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あつ森の売地を完全攻略!作り方から成約済み回避、住民厳選の最短手順まで

「売地ができたけど、いつ“成約済み”になるの?」
「離島で厳選したいのに、住民が出ないのはなぜ?」
「あの場所に置いちゃった…売地って動かせるの?」

あつ森の売地は、住民を増やす・入れ替える・厳選するうえで最重要の仕組みです。しかし、売地の種類(追加した売地/引っ越し跡地の売地)や島の進行度によって挙動が変わり、情報を読んでも「結局いま自分は何をすればいいのか」が分かりにくくなりがちです。

本記事では、売地の基本から、成約済みになる前にやるべき優先順位、離島で住民が出ない原因の切り分け、厳選を当日で完了させる具体手順までを、状況別に一本道で整理して解説します。読み終えたときには、売地を見つけた瞬間に迷わず動けるようになり、狙いの住民を納得して迎えられるはずです。

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あつ森の売地とは何か

売地があるとできることと、できないこと

「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」で表示される「売地」は、住民の家が建つための区画が“空いている”状態を指します。島のどこかに看板が立ち、「売地」と書かれているなら、そこは新しい住民を迎え入れられる枠が存在している、という意味です。

売地があると、住民を迎えるルートが一気に広がります。具体的には、離島ツアーへ行ったときに住民が出現し、話しかけて勧誘できるようになります。厳選(いわゆる離島ガチャ)をしたい人にとって、売地は「厳選を開始できるスイッチ」そのものです。売地が一つもない状態だと、離島で住民が出てこないため、どれだけ旅行券を用意しても厳選は成立しません。

また、キャンプサイトにやって来た住民を島に誘致する場合も、売地の有無が関わります。状況によっては、空き枠がないと引っ越し交渉が進まなかったり、住民の入れ替えが発生する形になったりします。通信プレイで他の人の島にいる「引っ越し準備中(荷造り中)」の住民を勧誘する場合も、自分の島に空きがあることが前提になりやすいです。いずれにしても、売地は「新しい住民を受け入れられる状態」をゲームが許可している証拠です。

一方で、売地があるからといって、何でも自由にコントロールできるわけではありません。特に誤解されやすいのが「売地ができた=必ず自分で勧誘して決められる」という思い込みです。売地を放置していると、ゲームの内部処理で住民が自動的に決まり、看板が「成約済み」に変わることがあります。つまり、売地がある状態は、自由度が高いと同時に、放置による“自動決定リスク”も背負う状態です。

さらに、売地の段階では「位置の自由度が高い」ように見えて、実際には注意点があります。売地を設置するタイプのケース(たぬきちから土地を売り出すケース)では、売地そのものを直接移動する機能が用意されていないと理解しておくほうが安全です。場所を間違えると、「売地を動かす」発想ではなく、「いったん住民の家が建ってから移設する」方向で回収することになります。売地はあくまで“住民の家が建つ前段階”であり、島づくりの設計図の一部として扱うのが失敗しにくい考え方です。

ここまでをまとめると、売地があるとできることは大きく二つです。ひとつは「住民を迎えるための候補が出現する(離島・キャンプ・通信など)」こと。もうひとつは「どの住民を迎えるかを選べる余地が増える」ことです。ただし、放置すると自動決定が進む可能性があるため、厳選目的ならスピード感が重要になります。

売地と成約済みの違い

売地と並んで必ず理解しておきたいのが「成約済み」です。看板に「成約済み」と書かれている場合、その売地には“来る住民がすでに決定している”状態だと考えてください。ここが、厳選をしたい人にとっての分岐点になります。

売地の段階では、離島ツアーで住民と出会って勧誘し、その住民を迎える未来を作れます。ところが、成約済みになると、基本的には「もう決まっている住民が来る」方向に進みます。つまり、成約済みになった瞬間に、離島での厳選で結果を変える余地は大きく狭まります。だからこそ、売地ができたらまず看板を確認し、「売地」なのか「成約済み」なのかを早い段階で判定することが重要です。

もうひとつのポイントは、成約済みが必ずしも「翌日になったら即」など、固定のタイミングで起きるわけではないということです。攻略情報では、放置で住民が決まる可能性がある点は共通して語られますが、体感としては“幅がある”とされる説明も多く見られます。この幅があるからこそ、読者が「まだ大丈夫だろう」と思って翌日に回し、結果として成約済みになってしまう事故が起こりやすくなります。

成約済みの状態でも、島づくりとしては大きな問題ではありません。新しい住民が来て、家が建ち、生活が始まります。ただし、厳選をしたい人にとっては「狙いの住民を迎えるチャンスを失った」という意味になるため、精神的ダメージが大きくなりがちです。したがって、売地と成約済みは単なる表示の違いではなく、「自分の意思で住民を選べる段階か」「すでに決まっている段階か」を示す重要なサインだと捉える必要があります。

この違いを理解したうえで、記事の後半に出てくる「成約済みを避ける行動」や「当日で厳選を終える手順」を読むと、判断が早くなります。売地を見つけたときにやるべきことは、まず“表示を確認する”。次に、厳選するなら“その日中に動く”。この二つを基準にしておくと、売地周りの失敗が劇的に減ります。


あつ森で売地を作る方法と出ない時の条件チェック

たぬきちから土地を売り出す手順

売地には大きく分けて二つの発生パターンがあります。ひとつは「住民が引っ越して空きが出た結果、家の跡地が売地になる」パターン。もうひとつは「案内所でたぬきちに相談して、自分で新しい土地を売り出す」パターンです。この見出しでは後者、つまり自分で売地を追加する手順を丁寧に整理します。

手順の骨格はとてもシンプルです。案内所でたぬきちに話しかけ、インフラ整備の相談から「土地を売り出す」を選び、必要な費用を支払ってハウジングキットを受け取り、島の任意の場所に設置します。ここでの“任意の場所”が落とし穴になりやすいため、後のH3で置き場所の考え方を詳しく扱います。

この「土地を売り出す」手順のポイントは、売地を設置した瞬間から“時間が動き始める”と考えることです。厳選をしたい場合、売地は置いたまま保留しておける期間が長いとは限りません。放置すると成約済みになる可能性がある以上、設置した日に厳選を開始し、できればその日のうちに住民を確定させる方針が安全です。

また、売地を追加するタイミングの心理として「とりあえず売地だけ先に置いておこう」が起こりがちです。島クリの計画中だと、住民の家をどこに置くか迷い、決めきれないまま売地だけ用意してしまうことがあります。しかし厳選が目的なら、置き場所の迷いと厳選のタイミングを同時に抱えると失敗しやすくなります。まずは厳選を成功させることを優先し、場所は後から移設で調整する、という考え方のほうが総合的にストレスが少なくなります。

なお、売地を追加できるかどうかは島の進行度や住民数の上限にも関係します。つまり、手順そのものを知っていても、ゲーム内でその選択肢が表示されなければ実行できません。そこで次のH3では、「土地を売り出すが出ない」ケースをチェックリスト形式で潰していきます。

土地を売り出すが出ない時のチェックリスト

「インフラ整備を選んでも『土地を売り出す』がない」という悩みは、初心者〜中級者が最もつまずきやすいポイントです。ここでは、原因を“上から順に潰していけば自己診断できる”形に整理します。重要なのは、闇雲に情報を追うのではなく、「自分の島が今どの段階か」を確かめることです。

まず確認したいのは、案内所(たぬきちの施設)がどの段階かです。序盤の段階では案内所がテントのままだったり、進行イベントが残っていたりします。この段階では、土地の販売より先にやるべきこと(橋や商店、住民増加の固定イベントなど)が存在するため、選択肢が出ないことがあります。もし案内所周りの整備が途中なら、ストーリーを進めることが最短の解決になります。

次に確認したいのは、すでに抱えているタスクが未完了ではないか、という点です。あつ森は、特定のフェーズで「移住予定地の家具を用意する」などの課題が進行条件になっていることがあります。そのタスクを終えていないと、次のフェーズの機能(売地の追加)が解放されないケースがあります。つまり、“選択肢が出ない”のはバグではなく「まだ順番が来ていない」ことが多いのです。

三つ目は、住民数の上限や枠の状況です。すでに島の住民枠が埋まっているなら、追加の売地を売り出すことはできません。また、売地が追加できる上限に達している場合も同様です。もし住民数が多く、最近も売地を追加した覚えがあるなら、「増やす」より「入れ替える」方向に目的を切り替える必要があるかもしれません。

四つ目は、今探しているものが「追加の売地」ではなく「引っ越しによる空き売地」ではないか、という確認です。住民が引っ越した後の空きは、案内所で売り出すのではなく、もともと家があった場所に看板が立って売地になるタイプです。つまり、探している売地の種類が違うと、案内所でいくら探しても見つかりません。島を歩いて、家跡地に看板が立っていないか確認してください。

チェックリストをまとめると、次の順が分かりやすいです。

  • 案内所やストーリー進行が途中ではないか

  • 進行タスク(家具準備など)を未完了のままではないか

  • 住民枠が上限に達していないか

  • そもそも追加売地ではなく、引っ越し跡地の売地を探していないか

この順で確認すると、ほとんどのケースは自己解決できます。どうしても分からない場合は、「今の住民数」「案内所の段階」「直近で誰かが引っ越したか」を整理してから情報を当てはめると、迷いが減ります。

売地は動かせるのか、置き場所を間違えた時の考え方

売地を設置するとき、誰もが一度は悩むのが「場所」です。島クリをしている人ほど、住民の家は街並みの要になるため、適当に置きたくありません。しかし現実には、売地の場所を完璧に決めてから厳選を始めようとすると、成約済みリスクとの二重苦になります。そこで、置き場所については“回収できる設計”で考えるのが得策です。

まず押さえておきたいのは、「売地そのものを直接移動する」という発想が通りにくい点です。売地の看板が立っている段階では、区画をそのまま別の場所へスライドさせる機能は一般的に想定されていません。そのため、置き場所を間違えた場合の現実的な解決策は「住民の家が建ってから移設する」になります。

この考え方に立つと、売地の置き場所は次の二段階に分けて決められます。

  1. 厳選を優先する段階:仮置きでも良いので、アクセスしやすく、邪魔にならない場所に置く

  2. 島の完成形を作る段階:家が建った後に移設で位置を最適化する

仮置きの基準としては、川や崖の改修予定が少ない場所、動線を塞がない場所、他の施設移設の邪魔になりにくい場所が無難です。なぜなら、後で移設するにしても、しばらくはその場所に家が建ち、生活が発生するからです。

もうひとつ重要なのが、売地の設置は「住民を迎えるプロセスの一部」だという視点です。厳選の目的は“住民を確定させること”であって、“家の位置を確定させること”ではありません。ここを混同すると、いつまでも売地設置に踏み切れず、結果として成約済みや機会損失につながります。迷ったら、厳選の成功を先に取りにいく。位置は後で回収できる。この順番で考えると、判断が楽になります。


あつ森の売地が成約済みになるタイミングと放置リスク

成約済みは翌日固定ではない

売地が「いつ成約済みになるのか」は、検索者の不安が最も強いポイントです。そしてここで厄介なのが、「翌日になったら必ず成約済み」という固定ルールとして扱う情報もあれば、「数日の幅がある」という体験談的な説明もあることです。ユーザー目線で大事なのは、正確な日数を当てることではなく、失敗しない行動設計に落とし込むことです。

まず確実に言えるのは、売地は放置すると住民が自動的に決まる可能性がある、ということです。看板が「売地」から「成約済み」へ変化するのは、ゲーム側で「次に来る住民」が確定したサインです。この確定がいつ発生するかに幅がある以上、「何日まで大丈夫」と断定して動くのは危険です。

そこで、本記事では安全側に倒した指針を採用します。つまり、厳選するなら“売地ができた当日”に完了させることを前提にします。これなら、成約済みのタイミングが翌日であろうと数日後であろうと、事故は起こりにくくなります。逆に「明日でいいや」「週末にまとめてやろう」という運用は、成約済みになったときに取り返しがつかなくなりやすいです。

また、引っ越しで空いた売地の場合は、状況として「すでに住民が一度いた跡地」なので、島の進行度も高く、システム側の自動決定が起こりやすいと感じる人もいます。ここも個人差が出ますが、だからこそ当日完結の設計が有効です。売地ができたら、その日は厳選の日にする。こう決めてしまうと、悩む時間が減り、判断が早くなります。

成約済みを避けたい時に優先すべき行動

成約済みを避けるために必要なのは、テクニックよりも優先順位です。焦って色々試すより、確実に効く行動を上から順に実行するほうが結果につながります。

優先順位の1つ目は「状態確認」です。売地を見つけたら、まず看板表示を確認してください。売地なのか、成約済みなのか。この確認をせずに離島へ行っても、状況によっては無駄足になる可能性があります。次に、売地が複数ある場合は、どの売地が空いているのかを把握し、管理対象を明確にしてください。

2つ目は「当日中に勧誘を完了させる準備」です。離島厳選をするなら、マイル旅行券が足りないと途中で止まります。止まると、翌日へ持ち越すリスクが上がります。したがって、売地ができたらまずマイルを確保し、必要枚数の旅行券を用意し、ポケット整理まで終えてから離島へ向かうのが安全です。

3つ目は「厳選を始めたら、途切れずに完結させる」ことです。途中で別の用事を始めたり、島クリで時間を使ったり、通信を挟んだりすると、気づいたら日付を跨いでいた、という事故が起こります。厳選は集中して終わらせるのが一番です。

4つ目は「別ルートの検討」です。離島で狙いが出ないとき、旅行券が尽きると詰みやすいので、キャンプサイトや通信勧誘、amiiboなど、別ルートがあるなら切り替えも視野に入れます。特に「絶対にこの住民がいい」という目的なら、amiiboのように確実性が高い手段を検討する価値があります。

成約済みを避ける行動は、結局のところ「早く決める」に集約されます。売地ができたらその日を厳選日として確保し、準備→実行→確定まで一気に進める。この運用が、最も再現性が高く、精神的にも楽な方法です。


あつ森の売地で住民厳選を成功させる手順

離島で住民が出る条件と、出ない原因

離島で住民が出現するための前提条件として最重要なのは、島に空き売地があることです。売地がなければ、離島で住民が出てこないため、厳選は成立しません。「離島に何度行っても誰もいない」という相談は、ほぼこの条件に引っかかっているケースが多いです。

では、売地があるのに住民が出ない場合はどうでしょうか。ここで考えるべき原因は大きく三つです。

一つ目は、売地が“売地”ではなく“成約済み”になっている場合です。成約済みの状態では、離島で新しい候補が出なくなる、あるいは厳選が期待通りに進まない可能性が高まります。離島へ行く前に看板を見て、状態確認を必ず行ってください。

二つ目は、ストーリー進行段階による制限です。序盤は住民を増やす流れが固定イベントに沿って進むため、自由に厳選できるタイミングが後ろにずれることがあります。この場合は、離島厳選を頑張るより、ストーリーを進めて厳選しやすいフェーズに入ることが解決になります。

三つ目は、売地の“種類”が想定と違う場合です。追加売地として設置したのか、引っ越し跡地として空いたのか、あるいはストーリー進行で用意された枠なのか。これによって、勧誘できる仕組みやタイミングが変わることがあります。自分が今どの売地を扱っているのかを把握しておくと、原因切り分けが早くなります。

当日で厳選を終えるための手順

厳選を成功させる最大のコツは「当日で終える」ことです。売地が成約済みになる可能性がある以上、日を跨ぐ設計はリスクです。ここでは、当日完結の手順を、準備と実行に分けて具体化します。

準備編:厳選開始前にやること

  1. 売地の看板を確認し、「売地」表示であることを確かめる

  2. マイル残高を確認し、想定回数分のマイル旅行券を用意する

  3. ポケットを整理し、素材回収で詰まらない状態にする

  4. 途中でやりたくなる用事(島クリ、売買、住民会話など)を先に済ませるか、厳選後に回すと決める

この準備の目的は「途中で止まらない」ことです。止まると、日付跨ぎや成約済みのリスクが上がります。

実行編:離島での行動

  1. 飛行場から離島ツアーへ行く

  2. 島に住民が出現していることを確認する

  3. 話しかけて、勧誘の会話が成立するまで会話を進める

  4. 狙い住民でなければ帰還し、再び離島へ(繰り返し)

  5. 狙い住民が出たら勧誘して確定させる

ここで大事なのは、勧誘は会話を一度しただけでは成立しないことがある点です。話しかけ直して会話を進める必要がある場合もあるため、勧誘が成立するまで落ち着いて会話を続けてください。

また、当日完結の手順に慣れてくると、厳選は「回数」より「集中力」で結果が変わります。集中して回し続けると、日付跨ぎの事故が減り、結果的に成功率が上がります。

もし旅行券が尽きそうなら、別ルートへの切り替えも検討してください。キャンプサイト、通信、amiiboなど、目的と手持ち資源に応じて最適解は変わります。

通信・他島勧誘・amiiboを使う場合の要点

離島厳選が最も有名ですが、売地を埋める方法はそれだけではありません。ここでは、通信・他島勧誘・amiiboの要点を整理し、「今の自分に合う手段」を選べるようにします。

まず通信(他の人の島で勧誘)です。基本的な考え方は、相手の島に引っ越し予定の住民がいて、自分の島に空き売地があるときに成立しやすい、というものです。成立条件は状況差が出るため、最重要なのは「自分の島に空きがある」ことの確認です。空きがなければ、勧誘が成立しません。通信を挟む場合は、売地の成約済みリスクもあるので、やり取りをスムーズに行える日を選ぶと安心です。

次にamiiboです。amiiboは「特定住民を確実に呼ぶ」目的と相性が良い手段です。離島厳選は運要素が大きいため、狙いが強いほど沼りやすくなります。一方でamiiboは、導入さえできれば狙い住民に会える確実性が高く、時間を節約できます。「どうしてもこの住民がいい」「厳選に時間をかけたくない」という人には、検討する価値があります。

また、キャンプサイトの住民誘致も選択肢です。ただし、勧誘の成立や入れ替えの挙動が絡むため、売地がある場合とない場合で話が変わることがあります。キャンプサイトを絡める場合は、まず空き枠の有無を確認し、「空きがあるなら空きに入る」「空きがないなら入れ替えが発生し得る」という前提で行動すると混乱しにくくなります。

結局のところ、売地を埋める手段は「運で回す(離島)」「人に頼る(通信)」「確実に呼ぶ(amiibo)」の三系統です。自分の目的(厳選の楽しさを優先したいのか、確実性を優先したいのか)と、手持ちの資源(時間、旅行券、通信環境、amiiboの有無)に合わせて選ぶのが、最も納得感のある決め方です。


あつ森の売地トラブル解決集

売地のまま住民が来ない時に確認すること

「売地があるのに住民が来ない」「何日経っても変化がない」と感じたときは、焦って時間を進めたり、やみくもに離島へ行ったりする前に、原因を順番に潰すのが近道です。ここでは、確認すべき順番を“再現性が高い”形で整理します。

1つ目は、看板表示の再確認です。売地なのか、成約済みなのか。表示が成約済みなら「来ない」のではなく「決まっている」状態なので、来るまでの時間の問題になります。表示が売地なら、次の確認へ進みます。

2つ目は、自分が勧誘を試みていないかどうかです。離島に行けば候補が出るのに行っていない、キャンプサイトの勧誘をしていない、通信勧誘もしていない。この場合、ゲーム側が自動決定するまで待つしかない運用になっています。待つ運用は、成約済みや住民決定のタイミングが読みづらいため、狙いがあるなら“自分で決める”運用に切り替えるほうが安心です。

3つ目は、時間変更や日付跨ぎの扱いです。時間を動かしていないつもりでも、日付が変わるタイミングでイベントが進みます。逆に、同日を維持し続ける運用(時間を戻すなど)をしていると、住民決定が進みにくくなる可能性があります。厳選目的なら同日維持は役立つ場合もありますが、「自然に来てほしい」目的なら、通常進行で日付を跨ぐほうがシンプルです。

4つ目は、島の住民枠や進行段階の確認です。売地があるのに決まらない、という違和感が強い場合は、そもそも島が今“住民増加フェーズ”にいるのか、別のイベントが優先されているのかを疑います。序盤はイベントが連動して進むため、別の条件を満たさないと住民関連が動きにくいことがあります。

このように、売地のまま住民が来ない場合は、看板→勧誘行動→時間の扱い→進行段階の順で確認するのが合理的です。

成約済みになったらできること、できないこと

売地が成約済みになったとき、まず大事なのは「ここからできること」と「難しいこと」を切り分けて、気持ちの切り替えを早くすることです。

できることの中心は、「確定した住民を迎えて島づくりを進める」ことです。成約済みになった以上、その住民が引っ越して来て生活を始める流れが基本になります。ここで落ち着いて考えると、成約済みは“失敗”というより“次の展開が確定した”状態です。住民そのものが嫌でなければ、そのまま受け入れて島の生活を楽しむのも十分に良い選択です。

また、場所の問題は後から回収できます。仮置きした売地に家が建ってしまっても、島の整備が進んだ段階で移設を行い、理想の街並みに近づけることができます。つまり、厳選面では悔しさが残っても、島クリ面ではまだ取り返しがつきます。

一方で、難しいことは「成約済みの取り消し」です。成約済みになった後に、同じ売地を再び空きに戻して厳選を再開する、という発想は成立しにくい前提で考えるほうが安全です。だからこそ、厳選をしたいなら成約済みになる前に動く必要があります。

では、成約済みになってしまった場合の現実的な最適解は何かというと、「次の入れ替え計画に切り替える」ことです。住民の入れ替えは島の生活の中で自然に起こるため、今回がダメでも次回の空き売地で厳選をする、という長期戦の発想が持てると、ストレスが減ります。狙いがある人ほど、1回の売地に全てを賭けず、次の機会を作る設計を持つと安定します。

時間変更ありなしで注意すべきポイント

時間変更(時間操作)は、売地や住民入れ替えに大きく影響し得る要素です。使い方を誤ると、意図せず成約済みや住民確定が進み、厳選が崩壊する事故につながります。一方で、目的を明確にして使えば、イベント進行を調整する手段にもなります。ここでは、時間変更あり・なしのどちらでも安全に運用するための注意点を整理します。

時間変更をする場合に最も重要なのは、「売地が関わる日は日付を跨がない」ことです。厳選の日に時間を進めてしまうと、売地が成約済みになったり、新住民が確定してしまったりする可能性が上がります。したがって、厳選をする日は“固定した日付の中で完結”させるのが基本です。どうしても時間を動かすなら、厳選が終わった後に行うほうが安全です。

また、時間を戻す運用には注意が必要です。同日維持や戻しを繰り返すと、イベントの進行が想定とズレることがあります。厳選のために同日を維持するなら、やるべきことを決めて短時間で終わらせる運用にし、だらだら続けないほうがトラブルが減ります。

時間変更をしない場合でも、成約済みのタイミングに幅がある以上、放置はリスクになります。つまり、時間変更をしない人ほど「明日でいいや」をやりがちですが、その運用が事故につながる可能性があります。時間変更をしない場合も、売地ができた当日に厳選を完了させる方針は有効です。

結局、時間変更の有無にかかわらず、売地運用で一番安全なのは「売地ができたら当日で決める」「状態確認を徹底する」「場所は後で回収できる」と割り切ることです。これを守れば、時間変更を使っても使わなくても、売地周りの失敗は大幅に減らせます。


あつ森の売地に関するよくある質問

売地は最大いくつ作れる?

売地の上限は、島に住める住民数の上限とセットで考えるのが分かりやすいです。島に住める住民枠が満杯なら、新しい売地を追加して住民を増やすことはできません。したがって、「売地を増やしたいのに増やせない」場合は、住民数が上限に達している可能性をまず疑ってください。

また、売地は「住民を迎えるための枠」なので、上限に達している場合は“増やす”ではなく“入れ替える”の発想に切り替える必要があります。入れ替えを狙う場合は、住民の引っ越しの仕組みを使って空きを作り、その空き売地で厳選を行う、という流れになります。

売地が複数ある時はどれが埋まる?

売地が複数あるときは、管理が難しくなります。どの売地にどの住民が入るかを完全にコントロールできるとは限らず、放置した売地が先に成約済みになったり、思わぬ住民が決まったりするリスクが上がります。

事故を減らすための基本方針は「売地は一つずつ運用する」ことです。つまり、一つの売地を用意したら、その売地の住民を確定させるまで次の売地を作らない。こうすると、成約済みリスクの管理が単純になり、厳選の失敗が減ります。島クリの都合で複数売地を同時に抱える必要がある場合でも、どの売地を優先的に埋めるかを決め、当日中に少なくとも一つは確定させるなど、運用ルールを作ると混乱しにくくなります。

離島で会った住民を勧誘したのに来ないのはなぜ?

離島で出会った住民に話しかけて勧誘したのに、後日来ないと感じる場合、原因は大きく三つに整理できます。

一つ目は、島に空き売地がない状態で勧誘をしようとしているケースです。売地がないと勧誘自体が成立しにくく、結果として住民が来ない流れになります。まず売地の有無を確認してください。

二つ目は、ストーリー進行段階の問題です。序盤は住民増加の流れが固定されており、勧誘が自由に反映されないタイミングがあります。この場合は、進行を進めて自由度が上がる段階に入ってから厳選するほうが安定します。

三つ目は、売地が成約済みになって別の住民が確定しているケースです。自分が勧誘したつもりでも、実際には別の住民がすでに決まっていて、その住民が来る流れになっている可能性があります。これも看板表示の確認が重要です。売地周りのトラブルの多くは、看板表示の見落としと、日付管理の甘さが原因になります。

勧誘を確実に反映させたいなら、売地が「売地」表示の当日に離島で勧誘し、その日のうちに確定まで進める運用が最も安全です。状態確認→当日完結。この2点を徹底するだけで、「勧誘したのに来ない」という不安はかなり減ります。