マイル旅行券で離島へ行ったのに、たき火の近くに住民が誰もいない──。何度行っても同じだと、「バグ?」「マイルが無駄になる…」と不安になりますよね。
ただ、この現象は運の問題ではなく、ほとんどが“島の状態”と“行っている離島の種類”で説明できます。たとえば、売地が未成約になっていない、住民が10人で満員になっている、あるいはかっぺいのツアー離島へ行っているなど、いくつかの条件が1つでも外れると住民は出ません。
この記事では、「離島に住民がいない」原因を最短で切り分けるチェックポイントから、売地の作り方、成約済みになったときのリカバリ、満員の島で厳選を再開する手順まで、状況別にわかりやすく整理します。読み終えた頃には、いま何を直せば住民に会えるのかがはっきりし、離島ガチャをムダなく再開できるはずです。
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あつ森の離島に住民がいないとき最初に確認すること
「マイル旅行券で離島に行ったのに、たき火の近くに誰もいない」「何回行っても同じで、住民厳選どころではない」──この状況は、あつ森を遊んでいると意外と多くの人が一度は通るつまずきポイントです。
ただし、結論としては“運が悪い”というより、島の状態や行っている離島の種類が条件を満たしていないケースがほとんどです。原因の切り分けを最初にしておくと、マイル旅行券のムダ遣いを止められます。
まずは次の4点を、上から順に確認してください。
1つでも当てはまれば、そこが原因で住民が出ていない可能性が高いです。
行っている離島は「マイル旅行券の離島」か
島に「売地(空き地)」があり、しかも「成約済み」ではないか
島の住民数がすでに10人で満員ではないか
ストーリー進行度が、離島で住民が出る段階に達しているか
ここを押さえるだけで、ほとんどの「離島にいない」問題は解消に向かいます。
行っているのはマイル旅行券の離島か
最初に確認してほしいのが、どの手段で離島へ行っているかです。
あつ森では「離島」と呼ばれる場所が複数あり、体感としては同じ“離島”でも役割が違います。とくにアップデート後に復帰した人ほど混同しやすいポイントです。
空港でマイル旅行券を使って行く離島:住民(どうぶつ)に出会える可能性がある
桟橋から出発するボートツアーの離島:素材集めが中心で、住民勧誘の場ではない
「離島に誰もいない」と感じている場合、そもそも住民が登場するタイプの離島に行っていないことがあります。住民厳選(いわゆる離島ガチャ)をしたいなら、必ず空港からマイル旅行券で出発してください。
見分け方は簡単です。
空港なら「マイル旅行券を使う」選択肢が出ます。桟橋なら「ツアーに出かける」流れになります。もし桟橋に通っているなら、そこで住民がいないのは“正常”なので、マイル旅行券ルートに切り替えるのが最短です。
島に売地があるか、成約済みになっていないか
次に重要なのが、島側の受け入れ準備です。
離島で住民に出会って勧誘できるのは、基本的に「島に住む枠が空いている」状態のときです。つまり、島に売地(空き地)があるかどうかが大前提になります。
ここでややこしいのは、「売地があるように見える」けれど、実はすでに入居者が決まっているケースです。売地の看板を見てください。
看板に「売り土地」と書かれている:まだ誰も決まっていない可能性が高い
看板に「成約済み」と書かれている:すでに入居者が決まっている状態で、離島で勧誘しても意味がない
「売地があるのに出ない」と困っている人の多くは、この成約済みを見落としています。
成約済みになってしまうと、その区画は“もう埋まる前提”で進むため、離島へ行っても住民が出てこない、もしくは出ても勧誘につながらないと感じやすくなります。
また、売地が複数ある場合でも、成約状況によっては思ったように厳選できません。まずは売地の数と、各売地が成約済みかどうかを落ち着いて確認しましょう。
住民が10人で満員になっていないか
あつ森の島の住民は最大10人です。
もしすでに10人住んでいる場合、島には“新しく入ってくる枠”がありません。枠がない状態では、離島で住民が出てこないのが基本です。
ここでありがちな勘違いが、「引っ越しの話が出ている住民がいるから空きがあるはず」という思い込みです。
実際には、住民が引っ越しを決めてから完全に島を出て、売地が発生するまでには段階があります。島の住民数が10人のままなら、まだ空き枠ができていない可能性が高いです。
満員のときは、まず“空きを作る”必要があります。離島ガチャをしたいなら、引っ越しによって売地ができたタイミングを狙うのが基本の流れです。
ストーリー進行度が条件を満たしているか
最後に、意外と見落としがちな原因が進行度です。
序盤はゲームの流れの中で住民が増えていき、途中までは「自由に売地を出して、好きな住民を勧誘する」という状態になっていないことがあります。
たとえば、案内所の施設が未整備だったり、イベントの進行が途中だったりすると、売地を設置できない・住民を迎えられる段階にない、といった状況が起こりえます。
この場合、離島に行っても住民が出ない、または出会いの仕組みが働かないことがあります。
「何をしても出ない」「売地の用意がそもそもできない」と感じるなら、焦ってマイル旅行券を消費するより、ストーリーを少し進めて“住民を迎える工程”が解放されているかを確認するのが安全です。
あつ森で離島に住民が出る条件
離島で住民に出会う条件は、ざっくり言うと「島に迎え入れられる枠がある」ことです。
ただし、あつ森は時期や状況によって住民の増え方が変わるため、条件を誤解しやすいのも事実です。ここでは混乱しやすいポイントから順に整理します。
売地が必要になるタイミング
基本として、離島で住民が登場しやすいのは売地(空き地)があるときです。
売地がある=島に住む場所が確保されている、という扱いになるため、ゲーム側が「勧誘候補を提示する」状態になりやすいからです。
一方で、序盤の特定タイミングでは“売地を自由に出す前”でも住民が増える段階があります。ここが混乱のもとになります。
ただ、迷ったら次のように考えるとわかりやすいです。
自由に住民厳選をしたい(離島ガチャをしたい)
→ 売地があり、未成約であることがほぼ必須
売地がない状態で離島に通っても、住民が出ない可能性が高いので、まずは島側の準備を整えるのが先です。
成約済みの売地では勧誘できない
売地の看板が「成約済み」になっている場合、すでに入居者が決まっています。
この状態で離島へ行っても、勧誘したい住民が出てこない、あるいは「出た気がしない」状況になりやすいです。
なぜなら、島としては“次に入る住民が確定している”ため、離島で新しい候補を出す必要がないからです。
ここが「売地があるのに出ない」の一番典型的な落とし穴です。
厳選をしたい場合は、売地を作ったら次の点を徹底すると失敗しにくくなります。
売地の看板が「成約済み」になる前に離島へ行く
売地を作る前に、離島を回るためのマイル旅行券を確保しておく
売地ができた“その日”に動く(後回しにしない)
住民が最大数のときは引っ越し後の売地が必要
住民が10人で満員の場合、売地を新たに作れない(=枠がない)ため、離島で住民と出会う流れになりにくいです。
この状態で離島に行っても「誰もいない」ことがありますが、それは運ではなく島の枠の問題です。
満員のときに厳選をしたい場合は、次の順序になります。
誰かが引っ越しを決める
実際に島を出て、売地(空き)が発生する
その売地が未成約の間に離島へ行き、住民を勧誘する
ポイントは、売地が発生してからが勝負ということです。
住民が引っ越しを決めた時点で安心してしまうと、「まだ10人のまま」で離島に通ってしまい、空振りが続く原因になります。
あつ森で離島に住民がいない原因別の対処法
原因がわかったら、次は「何をすれば復帰できるか」です。
ここでは状況別に、最短の対処をまとめます。自分の島の状態に一番近い項目から読んでください。
売地がない場合の作り方
売地がないなら、まずは住民を迎える場所を作る必要があります。
島の進行度によって手順は多少変わりますが、基本は案内所でたぬきちに相談し、住民の受け入れを進める流れになります。
売地作成の考え方としては、次の3点が重要です。
売地を作れる段階までストーリーが進んでいるか
売地を置く場所(区画)を確保できるか
売地を作ったら、成約になる前に離島へ行ける準備があるか
とくに3つ目が大事です。売地を作ったのに旅行券が足りず、翌日気づいたら成約済み──というパターンが起こりがちです。
売地を作る前に、ある程度の旅行券(またはマイル)を確保し、売地ができたらすぐ離島を回れる状態にしておくと、厳選の成功率が一気に上がります。
「今日はまとまった時間が取れない」という日は、売地を出すのを先延ばしにするのも立派な戦略です。厳選は“売地ができた日”に集中して動くのが最も効率的です。
売地が成約済みになってしまった場合のリカバリ
売地が成約済みになってしまった場合、基本的にはその入居を受け入れたうえで、次のチャンスに備える形になります。
「間違って成約済みにしてしまったから取り消したい」と思っても、ゲームの進行上は“入居者が決まった状態”として扱われるため、離島で別の住民を呼んで上書きするのは難しいと考えたほうがよいです。
ここからのリカバリで大切なのは、落ち込みすぎずに次の空き枠を作る計画を立てることです。
住民がまだ10人未満なら、次の売地を作るタイミングを慎重に選ぶ
10人満員なら、引っ越しで売地ができるタイミングを待つ
次回は「売地を出す日=厳選する日」に合わせる
さらに、成約済みを防ぐために、次の運用ルールを決めておくと安心です。
売地を出す前に旅行券を確保
厳選する時間が取れない日は売地を出さない
通信プレイをする予定がある日は、売地の扱いを慎重にする(思わぬ入居につながることがあるため)
住民が満員のときに売地を作る流れ
住民が10人で満員のときは、売地が自然に生まれるのを待つのではなく、引っ越しで空きを作るのが基本になります。
「離島にいない」と悩む前に、まず住民数を確認して、満員なら“厳選のスタート地点がまだ来ていない”と割り切るのが大切です。
流れをわかりやすく言い換えると、こうです。
満員の状態では、島が「新しい住民を探すモード」にならない
だれかが島を出て、売地ができて初めて探すモードになる
その売地が未成約の間に離島へ行くと、住民が登場する可能性が出る
ここでのコツは、「売地ができたらすぐ動く」ことです。
引っ越しで売地ができたのに、忙しくて翌日まで放置してしまうと、成約が進んでしまい、厳選の余地が消える場合があります。
満員の島で厳選したい人ほど、次の準備をしておくとスムーズです。
引っ越しが決まりそうな住民のタイミングを見て、マイルを貯めておく
売地ができるであろう日に、プレイ時間を確保しておく
旅行券をまとめて用意し、売地発生後に連続で離島を回せるようにする
序盤で住民が出ないときの進め方
序盤は、離島で住民が出ない理由が「自分の行動ミス」ではなく、ゲームの段階がまだそこに到達していないことがあります。
この場合は、離島で何十回粘っても状況が変わりにくく、マイルだけが減ってしまいます。
序盤でやるべきことは、離島ガチャの前に次の2つを優先することです。
案内所や島の施設の発展を進める
住民を迎える仕組み(売地の設置など)が解放されているか確認する
「売地を出す選択肢がまだない」「住民を呼ぶ流れが見えない」というときは、まずストーリーの導線に沿って進めましょう。
仕組みが整った後に離島へ行けば、同じ旅行券でも成果が出やすくなります。
あつ森の離島ガチャで失敗しないコツ
住民が出ない原因を潰せたら、次は“再発しない回し方”を覚えておくと強いです。離島ガチャは運の要素もありますが、準備と段取りでムダをかなり減らせます。
売地を放置しない
厳選の最大の敵は「売地の放置」です。
売地は時間が経つと入居が進んでしまい、気づいたときには成約済みになっていることがあります。厳選をしたい人にとって、これは最悪のパターンです。
放置しないために、次のルールをおすすめします。
売地を作るのは“離島を回れる日”にする
旅行券の確保が済んでから売地を作る
売地ができたら、その日のうちに離島を回す
この運用にすると、売地が成約済みになる前に必要回数だけ離島を試せます。結果として、離島に住民が出ないトラブルも起こりにくくなります。
通信プレイでの引っ越し流入に注意
通信プレイをしていると、他の島からの住民の流入が絡んで「思っていない住民が入居した」と感じることがあります。
この手のトラブルは説明が複雑になりやすいのですが、厳選を優先したいなら、シンプルに次の方針が安全です。
売地がある期間は、通信の予定をできるだけ入れない
通信するなら、売地を作る前か、すでに入居が確定した後にする
「次の1枠を厳選する」と決めたら、その期間は島の状態を固定する意識で動く
厳選期間は、余計な変数を増やさないのがコツです。
今日中に厳選したい人の段取り
「今日は絶対に厳選を進めたい」という日に、空振りをなくす段取りをまとめます。
ポイントは、出発前に“条件を満たしているか”を確実にしておくことです。
空港からマイル旅行券で離島へ行く(桟橋のツアーではない)
島に売地があることを確認する
売地の看板が成約済みではないことを確認する
島の住民数が10人で満員ではないことを確認する
旅行券(またはマイル)を十分に用意してから周回する
ここまで整っていれば、「離島にいない」状態に悩まされる確率は大きく下がります。
逆に、どれか1つでも欠けていると、何回離島に行っても“誰もいない”を繰り返す原因になりやすいので、まずは条件を整えるのが最優先です。
あつ森の離島に住民がいないときのよくある質問
最後に、検索されやすい疑問にまとめて答えます。「自分だけおかしいのでは?」と不安になりがちなテーマなので、安心できる材料として確認してください。
何回行っても出ないのはバグ?
バグを疑う前に、まずは次の2点を見直すのが近道です。
行っているのが“住民が出る離島”(空港のマイル旅行券)になっているか
売地が未成約で、島に受け入れ枠がある状態か
このどちらかが原因であることが非常に多いです。
条件が揃っていないと、何回行っても状況が変わりません。逆に条件が揃っているのに不自然な挙動が続く場合は、ゲームの再起動や更新状況の確認など、基本的なトラブルシュートを試す価値があります。
雨や時間帯で出ないことはある?
体感で「雨だから出ないのでは」「夜だからいないのでは」と感じる人もいますが、基本的には天候や時間帯よりも、売地・成約・住民数・離島の種類といった“島の状態”が強く影響します。
まずは島の状態を優先して確認するのが合理的です。
どうしても不安なら、売地が未成約であること、住民が満員ではないこと、空港からマイル旅行券で出発していること、この3点だけでも確実に押さえてから周回してみてください。そこで住民が出るなら、天候や時間帯ではなく条件の問題だったと判断しやすくなります。
1日に何人まで勧誘できる?
混乱しやすいのは、「何人まで」というより、売地(未成約)の数と状態が勧誘の枠を決める点です。
売地が1つで未成約なら、その1枠を離島で埋める、という運用がもっとも安全で分かりやすいです。
売地を1つ用意する
離島で住民に出会う
勧誘して、その売地に確定させる
この流れにしておけば、「途中で成約済みになってしまった」「枠がよくわからない」という事故を避けやすくなります。厳選目的なら、まずは“1枠ずつ確実に埋める”考え方がおすすめです。
かっぺい離島とマイル旅行券の違いは?
いちばん大切な違いは、目的と出会える対象です。
マイル旅行券の離島(空港):住民に出会い、勧誘できる可能性がある
ボートツアーの離島(桟橋):素材集め・景観などが中心で、住民厳選の場ではない
「離島に住民がいない」と悩む人の中には、ボートツアー側を回ってしまっているケースが少なくありません。住民厳選をしたいなら、空港のマイル旅行券ルートに戻すだけで解決することが多いです。
まとめ
離島に住民がいないときは、まず「運」ではなく「条件」を疑うのが正解です。特に次の4点を確認すれば、原因の大半は見つかります。
空港からマイル旅行券で離島へ行っているか
島に売地があり、成約済みではないか
住民が10人で満員ではないか
進行度が住民勧誘の段階に達しているか
そして、厳選を成功させる一番のコツは、売地を作る日と厳選する日を同じ日にすることです。旅行券を確保してから売地を出し、未成約のうちに離島を回す。これだけで「離島にいない」問題の再発は大きく減ります。
もし今まさに空振りが続いているなら、今日やるべきことはシンプルです。
まず島の売地と住民数、そして離島の行き方を確認し、条件が整った状態で離島へ向かってください。条件さえ合えば、住民厳選はちゃんと再開できます。