「アソビネクストは誰でも受かるらしい」――そんな噂を見た直後、合格連絡や面談案内が来ていると、嬉しさよりも不安が先に立つことがあります。
「これって所属が決まったってこと?」「費用の話が出たけど大丈夫?」「断ったら揉めない?」と、頭の中が一気に忙しくなるのも自然です。
ただ、ここで大切なのは噂の真偽を言い切ることではありません。あなたに必要なのは、合格の中身を言葉と書面で確定し、費用の対価と出口条件を確認して、進むか保留かを自分で決めることです。
この記事では、面談で押さえるべきポイントを「合格の種類」「費用の中身」「契約の注意点」の順に整理し、質問テンプレと比較表で迷いを最短にします。焦らず、納得して判断したい方は、このまま読み進めてください。
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アソビネクストは誰でも受かると言われる理由
合格の意味が一つではないと誤解が起きやすい
「誰でも受かる」という言葉が広がるとき、背景にあるのは多くの場合、合格の“到達点”が一つではないことです。オーディションの結果は、必ずしも「所属が確定した」という意味だけではありません。企画や募集枠によっては、次のような複数のゴールが混在します。
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次の審査に進む通過(面談へ進む権利)
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育成やレッスンを前提とした枠(育成・スクール)
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所属や専属に向けた準備段階(研修やレッスン開始)
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案件応募や活動機会に関する入口(条件付きで機会がある)
この違いが整理されないまま「受かった=所属が決定した」と思ってしまうと、周りの通過者の数を見て「やっぱり誰でも受かるのでは」と感じやすくなります。逆に「受かったのに費用の話が出た」などのギャップが起きると、一気に不安が増します。
ここで大切なのは、噂を信じるか否かではなく、「自分が何に合格したのか」を書面で確定させることです。面談は、その確認のためにあります。
口コミが極端になりやすい構造を理解する
芸能活動やオーディションの口コミは、極端に振れやすい性質があります。理由は単純で、感情が強く動く場面が多いからです。
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合格直後は「夢が近づいた」高揚が強く、良い面が語られやすい
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費用や契約の話が出た瞬間に「不意打ち」に感じ、不信感が急増する
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期待したスピードで結果が出ないと「放置された」と感じ、強い言葉になりやすい
さらに、オーディション企画は条件が固定ではなく、募集の種類や時期で違うことがあります。たとえば、審査フローが書類→オンライン面談→対面面談のように明示される企画もあり、合格後にレッスン開始といった流れが記載されることもあります。条件が違えば、体験談の内容も当然変わります。
つまり、口コミを完全に無視する必要はありませんが、口コミを“結論”にしてしまうと判断がぶれます。口コミは「確認すべき論点のメモ」程度に扱い、最後は契約条件で決めるのが安全です。
アソビネクストとアソビシステムの関係を整理する
公式情報から分かる運営主体と会社概要
「名前が似ている」「どこが運営しているのか分かりにくい」と感じる人は少なくありません。まずは、公式の会社情報で運営主体の輪郭を掴むことが、無駄な不安を減らします。
公式の会社概要では、会社名がアソビシステム株式会社であること、資本金、役員、従業員数、顧問弁護士などが示されています。会社の基本情報が明示されていること自体は、判断材料の一つになります。
ただし、ここで重要なのは「会社が存在する=あなたの契約が必ず安全」ではない点です。安全性は最終的に、あなたが受け取る契約書面と条件の明確さで決まります。
企画ごとに条件が変わり得るという前提
オーディションや募集は、企画ごとに条件が異なることがあります。審査フローの例として、書類審査、オンライン面談、対面面談といった段階が提示されるケースがあり、合格後にレッスン開始と書かれることもあります。また、企画によっては活動にかかる費用を事務所が負担する旨が明記される例もあります。
このことは、「費用があるのが普通」「費用がないのが普通」と一律に語れないことを意味します。あなたが確認すべきなのは、一般論ではなく、あなたに提示された条件です。だからこそ面談での質問が重要になります。
合格後に起きることを時系列で把握する
連絡から面談までにやるべき準備
合格連絡や通過連絡が来た直後は、気持ちが追いつかず、判断が早くなりがちです。準備不足のまま面談に行くと、雰囲気に押されて即決しやすくなります。面談までに最低限やっておきたいのは、次の3点です。
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合格の種類を確認するための質問を用意する
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費用の内訳と、対価が何かを確認する質問を用意する
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解約・返金・休会など「やめたいとき」の条件を確認する質問を用意する
この3点を押さえるだけで、面談は「合否の場」ではなく「条件を確定する場」になります。あなたが主導権を持てます。
面談で受け取るべき書面と不足時の対応
面談での説明は、口頭だけでは不十分です。書面があるかどうかで、トラブルの確率は大きく変わります。最低限、次のいずれかを受け取り、持ち帰れる状態にしてください。
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契約書、所属規約、利用規約、重要事項説明に相当する書面
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料金表(入会金、月額、レッスン費、その他)
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解約・返金・休会の規定
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肖像、写真、動画、SNSの取り扱いに関する規定
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禁止事項、違約金、損害賠償の条項
もし「今日は渡せない」「口頭で説明する」と言われた場合は、その場で契約しないほうが安全です。理由は簡単で、後で見返せない条件は、あなたが守れないからです。
合格の種類を判定するための三点セット
立場の名称を確定する質問
最初に確定すべきは、あなたの立場が何と呼ばれるのかです。名称は形式的な話に見えますが、立場の名称が曖昧だと、その後の費用・案件・義務が全て曖昧になります。
面談で、そのまま使える質問は次の通りです。
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私の立場は「所属」「専属」「育成」「スクール」など、どの区分ですか
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その区分は契約書のどこに書かれていますか
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その区分によって、できることとできないことは何ですか
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区分が変わる条件はありますか。変わる場合、いつ、何を満たせば変わりますか
この質問に対して、相手が説明でき、書面でも確認できるなら第一関門はクリアです。反対に、説明が曖昧で「とりあえず始めよう」と話が進む場合は、いったん保留が安全です。
費用の対価を確定する質問
次に確定すべきは「支払うなら、何の対価なのか」です。費用があること自体が即危険というわけではありません。しかし、対価が曖昧な費用は危険です。
面談での質問テンプレは次の通りです。
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入会金、月額、レッスン費、その他費用の内訳は何ですか
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月額は何の対価ですか。提供されるサービスを箇条書きで教えてください
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レッスンは必須ですか。任意なら、受けない場合の扱いはどうなりますか
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追加費用が発生する可能性がある項目は何ですか(衣装、撮影、交通費など)
ここでのポイントは、相手に“具体の列挙”をさせることです。「サポートします」「チャンスがあります」ではなく、何を、どの頻度で、どの方法で提供するのかが言語化できるかを見ます。
案件や機会の条件を確定する質問
最後に確定すべきは、仕事や案件がどう生まれるのか、その仕組みです。「仕事があるか」ではなく、「仕事に到達するルートがあるか」を確認します。
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案件はどうやって決まりますか(推薦、選抜、外部オーディション等)
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案件に応募できる条件は何ですか(経験、評価、レッスン受講など)
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応募や選抜はどの頻度で行われますか
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担当者が付く場合、何をしてくれますか(営業、スケジュール、育成計画など)
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実績が出るまでの想定期間はどれくらいですか
「必ず仕事が来る」という言い方は現実的ではありません。大事なのは、あなたが努力して到達できるルートが、条件として整っているかです。
費用が発生する場合の妥当性を見抜く
費用があること自体で危険とは言い切れない理由
費用が発生すると聞いた瞬間に「危ない」と感じるのは自然です。ですが、費用があることだけで一律に判断すると、機会を誤って捨てることもあります。
判断基準は一つです。
「費用の対価が明確で、停止・解約・返金の条件が書面で示され、即決圧がないか」
この三条件が揃うなら、少なくとも「不意打ち的に損をする」確率は下がります。逆に、三条件のどれかが欠けているなら、即決しないのが安全です。
入会金と月額のよくある論点
入会金や月額は、心理的に最も引っかかりやすいポイントです。ここでは金額の高い安いではなく、論点を分解して判断します。
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入会金は何に使われるのか。手続き費用なのか、教材や初期サポートの対価なのか
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月額の対価は何か。レッスン枠、マネジメント、案件提案、コミュニティなど、具体に説明できるか
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月額は「利用しない月」でも発生するのか。停止や休会はできるのか
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途中でやめたいとき、いつまでに申し出ればよいのか。違約金はあるのか
この論点が書面で揃うかどうかで、リスクは大きく変わります。
解約 返金 休会の条項が最重要になる理由
失敗パターンの多くは、「始める前」ではなく「やめるとき」に起きます。だからこそ、契約前に“出口”を確認します。
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解約手続きは簡単か。申請の方法と期限は明記されているか
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返金はあるか。あるなら条件は明記されているか
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休会や停止は可能か。停止中の料金はどうなるか
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違約金や損害賠償条項が過度ではないか
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書面の不備がないか。受領日を記録できるか
クーリングオフは取引類型によって可否や期間が変わるため、一般論で断定できませんが、公的機関は「書面を受け取った日を起算点として扱う」など、手続きの基本を示しています。契約書面の受領日を必ず控え、少しでも不安があれば早めに相談することが損失回避になります。
誰でも受かる説を検証するためのチェック表
合格の種類判定表
以下が面談で「書面で」揃うかを確認してください。揃えば納得して進めます。揃わなければ保留が安全です。
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立場の名称が契約書に明記されている
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提供内容が箇条書きで説明され、料金表と整合する
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案件のルートと条件が説明され、あなたの状況に当てはめられる
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解約、返金、休会、違約金が書面にある
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肖像やSNSの取り扱いが明記されている
このチェックを通すと、「誰でも受かるかどうか」という噂の土俵から降りられます。あなたの条件で判断できるようになります。
GO 保留 NOの簡易採点
次の項目に当てはまるほどGO寄りです。逆に、当てはまらないほど保留またはNO寄りです。
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書面が揃い、持ち帰って確認できる
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料金の対価が具体で、停止や休会の条件が明確
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即決を迫られず、期限を決めて検討できる
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案件ルートが説明でき、選抜基準がある
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違約金や過度な縛りが見当たらない
これを点数化してもよいですが、合計点よりも「致命的な欠落がないか」を重視してください。特に、書面がない、出口がない、即決圧が強い、の3点は赤信号です。
面談で使える質問テンプレ集
合格の中身を確定する質問テンプレ
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私の区分は何ですか。所属ですか、育成ですか
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契約書のどこにその区分が書かれていますか
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区分が変わる条件と時期は何ですか
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できることとできないことは何ですか
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途中で方向性が変わった場合の扱いはどうなりますか
このテンプレは、相手を疑うためではなく、認識を揃えるために使います。誠実な説明ほど短時間で終わります。
費用と対価を確定する質問テンプレ
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初期費用の内訳と支払い期限は何ですか
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月額は何の対価ですか。提供内容を箇条書きで教えてください
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レッスンは必須ですか。任意なら、受けない場合の扱いはどうなりますか
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追加費用が発生する項目は何ですか
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停止や休会はできますか。停止中の料金はどうなりますか
ここでの目的は「後から聞いていない」をなくすことです。
案件と機会を確かめる質問テンプレ
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案件の獲得ルートを具体的に教えてください
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応募条件は何ですか
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選抜の頻度と評価基準は何ですか
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担当者が付く場合の役割は何ですか
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どのくらいの期間で何を目標にしますか
相手が「あなたに合った目標設計」をできるかどうかが見えます。
即決を避けるための保留と辞退の伝え方
その場で角が立たない保留フレーズ
面談では、良い雰囲気のまま契約に進みたくなるものです。しかし、契約は勢いで結ぶものではありません。保留は普通です。
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ありがとうございます。契約書面と料金表を整理してから判断したいので、○日まで検討し改めてご連絡します。
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家族にも共有したいので、資料を持ち帰って確認した上でお返事します。
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重要事項を自分の言葉で理解できてから決めたいので、今日は契約せず持ち帰ります。
ポイントは「期限」「持ち帰る」「整理する」をセットにすることです。
LINE メール 対面で使える文例
LINE用
本日はありがとうございます。契約書面と料金表を確認したいので、○日まで検討し改めてご連絡します。資料の共有をお願いいたします。
メール用
件名:面談のお礼と資料共有のお願い
本日はご説明ありがとうございました。契約条件を整理の上、○月○日までに回答いたします。恐れ入りますが、契約書面・料金表・解約や返金に関する規定のご共有をお願いいたします。
対面用
一度持ち帰って確認したいです。契約は本日ではなく、内容を整理してからお返事します。
この文例を使うだけで、即決圧に流される確率は下がります。
他社と比較するときの最短ルート
無料オーディション型と育成型の違いを誤解しない
比較の起点は「費用の有無」ではなく「あなたのゴール」です。
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早く現場に出たいなら、案件ルートの明確さを最優先
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基礎から伸ばしたいなら、レッスンの中身と成果の測り方を最優先
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アイドル志望なら、選抜の仕組みとデビューまでの道筋を最優先
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俳優や声優志望なら、演技や発声など専門トレーニングと実践機会を最優先
費用があるかどうかは、その次です。あなたの時間は貴重です。最短ルートは「目的→条件→費用」の順番で比較することです。
比較表の書き方と判断のコツ
比較表は、口コミではなく“面談で確定した情報”だけを書きます。曖昧な情報は空欄にします。空欄が多いほど、その候補は保留が合理的です。
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合格の種類が書面で確定しているか
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費用の対価が具体か
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停止、解約、返金が明記されているか
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案件ルートと条件が説明できるか
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即決圧がないか
比較表を埋めると、意外と答えは自然に出ます。迷いの多くは情報不足が原因だからです。
トラブル回避のために必ず残す記録
書面 受領日 連絡履歴を残す
トラブルを避けるコツは、難しい知識ではありません。記録を残すことです。
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契約書面や料金表は必ず保存する
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受け取った日付をメモする
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面談後に「本日の確認事項」を箇条書きで送る
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口頭説明で重要だった点は、書面化を依頼する
記録は、相手を疑うためではなく、あなた自身が条件を守れるようにするためのものです。
不安が残るときの相談先の考え方
少しでも不安が残るなら、早めに第三者に相談するのが安全です。特に、契約条件が複雑、説明が曖昧、即決圧が強い、といった場合は、自力で抱え込まないほうがよいです。
消費生活センターや公的な相談窓口は、特定の事業者を攻撃するためではなく、契約トラブルを防ぐために存在します。若年層が巻き込まれやすい「タレント・モデル契約」の注意喚起も公的に発信されています。迷いが強いときほど、相談で整理すると判断が早くなります。
よくある質問
本当に誰でも受かるのですか
「誰でも受かる」と断定できる材料があるわけではありません。ただし、企画によって到達点が複数あると、通過者が多く見えてそう感じることはあり得ます。噂を検証するより、あなたの立場の名称、費用の対価、案件ルートを書面で確定し、曖昧なら保留にするほうが安全です。
合格は所属確定ですか
所属や専属、育成などの区分は企画や契約形態で変わり得ます。だからこそ、面談で「あなたの区分が契約書のどこに書かれているか」を確認してください。名称が確定すれば、次の費用や案件の話も整理しやすくなります。
費用があるのは危ないですか
費用があることだけで危険とは言い切れませんが、対価が曖昧、停止や解約の条件が不明、書面がない、即決圧が強い、のいずれかがある場合はリスクが上がります。費用の妥当性は「金額」ではなく「条件の明確さ」で判断してください。
仕事はすぐもらえますか
「すぐ」は人によって期待が違うため、言葉だけでは判断できません。案件ルート、応募条件、選抜頻度、担当の役割、目標設計が具体的に説明できるかで判断してください。仕組みが見えるほど、納得して努力できます。
断るときに揉めませんか
契約前であれば、基本的には「検討の結果、今回は見送る」と伝えるだけで足ります。問題になりやすいのは契約後です。だからこそ、契約前に解約・返金・休会の条件を必ず確認してください。
親に説明するときの要点は何ですか
次の3点をセットで説明すると伝わりやすいです。
1つ目はあなたの区分(所属か育成か)。2つ目は費用の内訳と対価。3つ目は解約・返金・休会の出口条件。
この3点が書面で揃うなら、話は早くなります。
まとめ
「アソビネクストは誰でも受かるのか」という噂に振り回されるほど、判断は難しくなります。あなたがやるべきことはシンプルです。
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立場の名称を、契約書で確定する
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費用の対価を、具体の列挙で確定する
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案件のルートと条件を、仕組みとして確定する
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出口である解約・返金・休会を、書面で確認する
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曖昧なら、即決せず保留する
合否の雰囲気に流されず、条件で判断してください。条件が明確で、あなたのゴールに合い、出口が確保されているなら、納得して進めます。逆に、条件が曖昧なら、保留が最も強い選択です。
参考にした情報源
ASOBINEXT 会社情報
https://asobinext.com/company/
ASOBISYSTEM 会社概要
https://asobisystem.com/about/
ASOBISYSTEM オーディション告知例 審査フローと費用負担の記載
https://asobisystem.com/news/23210/
国民生活センター クーリングオフ
https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html
国民生活センター タレント モデル契約のトラブル注意喚起
https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/tm_keiyaku.html
国民生活センター 若者向け注意喚起 タレント モデルなどの契約トラブル
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20220224_1.html
政府広報オンライン タレント モデル契約のトラブル注意喚起
https://www.gov-online.go.jp/article/201707/entry-9043.html
警視庁 クーリングオフ
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/higai/shoho/anote4.html