「1v1.LOL(ワンブイワン・ロル)」は、建築とシューティングを組み合わせた基本無料のバトルロワイヤルTPSです。
フォートナイト風のゲーム性を、ブラウザやスマホ、Steamで手軽に楽しめるタイトルとして日本でも注目されています。
本記事では、
- 1v1.LOLがどんなバトルロワイヤルゲームなのか
- どのプラットフォームで、どうやって始めるのか
- バトルロワイヤルモードで勝つための立ち回り・設定・練習方法
を、フォートナイト経験者にも初心者にも分かりやすい形で解説いたします。
1v1.LOLとは?フォートナイト風の建築バトルロワイヤルTPS
基本概要と対応プラットフォーム(ブラウザ/スマホ/Steam)
1v1.LOLは、三人称視点(TPS)のオンラインシューティングゲームです。プレイヤーは銃で撃ち合うだけでなく、壁や床、階段などを建築して身を守りつつ有利な位置を取って戦います。
対応プラットフォームは次のとおりです。
- ブラウザ版:
HTML5ベースで、PCのWebブラウザから直接プレイできます。インストール不要で、すぐに試せるのが特徴です。 - スマホアプリ版(iOS/Android):
App Store・Google Playのほか、AptoideやUptodownなどのストアからも配信されています。Android版は5,000万ダウンロード以上と、大規模なユーザー数を持つタイトルです。 - PCクライアント版(Steam):
2023年6月にSteamで配信開始されたPC向けクライアント版もあり、より安定した環境でプレイしたいユーザーに向いています。
基本プレイ料金は無料で、後述のとおり課金要素は主にスキンなど見た目のカスタマイズに限定されています。
なお、2024〜2025年時点ではゲーム内UIの日本語対応は限定的で、多くの表記が英語のままとなっています。そのため、日本語での解説記事や動画が重要な情報源になっている状況です。
バトルロワイヤルモードの特徴(少人数・短時間マッチ)
1v1.LOLのバトルロワイヤルモードは、フォートナイト等と比較するとコンパクトでテンポの良い対戦が特徴です。
- 参加人数:おおよそ16人前後の少人数マッチ
- 1試合あたり約5分前後で決着する短時間設計
- ステージも小さめで、降下直後から撃ち合いが起こりやすい
そのため、
- 長時間プレイする余裕はないが、1〜2試合だけサクッと遊びたいとき
- フォートナイトほど大規模なマップや長い試合時間は求めていないとき
に非常に向いているタイトルです。
1v1・2v2との違いと役割(練習用モードとして)
ゲーム名の通り、1v1.LOLには1対1の「1v1」モードや、2対2の「2v2」モードも用意されています。
- 1v1モード:
純粋な対面勝負。建築の早さやエイム力を集中的に鍛えたいときに最適です。 - 2v2モード:
味方との連携やカバー力を鍛えられます。友人と一緒に練習したい場合にも向いています。 - バトルロワイヤルモード:
多人数の中で生き残る立ち回り、資材管理、ポジション取りなど、総合的な実戦力を鍛えられます。
この記事では特に、バトルロワイヤルモードで勝つための基礎にフォーカスして解説していきます。
バトルロワイヤルモードのルールとゲームの流れ
ここでは、1試合の流れを「開始〜降下」「中盤」「終盤」の3段階に分けて説明いたします。
マッチ開始〜降下フェーズのポイント
マッチ開始〜ロビー
- ロビーでは武器を試したり、操作感を軽く確認したりできます。
- 感度やボタン配置に違和感がある場合は、この時点で設定を見直しておきましょう。
降下(スポーン)地点の選び方
- 1v1.LOLのマップはコンパクトなため、どこに降りても比較的早く敵と接触します。
- 最初は「建築しやすい平地」や「遮蔽物がある場所」を選ぶと、落ち着いて操作を確認しながら戦えます。
序盤の優先行動
- 武器の確保:まずはメイン武器(アサルトライフル等)を確保
- 最低限の建築資材を集める:すぐに壁と階段を出せるよう、資材は早めに確保
- 周囲の敵位置を音とミニマップで把握する
中盤戦:資材管理とポジション取り
プレイヤー数が半分程度になったタイミングからが中盤戦です。
資材管理の基本
- 無駄な建築を連発すると、終盤に資材不足で不利になります。
- 「撃たれたときの最低限の防御」と「高所を取るための階段」を優先し、過度な建築スパムは避けましょう。
ポジション取りの考え方
- 高所優位:敵より高い位置を取ると、有利な射線を確保できます。
- ただし、あまりに高く積み上げると、崩されたときのリスクが高まります。
- 安定した「一段高い位置」をキープするイメージで、無理のない高さを維持することが重要です。
交戦の選別
- 中盤は「不用意な乱戦」に巻き込まれると一気に不利になります。
- 体力や資材に余裕がないときは戦闘を避け、装備を整えることを優先しましょう。
終盤戦:高所取りと建築・射撃の連携
残り人数が少なくなり、安地(安全地帯)が絞られてくると終盤戦です。
終盤の基本方針
- 常に敵より一段高い位置を意識しながら、建築で遮蔽を確保
- 射線を通しやすい位置に小さな拠点を作り、敵の動きを観察
建築と射撃の連携
- 撃つ→壁を立てて隠れる→位置を少し変えてまた撃つ
- というサイクルを意識すると、被弾を抑えつつダメージを与えられます。
資材・体力の最終チェック
- 残り資材が少ない場合は、無理に高く積み上げず、低めの位置で安定した遮蔽を作る方が安全です。
- 回復アイテムがある場合は、ラストバトル前に必ず使い切る意識を持ちましょう。
初心者向け|1v1.LOLの基本操作とおすすめ設定
モバイル版の操作と設定(感度・配置の考え方)
スマホ版では、画面上のバーチャルスティックとボタンで操作します。
感度設定の基本
視点の感度は「早すぎると狙いづらい」「遅すぎると振り向けない」ため、まずは中間値+少し低めからスタートし、少しずつ上げていくのがおすすめです。
ボタン配置の考え方
- 射撃ボタンとジャンプ(または建築)ボタンは、親指で押しやすい位置に配置
- 誤タップを防ぐため、重要なボタンは少し大きめにしておきましょう。
最初は「エイムを安定させること」に集中し、建築操作は段階的に増やしていくと挫折しにくくなります。
PC/ブラウザ版の操作とキーバインドのポイント
PC版では、キーボードとマウスで操作します。
基本のキー配置の例
- WASD:移動
- スペース:ジャンプ
- マウス左:射撃
- マウス右:照準(ADS)
- 数字キー・Q/E/R等:建築パーツ切り替え
キーバインド調整のポイント
- よく使う建築パーツ(壁・階段)は、押しやすいキー(Q・E・Fなど)に割り当てる
- 武器切り替えはマウスホイールだけに頼らず、数字キーも併用すると素早く切り替えられます。
マウス感度については、他のFPS/TPSで使い慣れた設定がある場合、その値をベースに調整するとよいでしょう。
最初に覚えるべき建築パターン(壁・階段・床)
建築が難しそうに感じる場合は、以下の3つの基本パターンから慣れていくのがおすすめです。
緊急防御の「1枚壁」
- 撃たれた方向に向き、即座に壁を1枚建てる
- これだけでも被弾をかなり減らせます。
高所を取る「階段+壁」
- 自分の進行方向に階段 → その前に壁を建てる
- 敵の射線を切りながら前進できる形です。
落下防止の「床」
- 崩されそうなときや、ジャンプ撃ちの着地点に床を置く
- 思わぬ落下ダメージを防ぐことができます。
この3つを「反射的に出せる」ようになると、バトルロワイヤルモードでの生存率が大きく変わります。
すぐに上達したい人向け練習メニュー
1日30分でできる基礎エイム練習
所要時間:合計30分の例
ウォームアップ(5分)
- ロビーや練習モードで、歩きながら壁や的に向かって射撃
近距離エイム(10分)
- 1v1モードやボット戦で、敵に近づいて腰だめ撃ちやADSの感覚を確認
中距離エイム(10分)
- 中距離で敵の動きを追いながら、少し先を狙って射撃
振り返り(5分)
- 外した弾の原因を振り返り、「感度が高すぎるか」「無理に撃っていないか」を確認
毎日短時間でも継続することで、エイムは着実に安定していきます。
建築+射撃を同時に鍛えるモードの使い方
1v1・2v2モードは、建築と射撃を同時に鍛えるのに向いています。
- 1v1で意識すること
- 「撃たれたら壁」「高所を取りたいときは階段+壁」を徹底
- 勝ち負けよりも「正しい操作を毎回行う」ことを重視します。
- 2v2で意識すること
- 味方の位置を常にミニマップで確認
- 味方が狙われているときは、敵の視線を引きつけるように攻撃してカバーする
「建築→射撃→建築」のサイクルを自然に回せるようになると、バトルロワイヤルでも生存力が大きく向上します。
バトルロワイヤルで意識したい3つのチェックポイント
- 終盤まで戦えるだけの資材が残っているか
- 常に周囲より少し高い位置をキープできているか
- 不用意な乱戦に飛び込まず、有利な状況で戦えているか
試合のたびにこの3点を振り返るだけでも、立ち回りの精度は確実に上がります。
フォートナイト経験者が気になる違いと注意点
試合時間・人数・テンポの違い
- フォートナイト:
100人規模の大規模バトロワで、1試合が長くなりがち - 1v1.LOL:
16人前後の少人数・約5分前後の短時間マッチで、撃ち合い中心のテンポが速いゲーム性です。
そのため、「建築と撃ち合いをすぐ楽しみたい」「サクッと数試合こなして練習したい」というニーズにより合っています。
建築システムと資材の違い
- 使える建築パーツ自体は似ていますが、マップ規模が小さいため大規模なタワー建築よりも、小回りの利く建築が重要になります。
- 資材も有限のため、終盤に備えた節約意識がより強く求められます。
エイムアシストや操作感の違い
- モバイル版ではエイムアシストが存在する一方で、操作負担は「射撃+建築+スキル」とやや高めです。
- フォートナイトに慣れている場合でも、感度やボタン配置は改めて調整し直すことをおすすめいたします。
課金要素・安全性|子どもに遊ばせても大丈夫?
課金要素の中身とゲームバランスへの影響
1v1.LOLは基本プレイ無料ですが、ゲーム内ショップでは主に以下のような有料要素があります。
- キャラクタースキン
- 武器スキン
- エモート
- シーズンパス(限定コスメティック)
これらは見た目の変更が中心で、ゲームの強さに直接影響する要素は限定的とされています。そのため、無課金でも全モードを問題なく楽しむことができます。
年齢レーティングとオンライン対戦の注意点
モバイル版の年齢レーティングは、軽い暴力表現を含むものの、一般的なバトロワTPSとしては比較的マイルドな水準です。
ただし、
- 世界中のプレイヤーとマッチングするオンラインゲームであること
- チャット機能やフレンド機能を通じて他人と交流できること
から、保護者の方は以下の点を確認しておくと安心です。
- ゲーム内チャット機能のオン/オフ設定
- プレイ時間のルール(1日◯分まで等)
- 課金パスワードやファミリーコントロールの設定
保護者がチェックしておきたい設定・ルール決め
課金に関するルール
- 「課金する場合は必ず事前に相談する」など、家庭内のルールを明確にしておきましょう。
プレイ時間の目安
- 1試合5分前後であることを踏まえ、「2〜3試合まで」など、試合数で管理する方法も有効です。
コミュニケーションの内容
- ボイスチャットを利用する場合は、知らない人と長時間会話しない、個人情報を話さないなど、基本的なネットリテラシーを確認しておくと安心です。
まとめ|1v1.LOLをバトロワ練習と息抜きに活用しよう
1v1.LOLは、
- 建築とシューティングを組み合わせたフォートナイト風TPSでありながら、
- 16人前後の少人数・1試合5分前後という短時間バトルロワイヤルを楽しめるタイトルです。
ブラウザ・スマホ・Steamと幅広いプラットフォームに対応しており、基本プレイ無料で気軽に始められます。
- フォートナイト経験者の方は、「テンポの速い練習用バトロワ」として
- バトロワ初心者の方は、「まずは短時間で試せる入門タイトル」として
1v1.LOLを活用してみてはいかがでしょうか。
本記事の内容を参考に、
- 自分の環境に合った設定を整え
- 基本の建築パターンと立ち回りを身につけ
- 毎日少しずつ練習を続けていただければ、1v1.LOLのバトルロワイヤルモードで着実に勝率を上げていくことができるはずです。