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足元が悪い中は失礼?取引先メールで迷わない言い換え例文集

雨や雪の日、来社・来場のお礼や案内メールを書こうとして「足元が悪い中」と打ち込んだ瞬間に、手が止まったことはありませんか。丁寧にしたいだけなのに、「失礼と思われない?」「NGと言われるのはなぜ?」と不安になる表現でもあります。

実は「足元」は文脈によって受け取り方が揺れやすく、特に不特定多数や社外向けの文書では、誤解を避けるために“より客観的な言い方”へ寄せるのが安全です。とはいえ、毎回ゼロから言い換えを考えるのは手間がかかりますし、急いでいるときほど判断が難しくなります。

そこで本記事では、相手(取引先・一般来場者・社内)×媒体(メール・案内状/掲示・口頭)×状況(雨・雪・凍結・交通障害)で、どの表現を選べば安心かを早見表で整理します。さらに、すぐ送れる「最短の無難な一文」と、来社御礼・来場御礼・案内・変更連絡まで用途別のコピペ例文も用意しました。迷いを最短で終わらせ、配慮が伝わる文面に整えましょう。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

足元が悪い中の意味と、誤解が起きる理由

足元は何を指す言葉か

「足元」は辞書的には「足が地についている所、その周り」などの意味を持ちます。同時に「足の下部」「歩きぶり」「身辺」「弱点」など、文脈で複数の意味を取り得る語でもあります。

このため「足元が悪い」は本来、

  • 雨でぬかるみ歩きにくい

  • 雪や凍結で滑りやすい

  • 段差や水たまりが多い
    といった「路面・地面の状態がよくない」ことを指すのが基本です。

誤解が起きるメカニズム

誤解が起きる理由は、主に次の2点です。

  1. 多義性
    「足元」は地面周りを指す一方で、「足の下部」という意味も持つため、「足に関する話題」と受け取られる余地がゼロではありません。

  2. 不特定多数では受け取りが揺れる
    イベント告知や掲示、配信メールなどは、相手の属性や事情が分かりません。そのため、意図は路面の話でも、受け手によっては別の連想を誘発し得ます。実際に企業・現場で「NGとして避ける」運用を紹介する情報もあります。

結論として、「足元が悪い中」は必ずしも不適切と断定できませんが、迷いが生じる場面ほど客観表現に寄せるのが安全です。


足元が悪い中を避けたほうがよいケースと、使ってもよいケース

避けたほうがよいケース:不特定多数・社外文書・公共性が高い場

次に当てはまるほど、表現は「雨の中」「悪天候の中」など客観表現に寄せるのが無難です。

  • 相手が不特定多数(顧客全体、参加者全員、一般来場者)

  • 掲示・案内状・テンプレ配信メールなど公共性が高い

  • 初めての取引先で価値観が分からない

  • 組織内で配慮表現の運用ルールがある(NGワード規定など)

「お足元の悪い中」をNGとして扱い、言い換えを推奨する運用例があること自体が、リスク判断の材料になります。

使ってもよいケース:相手が限定され、関係性が明確な場

一方、次のようなケースでは問題化しにくい傾向があります。

  • 社内での口頭(同僚・部署内)

  • 関係が深い取引先担当者への個別メール

  • 文脈が十分に丁寧で、誤解の余地が小さい

ただし、メールは残るため、迷うなら客観表現へ寄せる方が安全です。

迷ったときの判断チェックリスト

送信前に、次の5点だけ確認してください。

  • □ 相手は不特定多数に近いか

  • □ 文書の公共性は高いか(掲示・案内状・配信メール)

  • □ 天候や状況を具体化できているか(雨・雪・凍結・交通障害)

  • □ “足(身体)”の連想が起きても成立する言い方か

  • □ 組織・会場の運用ルールに抵触しないか

1つでも不安なら、次章の「安全度が高い順」に従って置き換えるのが最短です。


相手×媒体×場で即決できる:推奨表現の早見表

早見表の使い方

まず「相手(誰に)」「媒体(どこに載る)」「場(不特定多数か)」を決め、表の推奨フレーズをそのまま使ってください。

表1:推奨表現早見表

相手/媒体 個別メール(取引先) 配信メール・案内状・掲示(不特定多数) 口頭(受付・司会)
最も安全 あいにくの天候の中、ご来社いただきありがとうございます 悪天候の中、ご来場いただきありがとうございます 本日は雨の中、ご来場いただきありがとうございます
状況を具体化 雨の中/雪の降る中/路面が滑りやすい中〜 雨天のため足元にご注意ください(注意喚起は具体行動へ) 風が強いようですので、お気をつけてお帰りください
天候に触れない ご多用のところ、ご足労いただきありがとうございます 本日はご来場いただきありがとうございます(天候言及なし) お越しいただきありがとうございます

補足:接客文脈でも「悪天候の中、ご来店いただきありがとうございます」などの客観表現が定番として紹介されています。


足元が悪い中の言い換え一覧:安全度が高い順

安全度A:天候・状況を客観的に具体化する

最も汎用性が高く、誤解が起きにくいグループです。

  • 雨の中、ご来社(ご来店・ご来場)いただきありがとうございます。

  • 雪の降る中、ご来場いただき誠にありがとうございます。

  • 路面が滑りやすい中、お越しいただきありがとうございます。

  • 交通機関が乱れる中、お時間を頂戴しありがとうございます。

  • あいにくの天候の中、お越しいただきありがとうございます。

ポイント:「雨」「雪」「凍結」「交通障害」など、受け手が同じ映像を思い浮かべる語にすると強いです。

安全度B:来訪の労をねぎらう(天候に触れない)

天候に言及しづらいとき、相手の負担に感謝する表現が有効です。

  • ご足労いただき、誠にありがとうございます。

  • ご多用のところ、ご来社いただきありがとうございます。

  • お時間を頂戴し、厚く御礼申し上げます。

安全度C:足元表現を使う場合の設計(使うなら条件つき)

「足元が悪い中」をどうしても使う場合は、次の工夫で誤解余地を減らせます。

  • 不特定多数では避け、相手が限定される個別文面に留める

  • 直後に「雨」「雪」など具体語を置く
    例:「雨で路面が滑りやすい中、ご来社いただき…」

  • 口頭なら安全配慮の行動喚起へ寄せる
    例:「お足元にお気をつけてお帰りください」


状況別にすぐ置き換え:言い換えテンプレ集

表2:状況別の言い換え例

状況 そのまま使える言い換え 添えると配慮が増す一言
雨の中、ご来社いただきありがとうございます お帰りもどうぞお気をつけて
雪の降る中、ご来場いただきありがとうございます 路面が滑りやすいのでご注意ください
凍結 路面が凍結する中、お越しいただきありがとうございます 無理のない範囲でお越しください
強風 強風の中、ご来店いただきありがとうございます 足元よりも風に注意:飛来物にお気をつけて
交通障害 交通機関が乱れる中、ご足労いただきありがとうございます ご到着が遅れる場合はご一報ください

用途別コピペ集:メール・案内・変更連絡・受付トーク

来社お礼メール(取引先向け)

件名(候補)

  • 本日のご来社御礼

  • お打ち合わせ御礼(○月○日)

本文(コピペ)
株式会社○○
○○様

本日はあいにくの天候の中、ご来社いただき誠にありがとうございました。
お打ち合わせ内容を踏まえ、下記の通り進めてまいります。

  1. ○○:○月○日までに当方よりご連絡

  2. ○○:○月○日までに資料共有

ご不明点がございましたら、お気軽にお申し付けください。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

(署名)

締めの一言(差し替え候補)

  • お帰りもどうぞお気をつけてお過ごしください。

  • ご多用のところお時間を頂戴し、重ねて御礼申し上げます。

来場お礼メール(セミナー・展示会)

件名
ご来場の御礼(○○セミナー)

本文(コピペ)
○○様

この度は悪天候の中、ご来場いただき誠にありがとうございました。
当日の資料をお送りいたします(添付/共有リンク)。
ご不明点や追加のご相談がございましたら、本メールへご返信ください。

引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

(署名)

来店へのお礼(店舗・サービス)

短い一言(店頭・DM向け)

  • 悪天候の中、ご来店いただきありがとうございます。

  • こんなお天気の中、お越しいただけて嬉しいです。

事前案内(来社・来場前日のリマインド)

件名
明日のご来社について(○月○日 ○時)

本文(コピペ)
○○様

明日は○時よりお待ちしております。
天候が崩れる可能性がございますので、どうぞ無理のない範囲でお越しください。
ご到着が遅れそうな場合は、本メールへの返信またはお電話にてご連絡ください。

(署名)

日程変更(悪天候・交通障害で延期する)

件名
【日程変更のお願い】○月○日のお打ち合わせについて

本文(コピペ)
○○様

お世話になっております。○○(会社名)の○○です。
本日、悪天候および交通機関の乱れが見込まれるため、誠に恐れ入りますが、予定しておりましたお打ち合わせの日程変更をご相談させてください。

【候補日】
・○月○日(○)○時〜
・○月○日(○)○時〜

差し支えなければご都合をお知らせいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

(署名)

オンライン切替(来社→Web会議に変更)

件名
本日のお打ち合わせ:オンライン切替のお願い

本文(コピペ)
○○様

お世話になっております。○○の○○です。
本日、天候不良によりご移動のご負担が大きい可能性があるため、可能であればオンラインでの実施へ切り替えたく存じます。

開始時刻は予定通り○時、下記URLよりご参加ください。
(会議URL)

ご調整が難しい場合は別途日程もご相談いたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。

(署名)

受付・司会の口頭挨拶(短く伝わる型)

  • 本日は雨の中、ご来場いただきありがとうございます。

  • 路面が滑りやすくなっておりますので、どうぞお気をつけてお越しください。

  • お帰りの際もどうぞお気をつけてお帰りください。


よくある誤解と、避けたい言い回し

「足が悪い中」と書いてしまう

「足が悪い」は身体状況を直接指す可能性が高く、意図と異なる意味になりやすい表現です。路面を言いたいなら「路面が滑りやすい」「天候不良」などに置き換えてください。

「お足元の悪い中」は絶対NGなのか

絶対にNGと断定できるものではありませんが、避ける運用例があるため、社外・不特定多数では客観表現へ寄せる方が安全です。

“配慮”を強めるほど、誤解余地が増えることがある

丁寧にしたいほど定型句を使いがちですが、公共性が高いほど受け手は多様です。迷ったら「雨の中」「悪天候の中」のように客観事実へ寄せる方が、結果として配慮になります。


英語にするならどう言う

直訳よりも「悪天候にもかかわらず来てくれた感謝」を表すと自然です。

  • Thank you for coming despite the bad weather.

  • Thank you for coming in the rain.


まとめ:失礼回避と丁寧さを両立する最短ルート

  • 「足元が悪い中」は本来路面状況を指すが、多義性により誤解が起き得る。

  • 不特定多数や社外文書ほど、「雨の中」「悪天候の中」など客観表現へ寄せるのが安全。

  • 迷ったら「あいにくの天候の中、ご来社いただき誠にありがとうございました」を基準に、状況語だけ差し替える。

文章は、丁寧さよりも「受け手が誤解なく受け取れること」が最優先です。判断表とテンプレを基準化し、毎回の迷いを減らしてください。


参考情報