「無料だと思って登録したのに請求が来た」「解約したつもりなのに不安が消えない」「サブスク一覧に出てこなくて焦る」――BetterMeで困る場面は、ほとんどが“課金した場所”の見落としから始まります。
本記事では、App Store/Google Play/Web決済のどれで契約しているかを最短で切り分けたうえで、iPhone・Android別の解約手順、返金を狙う際の窓口と通し方、そして「本当に請求が止まったか」を確認するチェックポイントまでを、順番通りに整理しました。まずは課金経路を確定し、次に取るべき行動を迷いなく進めてください。
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BetterMeで多い不安は請求と解約のすれ違い
BetterMeに限らず、サブスクリプション型のアプリでトラブルが起きやすい場面はだいたい共通しています。
「登録の入口はアプリ(または広告)だったのに、支払いと解約の管理は別の場所にある」ことが、すれ違いの原因です。ここを理解すると、余計な遠回りを避けられます。
アプリ削除では解約にならない
最初に押さえるべきポイントは、アプリを削除してもサブスクは止まらないということです。
サブスクリプションは「スマホの中のアプリ」ではなく、「App Store/Google Play/Web決済側の契約」に紐づいています。したがって、アプリを消しても契約が生きている限り、次回更新日に請求が発生する可能性があります。
特に次の行動は、やってしまいがちですが請求停止に直結しません。
アプリをアンインストールした
ホーム画面からアイコンを消した
アプリ内でログアウトした
通知をオフにした
これらは「使わない状態」にはできますが、「契約を解除した状態」にはなりません。請求を確実に止めたい場合は、必ず後述の手順で 契約そのものをキャンセルしてください。
無料トライアル後は自動更新になりやすい
次に多いのが、「無料だと思ったのに請求が来た」というケースです。
多くのサブスクは、無料トライアルを付ける代わりに 期限までに解約しなければ自動更新で課金される設計になっています。これはBetterMeに限らず、サブスク全般でよくある仕組みです。
ここで混乱が起きる理由は、次のような“認識のズレ”です。
「無料トライアル=無料のまま終わる」と思っていた
料金表示が週額・月額・年額など複数あり、どれに同意したのか曖昧
初回の画面が割引表示で、更新後の価格を見落とした
登録完了メールを読んでいない/迷惑メールに入っていた
「次回請求日」を確認していない
対策としては、登録直後に次の3点だけ確認すると事故が減ります。
次回請求日(トライアル終了日)
更新価格(割引後ではなく、更新後の価格が表示されているか)
解約する場所(App Store/Google Play/Webのどれか)
すでに請求が発生してしまった方は、「いつからいくらで契約していたか」を責めるより、まずは これ以上増えない状態を作ることが最優先です。次章で課金経路を確定し、すぐに解約に進んでください。
BetterMeの課金経路を切り分ける
解約の成否を分けるのは、手順の細かさよりも「課金経路の判断が合っているか」です。
ここを間違えると、どれだけ手順を頑張っても“止まった気がしない”状態が続き、焦りだけが増えます。まずは切り分けで迷いをなくしましょう。
下の表は、最初に見るべき全体像です。
| 課金経路 | 解約する場所 | 返金の主な窓口 | まず確認するもの |
|---|---|---|---|
| App Store(iPhone) | iPhoneの「設定」→サブスクリプション | Apple側の返金窓口 | サブスク一覧にBetterMeがあるか |
| Google Play(Android) | Google Playの定期購入 | Google側の返金窓口/開発者 | 定期購入一覧にBetterMeがあるか |
| Web決済(クレカ直) | BetterMe側の購読管理・サポート | BetterMeの返金ポリシー | 申込メール、決済メール、カード明細の表記 |
切り分けは難しく見えますが、実際は「サブスク一覧に出るかどうか」でかなり絞れます。
App Store課金の見分け方
iPhoneで登録した可能性がある場合は、まずここを確認してください。
iPhoneの「設定」を開く
画面上部の自分の名前(Appleアカウント)をタップ
「サブスクリプション」を開く
一覧の中にBetterMeが表示されるか確認する
もし表示されるなら、その時点で App Store課金の可能性が高いです。
この場合、解約はアプリ内ではなく iPhoneの設定(サブスクリプション)で完結します。
なお、よくある誤解として「アプリ内に“解約ボタン”がない=解約できない」というものがありますが、App Store課金の場合、アプリ内に解約導線が薄くても不思議ではありません。大事なのは、課金の元締めがAppleであることです。
また、Appleからの領収書メール(Apple ID宛)や購入履歴にそれらしい記録がある場合も、App Store課金の可能性が高まります。メール検索は「BetterMe」だけでなく、金額や「領収書」「Apple」などでも探してみてください。
Google Play課金の見分け方
Androidの場合は、Google Playの定期購入を最初に確認します。
Google Playを開く
アカウントメニューから「お支払いと定期購入」へ
「定期購入」を開く
一覧にBetterMeが表示されるか確認する
表示があるなら Google Play課金です。
この場合も、アプリ内で迷うより先に、Google Play側で契約を解除するのが確実です。
さらに確度を上げるなら、登録時に使ったGoogleアカウントのGmailを確認してください。領収書や定期購入開始のメールが届いていることがあります。
ここで注意したいのは、スマホに複数のGoogleアカウントが入っている場合です。普段使いのアカウントとは別のアカウントで決済していると、「定期購入に出てこない」と勘違いしやすくなります。心当たりがある方は、Google Playのアカウントを切り替えて確認してください。
Web決済の可能性が高いサイン
App StoreにもGoogle Playにも表示がないのに請求が続く場合、疑うべきは Web決済(クレジットカード直)です。
Web決済に寄りやすいサインは次の通りです。
App Store/Google Playの定期購入一覧にBetterMeが出てこない
クレカ明細の名義がAppleやGoogleではなく、別の事業者名になっている
申込後に、BetterMe関連のドメインから登録・決済メールが届いている
広告やWebページから登録した記憶があり、アプリは後から入れただけ
アプリ内の「購読管理」がブラウザに飛び、カード情報入力画面が出た
Web決済は、解約場所がアプリストアではなくBetterMe側にあるため、ストアの定期購入画面を見続けても解決しません。
この場合は、次章で解説する「Web決済の解約手順」に進んでください。
BetterMeを確実に解約する方法
ここからは「経路が確定した前提」で、解約を最後まで通すための手順を詳しく説明します。
途中で詰まりやすいポイントも合わせて記載しますので、同じ画面が出ない場合でも落ち着いて照らし合わせてください。
iPhoneでサブスクリプションを解約する手順
App Store課金の場合、iPhoneの設定から解約します。流れは次の通りです。
iPhoneで「設定」を開く
画面上部の自分の名前(Appleアカウント)をタップ
「サブスクリプション」をタップ
一覧からBetterMeを選択
「サブスクリプションをキャンセル」をタップして完了
ここでつまずきやすいのは、次のようなケースです。
キャンセルボタンが見当たらない
画面下の方にある場合が多いので、下までスクロールしてください。すでに解約済みで、ボタンが出ない
「期限切れ」や「有効期限」だけが表示される場合、すでに更新停止になっている可能性があります。別のApple IDで購入している
家族の端末や別のApple IDで登録した場合、今見ているApple IDのサブスク一覧に出ません。心当たりがあれば、ログインしているApple IDを確認してください。
解約操作をしたら、最後に「状態」と「次回更新日」がどう表示されているかを確認し、可能ならスクリーンショットを残しておくと安心です。
Androidで定期購入を解約する手順
Google Play課金の場合は、Google Playの定期購入から解約します。
Google Playを開く
「お支払いと定期購入」→「定期購入」を開く
BetterMeを選択
「定期購入を解約」をタップ
理由選択などの画面が出たら、案内に従って最後まで進めて完了
ここで重要なのは、最後の完了表示まで進むことです。途中で戻ると手続きが未完了になり、更新が残ることがあります。
また、iPhone同様に「アカウント違い」が頻発します。複数アカウントを使っている方は、Google Playの右上アイコンからアカウントを切り替えて、定期購入一覧をそれぞれ確認してください。
解約できたら、次回請求日がどうなっているか、ステータスが更新停止になっているかを確認し、証跡としてスクリーンショットを残しておくと、万が一の問い合わせ時に役立ちます。
Web決済の場合に取るべき手順
Web決済は、ストアの定期購入に出ないため、手順が少しだけややこしくなります。ただし、やることは整理できます。
ポイントは「証跡を集める → 正しい窓口に当てる → 完了を残す」の3段階です。
手順1:申込時の証跡を探す
まず、登録時に届いたメールを探してください。次の情報が見つかると、その後が急に楽になります。
登録に使ったメールアドレス
注文番号/サブスクID
いつ、いくらで、どんなプランに加入したか
購読管理(Subscription)へのリンク
サポートへの連絡先(ヘルプページ・問い合わせフォーム)
検索のコツは、「BetterMe」だけでなく、請求額、決済日、英語の件名(Subscription、Payment、Receiptなど)でも探すことです。迷惑メールやプロモーションタブも確認してください。
手順2:購読管理からキャンセル導線を探す
メールに購読管理リンクがある場合は、そこからキャンセルできることが多いです。
リンクがない、またはログイン方法が分からない場合は、公式ヘルプやサポートページから「Billing」「Subscription」「Cancel」などの導線を探します。
手順3:サポートへ必要情報を添えて連絡する
画面操作でうまくいかない場合は、サポート連絡が最短になります。送るべき情報は次の通りです。
登録メールアドレス(分かれば)
請求が発生している日付と金額
可能なら、カード明細の表記(名義)
「購読をキャンセルしたい」「更新を止めたい」という意思
返金希望がある場合は、その旨と理由(誤認、即解約したい等)
文章は長くなくて構いません。要点が揃っていることが重要です。
やり取りが始まったら、案内されたリンクや手順を最後まで実行し、完了画面や完了メールを保存してください。
手順4:カード会社への連絡は“最後の手段”として整理する
「カードを止めれば解決」と考える方もいますが、カード停止は契約処理の代替にならず、むしろトラブルが複雑化することがあります。
まずは購読元(BetterMe/決済元)でキャンセルを通し、そのうえで不正利用の疑いがある場合や、明らかな二重請求などが確認できた場合にカード会社へ相談する、という順番が安全です。
BetterMeの返金を狙う手順と現実ライン
返金は、手順を知っていても「必ず通る」ものではありません。
しかし、可能性を高める進め方はあります。ポイントは次の3つです。
返金窓口を間違えない(購入経路に合わせる)
早く動く(購入からの経過で扱いが変わりやすい)
事実と証拠で淡々と伝える(感情より、状況の説明)
また、「解約」と「返金」は別の手続きです。返金を狙う場合でも、まず解約して“これ以上増えない状態”を作ってから進めるのが基本です。
Appleで返金申請する手順
App Store課金の場合、返金はApple側の窓口から申請します。一般的な流れは以下です。
Appleの返金申請ページ(問題を報告する窓口)にアクセスし、Appleアカウントでサインイン
申請メニューから「返金をリクエスト」等を選び、理由を選択
対象の購入(BetterMe)を選んで送信
申請後、ステータス確認や結果通知を待つ
通りやすさは状況によりますが、少なくとも「申請先がAppleである」ことを押さえるだけで、無駄な遠回りが減ります。
申請理由は、事実に即して選びます。例えば「意図しない更新」「トライアルの認識違い」「すぐに利用を止めたい」など、状況に合ったものを選んでください(実際の選択肢は時期により変わります)。
Google Playで返金を依頼する流れ
Google Play課金の場合も、まずGoogle側の返金導線を確認します。返金の扱いは購入からの経過時間や条件で変わることがあるため、できるだけ早く動くのが重要です。
一般的な進め方は次の通りです。
Google Playの購入履歴や定期購入の詳細から、返金・サポート導線を探す
返金申請が可能な場合は、案内に従って申請する
返金が難しい/申請先が開発者になる場合は、BetterMe側へ連絡し、状況と証跡を提示する
ここでも「解約」と「返金」は別です。
返金の可否がすぐに判断できなくても、先に解約を完了させることで、損失の拡大は防げます。
BetterMe公式の返金ポリシーで確認すべき点
Web決済(またはBetterMe側の判断が必要なケース)では、返金ポリシーの条件確認が欠かせません。
見るべきポイントは次の通りです。
返金が認められる期間(例:購入後○日以内、未使用期間など)
どのプランが対象か(週額・月額・年額、キャンペーン等)
申請に必要な情報(注文番号、登録メールなど)
対象外条件(利用済み、特定の支払い方法など)
返金交渉をする際は、「ポリシーに照らして該当するか」を軸に、証跡(メール、明細、登録日時)を揃えるほど話が早くなります。
逆に、証跡がないと確認に時間がかかり、やり取りが長引いてしまうことがあります。
解約できたか確認するチェックリスト
解約手続きは「操作したつもり」で終わりがちです。最後に“確認”まで終えると、不安が消えます。
ここでは、解約できたかを判断するためのチェックを具体的にまとめます。
次回請求日と状態の見方
まずは、契約が管理されている場所でステータスを確認します。
iPhone(App Store課金)
設定 → Appleアカウント → サブスクリプション
BetterMeの表示で、更新が停止しているか、次回更新日がどうなっているかを確認
Android(Google Play課金)
Google Play → お支払いと定期購入 → 定期購入
BetterMeが「解約済み」相当の表示になっているか、次回請求が止まっているかを確認
Web決済
購読管理ページで「キャンセル済み」になっているか
解約完了メールが届いているか
次回更新日が「なし」になっているか
なお、「解約したのに利用できる」ことは珍しくありません。多くのサブスクは、支払い済み期間の終わりまで利用できる仕様です。そのため、利用可否だけで判断せず、更新状態と次回請求日で判断してください。
請求が続くときの対処(窓口と証跡)
「解約したはずなのに請求が続く」と感じた場合、次の順番で整理すると混乱しにくくなります。
課金経路をもう一度確認した(App Store/Google Play/Web)
ストアのサブスク一覧で、BetterMeが本当に解約状態になっているか確認した
解約完了の証跡(画面・メール)を保存している
請求のタイミングを確認した(更新日直後は表示がずれることがある)
同名・類似名の別サービスではないか確認した(明細の名義・金額)
複数アカウントで契約していないか確認した(Apple ID/Googleアカウント)
ここまで確認しても請求が止まらない、あるいは不正利用が疑われる場合は、次の“正しい窓口”に当てます。
App Store課金:Apple側(購入履歴・返金申請・サポート導線)
Google Play課金:Google側(購入履歴・返金導線・サポート導線)
Web決済:BetterMe側サポート(注文番号・登録メール・明細を添えて連絡)
重要なのは、窓口に出す情報を揃えることです。
「いつ」「いくら」「どの名義で」「どのメールで登録したか」が揃うほど、相手は確認しやすくなり、解決が早くなります。
BetterMeを安心して使うための注意点
今後、BetterMeを継続する方も、いったん解約して落ち着いてから再検討する方も、「同じ不安を繰り返さない」ためのポイントを押さえておくと安心です。
サブスクは便利な反面、入口の勢いで契約しやすいので、事前の確認が大きな差になります。
申込画面で必ず見るべき項目
登録前に、最低限ここだけは確認してください。
更新価格:初回割引ではなく、次回からの金額がどうなるか
更新頻度:週・月・年のどれか(週額は高く感じやすい)
トライアル期間:何日無料で、いつまでに解約すべきか
次回請求日:実際に引き落とされる日
追加オプションの有無:本体以外の課金が含まれていないか
解約の場所:App Storeか、Google Playか、Webか(この一点が最重要)
とくに「週額表示」は、月換算すると想像より高くなることがあります。割引表示だけで判断せず、更新後の金額と頻度をセットで確認してください。
迷ったときの安全な選び方
不安が強い方ほど、次の運用にすると安心です。
まず短期・最小のプランで様子を見る
登録直後に「サブスク管理画面」を開き、どこで解約するかを確認してメモする
すぐに使う予定がないなら、登録を急がない(勢いで始めない)
迷う場合は、更新日が分かりやすいタイミング(給料日直後など)に合わせる
登録メールや領収書メールは、フォルダ分けして保存する
これだけで、解約時のストレスが大きく減ります。
よくある質問
BetterMeは怪しいのか
「怪しい」と感じられやすい理由の多くは、アプリ自体の存在というよりも、サブスクの導線や価格表示の受け取り方にあります。
無料トライアル後の自動更新や、解約場所がアプリ内ではなくストア側にある点は、サブスクに慣れていない方ほど不安になりやすいポイントです。
対策としては、この記事で解説した通り、課金経路を確定して、正しい場所で解約・確認することが最短です。
解約したのに利用できるのはなぜ
多くのサブスクリプションは、解約しても「支払い済みの期間が終わるまで利用できる」仕様です。
そのため、利用できる=解約できていない、とは限りません。判断は「更新が停止しているか」「次回請求日がどうなっているか」で行ってください。
不安な場合は、サブスク管理画面のステータスを確認し、必要ならスクリーンショットを残しておくと安心です。
英語が苦手でも解約できるか
App Store課金・Google Play課金であれば、解約操作は基本的にスマホの設定やストア画面で完結します。英語が苦手でも進めやすいはずです。
一方、Web決済の場合は英語の画面が出ることがありますが、必要なのは長文の交渉ではなく、登録情報と「更新を止めたい」という意思表示です。
注文番号や登録メール、請求日・金額などを揃えて連絡すれば、短い文章でも通じるケースが多いです。
返金が通らないのはどんなときか
返金が難しくなる典型は次のようなケースです。
購入から時間が経っている
すでに長く利用しており、未使用期間がほとんどない
返金ポリシー上、対象外のプラン・条件に該当する
申請先を間違えている(Apple/Google/BetterMeのどれに出すべきかズレている)
証跡(購入履歴・メール・明細)が不足して確認が進まない
返金の可否は状況によって変わるため、「必ず返る」とは言い切れません。ただし、窓口を正しく選び、早く動き、証跡を揃えることで可能性は上げやすくなります。