Amazonミュージック(主にAmazon Music Unlimited)を解約しようとして、「解約ボタンが見つからない」「アプリからできない」「解約したはずなのに請求が続く」とお困りの方は少なくありません。カイドキ
本記事では、「なぜ解約できないのか」を原因別に整理し、今すぐ取れる具体的な対処手順をデバイス別・登録経路別に解説いたします。
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Amazonミュージックが解約できない時の確認したいポイント
次のチェックリストで、ご自身の状況に近い項目を確認してください。
Amazon Musicアプリから解約しようとしていませんか?
音楽アプリを削除しても解約にはなりません。解約はブラウザやストアのサブスクリプション画面から行う必要があります。
解約ページを開いたときに、ブラウザではなくショッピングアプリが起動していませんか?
リンクからアクセスすると自動的にAmazonアプリに飛び、目的の画面にたどり着けない場合があります。
料金はAmazonから課金されていますか? Apple(iTunes)やGoogle Playから課金されていますか?
Apple/Google Play経由で契約した場合、Amazonのサイト側では解約できず、各ストア側での解約が必要です。
Prime MusicとAmazon Music Unlimitedを混同していませんか?
プライム会員特典の「Prime Music」と、有料の「Amazon Music Unlimited」は別サービスです。どちらを解約したいのか確認してください。
「解約したのにまだ聴ける」「請求が止まっていない気がする」と感じていませんか?
解約後も契約終了日までは利用でき、終了日までは請求済み期間のため返金されないのが通常です。
該当しそうな項目に応じて、後述の該当セクションをご参照ください。
Amazon Musicの主なプランと解約対象の整理
Amazon Musicの主なプランは次のとおりです。
Amazon Music Free:広告付きの無料プラン
Prime Music:Amazonプライム会員特典として利用できるプラン
Amazon Music Unlimited:個人・ファミリー・ワンデバイス・学生などの有料聴き放題プラン
「解約できない」という検索は、多くの場合Amazon Music Unlimitedの解約に関するものです。本記事では主にUnlimitedの解約を前提に解説しつつ、必要に応じてPrime Music等にも触れます。
一番多い原因:アプリから解約しようとしているケース
なぜアプリ削除では解約にならないのか
よくある誤解は次の2点です。
Amazon Musicアプリを削除すれば解約になると思っていた
Amazon Musicアプリの設定から解約できると思っていた
しかし、アプリの削除やログアウトは、サブスクリプション契約の解約にはなりません。
Amazon Music Unlimitedの解約は、原則として以下のいずれかで行います。
ブラウザで「Amazon Musicの設定」または「メンバーシップおよび購読」ページにアクセスする
Apple(iTunes/App Store)のサブスクリプション管理画面から解約する
Google Playの「定期購入」画面から解約する
アプリはあくまで「再生用」であり、請求や契約管理は別画面という点を押さえておくことが重要です。
スマホのブラウザから解約する基本手順(Amazon経由課金)
Amazonのサイト経由でUnlimitedを契約している場合、iPhone/Android共通で、スマホのブラウザから次のように操作します。
SafariやChromeなどブラウザでAmazon公式サイト(Amazon.co.jp)を開き、対象アカウントでログインする。
画面右上(または左上)のメニューから「アカウントサービス」もしくは「アカウント」をタップする。
「メンバーシップおよび購読」または「お客様の会員資格と定期購読」を選択する。
一覧から「Amazon Music Unlimited」を探し、「会員資格の更新」欄の「会員登録をキャンセル」または「定期購入をキャンセル」をタップする。
解約理由を選択し、「キャンセルに進む」→「キャンセルを続行」→「登録をキャンセル」など画面の案内に従って確定する。
画面上の文言は時期によって若干変わることがありますが、”「会員登録をキャンセル」「会員資格の更新」「定期購入をキャンセル」”といった表現が目印です。
PCブラウザから解約する手順
PCからの解約も、基本的な流れはスマホと同様です。
ブラウザでAmazon.co.jpを開き、対象アカウントでログインする。
画面右上の「アカウント&リスト」から「アカウントサービス」または「メンバーシップおよび購読」を選択する。
「Amazon Music Unlimited」の枠を探し、「定期購入をキャンセル」または「会員登録をキャンセル」をクリックする。
キャンセル理由を選び、「キャンセルを続行」→「キャンセルを確認する」などのボタンを順にクリックして完了する。
解約後は、確認メールが届いているか、また「メンバーシップおよび購読」の画面で表示が変わっているかを必ず確認してください。
解約画面にたどり着けない・ボタンが表示されないとき
ショッピングアプリに飛んでしまう場合の対処
スマホで解約方法を検索し、リンクからアクセスした際に、ブラウザではなくAmazonショッピングアプリ側にリダイレクトされることがあります。この場合、目的の「Amazon Musicの設定」画面にたどり着けず、「解約できない」と感じやすくなります。
対処方法の例は次のとおりです。
リンクをタップではなく長押しし、「新しいタブで開く」「ブラウザで開く」を選択する。
それでもアプリに切り替わってしまう場合は、いったんAmazonアプリを終了し、ブラウザを直接起動してAmazon.co.jpにアクセスする。
ブラウザからログイン後、「アカウントサービス」→「メンバーシップおよび購読」→「Amazon Music Unlimited」の順に辿る。
別アカウントでログインしている可能性を確認する
複数のAmazonアカウントを利用している場合、契約したアカウントと現在ログインしているアカウントが異なることがあります。
以下の点を確認してください。
家族やパートナーとアカウントを共有していないか
業務用アカウントと個人用アカウントを使い分けていないか
プライム会員用アカウントとそうでないアカウントが複数存在しないか
心当たりがある場合は、一度ログアウトしたうえで、契約時に利用したメールアドレス・携帯番号のアカウントで再ログインしてから、「メンバーシップおよび購読」を再確認してください。
すでに解約済みでボタンが出ないケース
すでに解約手続きが完了している場合、以下のような表示になることがあります。
「会員登録をキャンセル」ボタンが表示されない
「〇年〇月〇日まで有効」「更新しない予定」などと表示されている
この状態であれば、すでに自動更新は停止されており、次回の更新日以降はUnlimitedとして請求・利用が行われません。契約終了日までは利用できる仕様のため、ボタンが出ないからといって再度の操作は不要です。
Apple(iTunes)・Google Play経由で登録している場合
自分の契約経路の確認方法
Amazon Music Unlimitedは、以下のいずれかから課金されている可能性があります。
Amazon.co.jp(クレジットカード・携帯決済・Amazonギフトカード等)
Apple(iTunes/App Store経由のサブスクリプション)
Google Play(Androidの定期購入)
確認する際は、次の観点をチェックしてください。
クレジットカード明細に「APPLE」「GOOGLE」「AMAZON」などどの名義で請求が来ているか
iPhone/iPadの「サブスクリプション」一覧にAmazon Music関連の項目がないか
AndroidのGoogle Play「定期購入」にAmazon Musicが登録されていないか
Amazon側でボタンが表示されない場合でも、AppleやGoogle Play側に契約情報が残っていることがあります。
iPhone/iPadのサブスクリプションから解約する方法
Apple経由で課金している場合、解約はiOSのサブスクリプション設定から行います。
iPhone/iPadで「設定」アプリを開く。
画面上部の自分の名前(Apple ID)をタップする。
「サブスクリプション」を選択する。
一覧の中から「Amazon Music」または「Amazon Music Unlimited」を選択する。
「サブスクリプションをキャンセル」をタップし、画面の指示に従って完了させる。
解約後は、Appleから届くサブスクリプション終了に関するメールもあわせて確認してください。
AndroidのGoogle Playサブスクリプションから解約する方法
Google Play経由の場合は、Android端末のGoogle Playストアの「定期購入」画面から解約します。
Androidで「Google Play ストア」アプリを開く。
右上のプロフィールアイコンをタップする。
「お支払いと定期購入」→「定期購入」を選択する。
一覧から「Amazon Music」または「Amazon Music Unlimited」を選択する。
「定期購入を解約」をタップし、案内に従って手続きを完了する。
この経路で契約している場合、Amazonのサイト側には「解約ボタン」が表示されないことが多いため、Google Play側の解約が必須です。
「解約したのに聞ける」「請求が止まらない」と感じるとき
解約後も利用できる期間と表示の見方
Amazon Music Unlimitedは、解約手続きが完了しても、契約期間の終了日までは利用可能という仕様です
契約情報の画面に「〇年〇月〇日まで有効」と表示されている間は、その日までUnlimitedとして再生できます。
終了日を過ぎると、Unlimitedで追加した楽曲はグレーアウトして再生できなくなります。
このため、「解約したのにまだ聴ける」「すぐに再生できなくならない」という状態は、正常な動作であることが多いです。
請求タイミングの仕組みと返金の考え方
一般的なサブスクリプション同様、Amazon Music Unlimitedの料金は1ヶ月などの契約期間単位で前払いされる仕組みです。
期間途中で解約しても、その期間の残り日数分が日割りで返金されることは原則ありません。
無料体験期間中に解約した場合は、体験終了後の請求は発生しません。
明らかな誤課金や身に覚えのない契約の場合は、Amazonカスタマーサービスに相談することで、個別に対応してもらえる可能性があります。
返金の可否や条件はケースにより異なるため、本記事では一律の可否を示すことはできません。詳細は公式ヘルプやサポートにてご確認ください。
本当に解約できているか確認するチェック項目
解約状況を確認する際は、次の2点をチェックしてください。
「メンバーシップおよび購読」または「Amazon Musicの設定」の表示
「Amazon Music Unlimited」の欄が「更新しない」「〇年〇月〇日まで有効」となっているか。
「会員登録をキャンセル」のボタンが表示されなくなっているか。
メール通知
Amazon、Apple、Googleいずれかから「サブスクリプションのキャンセル」が完了した旨のメールが届いているか。
両方が確認できていれば、基本的には解約は完了していると考えられます。
どうしても解約できないときの最終手段
Amazonカスタマーサービスへの問い合わせルート
上記のいずれの方法でも解決しない場合は、Amazon公式のカスタマーサービスへ問い合わせることをおすすめいたします。
Amazonにログインした状態で、以下の手順を実施してください。
ページ下部の「カスタマーサービス」または「ヘルプ」をクリックする。
「デジタルサービス」もしくは「その他」から「Amazon Music」関連の項目を選択する。
画面の案内に従い、「チャット」または「電話(コールバック)」を選択して相談する。
チャットサポートであれば、画面の状況を言葉で細かく伝えながら手順を案内してもらいやすくなります。
スムーズに状況を伝えるための相談テンプレート
問い合わせ時には、次のように伝えると、状況が整理されサポート担当者も対応しやすくなります。
「Amazon Music Unlimitedの解約について相談したいです。
現在、〇〇端末(例:iPhone、Android、PC)を使用しています。
利用しているAmazonアカウントのメールアドレスは『◯◯◯』です。
ブラウザから『メンバーシップおよび購読』画面を開きましたが、『会員登録をキャンセル』のボタンが表示されません。
契約中のプランと解約方法について確認していただけますか。」
このように伝えることで、契約中プランや課金経路の確認、具体的な解約手順を案内してもらえる可能性が高まります。
トラブルを防ぐために今後気をつけたいポイント
最後に、今後同様のトラブルを避けるためのポイントをまとめます。
新しくサブスクリプションを契約する際は、どのアカウント・どのストア経由で課金されるかを確認する。
無料体験に申し込んだ場合は、更新予定日(請求日)をカレンダー等にメモしておく。
解約するときは、アプリではなくブラウザやストアのサブスクリプション画面から操作する。
解約後は、「メンバーシップおよび購読」画面やメール通知で、解約状態と有効期限を必ず確認する。