ARKを友人だけで遊びたいと思って「無料でサーバーを立てる方法」を探しても、出てくる情報がバラバラで迷いやすいのが実情です。公式サーバーに参加する話もあれば、非専用セッションの手順、自宅PCで専用サーバーを動かす方法、さらには無料枠で使えるサービスの紹介まで混在し、どれが自分に合うのか判断が難しくなります。
本記事では、「無料」と言っても何が無料なのかを整理したうえで、目的別に最短で選べるように4つの選択肢を比較します。すぐ遊びたい人向けの方法から、距離制限のない身内専用環境を作る手順、無料枠サービスを選ぶときの確認ポイント、そして接続できない・友人が参加できないといった失敗を避けるコツまで、まとめて解説します。読み終えたときには、自分たちの人数・遊び方・手間のかけられる範囲に合った“無料の現実解”がはっきりし、迷わず身内マルチを始められる状態になります。
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ARKサーバーを無料で用意する前に知るべきこと
無料でできる範囲は4パターンに分かれる
「ARK サーバー 立て方 無料」という検索では、同じ“無料”でも指している内容が人によって異なるため、まず全体像を整理することが重要です。ARKでマルチプレイ環境を用意する方法は、大きく次の4パターンに分かれます。
1つ目は「公式サーバーに参加する」方法です。サーバーを“立てる”というより、すでに用意されている場へ参加する形になります。費用はかからず、手順もシンプルですが、設定の自由度はほぼありません。
2つ目は「非専用セッションで身内マルチをする」方法です。ホスト役がゲーム内でセッションを開き、フレンドが参加します。最短で身内マルチが成立しますが、仕様上の制約(ホストからの距離制限など)や、ホスト側の負荷が大きい点がネックになりやすいです。
3つ目は「自宅PCで専用サーバーを運用する」方法です。ここが、いわゆる“サーバーを立てる”に最も近い選択肢です。月額費用をかけずに専用サーバーを動かせますが、PC性能・回線・設定の手間が必要になります。特に外部(友人宅など)から接続させる場合は、ネットワーク設定のハードルが上がります。
4つ目は「無料提供のゲームサーバーを使う」方法です。近年は、ゲーム向けサーバーを無料枠で試せるサービスが増えています。ただし“無料”には時間・性能・同時接続数・機能などの条件が付くことが多いため、サービス仕様を理解したうえで選ぶ必要があります。
この4つは、できること・できないことがはっきり分かれます。記事の読み方としては、最初に「自分が欲しいのはどのパターンか」を決め、該当部分を深掘りしていくのが最短です。
「完全無料」と「実質無料」は分けて考える
無料でARKサーバーを用意する際に、最も誤解が起きやすいのが「完全無料」と「実質無料」の違いです。ここを曖昧にしたまま進めると、立てたあとに「思っていたのと違う」となりやすいため、先に整理します。
完全無料に近いのは、公式サーバー参加と非専用セッションです。追加費用はほぼ発生せず、準備も少なく済みます。一方で、自由度(設定変更、MOD、常時稼働、バックアップ運用など)は制限されがちです。
実質無料になりやすいのは、自宅PCで専用サーバーを運用する場合です。月額課金が不要でも、次のようなコストが発生します。
電気代(PCを長時間稼働させる)
PCの負荷増(寿命や他作業への影響)
回線品質(上り速度が弱いとラグや切断が増える)
管理工数(アップデート対応、再起動、バックアップ)
つまり「支払いゼロ」で済むかどうかだけでなく、運用に伴う現実的な負担まで含めて考える必要があります。身内で快適に遊ぶことが目的であれば、無料にこだわりすぎてストレスが増えるのは本末転倒になりかねません。この記事では、無料の枠内での現実解を優先して説明します。
無料で遊ぶ方法1 公式サーバーに参加する
こんな人に向く
公式サーバー参加は「とにかく無料で今すぐ遊びたい」人に最適です。具体的には次の条件に当てはまる場合、まず公式サーバーを検討すると迷いが減ります。
サーバー運用や設定に時間をかけたくない
まずは環境に慣れたい(建築・テイム・探索の基本を試したい)
身内だけに限定しなくてもよい(野良プレイヤーがいても構わない)
MODや細かい倍率調整にこだわらない
一方で、「友人だけで安全に遊びたい」「拠点や恐竜を荒らされたくない」「倍率やルールを自分たちに合わせたい」という目的が強い場合は、公式は合わないことが多いです。公式は“手軽さ”が最大の価値であり、“自由度”は期待しないほうが安心です。
手順
公式サーバー参加の基本手順はシンプルです。表示や導線はプラットフォームやバージョンで差が出ますが、流れ自体は概ね共通しています。
ARKを起動し、マルチプレイの画面へ進みます。
サーバー一覧で「公式サーバー」系のフィルターを選択します。
PvE/PvP、マップ、地域、Ping(遅延)などで絞り込みます。
空きがあるサーバーへ参加します。
初回はキャラクター作成後、そのサーバー上で拠点作りやテイムを始めます。
参加前に意識するとよいのは、Pingが低いサーバーを選ぶことです。Pingが高いほど操作遅延が増え、テイムや戦闘が不利になりやすいです。また、サーバーの混雑状況も重要で、常に満員に近いサーバーはログインが不安定になる場合があります。
注意点
公式サーバーの注意点は「快適さが自分でコントロールできない」点に集約されます。具体的な例を挙げます。
他プレイヤーの拠点で資源が取りづらい、地形が埋まっている
PvPでは襲撃、PvEでもルール違反ではない範囲の嫌がらせが起こりうる
倍率やルールは基本的に固定で、自分たち向けに調整できない
サーバー移動やデータ移行のルールが複雑になりやすい
身内マルチが目的なら、公式は「練習場」または「下見」と割り切ると使いやすいです。公式で遊んでみて「この倍率だと時間が足りない」「トラブルを避けたい」と感じた段階で、次の方法に移るのが自然です。
無料で遊ぶ方法2 非専用セッションで身内マルチをする
こんな人に向く
非専用セッションは、身内だけで遊ぶための最短ルートになりやすい方法です。次のような条件に当てはまる場合、最初の一歩として適しています。
まずは2〜4人程度で、すぐ身内マルチを始めたい
サーバーソフトの導入や設定を避けたい
常時稼働は不要で、遊ぶときだけ起動できればよい
多少の制約があっても、手軽さを優先したい
「無料でサーバーを立てたい」という検索意図の中でも、実際には“専用サーバー”まで求めていないケースが多くあります。非専用セッションは、そのギャップを埋める選択肢です。
手順(概略)
非専用セッションの流れは、基本的に「ホストがセッションを立ち上げ、他のメンバーが参加する」です。概略は次のとおりです。
ホスト役がARKを起動し、非専用セッション(またはそれに近い身内向け設定)を選びます。
マップや難易度、パスワード、最大人数などを設定します。
セッション開始後、フレンドが参加します。
参加方法は主に次のいずれかです。
ゲーム内サーバー検索から参加
Steam等のフレンド機能から参加
遊び終わったらホストが終了し、セッションも終了します。
この方式で重要なのは、ホストが抜けると全員が遊べなくなる点です。ホストが運用責任を持つ形になるため、ホストの負担や都合が遊びやすさに直結します。
注意点
非専用セッションは「手軽さ」と引き換えに、いくつかの制約があります。代表例として次の点が挙げられます。
距離制限(テザー)
ホストから一定距離以上離れられず、探索の自由度が下がることがあります。探索主体の遊び方だとストレスになりやすいです。ホスト負荷が高い
ホストは「自分のプレイ+他プレイヤーの処理」を同時に抱えるため、PC性能が足りないとラグが増えたり、クラッシュしやすくなったりします。常時稼働に向かない
遊ぶときだけ起動するスタイルなので、「誰かが好きな時間にログインして進める」遊び方には向きません。
対策としては、最初は非専用で遊び、もし距離制限や負荷が気になるなら「自宅専用サーバー」または「無料提供サービス」に移行する、という段階的な進め方が現実的です。身内全員が設定に詳しい必要はなく、ホスト役だけが次の段階へ進められれば十分です。
無料で立てる方法3 自宅PCで専用サーバーを運用する
こんな人に向く
自宅PCで専用サーバーを運用する方法は、「無料でも、専用サーバーの自由度が欲しい」人に向きます。具体的には次のような目的がある場合に適しています。
距離制限のない環境で、探索・建築・戦闘を自由にしたい
倍率、ルール、マップ、参加条件を自分たちで決めたい
できればMODも入れたい
誰かがログインしていない時間も、世界を動かしておきたい(常時稼働を目指す)
ただし、無料であるほど「手間と責任」は増えます。自宅専用サーバーは、立てた瞬間から“小さな運用”が始まるため、最低限の管理ができる前提で選ぶのが安全です。
全体像:必要になるもの
自宅専用サーバーを無料で運用するうえで、最低限押さえておきたい要素は次の3つです。
サーバー用PC(またはサーバー兼用PC)
理想は「サーバー専用機」です。理由は、サーバーは長時間稼働し、アップデートや再起動も発生するため、普段使いのPCと兼用すると不便が増えるからです。ただし、最初は兼用で試し、問題が出たら専用機に分ける進め方でも構いません。回線とルーター環境
友人が自宅外から接続するなら、回線の上り速度・ルーター設定が重要になります。上りが弱いとラグや切断が起こりやすくなります。サーバーソフトの用意と管理方法
代表的なのは、管理ツールを使う方法と、コマンドライン中心で構築する方法です。初心者は、設定や起動がまとまっている管理ツール(例:ARK Server Manager系)を使うとハードルが下がります。
この3つのうち、特に詰まりやすいのは「外部接続のためのネットワーク設定」です。つまり、サーバーそのものは起動できても、友人が入れない状態になりがちです。そこで、構築は次の順番で進めると失敗が減ります。
まずローカル(自分のPC内)で起動できる
次に同一LAN内(同じ家の別PC等)で接続できる
最後に外部(友人宅)から接続できる
切り分けを段階化することで、問題の場所(サーバー設定なのか、ファイアウォールなのか、ルーターなのか)を特定しやすくなります。
手順1 ARK Server Managerで立てる流れ
ここでは、管理ツールを使う前提で「専用サーバーを立てる流れ」を、迷いやすい点を含めて説明します。ツールの画面や項目名はバージョンにより差が出ますが、考え方は共通です。
ツールを入れて、サーバーデータの保存先を決める
ARKはデータ容量が大きくなりやすく、マップやバックアップを含めるとさらに膨らみます。保存先は空き容量の十分なドライブにするのが安全です。サーバーの基本設定を作る
例として、以下は最初に決めておくと迷いが減ります。マップ(The Islandなど)
サーバー名(検索で見つけやすい名前)
パスワード(身内限定にするなら必須)
最大人数(身内の人数に合わせる)
難易度や倍率(初心者向けならテイム速度や採取倍率を上げることが多い)
サーバーを起動し、ローカルで参加できるか確認する
まずはサーバーが起動しているか、ログにエラーが出ていないかを見ます。次に、同じPCから接続できるかを確認します。外部から参加させたい場合は、ファイアウォールとポート開放を設定する
ここが最大の関門になりがちです。OSのファイアウォールでサーバー通信が止められていないか確認し、必要なポートをルーターで開放します。友人に参加してもらい、安定性を確認する
一度接続できたとしても、ラグや切断が頻発する場合があります。回線品質やPC負荷、同時接続人数を見直します。
特に4のネットワーク設定は、環境差が大きい領域です。そのため「この設定だけで必ず成功する」という単一の答えは出しづらい一方で、切り分けの順序を守ることで、原因の特定はかなり楽になります。
手順2 友人が参加できる形に整えるチェックリスト
自宅専用サーバーで、身内がスムーズに遊べるかどうかは「参加のしやすさ」で決まります。ホスト役が設定に詳しくても、参加側が迷うと、それだけで遊ぶ熱量が下がりやすいです。そこで、最低限のチェックリストを用意します。
サーバー名が分かりやすいか
例:身内グループ名+マップ名など。検索で似た名前が多いと見失いやすいです。パスワードが共有されているか
口頭だと打ち間違いが起こりやすいので、文字列として共有するのが安全です。接続手順が1つにまとまっているか
例:「ゲーム内検索でサーバー名を入力→表示されたら参加→パスワード入力」のように、手順を短く固定します。バージョン差がないか
サーバー側の更新が遅れている、またはクライアント側が更新できていないと、接続不可になります。遊ぶ前に全員が同じバージョンになっているか確認します。MODを使う場合は、導入方法が統一されているか
MODは手軽な反面、参加できない原因になりやすいです。導入すべきMOD一覧を共有し、更新が入ったときの対応(再起動や更新待ち)も決めておくと混乱が減ります。
このチェックリストは、難しい技術ではなく“運用の段取り”です。無料で続けるほど、段取りの差が快適さに直結します。
自宅専用サーバーの落とし穴
自宅専用サーバーは自由度が高い反面、つまずきポイントも多いです。代表的な落とし穴と、現実的な対策を整理します。
落とし穴1:サーバーは起動するのに、友人が入れない
原因は多くの場合、ファイアウォール・ポート開放・ルーター設定・二重ルーターなどネットワーク側にあります。対策は、前述の段階的な確認(ローカル→同一LAN→外部)で切り分け、どこで止まるかを特定することです。落とし穴2:ホストPCの負荷が高すぎる
同時接続が増える、恐竜や建築物が増える、MODが増えるほど負荷は上がります。対策は、サーバー用PCを別にする、設定を軽くする(視界距離、スポーン、建築制限など)、稼働時間を限定する、といった現実的な調整です。落とし穴3:アップデートで止まる
ARKはアップデートが入ると、サーバーとクライアントのバージョン差で参加できなくなることがあります。対策は、遊ぶ時間帯の前に更新を済ませる、更新が来たら一旦サーバーを止めて更新→再起動する、という運用ルールを決めることです。落とし穴4:データが飛ぶ、巻き戻る
不意のシャットダウンやクラッシュでワールドデータが壊れる可能性があります。対策は、バックアップを定期的に取ることです。最低限、ワールドデータと設定ファイルを別フォルダに複製しておくだけでも、復旧難易度が下がります。
「無料で立てる」ほど、トラブル時に頼れる窓口がありません。だからこそ、最初から完璧を目指すより、遊べる最小構成で開始し、問題が出たら段階的に改善する進め方が現実的です。
無料で試す方法4 無料提供のゲームサーバーを使う
こんな人に向く
無料提供のゲームサーバーは、「自宅運用の面倒さは避けたいが、身内専用の環境は欲しい」という層に刺さりやすい選択肢です。特に次のような人に向きます。
ルーター設定やポート開放をやりたくない
サーバー用PCを用意したくない(または用意できない)
遊べるかどうか、まず試してから判断したい
将来的に有料へ移行してもよいが、最初は無料で始めたい
自宅専用サーバーは“自由度”が強みですが、初動のハードルが高いのが難点です。無料提供サービスはそのハードルを下げる反面、無料枠の制限があるため「どの条件が自分たちにとって致命的か」を見極めることが重要です。
近年増えた「無料サーバー提供」の例
無料提供サービスは、仕様が変わりやすい領域です。そのため、利用する際は必ず公式発表や利用条件(無料枠の範囲、継続条件、上限)を確認し、最新の条件で判断する必要があります。
ただ、選び方の考え方は普遍的です。次の観点で比較すると、失敗が減ります。
何人まで同時に入れるか
どのくらいの時間、無料で稼働できるか
マップや倍率設定の自由度はどの程度か
MOD対応はあるか
バックアップやデータの取り出しができるか
無料から有料へ切り替えたときに引き継げるか
この観点で見れば、サービス名が変わっても「自分に合うかどうか」を判断できます。
使う前に確認したいポイント
無料提供サービスで最も多い失敗は、「無料でずっと動くと思っていた」「思ったより制限が厳しくて遊び方が合わなかった」というギャップです。そこで、事前に確認したいポイントを具体的に整理します。
無料枠の利用時間・更新条件
例として、一定期間で終了する、ログインや更新操作が必要、一定時間アクセスがないと停止する、といった条件があります。身内のログイン頻度と合わないと、遊びたいときに止まっている事態が起こりえます。性能上限(CPU/メモリ/ストレージ)と人数上限
ARKは負荷が高く、人数が増えるほど顕著になります。無料枠の性能が低いと、テイムやボス戦でラグが出やすいです。身内が2〜3人なら問題が出なくても、5〜6人で急に厳しくなる場合があります。設定自由度(倍率・ルール・マップ)
無料枠では、設定変更が制限されていることがあります。たとえば「テイムだけ早くしたい」などの希望が通らないと、身内の満足度が下がりやすいです。MOD対応
MODは便利ですが、管理の難易度も上がります。無料枠でMODが使えないなら、その前提で遊び方を決める必要があります。データ引き継ぎとバックアップ
無料で試したあと、同じワールドを有料へ移したい場合、引き継ぎができるかどうかは重要です。できない場合、無料枠は“お試し”と割り切り、最初から作り直す覚悟が必要になります。
無料提供サービスは「簡単に始められる」一方で、「条件を読まずに始めると失敗する」傾向があります。事前確認をするだけで、無料でも満足度が大きく変わります。
無料で失敗しやすいポイントと対策
「無料=専用サーバーが永続で立つ」と思い込む
無料でサーバーを探している人が最初に陥りやすいのが、「無料で、専用サーバーが、24時間ずっと動く」というイメージです。実際には、無料でそれを実現するのは簡単ではありません。理由は次のとおりです。
サーバー運用には常時稼働のリソースが必要
外部提供の無料枠には条件や上限が付くことが多い
自宅運用は無料でも、電気代や管理負担が現実的なコストになる
対策はシンプルで、自分の目的を先に言語化して、選択肢を絞ることです。例えば次のように整理します。
「今すぐ無料で遊べればよい」→公式参加
「身内だけで、とにかく早く始めたい」→非専用セッション
「身内だけで自由度も欲しい」→自宅専用サーバー
「自宅運用は嫌だが専用環境は欲しい」→無料提供サービス(条件確認)
この整理ができると、比較すべきポイントが明確になり、不要な試行錯誤が減ります。
自宅運用で接続できない(ポート・FW・バージョン差)
自宅専用サーバーで最も多い詰まりは「友人が入れない」です。ここは焦りやすい部分ですが、原因は大きく3系統に分けられます。
ファイアウォールでブロックされている
OS側で通信が止まっているケースです。サーバーの実行ファイルや利用ポートが許可されているかを確認します。ルーターのポート開放ができていない、または二重ルーター
ルーターが2段になっていると、片側だけ開けても外部から入れないことがあります。バージョン差・設定差
サーバーが更新されていない、またはクライアントが更新できていないと接続できません。MODの不一致でも同様の問題が起きます。
対策は、「一気に全部直そうとしない」ことです。次の順番で切り分けます。
サーバーは起動しているか(ログに致命的エラーはないか)
同じPCから接続できるか(ローカル)
同一LAN内の別PCから接続できるか
外部から接続できるか
外部から接続できない場合、FW→ルーター→二重ルーターの順で疑う
この手順に沿うだけで、闇雲に設定をいじるリスクが下がり、復旧が早くなります。
友人が迷って参加できない
身内サーバーは「参加側が迷わない設計」が快適さを左右します。設定が完璧でも、友人が参加できないと遊びが始まりません。よくある迷いは次のとおりです。
サーバー名が見つからない
パスワードが合わない(打ち間違い)
MODの導入が揃っていない
参加手順が人によって違い、案内が混乱する
対策は、参加手順を1枚にまとめることです。たとえば、次の項目を短く書いて共有します。
サーバー名:〇〇〇〇(検索用)
参加方法:マルチプレイ→非公式→名前で検索→参加
パスワード:xxxxxx
使うMOD:〇〇、△△(必要ならURLやIDも)
参加できない時:一度ARKを再起動→Steam更新確認→MOD更新確認
これだけで、参加に関するやり取りが激減し、遊びの時間を確保しやすくなります。無料で運用するほど、こうした“案内の工夫”が大きな価値になります。