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バイオハザード7ゴールドエディションの違いは?収録DLCと選び方を完全整理

「バイオハザード7を買おう」と思ってストアを開いた瞬間、通常版、ゴールドエディション、さらに通常VerとグロテスクVerまで並んでいて、どれを選べばいいのか手が止まった——そんな経験はありませんか。
実は、ゴールドエディションの違いは“本編の内容が変わる”のではなく、収録されるDLC(追加コンテンツ)が増えるかどうかにあります。ただし、ここで多くの方がつまずくのが、Not A Heroはゴールドに同梱されず、購入後に無料で別途ダウンロードが必要という点です。知らずに買うと「完全版のはずなのに入っていない」と感じてしまい、無駄な検索や時間ロスにつながります。

本記事では、ゴールドエディションに含まれるDLC一覧を分かりやすく整理し、通常版との違いを比較表で一目で確認できるようにまとめます。さらに、通常VerとグロテスクVerの選び方、DLCが表示されないときの確認手順まで解説するので、「買い間違い」「重複購入」「遊べないトラブル」をまとめて防げます。購入前に、まずはここで迷いを解消してください。

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バイオハザード7ゴールドエディションの違いを最初に整理

ゴールドエディションで増えるのは何か

ゴールドエディションの本質はとてもシンプルで、「本編に加えて、主要な追加DLC(有料コンテンツ)がまとまって入っているセット」です。つまり、通常版との違いは“ゲーム本編の内容が違う”というより、“遊べる追加エピソードやモードが増える”という点にあります。

具体的には、ゴールドエディションには次の3つの有料DLCが同梱されます。

  • Banned Footage Vol.1

  • Banned Footage Vol.2

  • End of Zoe

この3つが最初から揃うことで、バイオハザード7を「本編で終わり」にせず、追加の恐怖体験や別視点のエピソード、後日譚まで含めて楽しめるようになります。「せっかくなら全部遊びたい」「本編のクリア後にもう少し物語を追いたい」「本編以外のモードもやり込みたい」という人にとって、ゴールドエディションは分かりやすい選択肢です。

一方で、「ゴールド」という名前から“完全版=全部入り”と想像しやすいものの、実際には“入らない要素”もあるため、次の項目が重要になります。

Not A Heroが同梱ではない点に注意

ゴールドエディションで一番勘違いが起きやすいのが、無料DLCである「Not A Hero(ノット・ア・ヒーロー)」の扱いです。これはゴールドエディションに同梱されていないため、購入後に各プラットフォームのストアから別途ダウンロード(無料)する必要があります。

ここがややこしいのは、「無料なのに、勝手に入っているわけではない」点です。ゴールドエディションを買っただけでは、自動的に遊べる状態にならないことが多く、ストア上で“入手”や“インストール”を行わないとゲーム内に表示されません。その結果、「ゴールドを買ったのにコンテンツが足りない」「完全版じゃないの?」と感じてしまう原因になります。

購入前に覚えておきたいのは、次の整理です。

  • ゴールド同梱(有料DLC): Banned Footage Vol.1 / Vol.2 / End of Zoe

  • ゴールド非同梱(無料だが別途DL): Not A Hero

この1行が頭に入っているだけで、購入後の戸惑いが大きく減ります。

迷いやすい用語を先に揃える(DLC/シーズンパス等)

版の違いを理解するうえで、用語の混乱は避けられません。ここでは最低限、購入判断に直結する言葉だけを整理します。

  • DLC(ダウンロードコンテンツ)
    本編に追加して遊べるコンテンツです。ストーリー追加、別モード、チャレンジ、短編エピソードなどが該当します。バイオ7の場合は、物語の補完(後日譚)もあれば、ルールが異なる挑戦型モードもあります。

  • シーズンパス
    複数のDLCをまとめて入手できるセット(または権利)です。ゲームによって収録範囲が異なるため、「シーズンパス=全部入り」と思い込むと危険です。バイオ7も、何が含まれるかは販売形態によって確認が必要で、所持状況によっては“同じDLCを二重に買う”事故が起こり得ます。

  • エディション(通常版/ゴールド等)
    本編+何かのセット販売を指すことが多いです。今回の主役は「ゴールドエディション=本編+主要有料DLCセット」という理解が軸になります。

用語が整理できたら、次は同梱DLCの中身を「どういう体験が増えるのか」という観点で詳しく見ていきます。


ゴールドエディション収録DLC一覧と内容

ゴールドエディションの価値は「DLCが付いている」だけではなく、「どんな遊びが増えるのか」にあります。ここを把握しておくと、単に“多いからお得”ではなく、“自分が求める体験に合うから選ぶ”という納得感のある判断ができます。

バイオハザード7の追加コンテンツは、大きく次の2系統に分けると理解しやすいです。

  • 短編・チャレンジ系(やり込み・別ルールの恐怖体験): Banned Footage Vol.1 / Vol.2

  • 物語補完系(本編後の出来事や別視点): End of Zoe / Not A Hero(※無料で別途DL)

それぞれの特徴を、購入の役に立つ形で掘り下げます。

Banned Footage Vol.1で遊べること

Banned Footage Vol.1は、「本編とは違う切り口で恐怖を味わう」「限られたルールの中で生き延びる」といった、濃いホラー体験やチャレンジ要素が中心です。ストーリーを直線的に追うというより、短い単位のコンテンツを繰り返し遊んだり、条件を変えて挑戦したりするタイプが多いのが特徴です。

購入判断に役立つポイントは次の通りです。

  • 本編の雰囲気が好きな人ほど刺さりやすい
    バイオ7特有の閉鎖的な空気、緊張感、急な驚かせ方などが気に入ったなら、別モードでもそのテイストを濃縮して楽しめます。

  • “短時間で濃い恐怖”を味わいたい人に向く
    まとまった時間がなくても遊べる一方で、短いからこそ密度が高く、緊張感が途切れにくい構造になりやすいです。

  • 同じコンテンツでも繰り返し挑戦する価値がある
    条件達成、タイム、難易度など、プレイヤーの工夫が結果に反映されやすく、攻略のしがいがあります。

「本編クリア後も、ホラーゲームとして何度も楽しみたい」「物語だけでなく、ゲーム性の違うモードも遊びたい」というタイプなら、Vol.1がゴールド同梱であるメリットは大きいです。

Banned Footage Vol.2で遊べること

Banned Footage Vol.2も基本はVol.1と同じく、短編や別ルールのチャレンジが中心ですが、内容の方向性が変化したり、より挑戦色が強まったりする場合があります。いずれにしても共通して言えるのは、「本編の恐怖体験を別角度から増幅させる」役割です。

Vol.2を評価するうえでは、次の観点が役立ちます。

  • “本編の延長”ではなく“別メニュー”として楽しめる
    本編のストーリーを再び追うのではなく、違うルールで同じ世界観を味わうイメージです。映画の本編に対する特典映像やスピンオフ短編に近い感覚で捉えると分かりやすいでしょう。

  • 飽きやすい人にも向く
    一本道のストーリーが続くと集中が切れる人でも、短い単位で区切られていると遊びやすく、気分転換にもなります。

  • クリア後の“もう一口”を満たす
    本編を終えたあと、「世界観は好きだけど、もう少し違う遊びもしたい」という欲求を埋める位置づけです。

「物語が終わったら次のゲームへ行く」タイプだと必須ではないかもしれませんが、ホラー体験や攻略の面白さを重視する人には、Vol.1/2がセットで付くゴールドは魅力が出ます。

End of Zoeは本編の後日譚として位置づく

End of Zoeは、追加コンテンツの中でも「物語を補完する」色が強いDLCです。短編やチャレンジというより、本編の出来事の後を描く後日譚としての意味合いが大きく、「本編の結末を見届けたあとに、さらに納得して終わりたい」という人に向いています。

購入判断に直結するポイントは次の通りです。

  • 本編クリア後に遊ぶ前提で考えると分かりやすい
    先に遊ぶと、登場人物や状況の理解が追いつかない可能性があります。基本は「本編を終えてから追加で味わうエピローグ」として捉えるのが自然です。

  • “モヤっとした部分を補う”という役割になりやすい
    作品によっては、本編で語り切られない余韻や、人物のその後が気になる部分があります。End of Zoeは、そうした疑問や感情の引っかかりを回収するために選ばれやすいDLCです。

  • 追加コンテンツの中で満足度の核になりやすい
    追加モードをあまり遊ばない人でも、「ストーリー補完」は価値を感じやすい傾向があります。そのため“ゴールドを買う理由”としてEnd of Zoeを挙げる人は多いです。

「本編だけで十分」と思って始めても、クリア後に“もう少しこの世界を理解したい”と感じることは珍しくありません。そうなったとき、最初からEnd of Zoeが同梱されているのは、追加購入の手間を減らす意味でも利点になります。

Not A Heroは無料で別途ダウンロード

Not A Heroは、無料で提供される追加コンテンツです。ただし先述の通り、ゴールドエディションに自動で入っているわけではなく、ストアで入手(無料購入のような操作)してインストールする必要があります。

ここで重要なのは、無料DLCを“選択肢”として扱える点です。

  • 「追加の物語も気になる」なら、まず無料から試せる
    有料DLCを買う前に、無料のNot A Heroを遊んでみて、追加コンテンツへの興味がさらに高まることがあります。

  • “入っていない”のではなく“取りに行く必要がある”
    つまり、購入ミスではありません。操作をすれば遊べます。逆に言えば、取りに行かなければいつまでも遊べません。

  • トラブルの原因になりやすいので、チェックリストに入れる価値がある
    後半で詳しく説明しますが、「DLCが表示されない」という相談の中で、Not A Heroが未インストールというケースは典型例です。

ここまでで、ゴールドエディションが“どんな体験を増やすか”が見えてきました。次は、実際の購入判断に直結するよう、通常版との違いを比較表で一気に整理します。


通常版とゴールドエディションを比較表で確認

エディション選びは、文章で追うより表で俯瞰したほうが失敗が減ります。ここでは「初めて買う人」「すでに本編を持っている人」「デラックスやシーズンパス所持者」それぞれが迷いやすい点を、同じ枠組みで確認できるようにします。

初めて買う人はどれが最適か

初めてバイオハザード7を買う人の判断軸は、突き詰めると次の2つです。

  • 本編だけで満足できそうか

  • 本編が気に入ったとき、追加コンテンツまで遊びたいか

もし「ホラーゲームとしてしっかり楽しみたい」「クリア後も遊べる要素が欲しい」「後日譚も気になるタイプだ」と思うなら、最初からゴールドエディションを選ぶほうが、結果的に手間も出費も減りやすいです。逆に、「まずは本編だけで良い」「自分に合うか分からないから最低限で試したい」なら通常版で始めても問題ありません。

比較の要点を表にまとめると次の通りです。

本編Banned Footage Vol.1Banned Footage Vol.2End of ZoeNot A Hero
通常版×××別途無料DL
ゴールドエディション別途無料DL

この表で大切なのは、「ゴールドならNot A Heroも入る」と思い込まないことです。どちらを買っても、Not A Heroは別途無料DLという扱いになります。

また、「グロテスクVerかどうか」はこの表とは別軸(表現と年齢区分の違い)なので、購入時に“ゴールドの違い”と混ぜて考えないこともポイントです。まずは上の表で「DLCが付くかどうか」を決め、次に「通常/グロテスク」を選ぶ、という順番が最短ルートになります。

本編を持っている人は追加で何が必要か

すでに本編を持っている人の悩みは、「ゴールドを買い直すべきか」「DLCを個別に買うべきか」に集約されます。ここで重要なのは、“どこまで遊びたいか”を先に決めることです。判断材料として、次の3つの質問を自分に投げてみてください。

  • 本編のその後(後日譚)まで追いたいか

  • 短編やチャレンジモードもやり込みたいか

  • 追加コンテンツは必要になったら都度買うタイプか、一気に揃えたいタイプか

たとえば、ストーリー補完だけが目的ならEnd of Zoeを中心に検討すればよく、短編ややり込みまで含めて遊びたいならBanned Footageも視野に入ります。ここで、ゴールドを買い直すか個別購入にするかは、セール価格や所持状況によって最適解が変わります。

ただし、買い直し・買い足しで最も避けたいのが重複購入です。そこで、本編所持者向けに「購入前に確認するべきこと」をチェックリスト化します。

  • すでにBanned Footage Vol.1を所持している

  • すでにBanned Footage Vol.2を所持している

  • すでにEnd of Zoeを所持している

  • シーズンパスを所持している(含まれる範囲がどれか確認したか)

  • Not A Heroは無料だが、まだダウンロードしていない(=“入っていない”と感じやすい状態)

この棚卸しをしてから選ぶと、「買ったのに意味がない」「同じDLCを二度買った」という失敗をほぼ潰せます。

判断のコツとしては、次のように整理すると早いです。

  • 追加コンテンツは少しだけでいい:必要なDLCのみ個別に

  • DLCをまとめて遊びたい:ゴールド(ただし所持分との重複に注意)

  • 無料DLCはまず確保:Not A Heroは先にDLしておく

デラックスやシーズンパス所持者が注意すべき重複

デラックスエディションやシーズンパスをすでに持っている人は、購入判断がさらに複雑になります。なぜなら、シーズンパスの収録範囲と、ゴールドエディション同梱DLCが重なる可能性があるからです。

ここでの基本方針は次の通りです。

  • 「何を持っているか」をストア上で確定してから買う
    記憶で判断しないことが重要です。購入履歴、アドオン一覧、ライブラリのDLC表示などで確認し、Vol.1/Vol.2/End of Zoeが「購入済み」「インストール済み」なのかを見ます。

  • シーズンパス=必ずしも全部ではない前提で確認する
    “パス”という言葉は包括的に聞こえますが、ゲームや販売時期によって収録範囲の表現が異なります。ストアの説明文や含まれるアドオン一覧で、どれが対象かを確かめるほうが安全です。

  • ゴールドを買うのは「不足分が大きいとき」だけにする
    すでに多くを所持しているなら、ゴールドを買い直すより不足分の個別購入のほうが無駄が少ない場合があります。逆に、所持があいまいで整理が面倒なら、いったん所持状況を確定したうえで、セール状況と照らして決めるのが現実的です。

「買い方」は人それぞれですが、共通して言えるのは、重複購入は“知識”ではなく“確認”で防ぐのが確実だということです。次の章では、もう一つの混乱要素である「通常Ver/グロテスクVer」を別軸で整理します。


通常VerとグロテスクVerの違いと選び方

「ゴールドエディションの違い」を調べているのに、途中で「通常Ver」「グロテスクVer」という言葉が出てきて混乱するのは自然なことです。この2つは“DLCの有無”とは別の話で、主に表現の程度と年齢区分(レーティング)に関わります。エディション選びの手順としては、次の順番が分かりやすいです。

  1. 通常版かゴールドか(DLCの違い)を決める

  2. 通常VerかグロテスクVerか(表現・年齢区分)を決める

この順番で考えると、話が混線しません。

違いは主に表現と年齢区分

通常VerとグロテスクVerの違いは、端的に言えば「過激な表現の度合い」です。日本国内の販売では、年齢区分(CEROなど)に応じて表現が調整されることがあります。グロテスクVerは、より刺激の強い表現が含まれる代わりに、購入や視聴に年齢制限がかかる場合があります。

ここで重要なのは、表現の好みは“ホラー耐性”と必ずしも一致しない点です。ホラーは好きでも、欠損や残酷描写が苦手な人はいますし、逆に刺激の強さを作品の魅力として受け止めたい人もいます。つまり、どちらが上という話ではなく、プレイ環境と個人の受け止め方に合わせて選ぶのが正解です。

ストーリーやゲーム内容はどうなるか

不安になりやすいのが、「グロテスクVerはストーリーが違うの?」「通常Verだと話が分からなくなる?」という点ですが、基本的には“物語の筋が別物になる”というより、表現の見え方が変わると考えるほうが整理しやすいです。

ただし、体験の印象は人によって変わります。過激表現が抑えられることで恐怖の感じ方が変化することはあり得ますし、逆に強い表現によって没入感が増すと感じる人もいます。ここで大切なのは、ストーリーを追う目的なのか、ホラー表現も含めた刺激を求めるのか、自分の優先順位を決めることです。

  • 物語とゲーム体験を中心に楽しみたい:通常Verでも満足しやすい

  • 表現も含めて作品の刺激を最大限味わいたい:グロテスクVerを検討

また、家族がいる場所で遊ぶ、配信や録画の扱いを気にする、といった事情がある場合は、通常Verのほうが扱いやすいこともあります。自分の環境も判断材料に入れてください。

苦手な人向けの選び方チェック

迷う人は、「過激表現への耐性」を次のチェックで確認してみてください。Yesが多いほど通常Verが無難、Noが多く刺激も作品の一部として楽しみたいならグロテスクVerが候補になります。

  • 欠損表現や生々しい描写は、見たあとに引きずりやすい

  • 体調や気分によってホラーが負担になることがある

  • 夜に一人で遊ぶことが多く、怖さは“ちょうど良い”ほうがいい

  • 家族が近くにいる、画面を見られる可能性がある

  • ホラーは好きだが、残酷描写はできれば控えめが良い

逆に、次に当てはまるならグロテスクVerを検討しても良いでしょう。

  • 作品の表現をできるだけそのまま体験したい

  • 残酷描写も含めてホラーの没入感を求めたい

  • すでに過激な表現のホラー作品に慣れている

ここまでで購入の軸は整いました。次は、購入後に起こりがちな「DLCが遊べない」問題を、手順として潰していきます。


DLCが遊べないときの確認手順

「ゴールドエディションを買ったのにDLCが見当たらない」「Not A Heroが出てこない」といったトラブルは、焦らず順番に確認すれば解決できることがほとんどです。ここでは、失敗しやすいポイントを先回りして、原因を切り分けるための確認手順をまとめます。

ゴールドを買ったのにDLCが見当たらない場合

まず押さえたいのは、DLCは本編と別枠で管理されることが多い点です。「ゴールド=全部が本編の中に最初から出ている」と思っていると、メニューに見当たらず不安になります。次の順で確認してください。

  1. ゲーム本編のバージョンが最新か確認する
    追加コンテンツの認識は、アップデートが前提になることがあります。更新が止まっていると、DLCのメニューが出ない場合があります。

  2. ストアやライブラリで“アドオン一覧”を確認する
    ゴールド同梱のDLCでも、ストア上では個別のアドオンとして表示されます。Banned Footage Vol.1/Vol.2/End of Zoeが「入手済み」「購入済み」になっているかを見ます。

  3. インストール状態を確認する
    入手済みでも、インストールされていないと遊べません。「ダウンロード待ち」「未インストール」「インストール」などの表示を確認し、必要ならインストールを実行します。

  4. ゲーム内のどこから起動する仕様か確認する
    DLCが「本編メニューとは別の項目」「追加コンテンツメニュー」「エクストラ」など、別入口になっていることがあります。本編のセーブデータから続けても出てこない場合があるため、タイトル画面側のメニューも探します。

  5. 購入したアカウントとプレイしているアカウントが同一か確認する
    購入したアカウントの権利が、別アカウントで反映されないケースがあります。複数アカウントを使っている人は要注意です。

ここまでで多くは解決します。見つからない場合は、次に「バージョン違い(通常/グロテスク)」や「地域・版の不一致」など、やや特殊な原因も疑いますが、まずは上の基本手順を完了させるのが先です。

Not A Heroだけ出ない場合の手順

Not A Heroは、無料DLCであり、ゴールドエディションにも自動同梱されません。この前提を置いたうえで、次の手順を踏むとスムーズです。

  1. ストアで「Not A Hero」を検索する
    アドオン一覧に見当たらない場合も、検索なら見つかることがあります。

  2. 価格表示が無料になっていることを確認する
    有料で表示される、または入手できない場合は、地域・版の違いやアカウントの設定が影響している可能性があります。まずは無料として入手できる状態かを確認します。

  3. 入手(購入)操作を行い、ダウンロードを開始する
    無料でも“入手ボタンを押す”操作が必要です。ライブラリに追加されて初めて、インストールの対象になります。

  4. インストール後、ゲーム内の追加コンテンツメニューを確認する
    DLCは本編中のどこかに勝手に出るのではなく、追加コンテンツとして入口が用意されていることが多いです。タイトル画面側を中心に確認します。

Not A Heroの問題は、手順さえ知っていればほぼ確実に解消できます。逆に「同梱のはず」と思い込んでいると、何時間も探してしまうので、早めに“別途無料DL”を思い出してください。

重複購入や地域版違いを避けるコツ

最後に、購入前後の失敗を避けるためのコツをまとめます。ポイントは「確認をルーチン化する」ことです。

  • 購入前に所持状況を棚卸しする
    とくに本編所持者、シーズンパス所持者は必須です。「たぶん持ってない」は危険で、確認すればほぼ防げます。

  • ストアの“同梱物・含まれるアドオン”の表記を必ず見る
    エディション名だけでは判断しないことが重要です。セット内容はストアの記載が最終的な根拠になります。

  • 通常Ver/グロテスクVerを同じ軸で混ぜない
    DLCの有無とは別軸なので、先に「通常版かゴールドか」を決め、その後に「通常/グロテスク」を決める。順番を固定するだけでミスが減ります。

  • ディスク版とダウンロード版、地域やアカウントの整合性に注意する
    同じタイトルでも、購入元や地域が異なるとDLCが紐づかない場合があります。複数環境をまたぐ人は、購入する場所を統一すると安全です。

この章のチェックを押さえておくと、「買ったのに遊べない」「二重に買った」という典型的な失敗をかなりの確率で回避できます。


よくある質問

ゴールドを買えば完全版と考えてよい?

多くの人にとって、ゴールドエディションは“完全版にかなり近い”選択肢です。なぜなら、本編に加えて主要な有料DLC(Banned Footage Vol.1/Vol.2、End of Zoe)が同梱され、追加体験が大きく広がるからです。

ただし注意点があります。無料DLCのNot A Heroは同梱ではないため、購入後に別途ダウンロードして初めて「追加コンテンツが揃った状態」になります。したがって、厳密には次の理解が正確です。

  • ゴールド=有料DLCの主要セットが最初から揃う

  • Not A Hero=無料だが別途DLが必要

この違いを踏まえれば、ゴールドを買って「思ったより入っていない」と感じる失敗は避けられます。

グロテスク版の方が難しい/内容が違う?

難易度が変わるというより、主に表現と年齢区分の違いと考えるのが分かりやすいです。ストーリーそのものを“別物”として捉えるよりも、演出面で受ける印象が変わり得る、という理解が安全です。

迷う場合は、次の観点で選ぶと後悔が減ります。

  • 過激表現が苦手なら通常Ver

  • 表現も作品の一部として最大限味わいたいならグロテスクVer

  • 家族環境やプレイ環境(見られる可能性、夜に一人で遊ぶ等)も考慮する

「どちらが正解」ではなく「自分に合うほうが正解」です。

どの順番で遊ぶのがおすすめ?

ストーリーを追う目的が強い人は、次の順番が分かりやすいです。

  1. 本編

  2. Not A Hero(無料DLC)

  3. End of Zoe(後日譚)

  4. Banned Footage Vol.1 / Vol.2(短編・チャレンジ系を好みで)

一方で、「ホラー体験を増やしたい」「チャレンジを挟みたい」という人は、本編の途中やクリア直後のタイミングでBanned Footageを触っても構いません。短編系は“メインの物語進行”とは別枠の楽しみ方ができるため、気分転換として使うのもおすすめです。


まとめ

バイオハザード7の購入で迷う最大の理由は、エディション(通常版/ゴールド)と、バージョン(通常Ver/グロテスクVer)、さらにDLC(有料/無料)が同時に並んで見えることです。ここを分解して順番に決めるだけで、判断が一気に楽になります。

  • ゴールドエディションの違いは「本編+主要有料DLC(Banned Footage Vol.1/Vol.2、End of Zoe)が同梱」

  • Not A Heroは無料だが同梱ではなく、購入後に別途ダウンロードが必要

  • 通常Ver/グロテスクVerはDLCとは別軸で、表現と年齢区分の違い

  • 購入前には所持DLCやシーズンパスの有無を確認し、重複購入を防ぐ

  • 購入後にDLCが見当たらない場合は、アドオン一覧・インストール状態・アカウント一致を順に確認する

最後に、迷いが残るときの最短手順を一行でまとめます。

「通常版かゴールドか(DLC)を決める → 通常VerかグロテスクVerか(表現)を決める → Not A Heroは購入後に無料DLする」

この流れで選べば、買い間違いと手戻りを最小限にしつつ、自分に合った形でバイオハザード7を楽しめます。