※購入先、ダウンロードへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、それらの購入や会員の成約、ダウンロードなどからの収益化を行う場合があります。

朝起きると背中の真ん中が痛い原因は?危険サインと治し方の順番

朝起きた瞬間、背中の真ん中がズキッと痛む。
寝違えのような気もする一方で、「内臓の病気だったらどうしよう」「このまま悪化したら…」と不安になる方は少なくありません。さらに厄介なのは、日中は少しマシになることもあり、受診すべきか、ストレッチや湿布で様子見してよいのか判断がつきにくい点です。

本記事では、まず“今すぐ受診すべき危険サイン”を整理し、次に「動くと軽い/動くと悪化」で痛みのタイプを分けて、今日から取るべき行動を明確にします。起床直後に痛みを増やさない起き上がり方、温め方・冷やし方の目安、朝3分でできるやさしいケア、そして買い替え前にできる寝具の微調整まで、順番に解説します。

「何が原因か分からない不安」を「今やるべきことが分かる安心」に変えるために、最初の3分チェックから始めていきましょう。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

朝起きると背中の真ん中が痛い人が最初にやる3分チェック

まずは危険サインがないか確認する

背中の痛みの多くは筋肉・姿勢・寝具が関係しますが、なかには緊急度の高い原因が隠れることもあります。次のチェックに1つでも当てはまる場合は、セルフケアより受診を優先してください。背部痛の「レッドフラグ(赤旗)」として、神経症状、強い夜間痛、発熱、腹部の異常所見などが重要と整理されています。

危険サインチェック表:当てはまれば受診優先

症状・状況 迷いやすいポイント 推奨行動の目安
胸の痛み、息苦しさ、冷や汗、強い圧迫感 「背中だから大丈夫」と思いがち 救急要請(119)または救急外来を検討
急に引き裂かれるような上背部〜中背部痛 一瞬で強烈、姿勢で変わらないことも 救急を検討(大きな血管などの評価が必要な場合)
発熱、強いだるさ、感染リスク(免疫低下など) 「寝違え」と誤認しやすい 内科で早めに評価
しびれ、感覚低下、筋力低下、歩きにくさ 背中痛だけに見えて実は神経症状 整形外科(脊椎)を優先、急速悪化なら救急
排尿しづらい/漏れる、便が出ないなど 「疲れのせい」と放置しがち 早急に医療機関(夜間なら救急も)
強い外傷(転倒・衝撃)後の痛み、寝返り不能な激痛 骨折の見逃しが怖い 整形外科で評価

ここでいう“推奨行動”は一般的な目安です。迷う場合は、まず医療機関へ相談し、必要に応じて適切な科へ案内してもらうのが安全です。

次に「動くと軽い/動くと悪化」でタイプ分岐する

危険サインがなければ、次は原因の見当をつけます。ポイントはとてもシンプルで、「動くと軽くなるか」「動くほど痛いか」です。

  • A:こわばりタイプ
    起床直後が一番つらいが、30分〜数時間で軽くなる。歩いたり温まったりすると楽。

  • B:評価優先タイプ
    起き上がりや寝返りのたびに鋭い痛み。数日たっても改善しない、または悪化。

動くと軽い/悪化 分岐表:今日の行動が決まる

A:こわばりタイプ B:評価優先タイプ
起床後の変化 時間とともに軽い 動くたび痛む/改善しにくい
痛みの質 重だるい・張る ズキッ・ピキッ・鋭い
まずやること 温め+小さな可動域 無理に動かさない
避けること 反動の強い伸ばし ひねり/我慢ストレッチ
受診目安 2週間以上続く/再発 数日で改善なし/強い痛み

痛みメモを30秒で作る(受診にも改善にも効く)

背中の真ん中は、肩甲骨まわり・胸椎・肋骨まわりなど、痛みの“出どころ”が混ざりやすい場所です。短いメモだけで改善スピードが変わります。

  • 痛い場所:背骨の真ん中/肩甲骨の間/左右どちら寄り

  • いつ:起床直後だけ/日中も残る/夜も痛い

  • 増える動き:寝返り/起き上がり/深呼吸/前かがみ/ひねり

  • 楽になる条件:歩く/温める/入浴/姿勢を正す

  • 伴う症状:発熱、息苦しさ、胸痛、しびれ、脱力、排尿排便の異常など


朝起きると背中の真ん中が痛い原因で多いパターン

「原因はひとつ」と決めつけると、対処がズレやすいです。起床時痛は、主に次の5つのカテゴリで考えると整理がつきます。

寝返り不足と筋肉・筋膜のこわばり

睡眠中は同じ姿勢が続きやすく、寝返りが少ないと筋肉や筋膜が固まり、起床時に痛みとして出ます。特にデスクワークで背中が丸まりやすい人は、日中の緊張が夜まで持ち越されがちです。

当てはまりやすい特徴

  • 起床直後が一番つらい

  • 動くと少しずつ楽

  • シャワーや入浴で軽くなる

枕やマットレスが合わず胸椎に負担が集中している

枕が高すぎる/低すぎる、マットレスが硬すぎる/柔らかすぎる、またはへたりがあると、背骨の自然なラインが崩れます。その結果、背中の真ん中(胸椎〜肩甲骨の間)に負担が集まることがあります。

寝具の条件として、首や肩に無理のない枕、適度な硬さ、寝返りのしやすさ、吸湿・放湿性などが重要と整理されています。

当てはまりやすい特徴

  • 寝具を変えてから痛い/同じ寝具を長年使用

  • 朝だけ痛く、日中は比較的軽い

  • 首や肩の張りも強い

日中の猫背・巻き肩が“寝ている間”に回復しない

背中の真ん中が痛い人で非常に多いのが、胸が閉じて肩が前に出る姿勢です。
パソコン作業やスマホ、運転などでこの姿勢が長いと、肩甲骨が動きにくくなり、背中側の筋緊張が抜けにくくなります。睡眠だけで回復しきれず、起床時の痛みとして表れます。

胸椎・肋骨まわりの硬さと呼吸の浅さ

胸椎は首や腰ほど大きく動かない構造です。そのぶん、姿勢の崩れや呼吸の浅さの影響を受けます。
「深呼吸で背中が突っ張る」「胸を開く動きで痛む」という場合、肋骨まわりの動きが固くなっていることがあります。

神経症状や内科的原因の可能性(見逃し防止)

背中の痛みは筋骨格だけでなく、緊急度の高い病気が関係するケースもあります。背部痛のレッドフラグとして、神経脱落症状、強い夜間痛、発熱、消化管の所見などが挙げられています。
また、胸椎椎間板ヘルニアでは下肢のしびれ・感覚低下・筋力低下、膀胱直腸障害などが進行時に問題になることがあります。


朝起きると背中の真ん中が痛いときのセルフケア:安全な順番

ここからのセルフケアは、危険サインがないことが前提です。とくにB(評価優先タイプ)の人は「気持ちよさ」より「悪化させない」ことを優先してください。

起床直後の起き上がり方で痛みを増やさない

起床直後は体が固く、勢いよく起きると背中の真ん中に負担が集中します。ポイントは「ねじらない」「反動をつけない」です。

起き上がり5ステップ

  1. 仰向けで鼻から吸って口から吐く深呼吸を3回

  2. 片膝ずつ軽く曲げ伸ばし(左右5回)

  3. 痛くないほうへ横向きになる

  4. 両手で床(またはベッド)を押し、体を一塊のまま起こす

  5. 座ったら肩をすくめず、息を3回ゆっくり吐く

「起き上がる瞬間が一番痛い」人ほど、この手順だけで朝の痛みが軽くなることがあります。

温める・冷やす・湿布の目安(例外条件つき)

温冷は万能ではありません。目安は次の通りです。

  • A(こわばりタイプ):温めが合いやすい
    入浴、蒸しタオル、温かい飲み物、軽い散歩などで血流が上がると楽になる傾向があります。

  • 外傷直後で熱っぽい・ズキズキが強い:短時間の冷却で楽になる場合
    ただし冷やしすぎは逆効果になることもあるため、短時間・皮膚を守る形で行います。

温冷より受診を優先する例外

  • 発熱、強いだるさ

  • 安静でも悪化する強い痛み、夜間痛が強い

  • 胸の痛み、息苦しさ、冷汗

  • しびれ、脱力、歩行のふらつき

  • 排尿排便の異常

これらは背部痛のレッドフラグとして評価が必要になり得ます。

朝3分でできる“やさしい可動域”ケア(反動なし)

痛いのに無理に伸ばすと逆に固くなることがあります。合言葉は「小さく、ゆっくり、呼吸と一緒に」です。

1:肩甲骨よせ(座ってOK)

  • 肘を体の横に置く

  • 肩甲骨を背骨に寄せる(胸を張りすぎない)

  • 3秒×5回

2:胸ひらき呼吸(首を反らさない)

  • 胸の前で手を軽く組む

  • 息を吸いながら胸を少し開き、吐きながら戻す

  • 5呼吸

3:背中の丸め戻し(痛みが出ない範囲)

  • 息を吐きながら背中を丸める

  • 息を吸いながら背中を戻す(反らしすぎない)

  • 5回

※これで痛みが増す、鋭くなる場合は中止し、B(評価優先)として扱ってください。

その日は避けたい動きチェックリスト(悪化防止)

  • 痛い方向への強いひねり

  • 勢いよく背中を反らす

  • 痛みを我慢して長時間ストレッチ

  • 重い物を持って前かがみ

  • いきなり筋トレやランニングを再開


寝具と寝姿勢の見直し:買い替え前にできる“微調整”の順番

寝具の話は、いきなり「高いマットレスを買う」に行くと失敗します。まずは、“足す/引く”でできる調整を順番に行うのが合理的です。

枕の高さチェック:首〜肩に無理が出ていないか

枕は頭を高くするためではなく、首〜肩への負担を減らすための調整具です。高すぎ・低すぎは首や肩、胸の筋肉に負担が出やすいとされています。

チェック

  • 仰向けで、あごが上がりすぎない(のけぞらない)

  • 横向きで、首が折れない(下に落ちない/上に曲がらない)

  • 起床時に首〜肩が特に張るなら枕が合っていない可能性

微調整のやり方

  • 高い:タオルを1枚抜く/枕の下のクッションを外す

  • 低い:薄いタオルを1枚足す(足しすぎ注意)

マットレス・敷布団:沈み込みと反発のバランス

柔らかすぎると腰だけ沈み、硬すぎると背中の真ん中が浮いて支えがなくなりがちです。

チェック

  • 仰向けで腰だけ沈む → 柔らかすぎの可能性

  • 背中の真ん中が浮く感じ → 硬すぎ/体に合わない可能性

  • 中央だけへたる → 寿命の可能性

買い替え前にできる調整(失敗しにくい順)

  1. 枕の微調整(最優先)

  2. 姿勢クッション(次項)

  3. 敷きパッド/薄いトッパーで体圧の当たりを調整

  4. それでも改善しない、へたりが明確 → 買い替え検討

寝具は体への負担が少ない寝姿勢を保ち、吸湿・放湿性や保温性なども重要な条件として整理されています。

仰向け・横向けのコツ:背中の真ん中に負担を集めない

仰向けが合う人

  • 膝の下に薄いクッション(腰〜背中の緊張が抜けやすい)

  • 腕は体の真横より少し前(肩が内巻きになりにくい)

横向けが合う人

  • 膝の間にクッション(骨盤のねじれを減らす)

  • 抱き枕で胸が閉じるのを防ぐ(肩甲骨周りの緊張が抜けやすい)


日中の姿勢と生活習慣で再発を減らす:デスクワーク向け5分ルーティン

朝の痛みは、寝具だけでなく「日中の姿勢の貯金」が影響します。特にデスクワーク中心の人は、背中の真ん中に負担が集まる姿勢を長時間続けやすいです。

椅子とモニター位置を直すだけで背中が変わる

  • モニター上端が目線の高さ(見下ろしすぎない)

  • 肘が90度前後で置ける

  • 背もたれに骨盤を預け、腰が反りすぎない

  • 足裏が床につく(つかない場合は足台)

「頑張って姿勢を正す」より、環境側を整えるほうが続きます。

1時間に1回:背中の真ん中を“固めない”動き

  • 立って肩をすくめてストン(3回)

  • 肩甲骨よせ(座位で3回)

  • 胸ひらき呼吸(3呼吸)

これだけでも“朝のこわばり”が軽くなる人がいます。

寝る前のNG:固める習慣を避ける

  • ソファで背中を丸めて長時間スマホ

  • うつ伏せで首を横に向けて寝落ち

  • 体が冷えたまま就寝

  • 寝る直前の強いストレッチ(反動系)


何日続いたら病院?受診する目安と何科の選び方

「病院に行くほど?」が一番迷うポイントです。ここでは、迷いを減らすために“症状→受診先”を整理します。背中の痛みで、激しい痛みや胸痛・息苦しさがある場合は救急受診を検討し、それ以外は内科を起点にする考え方も示されています。

整形外科が向きやすいケース

  • 動作や姿勢で痛みが変わる

  • 寝返り・起き上がりで鋭く痛む

  • 数日〜1週間で改善せず生活に支障

  • 転倒や強い衝撃の後から痛い

  • しびれ、筋力低下、歩行の違和感がある(早め)

内科が向きやすいケース

  • 安静でも痛みが強い/夜間痛が強い

  • 発熱、だるさ、咳など全身症状がある

  • 胃の不快感、吐き気など他の症状もある

  • 痛みの場所が広い、説明しづらい

※症状に応じて他科へ紹介されることがあります。迷う場合は、まず内科で相談するのも現実的です。

救急を検討すべきケース(迷ったら優先)

  • 胸痛、息苦しさ、冷汗、強い圧迫感

  • 急に引き裂かれるような上背部〜中背部痛

  • しびれ・脱力が急に進む、排尿排便異常

受診時に医師へ伝えると早いチェック項目

  • いつから(開始日、急か徐々か)

  • 痛い場所(背骨沿い/肩甲骨の間/左右差)

  • 増える動き(寝返り、起き上がり、深呼吸など)

  • 1日の変化(朝だけ/日中も/夜間)

  • 伴う症状(発熱、胸痛、息苦しさ、しびれ、脱力、排尿排便)

  • きっかけ(外傷、寝具変更、仕事の繁忙、咳など)


よくある質問

朝だけ痛くて日中は平気でも受診が必要ですか?

日中は平気でも、次に当てはまるなら受診の価値があります。

  • 2週間以上続く/再発を繰り返す

  • 痛みが徐々に強くなる

  • しびれ、脱力、歩行の違和感が少しでもある

  • 夜間痛が強い、発熱などがある

ストレッチで悪化したらどうすればいい?

その日は中止し、「起き上がり方」「温冷」「寝具微調整」に切り替えてください。翌日も同じ動きで悪化するなら、その動きは今の体に合っていない可能性があります。危険サインがある場合は受診を優先してください。

寝具を変えても治りません

寝具は重要ですが、日中の姿勢(猫背・巻き肩)、運動不足、睡眠の質、ストレスによる筋緊張などが重なると寝具だけでは改善しないことがあります。
本記事の「デスクワーク向け5分ルーティン」を2週間ほど続けても改善しない場合は、一度受診して評価を受けると安心です。

しびれがある場合は何を優先しますか?

しびれ・感覚低下・筋力低下・歩行障害、排尿排便の異常は、脊髄圧迫などの評価が必要になり得ます。早めに整形外科(脊椎)へ、急速な悪化なら救急も検討してください。

痛み止めや湿布だけで様子見してもいい?

軽いこわばりタイプで、時間とともに軽快し、危険サインがない場合は、生活調整と併用して様子を見る選択肢もあります。ただし、痛みが長引く、悪化する、危険サインがある場合は受診を優先してください。


まとめ:朝の背中の真ん中の痛みは「分岐」と「順番」で迷いが減る

  • まずは危険サインをチェックし、当てはまれば受診優先

  • 次に動くと軽い/悪化でタイプを分ける

  • A(こわばりタイプ)は、起き上がり方・温め・小さな可動域ケア

  • B(評価優先タイプ)は、無理に動かさず、改善しなければ受診を検討

  • 寝具は買い替え前に、枕→姿勢クッション→敷き調整の順で“微調整”

  • 日中の姿勢と短時間ルーティンで再発を減らす

「今日どうするか」が決まるだけで、不安はかなり減ります。危険サインが少しでも気になる場合は、迷わず医療機関へ相談してください。


参考にした情報源