※購入先、ダウンロードへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、それらの購入や会員の成約、ダウンロードなどからの収益化を行う場合があります。

5Gをオフにした方がいい?iPhone/Androidの最適設定はこれ

スマホの電池、夕方まで“もたない問題”。犯人は実は5Gの使い方かもしれません。
高速通信は魅力だけど、常時オンにしておくのが正解とは限らない——。本記事では、iPhoneは「5Gオート」/Androidは「通常5G+電池モード」を軸に、電池・速度・安定性の3点から“今日すぐ真似できる最適設定”をわかりやすく解説します。都市部の普段使い、地下や屋内で不安定なとき、テザリングで長時間使う日まで、迷わず決められる早見表&手順つき。読了後には、「自分の使い方なら、この設定が正解だ」と自信を持って選べるようになります。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

この記事のまとめ
  • ふだんはiPhone=5GオートAndroid=5G有効でOK。

  • 電池を守りたい日や通信が不安定な場所では、低電力/バッテリーセーバー+LTE固定を一手。

  • テザリングや外出が多い日は低データ(省データ)設定で無駄な通信を抑える。

これだけで、電池・速度・安定性のバランスはほぼ最適化できます。設定は一度覚えれば次回から数タップ。今日の使い方に合わせてスイッチするだけで、夕方のバッテリー残量にも余裕が生まれます。“常時5G”より“賢く5G”——その第一歩を、いまの設定から始めましょう。

5Gをオフにした方がいい?

iPhoneは基本、設定>モバイル通信>音声通話とデータ=「5Gオート」が最適。必要な場面だけ5Gを使い、不要なときはLTEに自動で落として電池消費を抑えます
加えて低電力モードを使うと、状況により5Gが抑制/無効になり、さらに省電力化します。

Android(Pixel想定)は通常5Gを有効でOK。バッテリーセーバーをオンにすると、5G対応機では4G優先(実質5Gオフ)へ切り替わる仕様です。
電池重視の日はこれだけで十分。

5Gを“あえて”切るべき場面は、屋内・地方・地下などで5Gが不安定/再接続が多いとき、モバイル回線で長時間テザリングする日、端末の発熱を抑えたいとき。
そんな日はLTE固定が体感安定で電池も持ちやすいです(手順は後述)。※電波状況次第で効果は変わります。


なぜ「常時5Gオン」より“自動/省電力”が賢いのか

  • 電池:5Gは高速ですが、基地局とのやりとりが増えやすく消費電力が上がる場面があります。iPhoneの5Gオート(Smart Data)は不要時にLTEへ自動切替し、電池の最適化を図ります。

  • 速度:混雑・屋内・境界エリアでは5Gが掴みにくく、再接続の繰り返しでむしろ遅いことも。安定したLTEに固定した方が体感が良いケースがあります。

  • 安定性:Android(Pixel)はバッテリーセーバー中は4G利用に寄せる仕様が明記。電池優先のシーンはワンタッチで“安定&省電力”側に倒せます。


シーン別・最適設定

シーンiPhoneのおすすめAndroid(Pixel想定)のおすすめねらい
都市部の普段使い5Gオート5G有効(通常)必要な時だけ5G、無駄な電力を使わない
電池を死守したい低電力モード+5GオートバッテリーセーバーONiPhoneは低電力で5Gを抑制/Pixelは4G優先へ
屋内・地方で不安定LTE固定優先ネットワーク=LTE/4G再接続地獄を避け、通信を安定化。
長時間テザリング/大容量DL低データモード活用(必要ならLTE固定)省データ+必要ならLTE固定バックグラウンド通信を抑え、発熱と電池をコントロール

iPhoneの“正解設定”と手順

① まずは「5Gオート」に

  1. 設定モバイル通信通信のオプション音声通話とデータ

  2. 「5Gオート」を選択(常時5Gなら「5Gオン」、安定優先なら「LTE」)。

  3. 補足低電力モードをオンにすると、条件により5Gが無効/抑制され、省電力方向に。iPhone 12など一部では5G SAが低電力で無効になる旨も明記。

② データ節約は「低データモード」を併用

  • 設定モバイル通信通信のオプションデータモード低データモードをオン。

  • Wi-Fi側にも個別に低データモード設定が可能。バックグラウンド更新や自動処理を抑え、テザリング時や外出時の消費を減らせます

③(参考)国内キャリアの画面例

  • NTTドコモの公式手順(iOS 18.5画面で解説)。「5Gオン/5Gオート」の切り替え経路が確認できます。


Android(Pixel系)の“正解設定”と手順

① 通常は5G有効でOK

設定ネットワークとインターネットモバイルネットワーク優先ネットワークの種類5G/LTEを選択。機種により項目名は異なります。

② 電池優先の日は「バッテリーセーバー」をON

  • 設定バッテリーバッテリーセーバー

  • 仕様:有効化中は5G対応端末でも4Gを利用する可能性がある=実質的に5Gオフとして働きます。スケジュール設定も可。

③ それでも不安定なら「LTE固定」

優先ネットワークの種類LTE/4Gに変更。キャリアや機種で表記・有無が異なる場合があります。


具体例:こんなとき“5Gを切る”とラク

  • 地下街や高層ビル内:5G電波が届きにくく、切替が頻発→LTE固定で安定

  • 出張や山間部:モバイル回線が細い→低電力モード/バッテリーセーバーでスタミナ重視に。

  • テザリングの長時間運用:発熱と消費が増えやすい→低データモード+必要ならLTE固定でコントロール。


よくある質問

Q1:iPhoneの「5Gオート」と「5Gオン」は何が違う?
A:「5Gオート」はSmart Dataで用途に応じて5G/LTEを自動切替し、電池を最適化します。「5Gオン」は常時5Gを掴みにいき、速度重視の設定です。

Q2:低電力モードにすると5Gは切れますか?
A:Apple公式は、低電力モード中は5Gが無効(例外的に動画や大容量DL等で利用)と案内しています。iPhone 12では5G SAが低電力で無効になる記載も。

Q3:Pixelのバッテリーセーバーで5Gはどうなりますか?
A:5G対応Pixelは、バッテリーセーバー中に4Gを使用する場合があるとGoogle公式ヘルプに明記。電池重視ならまずこれを使いましょう。

Q4:メニューに“優先ネットワーク(5G/LTE)”が見当たりません。
A:機種やキャリア仕様で表示・名称が異なる/項目が出ないことがあります。Pixelの公式ヘルプの該当ページで**「優先ネットワークの種類」の場所を確認してください。

Q5:省データでどれくらい変わる?
A:「低データモード」はバックグラウンド更新等を抑え、通信量と電池の負荷を低減します。効果は使い方次第ですが、テザリング中や外出時に特に有効です。


セットアップ手順

iPhone

  1. 設定モバイル通信通信のオプション音声通話とデータ

  2. 5Gオートを選ぶ(状況で5Gオン/LTEに切替可)。

  3. データモード低データモードをオン(Wi-Fi側も別設定可)。

  4. コントロールセンター低電力モードを必要なときだけオン。

Android(Pixel例)

  1. 設定ネットワークとインターネットモバイルネットワーク

  2. 優先ネットワークの種類5G/LTEを選択。

  3. 電池を守る日は設定バッテリーバッテリーセーバーをオン(スケジュール可)。


注意点(知っておくと安心)

  • 5G SA(Standalone)など一部の新機能は特定の条件(端末/OS/USIM)が必要。低電力モード時はiPhone 12でSAが無効等の注記もあります。利用可否はキャリア案内も確認を。

  • キャリア/機種差:同じAndroidでもメニュー名や挙動は異なります。迷ったらキャリアの機種別ページで確認(例:ドコモのiOS 18.5手順)。