Windows10、Windows11で「DNSサーバーは応答していません」と表示される場合の対処法を紹介していきます。
インターネットが繋がらない場合に診断したりすることで表示されるエラーになります。
ネットワーク関連のパソコン内の設定などを確認していきます。
パソコンの再起動
パソコンの一時的な不具合のためにDNSサーバーが応答しないこともあります。
一度パソコンを再起動させてみて問題が解決しないかを確認します。
パソコンを再起動させる場合に、Windowsのアップデートがあればアップデートしておきましょう。
ルーター、モデムの再起動
ルーターとモデムの再起動を行います。
パソコンではなくルーターやモデムの一時的な不具合かもしれません。
再起動してみて問題が解決するか確認します。
モデムとルーターの電源を切り、コンセントを抜いて10分以上放置します。
再度コンセントを差し込み、ルーターとモデムを起動させます。
念のためモデムやルーターの再起動はそれぞれの取扱説明書を参考にしてください。
ネットワークドライバーの更新と再インストール
ネットワークドライバーの更新を行い、修正されなかった場合は再インストールをしていきます。
- Windowsマークを右クリックして「デバイスマネージャー」
- ネットワークアダプターをクリックして展開
- 有線接続であれば「Ethernet」無線接続であれば「Wi-Fi」が入っているものを右クリックします。
- 右クリックメニューから「ドライバーの更新」をクリックし「ドライバーを自動的に検索する」をクリック
- アップデート完了後にインターネットを確認してみて修正されていなかった場合は再インストールを行います。
- 同じ画面にて右クリックして「デバイスのアンインストール」をクリック
- アンインストール完了後、パソコンの再起動を行うことで再インストールされます。
不要なネットワークアダプターの無効化
不必要なネットワークアダプターがインストールされ有効になっている場合原因となっている可能性があります。
- Windowsマークを右クリックして「ネットワーク接続」
- Windows10なら「アダプターのオプションを変更する」、「イーサネット」か「Wi-Fi」を右クリックしてプロパティ
Windows11なら「ネットワークとインターネット」から「イーサネット」か「Wi-Fi」 - 「接続していないネットワークアダプター」を右クリックして無効化していきましょう。
- 問題が解決したかを確認します
IPv6の無効化
IPv6という機能がオンになっているとDNSサーバーが応答しない場合があります。
- Windowsマークを右クリックして「ネットワーク接続」
- Windows10なら「アダプターのオプションを変更する」、「イーサネット」か「Wi-Fi」を右クリックしてプロパティ
Windows11なら「ネットワークとインターネット」から「イーサネット」か「Wi-Fi」 - 「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」のチェックを外してOK
- 問題が解決したか確認
DNSの設定を変更
IPアドレスとDNSサーバーを自動取得にしても解決しない場合は、DNSサーバーを固定化します。
- Windowsマークを右クリックして「ネットワーク接続」
- Windows10なら「アダプターのオプションを変更する」、「イーサネット」か「Wi-Fi」を右クリックしてプロパティ
Windows11なら「ネットワークとインターネット」から「イーサネット」か「Wi-Fi」 - Windows10なら「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」の「プロパティ」で「次のDNSサーバのアドレスを使う」で次の値を入力
Windows11なら「DNSサーバーの割り当て」の編集で「手動」をクリックして次の値を入力 - 優先DNSサーバ: 8.8.8.8
代替DNSサーバ: 8.8.4.4 - OKで完了して修正されたか確認
ルーターの設定を確認
ルーターの更新や設定のリセットを行います。
ルーターの取扱説明書を読み、設定画面を開きます。
その後、ルーターの更新がないかを確認を行い更新があれば更新をします。
更新後に修正されないかを確認した後、ルーターをリセットしてみます。
ルーターのリセットは本体側のボタンで行うことが多いです。
取扱説明書などを確認してリセットを行ってください。
障害が発生していないか確認
インターネット回線のプロバイダーで障害が起きている場合、DNSサーバーが応答しないということもあります。
自分の契約しているサービスの障害状況を確認してください。