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1kmは徒歩で何分?目安と計算式、信号や坂の補正まで

「1kmって、徒歩だと何分だろう?」――待ち合わせに遅れたくないときや、通勤・通学の時間を見積もりたいとき、そして物件探しで“徒歩○分”の表示を見たときに、意外と迷うのがこの疑問です。
同じ1kmでも、歩く速さはもちろん、信号待ちや坂道、混雑、荷物の有無で所要時間は簡単に数分変わります。さらに不動産広告の徒歩分数は、実測ではなく決められた換算ルールで表示されるため、体感とズレが出ることも珍しくありません。

この記事では、1km徒歩の目安をすぐに掴める早見に加えて、自分の歩く速さでの計算方法、信号や坂での上乗せのコツ、徒歩表示の正しい読み方までを整理します。読み終えた頃には、目的に合った見積もりを迷わず選べるようになります。

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目次

1kmは徒歩で何分かを目的別に決める

まずは結論:迷ったらこの3つから選ぶ

1kmの徒歩時間は、目的で基準を変えると失敗しません。迷ったときは、次の3つから選んでください。

  • 物件比較・広告の読み取りが目的:徒歩表示基準(道路距離80m=1分)を採用 → 約12分30秒

  • 遅刻を避けたい(待ち合わせ・通勤):ふだん歩きの時間に、信号などを上乗せ → 15〜20分が安全域

  • 急いで歩く(速歩・運動目的):速歩の目安を採用 → 10〜12分

ここで重要なのは、「1km=何分」という問いに対して“唯一の正解”を探さないことです。必要なのは、あなたの目的にとって「外さない答え」を選ぶこと。そのために、以降で根拠と手順を整理します。

1kmが10〜15分と言われる理由

一般的に「1km=10〜15分」と言われるのは、歩く速さに幅があるからです。
たとえば、分速(1分に何m進むか)が変わるだけで、1kmの所要時間は簡単に数分変わります。

  • 分速75mなら:1000÷75=約13.3分(約13分20秒)

  • 分速85mなら:1000÷85=約11.8分(約11分46秒)

  • 分速100mなら:1000÷100=10分

日常の「ふつう歩き」が11〜14分台に収まる人もいれば、荷物や靴、混雑で15分以上になる人もいます。だからこそ、目安を“固定の数字”ではなく、“選べる基準”として持つのがコツです。

1km徒歩の最短意思決定チャート

最後まで読まなくても判断できるよう、決め方を整理します。

  • 物件の徒歩分数を比較したい → 徒歩表示基準(80m/分)で換算

  • 集合・乗換で遅れたくない → ふだん歩き+補正(信号・混雑)

  • 速歩の運動として歩く → 速歩の目安(分速93〜107m)

  • 子ども・高齢者・ベビーカー同伴 → ふだん歩き+大きめ補正

このあと、各基準を「根拠」「計算」「補正」の順に分解していきます。


1km徒歩の早見表:歩く速さ別に何分か

ここでは、1kmを「速さ」で決められるように、分速・時速・所要時間を並べた早見表を用意します。
分速は、直感的に「1分で何m進むか」が分かるので、時間見積もりに向いています。

速度別 1km所要時間 早見表

歩くイメージ 速度の目安 1kmの時間 こんなときに使う
ゆっくり 分速60m(時速3.6km) 約16分40秒 荷物が重い・人が多い・疲れている
ふだん歩き(控えめ) 分速75m(時速4.5km) 約13分20秒 普段の移動の目安に
ふだん歩き(標準) 分速80m(時速4.8km) 12分30秒 物件比較の共通基準にも
ふだん歩き(やや速め) 分速85m(時速5.1km) 約11分46秒 少し急ぎたい
速歩 分速93m(時速5.6km) 約10分45秒 運動・遅れそうで急ぐ
かなり速歩 分速107m(時速6.4km) 約9分21秒 短時間で到達したい

※歩行の分速目安は、公的資料(生活活動のメッツ表等)で「歩行(平地、75〜85m/分)」「やや速歩(93m/分)」「かなり速歩(107m/分)」といった形で示されています。

「ふだん歩き」を採用するなら12〜14分が軸になる

ふだん歩きの軸は、分速75〜85mあたりに置くと実用的です。
その結果、1kmは約11分46秒〜13分20秒に収まります。ここに信号待ちや混雑の上乗せが入るので、遅刻回避の見積もりでは「15分以上」を見ておくのが安全になります。

「12分30秒」を覚えておくと便利な理由

「1km=12分30秒」は、分速80mの計算結果です。
この数字は、のちほど解説する不動産広告の徒歩表示(80m=1分)とも一致するため、比較の物差しとして非常に使いやすいのが利点です。
ただし、現実の所要時間そのものではないため、遅刻回避には補正が必要になります。


1km徒歩を自分の速さで計算する方法

計算式はこれだけ:時間=距離÷速度

計算の基本はシンプルです。

  • 時間(分)=距離(m)÷速度(m/分)

1kmは1000mなので、分速が分かればすぐ計算できます。たとえば分速83mなら、1000÷83=約12分。これだけです。

時速(km/h)を分速(m/分)に直すと失敗しにくい

「時速5kmくらいで歩く」という感覚がある場合は、分速へ換算します。

  • 分速(m/分)=時速(km/h)×1000÷60

例)時速4km → 4×1000÷60=約66.7m/分
例)時速5km → 約83.3m/分
例)時速6km → 100m/分

この分速を使えば、1km時間は「1000÷分速」で計算できます。

よく使う時速4・5・6kmの早見

時速 分速 1kmの時間 使いどころ
4km/h 66.7m/分 約15分 ゆっくり〜荷物あり
5km/h 83.3m/分 約12分 ふだん歩き〜やや速め
6km/h 100m/分 10分 速歩〜急ぎ

「時速が1km/h変わると、1kmで2〜3分変わる」ので、状況(靴・荷物・混雑)で採用値を変えると精度が上がります。


不動産広告の徒歩○分は何を意味するか

徒歩表示は「道路距離80m=1分」で計算し端数は切り上げ

不動産広告の「駅まで徒歩○分」「スーパーまで徒歩○分」は、実際に歩いた計測結果ではなく、決められた算出ルールで表示されます。
消費者向けの解説でも、徒歩所要時間は「道路距離80mにつき1分」として換算し、小数点以下の端数は切り上げとされています。

たとえば道路距離500mなら、500÷80=6.25分 → 7分表示となります。

信号待ち・踏切待ちは「考慮しなくてよい」前提

徒歩表示は「道路距離」をもとに計算するため、信号待ちや踏切待ちなどの待ち時間は、規約上「考慮しなくてよい」取り扱いです。
つまり、現実の移動では信号で止まれば、その分は上乗せになります。ここが「表示より遠く感じる」最大の理由です。

坂道や階段があっても“距離換算”は同じ

坂道や階段が多いエリアは、実際には速度が落ちます。
しかし徒歩表示は「距離」を80m/分で換算するため、坂の有無そのものは時間に反映されません。結果として、坂の多いルートほど「表示と体感がズレやすい」傾向があります。

徒歩表示は「比較のものさし」として使うのが正解

徒歩表示は、物件同士を同じ計算方法で比較できるようにする“ものさし”です。
したがって、使い方は次の順番が合理的です。

  1. まずは徒歩表示で候補を比較(同一ルールで公平に比べる)

  2. 候補が絞れたら、地図アプリでルートを確認(信号・坂・歩道の状況)

  3. 最終判断は、重要時間帯に実際に歩いて確かめる(平日朝・夜、雨の日など)

徒歩表示を「正しい/間違い」で評価すると迷います。「比較」と「現実確認」の役割を分けると、判断が早くなります。


地図アプリの徒歩時間と不動産の徒歩表示をどう使い分けるか

使い分け表:どれを信じるかではなく、何に使うか

手段 得意なこと 苦手なこと おすすめ用途
不動産の徒歩表示 物件比較の共通基準 信号待ち・混雑・坂の体感は反映しにくい まず候補を絞る
地図アプリの徒歩時間 ルート形状を反映しやすい 個人差(歩く速さ)や時間帯差は残る 現実の目安を作る
実測(現地で歩く) 最も現実に近い 手間がかかる 最終判断・通勤動線の確定

「徒歩○分」の数字を“答え”にするのではなく、意思決定プロセスの部品として並べると、物件選びも待ち合わせも失敗しにくくなります。

物件探しでズレが致命傷になるケース

  • 朝の通勤時間帯:人が多く、駅構内や横断歩道で止まりやすい

  • 大きな交差点がある:赤信号の待ちが長い

  • 坂が連続する:速度が落ちる

  • 雨の日:歩道が狭いとすれ違いに時間がかかる

これらは「距離が同じでも時間が変わる」要因です。次の章で、分単位の補正として扱えるようにします。


信号・坂・混雑で何分増えるかを分単位で補正する

補正の考え方:まず“ふだん歩きの素の時間”を決める

補正を成功させるコツは、最初に「素の時間」を決めることです。
おすすめは、次のどれかです。

  • ふだん歩き標準:1km=12〜13分

  • ゆっくり寄り:1km=14〜15分

  • 速歩寄り:1km=10〜11分

ここに、信号・坂・混雑・天候・同行者の補正を“足し算”します。

信号の上乗せ目安:1回+0.5〜1.5分、主要交差点は+2分

信号は最も時間を持っていく要因です。
目安としては、次のように見積もると実用的です。

  • 小さめの交差点:1回あたり+0.5〜1.0分

  • 主要交差点(幹線道路):1回あたり+1.0〜2.0分

  • 踏切:運次第のブレが大きいので、遅刻回避なら+2〜5分を別枠で確保

不動産の徒歩表示は待ち時間を考慮しない前提なので、遅刻回避ではここを必ず足します。

坂道・階段の上乗せ目安:+1〜5分

坂道や階段は、速度が落ちるため“歩いている時間”が伸びます。

  • ゆるい坂が少し:+1〜2分

  • 坂が連続/階段が多い:+3〜5分

  • ベビーカー・重い荷物がある:上記にさらに+2〜5分を上乗せ

特に内見では、帰宅時(上り坂になるか)も要確認です。生活は「往復」なので、片道だけ見ても判断を外しがちです。

混雑の上乗せ目安:+2〜6分(時間帯で変動)

混雑は「歩く速さ」と「止まる回数」を同時に悪化させます。

  • 人が少ない:+0〜1分

  • 駅前・商店街・学校周辺:+2〜4分

  • ラッシュ/イベント:+4〜6分以上

混雑は曜日と時間帯で別世界になるので、「通勤目的」なら平日朝、「子ども同伴」なら夕方の人の流れで確認すると納得度が上がります。

天候・装備の上乗せ目安:雨は+2〜6分、暑さ寒さも+2〜6分

  • 小雨:+1〜3分

  • 強い雨・雪・凍結:+3〜8分

  • 真夏・真冬:体力消耗・衣服の影響で+2〜6分

徒歩1kmは短く見えますが、悪天候だとストレスが増えやすい距離です。遅刻が許されない日は、距離が短いほど“油断”が出るので、あえてバッファを積みます。

同行者補正:子ども・高齢者・ベビーカーは別カテゴリで見積もる

  • 子ども連れ:寄り道・立ち止まりが発生 → +3〜10分

  • 高齢者:段差や横断でペースが落ちやすい → +5分以上(余裕を厚めに)

  • ベビーカー:段差回避・迂回 → +3〜8分

「最短時間」を当てるより、「遅れない時間」を当てる方が満足度が高い場面が多いはずです。目的が遅刻回避なら、保守的に見積もるのが正解です。

上乗せ補正チェックリスト:そのまま足し算する

出発前に当てはまるものを足し算してください(遅刻回避の目安)。

  • □ 信号が2回以上(+1〜3分)

  • □ 主要交差点を渡る(+2分×回数)

  • □ 坂道・階段がある(+1〜5分)

  • □ 駅前・商店街など混雑(+2〜6分)

  • □ 雨・雪・強風(+2〜8分)

  • □ 荷物が重い/歩きにくい靴(+1〜4分)

  • □ 子ども連れ/高齢者同伴/ベビーカー(+3〜10分)


目的別:1km徒歩の見積もりを決めるテンプレ

待ち合わせで遅れないテンプレ:到着は5分前、見積もりは保守的に

待ち合わせは「遅れないこと」が最優先です。おすすめテンプレはこれです。

  1. 素の時間を決める:1km=13分(迷ったらこれ)

  2. 補正を足す:信号・混雑・坂を分単位で加算

  3. 到着目標を「集合の5分前」に設定

  4. 出発は「見積もり+5分前」

例)1km、主要交差点1回、信号合計3回、駅前混雑

  • 素の時間 13分

  • 主要交差点(+2分)+信号2回(+2分)+混雑(+3分)=+7分

  • 見積もり 20分

  • 5分前到着にする → 出発は集合の25分前

この形に固定すると、毎回迷いません。

通勤通学のテンプレ:初回だけ実測して“自分の基準”を作る

通勤通学は毎日の積み重ねなので、最初に一度だけ実測する価値があります。

  • 1回目:余裕を見て出発し、到着時刻をメモ

  • 2回目:同じ時間帯に測り、平均を取る

  • 3回目:雨の日も測れれば理想

  • 以降:平均値を自分の「1km基準」として固定(+その日の補正)

地図アプリの時間が合わないと感じる人ほど、「自分の基準」を作るとストレスが大きく減ります。

物件探しのテンプレ:徒歩表示→ルート確認→時間帯実測

物件探しは「比較」と「現実確認」を分けるとブレません。

  1. 徒歩表示で比較(同じ計算ルールで比較しやすい)

  2. 地図でルート確認(信号、歩道、坂、横断、危険箇所)

  3. 重要なら時間帯実測(平日朝・夜、雨の日)

  4. 生活導線で再評価(買い物、保育園、帰宅時の上り坂)

徒歩表示が短くても、信号や坂が多いと“毎日”の負担になります。毎日使うルートほど、現実確認の価値が上がります。徒歩表示の算出が「80m=1分、端数切り上げ」であることを知っておくだけでも、表示の見え方が変わります。

運動・ウォーキング目的のテンプレ:ペース管理で“続く”設計にする

運動目的で1kmを歩くなら、「速歩かどうか」で負荷が変わります。
公的資料の目安では、歩行(75〜85m/分)から、やや速歩(93m/分)、かなり速歩(107m/分)へ上がると、同じ距離でも運動強度が上がります。

続けるコツは、次のように段階を分けることです。

  • 週の前半:ふだん歩き(1km=12〜14分)

  • 週の後半:やや速歩(1km=10〜11分)

  • 余裕がある日:かなり速歩(1km=9〜10分)

「毎回10分で歩く」と決めるより、日によって段階を変えた方が継続しやすくなります。


1kmは何歩くらいか、体感のズレを減らす

1kmの歩数は歩幅で大きく変わる

「1km=何歩?」は、歩幅(身長・歩き方)で変わるため、一律の答えは出ません。
ただ、体感として多くの人が「千数百歩くらい」と感じやすい距離です。

おすすめは、スマホの歩数計で「自分の1000歩が何mか」を一度測ること。
これが分かれば、逆算で「1kmが自分にとって何歩か」が固定でき、体感のズレが減ります。

“歩きのストレス”は距離より環境で決まる

1kmは短距離ですが、ストレスは距離ではなく環境で決まりがちです。

  • 信号が多い

  • 歩道が狭い

  • 坂がきつい

  • 横断が危険

  • 雨で滑りやすい

  • 夏の直射日光が強い

物件選びや通勤動線では、距離だけで判断すると「思ったよりつらい」が起きます。距離と同じくらい、ルート環境を見ておくと後悔が減ります。


よくある質問:1km徒歩の疑問をここで解決する

1kmが12分30秒になるのはなぜ?

分速80mで計算するからです。
1000m÷80m/分=12.5分=12分30秒。
不動産広告の徒歩表示も「道路距離80m=1分」を基準に算出されます(端数は切り上げ)。

徒歩表示が「徒歩1分」になる最短距離は?

道路距離が80m未満でも、端数は切り上げとなるため「徒歩0分」ではなく「徒歩1分」と表示される扱いがあります。用語解説でも、端数切り上げの例が示されています。

800mや1.2kmは徒歩何分?

やり方は同じで、距離を分速で割るだけです。迷ったら分速80m(12分30秒/1km)を基準にして、比率で考えると早いです。

  • 800m:800÷80=10分

  • 1200m:1200÷80=15分

遅刻回避なら、ここに信号や混雑の補正を足してください。

地図アプリの徒歩時間が短すぎたり長すぎたりする

地図アプリはルート形状を反映しますが、歩く速さの前提や時間帯の混雑までは完全に一致しません。
「自分の基準(ふだんの1km)」を作り、そこに補正を足すと安定します。最終的に重要な場面では実測が確実です。

子ども連れだと1kmは何分?

寄り道・立ち止まり・横断で時間が伸びやすいので、ふだん歩きの素の時間に+3〜10分程度の余裕を見るのがおすすめです。特に雨の日はさらに余裕を積むと安心です。


まとめ:1km徒歩の見積もりは「基準を選ぶ→補正する」で外さない

1km徒歩は、目的に合わせて基準を選ぶだけで、見積もりの精度が大きく上がります。

  • 物件比較:徒歩表示基準(道路距離80m=1分、端数切り上げ)で見る

  • 遅刻回避:ふだん歩き(12〜14分)に、信号・坂・混雑を分単位で上乗せして15〜20分を確保

  • 運動目的:速歩(10〜12分)など段階で管理し、継続しやすくする

特に物件探しでは、徒歩表示は比較の物差しとして便利ですが、信号待ちなどは考慮しない前提のため、最終的にはルート確認や時間帯実測で納得感が高まります。
この記事の早見表と補正チェックリストを使って、「自分の1km基準」を一度作ってみてください。次回から迷いがほぼ消えます。


参考情報源