制限が疑われる場合の行動指針
再送は連打しない（一度押したら時間を置く）
回線を切り替える（Wi-Fi ⇄ モバイル）
端末を変える（可能なら）
ルートを変える（Webで失敗→アプリへ）
どうしても改善しない場合は、一定時間待ってから再試行する
「どれくらい待つべきか」は一律ではありませんが、短時間連打は避け、切り分けを優先してください。待機する場合も、同じ条件で何度も繰り返すのではなく、条件を変えたうえで少ない回数で試すほうが成功率が上がります。
端末側トラブルの確認
「設定は問題なさそうなのに届かない」という場合、端末そのものの状態も疑ってください。特に有効なのが、同じSIMで別端末を試す方法です。
切り分け方法
同じ番号（同じSIM）を別端末に挿してSMS受信を試す
別端末で届く → 元の端末の設定・アプリ・状態が原因
別端末でも届かない → 回線側、番号側、または一時制限が原因
端末起因で起こりやすい例
OSやSMSアプリの不具合
省電力設定でバックグラウンド動作が止まっている
通知設定が厳しすぎる
セキュリティアプリがSMSを遮断している
この切り分けは、原因を一気に狭められるため、可能な方は優先的に実施してください。
bilibiliでWeb登録が進まない場合の回避策
Web登録で詰まる場合、入力やSMS以前に「Web側の挙動」が原因であることがあります。ここは、対処の方向性が明確です。
ブラウザ環境を整える（拡張機能停止、Cookie設定、別ブラウザ）
それでもだめなら、アプリ経由へ切り替える
CAPTCHAに詰まるなら、条件を変えて試す（回線・端末・ブラウザ）
Webでアプリ登録を促されるケース
Web登録を進めていると、「アプリで登録してください」「アプリで続行してください」といった趣旨の表示になり、SMS送信が進まないことがあります。この場合、Web側の仕様・制約・一時的な制限に当たっている可能性が高いです。
この症状が出たときに重要なのは、同じ画面で粘り続けないことです。Webの設定を変えても改善しない場合は、アプリに切り替えるほうが早く解決することが多いです。
アプリを最新化して登録する手順
アプリ経由で登録する場合は、以下の流れで進めてください。ポイントは「アプリを最新版に寄せる」「入力形式を正す」「再送連打を避ける」です。
手順
bilibiliアプリをインストールし、起動します
登録（新規作成）画面へ進みます
国番号を日本（+81）に設定します
電話番号は先頭0を外し、ハイフンなし・半角数字で入力します
SMS送信を実行し、認証コードが届くまで待ちます
認証コードを入力して登録を完了します
失敗した場合の次の一手
回線を切り替える（Wi-Fi ⇄ モバイル）
端末を再起動して再試行する
SMS未着チェックリストを再確認する
再送連打は避け、一定時間を置く
アプリで進める場合でも、結局のところSMSが鍵になります。したがって、前章で解説した「入力形式」「受信設定」「制限回避」の考え方は同じです。
CAPTCHAが通らない時の対処
CAPTCHA（画像認証、スライド認証など）が通らない場合、機械的に何度も試すほど失敗しやすくなります。次の対処を順番に行ってください。
CAPTCHA対策チェックリスト
ブラウザ拡張機能を停止（広告ブロック、追跡防止、スクリプト遮断）
ブラウザのキャッシュとCookieを削除（または別ブラウザへ変更）
シークレットモードを切り替える（有効→無効、または無効→有効）
画面拡大率を100%に戻す（拡大が原因で操作がズレる場合があります）
回線を切り替える（Wi-Fi ⇄ モバイル）
可能ならアプリへ切り替える
CAPTCHAは環境依存が大きいため、うまくいかないときほど「環境を変える」ことが重要です。
bilibili登録後にやるべき安全設定
登録が完了したら、次は「安全に使える状態」を作ってください。ここを後回しにすると、いざというときにログインできなくなったり、復旧できなくなったりします。特に、電話番号を登録したことに不安がある方ほど、以下を必ず実施してください。
メールの追加と復旧手段の確保
復旧手段は複数持つのが基本です。SMSが届かない状況は、端末変更・SIM変更・海外渡航・回線障害などで誰にでも起こり得ます。そのため、可能であれば次の方針で整えてください。
メールアドレスを追加できる場合は、早めに追加する
復旧に使うメールは、普段からアクセスできるものにする
パスワード再設定ができる状態を確認する（どの手段で復旧するか把握）
「登録できたから終わり」ではなく、次にログインできなくなったときの備えまで整えることが、結果的に最も安心につながります。
パスワードと端末管理
アカウント保護は、難しい設定よりも「基本を確実に守る」ことが大切です。
推奨チェックリスト（安全運用）
パスワードを推測されにくいものに変更する（使い回しを避ける）
共有PC・公共端末ではログインしない
ログイン状態を維持しっぱなしにしない（端末のロックを徹底）
不審な通知やログイン履歴がないかを定期的に確認する
連携アプリや外部ログインがある場合は、不要なものを整理する
「自分は狙われない」と思っていても、漏えいは偶発的に起こります。特に動画サービスは利用者が多く、パスワード使い回しによる被害が起きやすいので注意してください。
bilibili登録できない時のよくある質問
メールアドレスだけで登録できるか
登録の導線や仕様は変更されることがあるため一概には言えませんが、一般にSMS認証が必須になる場面は少なくありません。したがって、最短で登録を完了させたい場合は、基本方針として以下をおすすめいたします。
電話番号で登録を通す（入力形式を正す）
登録後にメール追加など復旧手段を整える
パスワード変更・端末管理で安全性を高める
「電話番号が不安」という方ほど、登録後の安全設定までセットで行うことで、リスクを相対的に下げられます。
日本の番号でも使えるか
日本の番号でも登録できるケースはあります。重要なのは「国番号を+81」「先頭0を外す」「ハイフンなし・半角数字」です。この4点を満たしていないと、番号が正しくてもSMSが届かない原因になります。
もし正しい形式でも届かない場合は、本記事のとおり「端末側の受信設定」「回線切替」「一時制限」「Web→アプリ切替」の順で切り分けると、原因を特定しやすくなります。
何日待てば解除されるか
一時制限がどれくらい続くかは、状況（操作頻度、回線、試行内容など）によって変わります。重要なのは、待つ前に次のことを実施することです。
入力形式（国番号、先頭0、文字種）を完全に正す
SMS受信設定（迷惑SMS、フィルタ、通知）を確認する
回線と端末を切り替えて切り分ける
Webで詰まるならアプリに切り替える
再送を連打しない（少ない回数で条件を変えて試す）
これらを行ったうえで改善しない場合に限り、時間を置いて再試行するのが合理的です。待機中も同じ条件で何度も試すのではなく、再試行の回数を抑え、条件を変えた検証を優先してください。
参考情報
最後に、この記事全体の要点を短くまとめます。登録できないときは、次の順番で進めると迷いにくいです。
登録ルートを決める（Webで詰まるならアプリへ）
電話番号入力を正す（国番号+81、先頭0を外す、ハイフンなし、半角数字）
SMS未着を切り分ける（迷惑SMS、通知、端末再起動、回線切替）
再送連打を避ける（制限を悪化させない）
登録後はメール追加・パスワード変更・端末管理で安全に運用する
bilibiliは日本語中心のサービスではないため、登録時の説明が少なく、つまずきやすい設計になりがちです。しかし、原因の多くは「入力形式」と「SMS受信環境」に集約されます。本記事のチェックリストと手順に沿って、順番に切り分けていただければ、解決に近づけます。