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知恵袋

赤ちゃんの鼻吸い器は本当に必要か?【知恵袋まとめで後悔しない判断ガイド】

「出産準備リストに鼻吸い器って書いてあるけれど、本当に必要なのだろうか…?」
「知恵袋を見ると“買って大正解”という声もあれば、“全然使わなかった”という体験談もあって、ますます分からなくなってきた…。」

このように、赤ちゃんの鼻吸い器は「あると安心だけれど、なくても何とかなる気もする」という、判断がとても難しいアイテムです。高額な電動タイプもあり、「買ってから後悔したくない」「とはいえ、赤ちゃんが苦しそうなのは絶対に避けたい」という思いから、情報を集めれば集めるほど迷いが深くなってしまう方も多いはずです。

本記事では、耳鼻科や小児科など専門家の見解と、知恵袋に代表される先輩ママ・パパのリアルな声を整理しながら、「あなたのご家庭では鼻吸い器が必要なのか」「買うならどんなタイプをどう使えばよいのか」を、自分でスッキリ判断できるように解説いたします。

出産準備中のプレママはもちろん、すでに赤ちゃんの鼻づまりに悩んでいる方や、中耳炎を繰り返して不安を抱えている方にも役立つよう、「必要・不要のチェックリスト」「タイプ別の選び方」「安全な使い方と受診の目安」まで、実践的な情報をまとめました。読み終わるころには、パートナーにも自信を持って説明できる「わが家なりの答え」が見えてくるはずです。

本記事の内容は一般的な情報であり、個別の診断や治療の代わりにはなりません。
赤ちゃんの様子に少しでも不安がある場合は、迷わず小児科・耳鼻科を受診し、かかりつけ医と一緒に最適なケア方法を検討していただくことをおすすめいたします。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

この記事のまとめ

赤ちゃんの鼻吸い器は、「絶対に買うべき必需品」でも「完全に不要なおまけグッズ」でもなく、あくまで 赤ちゃんの症状とご家庭の状況に応じて選ぶべき“道具” です。

鼻水は本来、体を守る大切な防御反応であり、軽い鼻水で機嫌も良く眠れているのであれば、必ずしも毎回吸う必要はありません。一方で、鼻づまりによって「眠れない」「飲めない」「中耳炎を繰り返す」といった困りごとが生じている場合、適切な鼻吸引は赤ちゃんを楽にし、親子の負担を軽くしてくれる強い味方になります。

大切なのは、「みんなが買っているから」でも「ネットで“いらない”と書いてあったから」でもなく、ご家庭ごとの事情と、かかりつけ医の意見を組み合わせて決めること です。

目次

そもそも赤ちゃんの鼻水と鼻づまりはなぜ起こる?

赤ちゃんの鼻の特徴と、鼻をかめない理由

赤ちゃんは、構造上鼻づまりを起こしやすい特徴があります。

  • 鼻の穴が小さく、少しの鼻水でもすぐに詰まりやすいこと

  • 鼻と耳をつなぐ耳管が太く短く、ほぼ水平で、鼻水が中耳に届きやすいこと

  • 自分で鼻をかむことができるようになるのは、早くても2〜3歳ごろであること

そのため鼻水の量が増えると、すぐに次のような状態になりやすいです。

  • 息苦しそうにする

  • ミルクや母乳をうまく飲めない

  • 夜中に何度も起きてしまう

鼻水の役割と「そのままでもよい」ケース

鼻水には、本来次のような大切な役割があります。

  • ウイルスや細菌、花粉などを外へ流し出す

  • 鼻の中を保湿し、刺激から守る

このため、「鼻水は体を守る反応なので、むやみに全部取り除く必要はない」という考え方もあります。

次のような場合は、自宅で様子をみるだけでよいことも少なくありません。

  • 鼻水の量は少なめで、機嫌も良く、よく飲みよく寝ている

  • 熱や咳など、他の症状がほとんどない

  • 鼻づまりがあっても、呼吸や授乳に大きな支障がない

鼻づまりを放置した場合に起こり得るトラブル

一方で、鼻水が多かったり、長く続いたりすると、次のような問題につながることがあります。

  • 寝つきが悪い・夜中に何度も起きる(親子ともに睡眠不足)

  • ミルクや母乳を飲みにくくなり、授乳がうまくいかない

  • 鼻水が耳管を通って中耳に入り、中耳炎になるリスクが高まる

  • 鼻水がのどに回り、咳やのどの違和感を悪化させる

このように、鼻水は「適度にあるのは正常」ですが、「多すぎたり長く続く場合」はトラブルの引き金となるため、何らかの対処が必要になることがあります。


鼻吸い器の基本:種類とそれぞれのメリット・デメリット

赤ちゃん用鼻吸い器の主なタイプと特徴

市販の赤ちゃん用鼻吸い器は、おおまかに次のタイプに分けられます。

  1. 口で吸う手動タイプ

    • チューブを通して、大人が口で吸う方式です。

    • 比較的安価でコンパクト、電源不要でどこでも使えます。

    • 吸う力を調整しやすい一方、強く吸い過ぎるリスクや、大人側への感染リスクもゼロではありません(多くはフィルター付きです)。

  2. ポンプ式・スポイト式手動タイプ

    • ゴム球やポンプを押して陰圧を作る方式です。

    • 片手で使えるものも多いですが、吸引力は比較的弱めです。

  3. 電動ハンディタイプ

    • 電池やUSBで動く小型電動タイプです。

    • 手動より吸引力があり、短時間で済ませやすいという利点があります。

    • 外出先にも持ち運びしやすい機種もあります。

  4. 電動据え置きタイプ

    • 病院の機械に近い、しっかり吸えるタイプです。

    • 吸引力が強く、粘り気のある鼻水にも対応しやすい一方で、価格は高めです。

    • コンセント必須で持ち運びには不向きですが、兄弟が多い家庭などでは重宝されることがあります。

タイプ別比較表(概要)

タイプ 価格帯(目安) 吸引力 音の大きさ お手入れ 携帯性 向いている家庭の例
口で吸う手動 〜2,000円前後 静か やや手間 高い まずは低コストで試したい
ポンプ・スポイト式 〜1,000円前後 弱〜中 静か 比較的簡単 高い 軽い鼻水が多い、頻度少なめ
電動ハンディ 5,000〜10,000円前後 中〜強 部品がやや多い 中〜高 風邪が多い・夜間にも使いたい
電動据え置き 10,000〜20,000円超 やや大きい 分解洗浄必要 低い 中耳炎を繰り返す、兄弟が多い家庭

※価格はあくまで目安です。最新の価格や仕様は、必ず各メーカー・販売サイトでご確認ください。

いつからいつまで使える?月齢と使用目安

多くの鼻吸い器は「新生児から使用可能」とされており、赤ちゃんが自分で鼻をかめるようになる2〜3歳ごろまで使うケースが一般的です。

ただし、

  • 製品ごとに「使用可能月齢」が異なること

  • 先端(ノズル)の太さや形状も製品により違うこと

などから、実際に使用する前に、必ず取扱説明書やメーカーサイトを確認してください。


医師はどう考えている?鼻吸い器「推奨派」と「最小限派」の本音

推奨派の考え方:中耳炎予防・睡眠改善などのメリット

耳鼻科領域では、鼻水の吸引を積極的に行うことで、次のようなメリットが期待できると説明されることが多いです。

  • 鼻づまりが軽くなり、呼吸・睡眠・授乳が楽になる

  • 鼻水に含まれる細菌やウイルスを減らし、中耳炎や副鼻腔炎のリスクを下げられる可能性がある

特に、中耳炎を繰り返しやすい子どもや、強い鼻づまりが続く場合には、鼻水を適切に除去することが重要とされています。

最小限派の考え方:鼻水は体を守る反応という視点

一方で、「鼻水は体を守るための防御反応」という立場から、

  • 吸ってもまたすぐに分泌されるため、過度な吸引には意味が少ない

  • 強く・頻回に吸いすぎると、粘膜を傷つけて鼻血や炎症悪化を招きかねない

と考える医師もいます。
この考え方では、「夜眠れない・授乳が困難」など明確な困りごとがあるときに限り、1日数回程度にとどめる方針が取られることが多いです。

ガイドラインが示す鼻吸引の位置づけ

各種ガイドラインや専門家の解説では、鼻吸引はおおむね次のように位置づけられています。

  • 鼻処置(鼻吸引・鼻洗浄)は、上気道感染や中耳炎の治療・予防の一助となる可能性がある

  • ただし、鼻処置だけで根本原因(炎症)を治すことはできない

  • したがって、「万能の治療」ではなく、「症状を和らげたり、治療を助けるサポート」の役割

両方の意見を踏まえた現実的な考え方

これらを踏まえると、現実的には次のように考えるとよいです。

  • 困りごと(寝られない・飲めない・苦しそう)があるなら、適度な鼻吸引は有用

  • 困りごとがほとんどない軽い鼻水であれば、無理に毎回吸う必要はない

  • どこまで吸うか・何回までかは、赤ちゃんの様子と医師の指示をもとに調整する

つまり、「鼻吸い器=絶対必要」でも「鼻吸い器=絶対いらない」でもなく、
赤ちゃんとご家庭の状況に合わせて、選択肢の一つとして使っていく道具 と捉えるのが現実的です。


【チェックリスト】あなたの家庭では鼻吸い器は必要?いらない?

以下のチェックは、「今のあなたの状況」での必要度をざっくり判断するための目安です。

出産準備中〜新生児期向けチェック項目

以下に当てはまるものにチェックを付けてください。

項目 チェック
上の子がいて、すでに保育園や幼稚園に通っている
通院に片道30分以上かかり、頻繁な受診が難しい
夫婦ともに仕事復帰が早く、夜間の睡眠をできるだけ確保したい
家族の中に中耳炎になりやすい体質の人がいる
できるだけ自宅でケアしてあげたいと考えている

チェックが3つ以上:
出産準備段階から手動タイプだけでも用意しておくと安心なケースです。

チェックが1〜2つ:
生まれてから様子を見つつ、必要性が高まってから購入でも間に合う可能性があります。

チェック0:
まずは病院での吸引と自宅ケアを中心に考え、必要になってから検討する選択も十分ありえます。

保育園通園・きょうだい構成別チェック項目

項目 チェック
保育園・こども園に通っていて、風邪をよくもらってくる
中耳炎をすでに1〜2回以上経験している
鼻水が出ると、毎回夜間のぐずりや咳が強く出てしまう
耳鼻科に通うと、毎回「鼻水をしっかり吸いましょう」と言われる
病院の吸引だけでは追いつかないと感じている

チェックが2つ以上:
電動タイプを含めて検討するメリットが大きい層です。

チェック0〜1つ:
手動タイプ+必要時に耳鼻科での吸引でも対応できる可能性が高めです。

判定の目安

  • A:買うべき層

    • 出産前チェックで3つ以上、または保育園・中耳炎関連のチェックが2つ以上

  • B:様子見層

    • 出産前チェック1〜2つ、保育園関連チェック0〜1つ

  • C:病院中心層

    • いずれのチェックもほぼ当てはまらない

あくまで目安ではありますが、「絶対こうしなければいけない」というものではなく、ご家庭の事情に合わせて柔軟に判断していただいて問題ありません。


買わないとどうなる?買ったらどう使う?リアルなシミュレーション

買わなかった場合に起こりやすい困りごと

鼻吸い器を持たずにやり過ごす場合、次のような場面で困りやすいという声があります。

  • 夜間、鼻づまりで何度も起きてしまい、親子ともに睡眠不足になる

  • 授乳のたびにむせたり、途中で苦しくなって飲めなくなる

  • 鼻水がひどくなるたびに耳鼻科へ行き、通院負担が大きい

一方で、

  • そもそも鼻水があまり出ない

  • 軽い鼻水のときに、体勢を変えたり、加湿で乗り切れている

というご家庭では、「なくても特に困らなかった」というケースもあります。

買ったけれどほとんど使わなかったケース

「買ったのにほとんど使わなかった」という例には、次のような特徴が多いです。

  • そもそも赤ちゃんがあまり風邪をひかなかった

  • 吸われるのを強く嫌がり、数回で断念した

  • 使い方に慣れず、うまく吸えないままになってしまった

このような場合を少なくするには、あらかじめ次のような工夫が有効です。

  • まず安価な手動タイプから試してみる

  • 使い方動画やメーカーのQ&Aなどで、実際の手順やコツを確認してから使う

「買って満足」で終わらせず、「どう使えば赤ちゃんが少しでも楽になるか」を意識することが大切です。

買ってよかったケースの特徴

逆に「買って本当に助かった」という声が多いのは、例えば以下のような家庭です。

  • 保育園通園で、風邪を頻繁にもらう

  • 中耳炎を繰り返しやすく、耳鼻科でも鼻吸いの重要性を説明されている

  • 夜間の鼻づまりがひどく、寝る前に吸ってあげると明らかに楽そうになる

こうした状況では、「電動タイプを含めてしっかり用意しておいてよかった」という感想につながりやすくなります。


安全な使い方と注意点:頻度・時間・やってはいけないこと

1日の使用回数と1回あたりの時間の目安

クリニック等の解説では、目安として次のような上限が示されることが多いです。

  • 1日4〜5回程度まで

  • 1回あたりは数秒〜十数秒程度を、様子を見ながら短く繰り返す

大切なのは、

  • 「完全に取りきろう」としないこと

  • 赤ちゃんの機嫌や表情を見ながら、短時間で終えること

です。

あくまで目安であり、回数や時間はかかりつけ医の指示や赤ちゃんの状態を優先してください。

粘膜を傷つけないためのコツとNG行動

粘膜を守るためのコツ

  • 先端を奥に入れすぎず、鼻の入り口〜少し奥程度にとどめる

  • 動きやすい赤ちゃんの場合は、大人が複数人でしっかり支える

  • 入浴後や蒸しタオルで鼻周りを温めてから行うと、粘り気の強い鼻水も吸いやすくなる

避けたいNG行動

  • 力任せに何度も長時間吸い続ける

  • 赤ちゃんが激しく嫌がって泣き叫んでいるのに、無理やり続ける

  • 鼻血が出たのに、そのまま続けて吸引する

鼻血が出た場合は、いったん中止し、止血を優先してください。その後の再開可否については、必ず医師に相談することをおすすめいたします。

受診すべきサイン(自己判断の限界)

次のような場合は、鼻吸い器だけで対応しようとせず、早めに受診してください。

  • 38度以上の発熱が続く

  • 鼻水が10日以上続く、もしくは一度良くなった後に再び悪化してきた

  • 耳を痛がる・耳をしきりに触る・機嫌が極端に悪い

  • 呼吸が苦しそう、哺乳量が明らかに減っている

「鼻吸い器で何とかしよう」と頑張りすぎるよりも、「これは病院に任せるべきサインかもしれない」と一歩引いて考えることが大切です。


鼻吸い器を買うなら知っておきたい「選び方の軸」

予算と使用頻度から考えるタイプ選び

おおまかな考え方として、次の順番で検討すると判断しやすくなります。

  • 使用頻度が少なそう → 手動タイプからスタート

  • 風邪が多くなりそう・中耳炎が心配 → 電動(ハンディまたは据え置き)を含めて検討

特に、

  • 保育園通園かつきょうだいあり

  • 中耳炎を何度も繰り返している

といった状況では、最初から電動タイプを前提に検討するご家庭も多くなります。

お手入れ・衛生面・家族共用のポイント

鼻吸い器は、鼻水中のウイルスや細菌が付着するため、

  • 使用後は、取扱説明書に従って必ず水洗い・乾燥・場合によっては消毒を行う

  • 家族で共用する場合は、ノズル部分を人ごとに分ける、もしくは使用のたびにしっかり洗浄する

など、衛生管理が非常に重要です。

「お手入れが面倒で使わなくなった」という声も多いため、購入前に「どこまでなら手入れを続けられそうか」をイメージして選ぶことをおすすめいたします。

レンタルや中古を検討するときの注意点

電動据え置きタイプなどは価格も高めなため、レンタルや中古を検討する方もいらっしゃいます。その場合は、次の点を必ず確認してください。

  • 鼻や口に触れる部品を新品に交換できるか

  • メーカー保証やサポートが受けられるか

  • ホース・ノズル等の付属部品が一式そろっているか

衛生面や安全面に不安がある場合は、無理に使用しないことをおすすめいたします。


鼻吸い器がなくてもできる自宅ケア・病院の上手な使い方

体勢・加湿・お風呂・蒸しタオルなどの自宅ケア

鼻吸い器がない場合や、使えない状況でも、次のようなケアで症状が軽くなることがあります。

  • 加湿器や洗面所の湯気などで、部屋の空気を適度にうるおす

  • 頭側を少し高くして寝かせ、鼻水がのどへ流れ込みにくくする

  • お風呂に入ることで体が温まり、一時的に鼻が通りやすくなる

  • 蒸しタオルを鼻の上に当て、熱くないことを確認しながら優しく温める

こうしたケアは、鼻吸い器の有無にかかわらず、併用して行うと効果的なことが多いです。

耳鼻科での鼻吸引・ネブライザーの活用法

耳鼻科では、

  • 専用の機器でしっかりと鼻水を吸引してもらえる

  • 必要に応じて、薬剤を霧状にして吸入する「ネブライザー」治療を受けられる

といった処置が可能です。

鼻吸い器を持っていても、

  • 初めての強い鼻水

  • 高熱・耳の痛み・長引く咳を伴う場合

などは、自己判断だけで済ませず、早めに耳鼻科・小児科を受診してください。

かかりつけ医と相談する際に聞いておきたいこと

かかりつけ医に相談する際は、次のようなポイントを聞いておくと安心です。

  • 我が子の症状や体質から見て、「自宅での鼻吸い」はどこまで行ってよいか

  • 推奨される1日の回数や、1回の吸引時間の目安

  • 中耳炎を繰り返している場合、家庭での鼻吸い器はどのくらい役立ちそうか

  • おすすめのタイプ(手動・電動)や、注意すべき点

事前にこうした方針を共有しておくことで、「やりすぎていないか不安」という気持ちが軽くなり、安心してケアを続けやすくなります。


よくある質問(FAQ)

新生児に鼻吸い器は使っても大丈夫?

多くの製品は「新生児から使用可能」とされていますが、実際には次の点に注意が必要です。

  • 取扱説明書で使用開始月齢を必ず確認すること

  • 新生児期は特に粘膜がデリケートなため、吸いすぎない・奥に入れすぎないこと

心配な場合は、かかりつけ医に「家庭でどの程度行ってよいか」を具体的に確認することをおすすめいたします。

毎日何回までなら吸っても良い?

一般的な目安としては「1日4〜5回程度まで」とされることが多いですが、赤ちゃんの状態や医師の方針によって適切な回数は変わります。

  • 眠れない・飲めないなど困りごとがあるタイミングに絞る

  • だらだらと何十回も行うのではなく、「必要なときに短時間で終える」

という点を意識しておくとよいでしょう。

鼻血が出てしまったときの対処法

鼻血が出た場合は、

  1. すぐに吸引を中止する

  2. 赤ちゃんを少し前かがみに抱き、鼻の付け根を軽く押さえる

  3. 強く泣かせたり、大きく動かしたりしないようにする

少量で自然に止まることもありますが、出血が多い・繰り返す・他の症状がある場合は必ず受診してください。再開のタイミングについても、医師に相談のうえ判断することをおすすめいたします。

きょうだいで共用しても良い?消毒のポイントは?

きょうだいで共用する場合は、

  • 鼻や口に触れるノズルやチューブ部分を子どもごとに分ける、または使用ごとに十分に洗浄・乾燥させる

  • メーカーが推奨する方法(煮沸消毒・薬液消毒など)があれば、その方法に従う

など、家庭内での感染拡大を防ぐための工夫が必要です。
少しでも不安がある場合は、「共用は避ける」「ノズルだけ別で用意する」といった対策も検討してください。


まとめ:迷ったときの判断フローと、これから意識したいポイント

最後に、本記事の要点を整理いたします。

  1. 鼻水は体を守る大切な反応 であり、軽症なら必ずしも毎回吸う必要はありません。

  2. 一方で、

    • 眠れない

    • 飲めない

    • 中耳炎を繰り返す
      といった困りごとがある場合、鼻吸い器は大きな助けになります。

  3. 専門家は、鼻吸引を「症状を和らげる・治療を助ける手段」と位置づけており、適度に活用すること自体は妥当と考えられています。

  4. 「買う/買わない」は、

    • きょうだい構成

    • 保育園通園の有無

    • 通院しやすさ

    • これまでの風邪・中耳炎の頻度
      などを踏まえ、チェックリストを参考にご家庭ごとに判断して問題ありません。

最後に、パートナーに説明するときの一言例を挙げます。

「鼻吸い器は絶対必要というより、うちの状況(保育園や中耳炎の有無)に応じて、困ったときに使える“保険”みたいな道具。
医師も『困るときだけ適度に使うのは有り』と言っているから、まずは○○タイプから試してみたい。」