After Effects(アフターエフェクト)を気になってはいるものの、「結局、何ができるのか」「Premiere Proだけでは足りないのか」「覚えるなら何から始めればいいのか」と迷っていませんか。機能が多いぶん、調べるほど情報が散らばり、時間だけが過ぎてしまいがちです。
本記事では、アフターエフェクトでできることを単なる機能一覧で終わらせず、用途→作れる成果物→必要な機能→最短の学習順に変換して整理します。さらに、Premiere Proとの使い分けを制作フローで明確化し、初心者がつまずきやすい「重い」「プレビューできない」「書き出しが分からない」も、チェックリストで先回りして解消します。
読み終えたときに、「自分は何を作るべきか」「今日どこから手を動かすか」が具体的に決まる内容にしています。まずは、アフターエフェクトの得意領域から一緒に整理していきましょう。
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アフターエフェクトでできること
After Effectsが得意な領域
After Effectsは一言でいうと、映像に動きと視覚効果を加えて、見せ場の完成度を上げるソフトです。具体的には、次のような領域で力を発揮します。
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動く文字とタイトル演出
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ロゴや図形、イラストのアニメーション
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合成とビジュアルエフェクト
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動きに追従させるトラッキング
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切り抜きとロトスコ
たとえば、SNSでよく見かける「文字が気持ちよく弾む」「画面に光が走る」「実写にUIっぽい枠が出る」といった表現は、After Effectsが得意とする分野です。短尺ほど効果が大きく、数秒の演出で動画の印象が変わります。
After Effectsが苦手な領域と、無理にやらない方がいい作業
逆に、After Effectsをメインにしない方がよい作業もあります。代表例は次のとおりです。
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長尺素材を大量に並べて、カットしてテンポを作る
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取材素材やVlogを時系列で整理し、一本の動画に仕上げる
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音の編集を含めた全体調整を高速に繰り返す
これらはPremiere Proの方が得意です。After Effectsでも不可能ではありませんが、初心者が最初から全部をAfter Effectsでやろうとすると、重くなりやすく、作業が増え、挫折しやすくなります。
最低限押さえたい3つの概念
After Effectsの理解を早めるために、まずはこの3つを押さえると迷子になりにくいです。
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コンポジション
作品の作業台です。サイズ、フレームレート、尺の基準になります。 -
レイヤー
素材、文字、図形、エフェクトのまとまりはレイヤーとして積み上がります。 -
キーフレーム
時間の変化点です。位置、拡大縮小、回転、不透明度などの変化を記録して動きを作ります。
After Effectsは「素材を時間の上で変化させる」設計なので、キーフレームに慣れるほど表現が増えます。最初は難しくても、10秒の作品を作る頃には「とりあえずキーフレームを打つ」が自然にできます。
アフターエフェクトとPremiere Proの違い
After Effectsを学ぶ価値は、Premiere Proとの役割分担が腹落ちすると一気に見えてきます。混乱しやすいので、先に結論だけ決めてしまうのが近道です。
役割の違いを短く言い切る
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Premiere Proは、素材を切ってつないで一本の動画に仕上げる
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After Effectsは、見せ場の演出を作り込み、映像の完成度を上げる
この棲み分けが基本です。編集の土台はPremiere、演出の武器がAfter Effects、と覚えると迷いが減ります。
失敗しにくい制作フロー
初心者が最も失敗しにくいのは、次の三段構えです。
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Premiere Proで全体を組む
カット、順番、音、仮テロップまで、動画として成立させます。 -
After Effectsで見せ場だけ作る
オープニング、タイトル、強調テロップ、ロゴアニメ、合成など、効果が大きい部分だけに集中します。 -
Premiere Proで最終調整して書き出す
全体のテンポ、音の最終、書き出し設定などを整えます。
この運用の良い点は、After Effectsを「部分使い」できることです。After Effectsは強力ですが、全編を抱え込むと重くなりやすいので、数秒の見せ場に投資する方が効率的です。
使い分けを一瞬で決めるチェック
次に当てはまるならAfter Effectsの出番です。
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文字を“演出として”動かしたい
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ロゴや図形をアニメーション化したい
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実写に光、粒子、炎などを合成して馴染ませたい
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動いている画面に、別の素材を貼り付けたい
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人物や物体を切り抜いて、背景と合成したい
逆に、次ならPremiere Proを優先します。
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素材を大量に切って、テンポを作りたい
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音を整えて、一本の動画として完成させたい
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長尺の構成を詰めたい
Premiere ProとAfter Effectsの使い分け比較表
| 項目 | Premiere Proが向く | After Effectsが向く |
|---|---|---|
| 主目的 | 一本の動画を完成させる | 見せ場の演出を作り込む |
| 得意作業 | カット編集、構成、音、全体調整 | タイトル演出、モーショングラフィックス、合成 |
| 苦手になりやすい作業 | 細かな演出を大量に作る | 長尺編集を抱え込む |
| 代表的な成果物 | Vlog、インタビュー、解説動画 | オープニング、ロゴアニメ、合成カット |
| 受け渡しのコツ | 全体を先に成立させる | 演出したい数秒だけを切り出す |
| 初心者のおすすめ運用 | Premiere中心で回す | 重要カットだけAfter Effects |
この表のとおり、「After Effectsを学ぶ=編集を捨てる」ではありません。Premiereで完成させる力を維持したまま、演出の武器を足すのが現実的で、上達も早いです。
アフターエフェクトで作れる代表的な表現
ここからは「できること」を、成果物として想像しやすい順に整理します。初心者ほど、機能名から入るより「何を作りたいか」から逆算した方が最短です。
動く文字とテロップ
After Effectsの入口として最もおすすめなのが、文字演出です。理由は単純で、素材がなくても作れ、短尺で成果が出て、動画の印象を最も変えやすいからです。
よくある成果物例
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重要語だけが弾む強調テロップ
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1文字ずつ出るタイプライター風タイトル
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画面の動きに合わせて追従するテロップ
最初に覚えると効く機能
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キーフレームで位置と不透明度を動かす
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イージングで緩急を付ける
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文字のアニメーション設定で“文字単位”の動きを作る
初心者のコツは、まず「2秒で成立する動き」を作ることです。たとえば、0.5秒で出て、0.2秒で弾む、1.3秒で止まる。こうした短い設計だけで、映像はそれっぽく見えます。
ロゴアニメーションと図形モーション
次におすすめなのがロゴアニメです。自分のチャンネル名やブランド名を使えば、作品としても使い回せます。
よくある成果物例
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線で描かれてロゴが出る
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図形が組み上がってロゴになる
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UI風の枠やラインが走って情報が出る
最初に覚えると効く機能
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図形レイヤーで形を作る
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マスクで見せたい部分だけ表示する
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レイヤーの順序と合成モードで“馴染み”を作る
ロゴアニメは、たとえ1秒でも、動画全体の信頼感を上げます。自己紹介動画やオープニングにすぐ使えるので、学習投資の回収が早い分野です。
合成とビジュアルエフェクト
After Effectsが「業界標準」と言われやすいのが合成です。難しそうに見えますが、初心者でも短尺なら十分成立します。
よくある成果物例
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画面に光が走る、発光する
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雪、雨、砂埃などの雰囲気を足す
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炎や粒子を重ねて派手さを作る
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写ってはいけないものを目立たなくする
合成で大事なのは、派手なエフェクトより「馴染ませ方」です。
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色味を合わせる
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ぼかしで実写のレンズ感に寄せる
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影や発光で存在感を調整する
この3点を意識するだけで、素材が“そこにある”ように見えます。
トラッキングで画面に貼り付ける
トラッキングは「動いている映像の中に、文字や画像を固定して置く」ための技術です。たとえば次のようなことができます。
成果物例
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スマホ画面に別映像をはめ込む
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壁の看板を差し替える
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地面に文字が固定されているように見せる
初心者が成功しやすい素材の条件
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ブレが少ない
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露出が安定している
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被写体が少なく、平面が分かりやすい
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画面が暗すぎない
トラッキングは機能の理解も大事ですが、素材選びで成功率が大きく変わります。最初は「成功しやすい素材」を選ぶことが最短です。
ロトスコで切り抜いて合成する
ロトスコは、人物や物体を切り抜いて合成するための手法です。SNS動画でも「人物の背後に文字が回り込む」などでよく使われます。
成果物例
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人物だけ切り抜いて背景を変える
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人物の前後関係を作り、文字を背後に回す
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登場演出として人物だけを浮かせる
初心者がつまずきやすい点
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髪の毛や透明素材は難易度が上がる
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動きが速いと輪郭が崩れやすい
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画質が荒い素材は精度が落ちる
だからこそ、まずは輪郭が分かりやすい素材で成功体験を作り、徐々に難しい素材へ進むのがおすすめです。
やりたいことから逆引きできる機能対応表
| やりたいこと | まず使う機能 | 難易度 | 最初に作ると良い例 |
|---|---|---|---|
| 文字を気持ちよく動かしたい | キーフレーム、イージング | 初級 | 2秒の強調テロップ |
| タイトルをそれっぽくしたい | テキストアニメ、シェイプ | 初級 | 5秒のオープニング |
| ロゴをアニメにしたい | シェイプ、マスク、合成 | 初級〜中級 | 1秒のロゴ出現 |
| 光や発光を足したい | ブラー、グロー、合成モード | 中級 | 3秒の光演出 |
| 画面に貼り付けたい | トラッキング | 中級 | スマホ画面差し替え |
| 人物を切り抜きたい | ロトスコ | 中級〜上級 | 3秒の人物切り抜き |
初心者の最短ルートは、上から3つです。まず「文字」「タイトル」「ロゴ」だけで十分に見た目が変わり、学習が続きます。
初心者が最短で成果を出す学習ロードマップ
After Effectsは奥が深い反面、最初の到達点を小さくすると驚くほど早く成果が出ます。おすすめの最初のゴールは「10秒のタイトル動画」です。
最初のゴールとしての10秒タイトル動画
構成例は次のとおりです。
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0〜2秒:ロゴかチャンネル名が出る
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2〜7秒:特徴を3つ、強調テロップで見せる
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7〜10秒:締めの言葉と軽い光演出
この10秒を作るだけで、After Effectsの基礎が一通り触れます。さらに、そのままSNSや動画の冒頭に使えるので、学習の成果が無駄になりません。
学習ステップ表
| ステップ | 覚えること | 到達成果物 | 目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | キーフレームで動かす | 文字が出て動く | 1日 |
| 2 | イージングで緩急 | “気持ちいい動き”になる | 1〜2日 |
| 3 | 文字アニメで文字単位 | タイトルがそれっぽくなる | 2〜3日 |
| 4 | マスクで見せ方 | 画面演出が増える | 2〜3日 |
| 5 | 光と馴染ませ | 発光や光が作れる | 2〜4日 |
| 6 | トラッキングかロトスコ | 合成の幅が広がる | 1〜2週間 |
ここで重要なのは、ステップ6を急がないことです。トラッキングやロトスコは強力ですが、基礎の「動かす」「見せる」を固めた方が結果的に上達が早いです。
挫折しない練習素材の選び方
練習素材は、次の条件を満たすほど楽になります。
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5〜10秒の短尺
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被写体が少なく、背景が整理されている
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ブレが少ない
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暗すぎず、輪郭が見える
「素材の良さで半分決まる」と思って構いません。最初は成功率が上がる条件を揃え、操作の理解に集中するのが得策です。
重いと感じたときに効く設定と作業のコツ
After Effectsの挫折理由で多いのが「重い」「プレビューできない」「何をしているのか分からない」です。ここでは、初心者が即効で改善しやすい順に対策をまとめます。
プレビューが遅いときの優先順位
困ったら、次の順に試してください。
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解像度を下げる
常にフル解像度で見る必要はありません。確認用は軽くしてOKです。 -
再生範囲を短くする
30秒を再生しようとせず、確認したい3秒に絞ります。 -
重いレイヤーを一時的にオフにする
影やグローなど、重いものは一時的に切って動きを確認します。 -
キャッシュを味方にする
After Effectsは「溜めてから滑らかに見る」発想が現実的です。 -
プロジェクトを整理する
使っていないレイヤーが増えるほど重くなります。
まずは上の3つだけで十分です。最初から高度な設定に踏み込むより、確認範囲を小さくする設計が最も効きます。
プロジェクトが破綻しない整理の型
After Effectsはレイヤーが増えやすいので、整理しないと「どれを触ればいいか分からない」状態になります。最低限、次の型を作ると後半が楽です。
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フォルダを3つに分ける
素材、コンポ、書き出し -
レイヤー名を用途で統一する
例:テロップ強調、背景ぼかし、ロゴ発光 -
まとまりはプリコンポで畳む
タイムラインが短くなり、見通しがよくなります。
整理は地味ですが、制作スピードとストレスに直結します。
書き出しで迷わない考え方
書き出しで迷う理由は、After Effects単体で完結させるか、Premiereに戻すかが決まっていないことが多いです。まず方針を決めます。
書き出し方針の選択表
| 方針 | 向くケース | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Premiereに戻す | 一本の動画として仕上げたい | 全体調整がしやすい | 受け渡しの形式を揃える |
| After Effectsで完結 | 短尺が完成品になる | 演出だけで仕上がる | 音や全体調整は別途工夫 |
初心者はまず「Premiereで最終書き出し」に寄せると失敗が減ります。After Effectsは見せ場作りに集中し、全体の整えはPremiereに任せる方が安全です。
よくある疑問に先回りして答える
After Effectsは無料で使えるか
料金や体験版の扱いは変更されやすいため、最終判断は必ずAdobe公式の製品ページで確認してください。学習を始める前に「継続できる価格か」を先に確認しておくと、途中で止まりにくいです。
どれくらいで使えるようになるか
「使える」の定義次第ですが、目的別に考えると早くなります。
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文字やタイトルの演出だけなら、短尺の練習で比較的早く成果が出ます
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合成やトラッキング、ロトスコは、素材とケースに左右されるため、基礎固めの後が安定です
まずは「10秒タイトル」を作れる状態を最初の到達点にすると、学習が続きます。
PCスペックはどれくらい必要か
動作要件はバージョンによって変わるため、必ずAdobe公式の必要システム構成を確認してください。一般論としては、4K素材や重い合成を扱うほど、メモリとGPUの余裕が効いてきます。最初は短尺・軽量・低解像度で練習し、必要性が見えた段階で投資判断をするのが現実的です。
プラグインは最初から必要か
最初は不要です。キーフレーム、文字、マスク、簡単な合成だけでも十分に見た目は変わります。プラグインは「作りたい表現が明確になってから」導入した方が、失敗が少なくなります。
Premiereだけでは足りないのか
Premiereだけで成立する動画は多いです。ただし、視聴維持に効く“見せ場”を作るならAfter Effectsが強みになります。両方を役割分担して使うことで、効率と完成度が両立しやすくなります。
まず今日やることが決まる実践メニュー
ここまで読んで「やることが多い」と感じた場合は、今日の作業をこれだけに絞ってください。
今日の練習メニュー
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5秒のテキストアニメを1本作る
文字が出る→弾む→止まる、だけでOK -
そのテキストを2パターンにする
位置の動きだけ版、拡大縮小だけ版 -
仕上げにイージングを入れる
動きの緩急が付いて“それっぽさ”が出ます
これだけで、After Effectsの基礎が前に進みます。次回はマスク、次はロゴ、というふうに、成果物を少しずつ拡張していくのが最短です。
まとめ
After Effectsでできることは幅広いですが、最初に覚えるべきことは絞れます。カット編集を抱え込まず、Premiereで全体を作り、After Effectsで見せ場を作る。この役割分担を決めるだけで、学習の迷いが減ります。
次の一手はシンプルです。
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まずは「文字」「タイトル」「ロゴ」のいずれかで、10秒の完成品を作る
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プレビューが重いときは、解像度を下げる、範囲を短くする、重いレイヤーを一時オフにする
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合成やトラッキング、ロトスコは基礎が固まってからで十分間に合う
最初の成功体験さえ作れれば、After Effectsは「難しいソフト」から「表現を増やす武器」へ変わっていきます。
参考情報
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Adobe After Effects 製品ページ
https://www.adobe.com/jp/products/aftereffects.html -
Adobe After Effects 機能ページ
https://www.adobe.com/jp/products/aftereffects/features.html -
Adobe 公式 解説 After EffectsとPremiereの違い
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/video/premiere-pro-vs-after-effects.html -
Adobe After Effects ユーザーガイド
https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/user-guide.html -
Adobe After Effects 必要システム構成 2025
https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/system-requirements/2025.html -
Adobe Learn ロトスコ チュートリアル
https://www.adobe.com/jp/learn/after-effects/web/rotoscoping -
Adobe ヘルプ 次世代ロトブラシ 3
https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/using/video/roto-brush-refine-matte-video.html