Windows10、Windows11で7-Zipのダウンロードから使い方まで紹介していきます。
圧縮方法や解凍方法、解凍できない場合などしっかり使いこなしていきましょう。
7-Zipのダウンロードとインストール方法
7-Zipのダウンロードは公式サイトで行います。
ダウンロードするファイルは一番上にある最新のバージョンから選択します。
色々なタイプがありますが、右側の概要欄にWindows用と記載されている32bitか64bitになります。
基本的に64bitのほうをダウンロードしますが、2000年代の古いパソコンの場合は32bitも考えられます。
2010年以降に購入しているのであれば64bitで問題ありません。
ダウンロードしたファイルをクリックして実行します。
インストールが開始されるので”install”で完了すればCloseをクリックしましょう。
圧縮する
大きな容量のファイルをメールで送信したりする際には、容量の問題で送信できないことがあります。
その場合は、圧縮するかクラウドサービスで送信することになります。
今回は7-Zipを使用して圧縮してファイル容量を小さくします。
- 圧縮したいファイルを右クリック
- 7-Zipという項目が表示されているので選択
- 圧縮をクリック
- 圧縮設定をしてOKをクリックすると圧縮ファイルが作成される
元々のファイルは残っています。
また、Windows11の場合は「その他のオプションを表示」をクリックすることで7-Zipの項目を表示することができます。
圧縮設定では
- 圧縮先
- 書庫形式
- 圧縮レベル
- 圧縮方式
- 辞書サイズ
- ワードサイズ
- ソリッドブロックサイズ
- CPUスレッド数
- 書庫をサイズで分割
- パラメータ
- オプション
- 暗号化
があります。
この中で普段使用するには、圧縮先【圧縮したファイルの場所を指定】書庫形式【圧縮形式の選択。ZIPがおすすめです】暗号化【パスワードをかける】になります。
とくに書庫形式で7-zipを選択すると7-Zipを相手がインストールしていないと解凍できないのでZIPにしておきましょう。
解凍する
圧縮されたファイルを解凍します。
解凍しないとファイルの中に入っているものが何か確認できません。
- 解凍ファイルを選択して右クリック
- 右クリックメニューの7-Zipを選択して展開をクリック
- 展開先を選択する場合は「…」をクリック
- OKをクリックして完了
また、Windows11の場合は「その他のオプションを表示」をクリックすることで7-Zipの項目を表示することができます。
圧縮ファイルにパスワードをかける
圧縮ファイルにパスワードをかけたい場合は、圧縮する際に設定を行う必要があります。
通常通り7-Zipで圧縮したいファイルを選択して圧縮メニューを開きます。
その中にある暗号化項目にパスワードを2回入力してOKをクリックすると完了です。
暗号化した場合は、ファイルを転送した相手にも暗号(パスワード)を送りましょう。
圧縮ファイルを分割して作成
圧縮ファイルを分割することでサイズの小さいファイルをいくつも作成できます。
相手の会社の都合でメールだけでしかやりとりできない、サイズの小さいファイルしか送れない場合に最適な方法です。
圧縮したいファイルを選択して圧縮メニューを開きます。
書庫をサイズで分割の項目で、どれだけのサイズで分割するかを選択しましょう。
サイズの容量でいくつかのファイルになるかは決まります。
解凍できない場合は?
圧縮されたファイルを解凍できない場合は
- パソコンの不具合
- 7-Zipのインストールエラー
- ドライバーの更新
- 7-Zipに対応していないファイル形式
が考えられます。
他のパソコンで解凍できるのに自分のパソコンで解凍できない場合はパソコンの不具合があります。
また他の人の7-Zipで解凍できない場合は、RARなどの対応していないファイル形式の可能性もあります。
パソコンのエラーを確認、7-Zip以外の圧縮ソフトのインストールがおすすめです。