検索しただけなのに、画面の下に見慣れないバーが出てきて邪魔になる――。
「アシスト検索」「検索アシストバー」と表示されると、作業に集中できないだけでなく、「これってウイルス?」「個人情報は大丈夫?」と不安になる方も多いはずです。
この症状は、無料ソフトのインストール時に同梱された検索補助機能や、ブラウザ拡張機能・起動時常駐の設定が原因で起きるケースがよくあります。落ち着いて順番に確認すれば、非表示で一時停止→Windowsからのアンインストール→ブラウザ設定の戻しまで、難しい操作なしで解決できる可能性が高いです。
本記事では、まず「危険な偽警告(サポート詐欺)」との違いを短時間で切り分けたうえで、Windows 10/11と主要ブラウザ(Chrome/Edge/Firefox)別に、確実に止める・削除する・再発を防ぐ手順を、チェックリスト付きで丁寧に解説します。読み終えた頃には、今の困りごとが片付き、同じ表示が出ても慌てず対処できる状態を目指せます。
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アシスト検索とは何か
よくある症状(画面下部のバー、E START、JWord)
「アシスト検索」として相談が多いのは、だいたい次のような症状です。
検索した直後に、ブラウザの下に横長のバーが表示される(検索候補や別サイト検索への誘導が並ぶことがあります)
「E START」「JWord」「デスクトップバー」などの名称が、アプリ一覧やプログラム一覧に見つかる
ブラウザに見覚えのない拡張機能が増えた、ホームページや検索エンジンが変わった気がする
いつもと違うページに飛ばされる、広告が増える、検索結果が回り道になるように感じる
症状が軽い場合は「検索するとバーが出るだけ」で、閉じれば作業は続けられます。しかし、繰り返し出てくる、設定が元に戻らない、家族のPCでも同じことが起きた、といった場合は、アプリ・拡張機能・起動時常駐など複数箇所が関係している可能性が高くなります。
ウイルスなのか安全なのか(迷惑ソフト/PUPとしての捉え方)
結論から言えば、この手の「検索補助バー」「検索アシスト系」は、いわゆるPUP(Potentially Unwanted Program:望まれない可能性のあるプログラム)として扱われることが多い領域です。つまり、利用者が意図して入れたわけではない、あるいは導入時の説明や選択肢が分かりにくく、結果として「勝手に入った」「邪魔」と感じやすいタイプ、という位置づけです。
重要なのは、次の2点です。
危険な不正アクセスや情報窃取を狙う“本物のマルウェア”と同一視して慌てないこと
ただし、PUPであっても、不要であれば削除して構わない(むしろ放置するとストレスや誤操作の原因になります)
「ウイルスではないなら放置してよいのか」という点については、放置してもすぐ致命的になるとは限らない一方で、検索のたびに邪魔をして集中が切れたり、設定が変更され続けたり、別の不要ソフトが同梱されやすい環境を放置したりするのは、長期的に見て得策ではありません。安全側に倒すなら、表示を止め、削除し、再発防止の習慣まで整えるのが望ましいです。
AIアシスト検索(不動産等)との違い
「アシスト検索」という言葉は幅があり、サービスの機能名として「AIが条件入力を助ける」「検索条件の提案をする」といった、Webサービス内の検索支援機能を指す場合もあります。こちらは、特定サイトやアプリの中で検索体験を良くする機能であり、PCに“勝手に入る”ものではありません。
一方、本記事で扱うのは、次のようなPCやブラウザ側の挙動です。
ブラウザの画面下部にバーが出る
Windowsのアプリ一覧に関連ソフトが見つかる
ブラウザ拡張機能や検索設定が変わる
同じ言葉でも対象が違います。まずは「いま困っているのはPC/ブラウザの挙動なのか、特定サイト内の検索機能なのか」を切り分けてください。本記事は前者(PC/ブラウザの挙動)を前提に進めます。
アシスト検索が表示される主な原因
フリーソフトの同梱(バンドル)で入るパターン
最も多い原因が、フリーソフトのインストール時の同梱(バンドル)です。たとえば動画変換・PDF関連・圧縮解凍・画像編集などの無料ソフトを入れるときに、インストーラ画面で次のような項目が表示されることがあります。
「おすすめのツールを追加します」
「便利な検索機能をインストールします」
「同意してインストール」「推奨設定で進む」
チェックボックスが最初からオンになっている
このとき、画面をよく読まずに「次へ」を連打すると、付属の検索補助やバーが一緒に入ってしまうことがあります。導入した本人に心当たりがなくても、「先週フリーソフトを入れた」「家族が何か入れた」といった形で辻褄が合うケースは珍しくありません。
同梱の厄介な点は、“元のソフトは必要”でも、“同梱された検索補助は不要”という状況が起こりやすいことです。この場合、元のソフトを残したまま、検索補助だけを止めたり削除したりするのが現実的です。
ブラウザ拡張機能・スタートアップ常駐
検索アシスト系の挙動は、次のどこに入り込んでいるかで対処が変わります。
Windowsのアプリ(プログラム)としてインストールされている
ブラウザの拡張機能として入っている
Windows起動時に自動実行(スタートアップ)される常駐機能がある
ショートカットや検索設定が書き換えられている
たとえば「アプリを削除したのに表示が残る」という場合、ブラウザ拡張機能が生きていたり、スタートアップで別コンポーネントが起動して再設定していたりすることがあります。逆に「拡張機能を消したのにまだおかしい」という場合、PC側のアプリが残っていて、次回起動時にまた拡張機能が入る、というパターンもあります。
このため、対処は基本的に (1)表示を止める →(2)アプリを削除 →(3)ブラウザ側を戻す →(4)再発する仕組みを止める の順で行うと失敗しにくいです。
紛らわしい「偽警告(サポート詐欺)」との切り分け
「変な表示が出た=ウイルス」と思い込むと、不要な操作をしてしまったり、逆に危険なケースを見逃したりします。ここで、症状を短時間で切り分けてください。
| 見えている症状 | 可能性が高いもの | 緊急度 | 最初にやること |
|---|---|---|---|
| 検索すると画面下部にバーが出る/閉じるボタンがある | 検索補助バー(PUP系) | 低〜中 | 非表示・終了→アンインストールへ |
| ホームや検索エンジンが勝手に変わった/拡張機能が増えた | PUP・拡張機能の改変 | 中 | 拡張機能削除→設定を戻す |
| 全画面で「ウイルス感染」などの警告、警告音、電話番号、閉じられない演出 | サポート詐欺(偽警告) | 高 | 電話しない。ブラウザを閉じる/タスク終了など安全手順へ |
検索アシストバーの問題は「面倒で不快」ではありますが、落ち着いて手順を踏めば対処できます。一方、電話番号にかけさせるタイプは別の危険があり、指示に従うと被害につながります。切り分けを先に行うだけで、無駄な不安や誤操作が大幅に減ります。
まずは非表示・終了で止める
バーの×で閉じる/設定から終了する
作業中で今すぐ邪魔な場合は、まずは表示を止めることを優先して構いません。一般的には以下の方法が取れます。
バー上の×(閉じる)で非表示にする
表示が消えるか、まず確認してください。消えれば「緊急性は低い」と判断しやすくなります。バーのメニュー(歯車アイコン等)から終了する
「閉じる」よりも「終了」のほうが、次に再表示しにくいケースがあります。
ただし、「閉じる」「終了」はあくまで一時的な対処になりがちです。根本的に止めるには、次の章のアンインストールと、ブラウザ残骸チェックまで進めるのが確実です。
一時的に止めたいときの注意点(再起動で戻る等)
非表示・終了で止める場合、次の点に注意してください。
PC再起動やブラウザ再起動で戻ることがある
起動時常駐や拡張機能が原因だと、再起動で復活することがあります。閉じただけで安心しない
表示が消えても、検索設定の変更や拡張機能が残っていると、別の形で不便が続くことがあります。作業中なら“安全な区切り”を作ってから削除に進む
アンインストールは再起動を求められることがあります。仕事中・会議前などは、まず終了だけにして、時間が取れるときに削除へ進むほうが失敗が少ないです。
「一旦止められた」という状態は、焦りを減らすための大切なステップです。落ち着いて次の章に進み、根本対応を行ってください。
Windowsでアンインストールする手順
削除作業は、基本的にWindows標準のアンインストールで進めるのが安全です。削除ツールやレジストリ編集などの上級手順は、標準手順で解決しない場合の最後の手段にしてください(不用意に実施すると別トラブルになりやすいためです)。
設定アプリから削除する(Windows 10/11)
Windows 10/11では、「設定」からアプリを削除できます。流れは次のとおりです。
設定を開く(スタートメニュー → 歯車、または Windowsキー + I)
アプリを開く
インストールされているアプリ(アプリと機能)に進む
一覧の検索欄で、次のキーワードを入れて探す
「E START」
「JWord」
「デスクトップバー」
覚えのない検索補助っぽい名称
該当項目の右側の …(三点メニュー) を開き、アンインストールを実行
途中で確認画面が出たら、そのまま進める
終了後、可能であれば PCを再起動して症状が消えたか確認する
探し方のコツとして、「最近インストールされた順」に並べ替えができる場合は、症状が出始めた時期の近くに入ったものが見つけやすいです。また、提供元(発行元)が表示される場合は、心当たりのない提供元が固まっていることがあります。
コントロールパネルから削除する(公式手順準拠)
Windowsのコントロールパネルから削除する方法は、昔からある標準的な手順で、環境によってはこちらのほうが見つけやすい場合があります。
コントロールパネルを開く
スタートメニュー検索で「コントロールパネル」と入力すると開けます
プログラム → プログラムのアンインストール を開く
一覧から該当するものを探す(E START/JWord/デスクトップバー等)
対象を選択して アンインストール(または右クリック → アンインストール)
アンインストール完了後、可能なら 再起動する
再起動後、ブラウザで検索して、下部バーが出ないか確認する
コントロールパネルの一覧は「アプリ名が完全に表示される」ことが多く、設定アプリの一覧より見つけやすい場合があります。設定アプリで見つからないときは、こちらを必ず試してください。
削除対象の見つけ方(E START/JWord/関連アプリ名の例)
「名前がよく分からない」「似たものが複数ある」という場合に備えて、削除対象の見つけ方を整理します。
名称に含まれやすい語
E START
JWord
デスクトップバー
検索、Search、Toolbar、Bar、Assistant など(ただし一般語なので慎重に)
導入時期
症状が出始めた日付の前後にインストールされたものを中心に確認します。提供元(発行元)
心当たりのない提供元が続く場合、同梱インストールの可能性が高いです。関連コンポーネントが複数
例として、アップデート関連、補助モジュール、常駐サービスなどが分かれていることがあります。
ただし、無差別に削除するのではなく、まずは明らかに関連していそうなもの(E START等)から削除し、症状が消えるか確認するほうが安全です。
「削除してよいか不安」な場合は、次の判断基準を使うと迷いにくいです。
そのアプリを自分で入れた記憶がない
症状が出た時期に同じタイミングで入っている
アプリ名や説明に検索補助・バー・ツールバーのような語がある
消したい症状(下部バー等)と機能が結びつく
この条件が揃うほど、削除の妥当性は高まります。
チェックリスト:削除前の準備(復元ポイント、再起動、管理者権限)
最後に、削除前の準備をチェックリストでまとめます。難しい作業を増やすためではなく、失敗しにくくするための最低限です。
ブラウザ・作業中のアプリを閉じ、ファイルを保存した
アンインストール後に再起動できるタイミングを確保した
会社・学校PCの場合、管理者ルールやIT担当への確認が必要か把握した
不安が強い場合は、Windowsの復元ポイントを作成してから進めた
復元ポイントは「万一設定が変になった気がする」ときの保険になります
復元ポイントの作成は必須ではありませんが、PC操作に慣れていない方ほど「保険がある」だけで落ち着いて進めやすくなります。
ブラウザ別の残骸チェック(Chrome/Edge/Firefox)
アンインストールが終わっても、ブラウザの設定が残っていると、見た目や挙動が完全に元に戻らないことがあります。ここでは、主要ブラウザで確認すべきポイントを「残骸チェック」として整理します。基本は 拡張機能 → 検索設定 → ショートカット の順で確認してください。
拡張機能の削除
まず最優先は拡張機能です。拡張機能が原因の場合、アプリを消してもブラウザ内に残って動き続けることがあります。
Chrome:メニュー → 拡張機能 → 拡張機能を管理
Edge:メニュー → 拡張機能
Firefox:メニュー → アドオンとテーマ
削除の判断が難しい場合は、次の順で安全に進めると失敗しにくいです。
覚えのない拡張機能を見つける
いきなり削除が不安なら、まず 無効化して挙動が改善するか確認する
改善したら、その拡張機能を 削除する
改善しない場合は、他の拡張機能も同様に確認する
注意点として、パスワード管理や広告ブロックなど、明確に使っている拡張機能まで消してしまうと不便になります。「心当たりがあるもの」は残し、「心当たりがないもの」を中心に対応してください。
検索エンジン/ホーム/新しいタブの設定を戻す
次に、検索エンジンやホーム、起動時のページ、新しいタブの挙動を確認します。検索補助系は、これらを変更して回り道させたり、別のページを開かせたりすることがあります。
確認ポイントは次のとおりです。
既定の検索エンジン:普段使っているもの(Google、Bingなど)になっているか
起動時:ブラウザ起動時に開くページが不審なURLになっていないか
ホームボタン:押したときに開くページが勝手に変わっていないか
新しいタブ:広告のようなページが出る、検索窓が別物になっている、などがないか
もし心当たりのないURLやサービス名が設定されていたら、削除して既定に戻してください。設定を戻したあと、必ず「ブラウザを一度閉じて開き直す」まで行い、反映されるか確認すると確実です。
ショートカットのリンク先改変がないか確認
意外と見落とされやすいのが、デスクトップやタスクバーにあるブラウザのショートカットです。ここに不審なURLが付け足されていると、ブラウザを起動するたびに特定ページへ誘導されます。
確認方法は次のとおりです。
デスクトップのChrome/Edge/Firefoxのアイコンを右クリック
プロパティを開く
リンク先を確認する
リンク先は、通常は次のように「実行ファイル」で終わります。
chrome.exe
msedge.exe
firefox.exe
もし末尾に「http://…」「https://…」のようなURLが追加されていたら、そのURL部分を削除して保存してください(実行ファイルのパス自体を消さないよう注意してください)。不安なら、ショートカットを作り直す(公式な方法でピン留めし直す)ほうが安全な場合もあります。
表:ブラウザ別の確認場所(メニュー階層)
最後に、どこを見ればよいかを表にまとめます。UIは更新で文言が変わることがありますが、入口の考え方は同じです。
| ブラウザ | 拡張機能の場所 | 検索エンジンの場所 | 起動時・ホームの場所 |
|---|---|---|---|
| Chrome | メニュー → 拡張機能 → 管理 | 設定 → 検索エンジン | 設定 → 起動時/外観 |
| Edge | メニュー → 拡張機能 | 設定 → プライバシー、検索、サービス | 設定 → 起動時/外観 |
| Firefox | メニュー → アドオンとテーマ | 設定 → 検索 | 設定 → ホーム |
「どこにあるか分からない」ときは、設定画面内の検索欄で「検索」「ホーム」「起動」などを入力すると、該当項目にたどり着きやすくなります。
消えない・戻るときの追加対処と再発防止
ここまで(アンインストール+ブラウザ残骸チェック)を行えば、多くの場合は解決します。それでも戻る、何かが復活する、という場合は、復活の仕組みを止める必要があります。原因は「自動起動」「タスク」「別コンポーネント」のいずれかにあることが多いです。
スタートアップ/タスクスケジューラ確認
まずはスタートアップを確認します。スタートアップとは、Windows起動時に自動で実行される項目です。
タスクマネージャーを開く(Ctrl + Shift + Esc)
スタートアップタブ(または「スタートアップ アプリ」)を開く
覚えのない項目、検索補助っぽい項目がないか確認する
対応の基本は「削除」より先に「無効化」です。
不審な項目を 無効化する
PCを再起動する
症状が戻らないか確認する
改善したら、関連アプリの残りがないか再点検する
次に、よりしつこい場合は タスクスケジューラ(特定タイミングで自動実行される仕組み)に登録されている可能性があります。ただし、ここは操作を誤ると別のタスクに影響します。次の方針で慎重に行ってください。
名前が明らかに検索補助・バー・アップデート関連で、心当たりがないものだけを確認する
不安がある場合は、企業PCなら管理担当に確認する
触る前にスクリーンショットを撮っておく(元に戻すため)
「無効化→再起動→改善確認」の流れを守ると、万一のときにも戻しやすいです。
セキュリティスキャンの考え方(Windowsセキュリティ等)
「ウイルスかもしれない」という不安が消えない場合は、スキャンをして“根拠”を得るのが有効です。ここで大切なのは、焦って怪しい駆除ツールを入れないことです。
基本の選択肢は次のとおりです。
Windowsセキュリティ(標準機能)でクイックスキャン/フルスキャン
すでに利用しているセキュリティソフトがある場合は、そのソフトでフルスキャン
スキャンの結果、脅威が検出されないなら「少なくとも典型的なマルウェアの線は薄い」と判断しやすくなります。逆に検出された場合は、表示された名称・対処内容に従って隔離/削除を行い、その後にブラウザ設定の再確認(拡張機能・検索エンジン)まで戻ってください。
同梱インストールを防ぐインストール時の注意点(チェック外し)
再発防止で最も効果が高いのは、同梱を防ぐ“インストール習慣”です。次のポイントだけで十分に変わります。
「推奨」「高速」「かんたん」を選ぶ前に、画面のチェック項目を必ず読む
推奨設定は追加インストールが含まれることがあります。可能なら 「カスタム」「詳細」 を選び、不要なチェックを外す
同梱の有無が見えやすくなります。利用規約の画面で、追加ソフトの同意文が混ざっていないか確認する
「同意してインストール」ボタンが、複数の同意をまとめて取る形になっていることがあります。ダウンロード元を見直す
同じソフトでも、配布サイトによって同梱の有無が異なることがあります。可能なら公式サイトや信頼できる配布元を選ぶのが安全です。
再発を防ぐコツは「気合い」ではなく「手順化」です。インストール時に必ず一度立ち止まってチェックする、という小さなルールが最も効きます。
偽警告が出た場合の対処(公的情報に沿った閉じ方・連絡しない)
もし、途中で触れたような「全画面警告」「警告音」「電話番号」「今すぐ電話」などの表示が出る場合は、検索アシストバーの話とは別です。ここでは原則だけを明確にします。
表示された電話番号に連絡しない
表示の指示に従ってソフトを入れたり、遠隔操作を許可したりしない
画面が閉じられない場合は、ブラウザを終了する/タスクを終了する/再起動するなど、落ち着いて表示を止める
このタイプは「不安を煽って行動させる」設計になっているため、まず表示を止め、第三者の公的な案内に沿って対処することが重要です。検索補助バーのように削除手順で済む話ではないため、混同しないでください。
よくある質問
削除してもPCは壊れない?
多くのケースでは、検索補助バーや関連アプリ、拡張機能を削除しても、Windows自体が壊れることはありません。むしろ不要なものが減ることで、ブラウザの動作が軽くなったり、意図しない挙動が減ったりすることが一般的です。
ただし、次の場合は慎重に進めてください。
会社・学校PCで、業務用の設定や管理ツールが入っている
そのアプリが「必須の社内ソフトの一部」になっている可能性がある
自分の権限でアプリ削除ができない環境である
この場合は、まず非表示・終了で困りごとを減らし、管理担当へ確認するのが安全です。
仕事用PCでも消してよい?
仕事用PCは、個人PCと違い、次の制約があり得ます。
アプリ削除が制限されている(管理者権限が必要)
ブラウザ拡張機能が管理ポリシーで配布されている
セキュリティソフトや監査の都合で勝手な変更が禁止されている
このため、自己判断で削除してよいか迷う場合は、最初に「症状(どの画面で、何をすると出るか)」「見つかったアプリ名や拡張機能名」「いつ頃から出たか」をメモし、管理担当に共有してください。共有情報が具体的なほど、解決が早まります。
一方で、どうしても業務が止まるほど邪魔な場合は、「非表示・終了」や「拡張機能の無効化」までに留め、完全削除は指示を得てから行う、という段階対応が現実的です。
家族のPCで同じ症状が出るのはなぜ?
家族のPCで同じ症状が出る原因は、だいたい次のどれかです。
同じフリーソフト(または同じ配布サイト経由)を使った
「便利そうだから」と、似たジャンルのソフトを別々に入れたが、同じ同梱が付いていた
ブラウザ同期(同じアカウントで同期)で拡張機能が広がった
例:Chromeの同期で拡張機能が他端末にも入ることがあります
対策は、1台だけ直して終わりではなく、再発防止の注意点(チェック外し)を家族で共有し、可能なら「ブラウザ同期の拡張機能」が不要に広がっていないかも確認すると効果的です。
AIアシスト検索と関係ある?
一般的に、PCに突然表示される検索補助バー(E START/JWord系)と、サービス内のAIアシスト検索(条件提案など)は別物です。関係があるとすれば「言葉が似ている」点だけで、導入経路も対処も異なります。
判断は簡単で、次のいずれかなら本記事の対象です。
検索のたびにブラウザ下部にバーが出る
Windowsのアプリ一覧に関連アプリがある
ブラウザ拡張機能や検索設定が勝手に変わっている
この条件に当てはまるなら、上の章で説明したとおり「非表示・終了→アンインストール→残骸チェック→再発防止」の順で対処していくのが安全です。