「新しい絵文字、iPhoneに入ったはずなのに見当たらない」――そんな経験はありませんか。iOSをアップデートしたのに表示されない、検索しても出てこない、送ったら相手には□(四角)で見えてしまった。絵文字は気軽に使える反面、OSの対応状況やキーボード設定、アプリの仕様差によって“つまずきポイント”が意外と多いのが実情です。
本記事では、iPhoneで新しい絵文字を使うために必要な条件から、最短の追加手順、見つけるコツ、出ないときの原因切り分け、相手に表示されない場合の対策までを一気通貫で解説いたします。読み終える頃には、「今の端末で何ができるか」「どこを確認すれば解決できるか」「相手に確実に伝えるにはどう使うべきか」が明確になり、迷わず新しい絵文字を使いこなせる状態になります。
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iPhoneで新しい絵文字を使える条件
新しい絵文字が増える仕組み
iPhoneの標準絵文字は、アプリを追加して増やすというよりも、基本的に「iOSのアップデートで追加される」仕組みです。世の中の絵文字は、Unicodeという共通規格で追加・整理され、各OS(iOS、Android、Windowsなど)がその規格に対応することで、端末で表示・入力できるようになります。
つまり「新しい絵文字が使えるかどうか」は、主に次の2段階で決まります。
規格(Unicode)として新しい絵文字が定義されている
iPhoneのiOSが、その新しい絵文字に対応している(表示と入力ができる)
ここで重要なのは、「絵文字が規格に追加された時点」でiPhoneにすぐ入るわけではない点です。実際に使えるようになるのは、AppleがiOSアップデートで対応を取り込んだタイミングになります。したがって、同じ年でも、あるiOSバージョンでは見えるが、少し古いバージョンでは見えない、といった差が生じます。
また、絵文字は見た目(デザイン)がOSごとに異なります。たとえば同じ“顔”の絵文字でも、iPhoneでは丸みのある表情、別のOSでは線が強い表情といった具合にデザインが変わります。これ自体は仕様ですが、意図せず「相手に違うニュアンスで伝わる」可能性があるため、特にビジネス連絡では多用しないほうが安全です。
iOSアップデートと対応機種の考え方
新しい絵文字を使うための最優先事項は、iOSを“新しい絵文字に対応したバージョン以降”にすることです。逆に言うと、iOSが古いままだと、どれだけ探しても新しい絵文字は出てきません。
ただし、iOSアップデートには次の現実的な制約があります。
対応機種の制約:端末が古い場合、最新のiOSにアップデートできないことがあります。アップデート画面に新しいiOSが表示されない場合は、この可能性を疑う必要があります。
ストレージ不足:空き容量が不足すると、ダウンロード・展開・インストールが完了しません。更新が途中で止まる、または「アップデートを準備中」のまま進まない場合は、空き容量の確保が有効です。
通信環境:大きな更新はWi-Fi環境が推奨され、通信が不安定だと失敗しやすくなります。
管理端末の制限:会社や学校から支給されている端末では、MDMなどの管理により、アップデートが制限されていることがあります。
このため、単に「アップデートすればよい」と言っても、状況によっては実行できない場合があります。まずは次の順で状況を把握すると迷いません。
現在のiOSバージョンを確認する
ソフトウェア・アップデートに新しい更新が出ているか確認する
出ていない場合、端末が対応外か、管理制限があるか、ネットワークや容量の問題かを切り分ける
相手側で表示されない理由
自分のiPhoneで新しい絵文字が表示できても、相手側で次のようになることがあります。
四角(□)や豆腐表示になる
見慣れない記号のように見える
文字化けしたように表示される
似た別の絵文字に置き換わる
主な理由は、相手側の端末やアプリが、その新しい絵文字に未対応だからです。特に起こりやすいのは、次のパターンです。
相手が古いiOS/Androidのまま使っている
相手のアプリが古いバージョンで、表示エンジンが追いついていない
PC版アプリやブラウザ版など、表示環境が異なる
企業端末などで更新が遅れている
ここで押さえるべきポイントは、「絵文字は送った側の見え方が、受け取った側でも同じとは限らない」という点です。重要な連絡や誤解が許されない場面では、新しい絵文字の使用は控えめにし、本文だけでも意味が通るようにする運用が安全です。
iPhoneで新しい絵文字を追加して使う手順
iOSを最新にアップデートする手順
新しい絵文字を増やす基本操作は、iOSのアップデートです。手順は次のとおりです。
「設定」アプリを開きます
「一般」をタップします
「ソフトウェア・アップデート」を開きます
利用可能なアップデートが表示されたら、画面の案内に従って更新します
更新完了後、念のため一度再起動します(反映の揺らぎを減らすためです)
アップデートの際の注意点は次のとおりです。
充電:途中で電池切れになると失敗リスクが上がります。充電しながらの実行が安心です。
Wi-Fi:大きな更新はWi-Fi環境が安定します。
時間と容量:更新には一定の時間と空き容量が必要です。余裕がない場合は写真やアプリを整理すると進みやすくなります。
また、更新後すぐは内部処理(インデックス作成など)で端末が重く感じたり、予測変換が一時的に不安定になることがあります。絵文字が見当たらない場合でも、焦らずに再起動・少し待つ・検索で探す、の順に確認すると改善することがあります。
絵文字キーボードを確認する手順
iPhoneで絵文字を入力するには、絵文字キーボードが利用できる状態である必要があります。通常は初期状態で使えますが、設定変更やキーボード整理の影響で、絵文字キーボードが外れている場合があります。
確認のポイントは以下です。
キーボード切替ボタン(地球儀や顔マーク)で、絵文字キーボードに切り替えられる
「設定>一般>キーボード>キーボード」で「絵文字」が入っている
サードパーティ製キーボード(例:特殊な日本語入力アプリ)を使っている場合、標準キーボードへ切り替えて確認する
絵文字が出ないときは、まず「絵文字キーボードが存在しているか」を確認し、存在しているなら「その中で検索できるか」を確認すると、原因の切り分けが速くなります。
新しい絵文字を探すコツ
「追加されたはずの絵文字が見つからない」という状況はよくあります。絵文字は種類が多く、カテゴリのどこに入るかが直感とずれる場合もあるためです。探し方としては、次の順が効率的です。
絵文字キーボードの検索欄を使う:関連語で検索すると最短です(例:指紋、枯れ木、シャベル など)。
カテゴリを広めに見渡す:道具、自然、食べ物、顔など、関連しそうなカテゴリを複数確認します。
入力方法を変える:予測変換に頼るのではなく、絵文字キーボード上で直接選ぶことで、学習状態の影響を避けられます。
また、最新絵文字ほど使用頻度が低い状態から始まるため、よく使う絵文字のように「最近使ったもの」にすぐ出てこない点も、見つけにくさの一因です。最初は検索で呼び出して数回使い、履歴に乗せると次からは見つけやすくなります。
新しい絵文字の代表例と確認方法
最新iOSで追加された絵文字の例
「新しい絵文字」と言っても、年やiOSバージョンによって追加内容は変わります。近年は、特定のiOSアップデートでまとめて追加されることが多く、例えば「目の下にくまがある顔」「指紋」「枯れ木」「根菜」「ハープ」「シャベル」「ペンキの飛び散りのような表現」「特定地域の国旗」といった、生活や感情表現に使いやすいものが追加されることがあります。
ここで大切なのは、「自分のiPhoneがどのiOSバージョンか」と「そのiOSでどの絵文字が増えたか」をセットで把握することです。そうすると、次の判断ができるようになります。
自分の端末で使えるのはどれか
どれが“比較的新しい絵文字”で、相手側が未対応の可能性が高いか
仕事相手・家族・友人など、相手によって使い分ける必要があるか
絵文字一覧を確実に確認する方法
確実な確認方法は、「自分のiPhone上で探す方法」と「外部の一覧で確認する方法」の2つに分けると理解しやすいです。
iPhone上で探す(最も実用的)
絵文字キーボードを開き、検索欄にキーワードを入れて確認します。
見つかった場合、その絵文字は少なくとも自分の端末では使えます。
見つからない場合、iOSが未対応か、検索語が合っていない可能性があります(別の語で検索します)。
一覧で確認する(情報整理に有効)
バージョン別に追加絵文字を整理した一覧で「どのiOSで増えたか」を確認します。
一覧を見れば、見つからない理由が「iOSバージョン差」である可能性を素早く判断できます。
また、相手に表示されない可能性が高い絵文字(=比較的新しいもの)を事前に把握できます。
用途としては、日々の会話ではiPhone上の検索で十分ですが、相手との互換性まで含めて判断したい場合は、一覧確認が有効です。
ジェン文字と新しい絵文字の違い
近年「新しい絵文字」という言葉が指す範囲が広くなり、混同が増えています。特に混同されやすいのが「ジェン文字(Genmoji)」のような、“自作絵文字”系の機能です。
Unicode追加絵文字:OSアップデートで追加される標準絵文字です。全員が同じ規格に沿って扱う前提ですが、相手が古い環境だと未対応になる可能性があります。
ジェン文字(Genmoji):端末の機能として、テキスト説明や写真などからオリジナル表現を作るものです。標準絵文字とは別枠で、共有時の扱いが「画像/ステッカー的」になる場合があります。
違いを整理すると、次の表のとおりです。
| 項目 | Unicode追加絵文字(いわゆる新しい絵文字) | ジェン文字(Genmoji) |
|---|---|---|
| 入手方法 | iOSアップデートで対応が追加される | 対応機種・対応環境で生成する |
| 互換性 | 相手のOS/アプリが古いと□表示などが起こり得る | アプリにより画像・ステッカー扱いになり得る |
| 表現の範囲 | 規格で定められた共通セット | ユーザーが自由に作成する |
| 向く場面 | 一般会話・無難なコミュニケーション | 個性・ネタ・クリエイティブ表現 |
「新しい絵文字を使いたい」という相談の多くは、実際にはUnicode追加絵文字の話です。まずは標準絵文字として追加されたものを使えるようにし、その上で必要に応じてジェン文字などを検討する、という順番が混乱しにくいです。
iPhoneで新しい絵文字が出ないときの原因と対処法
新しい絵文字が出ないときは、「どこで出ないのか」を最初に分けると、対処が速くなります。具体的には以下です。
絵文字キーボードの中にも存在しない(=端末側が未対応の可能性が高い)
絵文字は存在するが、予測変換に出ない(=入力・学習の問題の可能性が高い)
自分では見えるが、相手では四角(□)になる(=相手側が未対応)
まずは症状別に「優先して試す対処」を一覧で整理いたします。
| 症状 | 原因候補 | 優先対処 | 改善しない場合 |
|---|---|---|---|
| 新しい絵文字が見当たらない | iOSが未更新/更新失敗 | iOSバージョン確認→アップデート | 端末が対応外の可能性を確認 |
| iOSは最新だが絵文字が出ない | 一時的不具合/反映遅れ | 再起動→絵文字検索 | キーボード設定・入力方法を切り分け |
| 予測変換に絵文字が出ない | 変換学習の不調/設定影響 | 絵文字キーボードで直接入力 | 学習リセットや設定見直しを検討 |
| 相手に四角で表示される | 相手OS/アプリ未対応 | 定番絵文字へ置換/本文で補足 | 画像送付・相手アップデート依頼 |
ここから、段階別に詳しく解説いたします。
端末の再起動と軽い不具合の解消
「アップデートしたのに反映されていない気がする」「急に候補が出なくなった」という場合は、まず再起動が有効です。再起動は、キャッシュや一時的な状態の不整合を解消し、キーボードの内部状態もリフレッシュできます。
おすすめの順番は次のとおりです。
iPhoneを再起動します
絵文字キーボードを開き、検索欄で新しい絵文字を探します
見つかれば、まずは数回入力して履歴に残します
それでも出ない場合は、次の切り分けに進みます
再起動は安全性が高く、設定を壊すリスクも低い対処です。最初の一手として適しています。
キーボードや予測変換の問題を切り分ける
「絵文字はあるはずなのに、いつもの入力方法だと出ない」という場合は、予測変換・学習の問題が疑われます。ここで重要なのは、次の2つを分けて考えることです。
絵文字そのものが端末に存在するか(絵文字キーボード内の検索で出るか)
日本語入力の予測変換に出るか(テキスト入力中に候補として出るか)
例えば、絵文字キーボード検索で出るのに予測変換に出ない場合は、絵文字が未追加なのではなく、単に「予測変換の候補に現れていない」だけです。この場合、対処の優先順位は次のとおりです。
予測変換に頼らず、絵文字キーボードから直接入力する
検索語を変える(同じ概念でも別の語で引ける場合があります)
キーボード設定を確認する(不要なキーボードが影響していないか)
学習データの不調が強い場合は、学習リセットなどを検討する
学習リセットは効果がある一方で、過去の入力学習が消えるなど影響が出る場合があります。まずは「絵文字キーボードで直接入力する」運用に切り替えて様子を見るのが安全です。
サードパーティ製キーボード利用時の注意
Simejiなど、サードパーティ製キーボードを利用している場合、iOSが最新でも「標準の絵文字が見つけにくい」「新しい絵文字が反映されるタイミングが遅い」「候補に出ない」といった現象が起こることがあります。これは、キーボードアプリ側の対応状況や、絵文字の表示・検索機能が標準と異なることが理由になり得ます。
対処としては、次の運用が堅実です。
新しい絵文字を使いたいときだけ、標準キーボードに切り替えて入力する
大事なメッセージは、標準キーボードで送る(表示崩れや候補欠落を避けるため)
サードパーティ製キーボードのアップデートも確認する(古いままだと不具合が残る場合があります)
「便利さ」と「確実性」のトレードオフがあるため、場面によって使い分けるとストレスが減ります。
アプリ側の未対応と表示崩れの対処
自分のiPhone上では新しい絵文字が見えても、アプリや相手側の環境で表示が崩れる場合があります。ここで重要なのは、「送る側の問題」ではなく「受け取る側の表示環境の問題」であるケースが多い点です。
現実的な対処は、次の選択肢になります。
相手にアップデート可能か確認する:家族や友人なら依頼しやすいですが、仕事相手には強要できないこともあります。
互換性の高い定番絵文字に置き換える:伝えたい感情が同じであれば、古くからある絵文字に変えるのが最も確実です。
本文で補足する:新しい絵文字に頼らず、言葉で補足すると誤解が減ります(例:「疲れ気味です」など)。
画像で送る:どうしても見た目を共有したい場合は、スクリーンショットを送る方法があります。
特に仕事でのやり取りでは、「相手に正しく表示されるか分からない表現」は誤解の原因になります。新しい絵文字は、親しい相手・遊び用途で使うと安心です。
iPhoneで新しい絵文字を安全に使うコツ
相手の環境を想定した使い分け
新しい絵文字は会話を豊かにする一方で、互換性の問題を抱えやすいのも事実です。安全に使うためには、相手の環境を“ざっくり”想定するだけでも効果があります。
相手が最新端末・最新OSの可能性が高い(友人、ガジェット好きなど)
相手が古い端末の可能性がある(家族、年配の方、企業の支給端末など)
相手がiPhoneかAndroidか分からない(SNSのDMなど)
相手が不明な場合は、次の方針が安全です。
新しい絵文字は「なくても意味が通る補助」にする
本文だけで意図が伝わる文章にし、絵文字は彩り程度にする
初回から新しい絵文字を多用しない(まず反応を見る)
文字化けを避けるチェックリスト
送信前に次を確認すると、文字化けや豆腐表示の事故が減ります。
iOSが新しい絵文字対応バージョン以上になっている
絵文字キーボードの検索で、その絵文字が見つかる
相手が古いOSかもしれないときは、定番絵文字に置き換えられる内容にする
重要な連絡では、新しい絵文字に依存しない(本文で完結させる)
誤解が困る内容は、絵文字ではなく言葉で明確にする
このチェックは短いですが、最も効果が高いのは「本文だけで意味が通る」状態にすることです。絵文字は便利ですが、環境差に弱い表現である点は忘れないほうが安全です。
どうしても伝えたいときの代替手段
「この絵文字でしか伝わらないニュアンスがある」「投稿で見せたい」という場面もあります。その場合は、相手の環境に左右されにくい代替手段を選ぶのが現実的です。
言葉で補足:短い説明を添えるだけで誤解が激減します(例:「指紋の絵文字を付けました」など)。
画像で送付:スクリーンショットや画像として送れば、相手のOSに依存しにくくなります。
スタンプ・ステッカー:アプリ内のスタンプは相手環境に左右されにくい場合があります。
ジェン文字の活用:オリジナル表現で補う選択肢ですが、アプリでの扱い(画像/ステッカーなど)が変わる点には注意が必要です。
「確実に伝える」ことが目的なら、絵文字だけに依存しない設計にするのが最も確実です。
よくある質問
新しい絵文字はいつ追加されますか?
新しい絵文字の追加は、iOSのアップデートタイミングに依存します。Unicodeで新しい絵文字が定義されても、すぐiPhoneに入るとは限りません。AppleがiOSアップデートで対応した時点で、入力・表示が可能になります。
そのため、「いつ増えるか」は固定日程ではなく、iOSの更新内容として追加されるケースが一般的です。確実に把握したい場合は、iOSのアップデート情報や、バージョン別の絵文字一覧で確認するのが確実です。
iOSを最新にしたのに絵文字が増えません
次の順番で確認すると、原因を切り分けやすくなります。
現在のiOSバージョンが、本当に“新絵文字対応バージョン以上”か確認します
iPhoneを再起動し、絵文字キーボードの検索で探します
絵文字キーボードにあるのに予測変換だけに出ない場合は、入力方法の問題として切り分けます
端末が古く、そもそも対象iOSに更新できていない場合は、その端末では利用できない可能性があります
「アップデートしたつもり」でも、実際には途中で止まっていたり、同じメジャーバージョン内の更新が残っている場合もあります。まずはiOSバージョン表示を確認するのが確実です。
LINEで新しい絵文字が四角になります
多くの場合、相手側のOSやアプリが未対応であることが原因です。送信側でできる現実的な対策は以下です。
定番の絵文字に置き換える
本文で補足し、絵文字が見えなくても内容が伝わるようにする
相手が更新可能な関係であれば、OSやアプリ更新を促す
LINEは利用者の環境差が大きいため、互換性を優先するなら、古くからある絵文字中心の運用が安全です。
ジェン文字はどのiPhoneでも使えますか?
ジェン文字は、標準のUnicode絵文字とは別の機能であり、利用には対応機種・対応環境などの条件があります。お使いのiPhoneや設定状況によっては利用できない場合があります。
「新しい絵文字を使いたい」という目的であれば、まずはiOSアップデートで追加される標準絵文字(Unicode追加絵文字)を優先し、そのうえでジェン文字が使える環境であれば追加で検討する、という順番が混乱しにくいです。
まとめ
iPhoneで新しい絵文字を使うために最も重要なのは、「新しい絵文字に対応したiOSバージョン以降へアップデートすること」です。次に、絵文字が見当たらないときは、予測変換だけに頼らず、絵文字キーボードの検索で直接探すと切り分けが速くなります。
それでも出ない場合は、再起動で解消する軽い不具合、キーボード設定や学習状態の影響、サードパーティ製キーボードの仕様差など、原因を段階的に絞り込みます。
また、送った絵文字が相手にも同じように表示されるとは限りません。特に新しい絵文字ほど未対応環境が残りやすいため、重要な連絡では「本文だけで意味が通る」状態を基本にし、絵文字は補助的に使うのが安全です。
最後に、iOSやアプリの仕様は更新で変化します。急に候補の出方が変わった、表示が崩れるようになったと感じた場合は、iOS・アプリの更新状況を確認し、再起動とキーボード周りの見直しから着手していただくと、改善に繋がりやすいです。
