中国への赴任・留学・長期滞在が決まったとき、真っ先に困るのが「いつも通りにネットが使えない」問題です。GoogleやGmail、海外サービスのログイン、仕事のクラウドツールまで、現地では突然つながらなくなる場面が起こり得ます。そこで候補に挙がりやすいのが、検索では「12vpn」と呼ばれ、現在は「12VPX」として案内されることが多いサービスです。
ただし、VPNは「契約したら終わり」ではありません。中国では、アプリの入手やログイン導線、接続方式の相性次第で、渡航後に設定が止まってしまうことがあります。さらに、料金プランの選び方や返金条件を誤ると、試せないまま課金だけが残るケースもあります。
本記事では、12vpn(12VPX)を検討している方が迷わないように、サービス概要、料金と返金、暗号化やログの考え方、端末別の設定手順、つながらない時の切り分け、そして中国で利用する際の注意点までを、渡航前にやるべき順番で整理します。読み終えた頃には、「自分の端末でどう準備し、どう運用すれば失敗しないか」が明確になります。
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12vpnは12VPXのこと?サービス概要とできること
12VPNから12VPXへの名称変更と公式導線
名称が混在するとき、読者が一番困るのは「正しい入口が分からない」ことです。ここはコツがあります。覚えるべきは、次の3点だけです。
公式のログイン入口(ダッシュボード):購入後に設定情報を確認する場所
端末別のセットアップ案内:Android/iPhone/Windows/Mac/Chrome拡張などに分岐する場所
サポートと返金の窓口:トラブル時に頼る場所
この3点をブックマークし、渡航前に最低限ここまで確認しておくと、現地での詰まりが激減します。
公式ページにアクセスできる
ログインできる(パスワード再設定も通る)
セットアップページで自分の端末の導線が見える
返金やサポートの案内ページが開ける
特に中国での利用を想定する場合、「現地でメール認証が遅い」「SMSが届かない」「ストアでアプリが見つからない」など、VPN以前のところで止まりやすくなります。だからこそ、出国前に“入口の確認”だけは済ませるのが最優先です。
中国向けに強いと言われる理由
中国でVPNが話題になりやすいのは、ネットワーク上の制限により、普段当たり前に使っているサービスが急に使えなくなるからです。代表的には以下です。
Google系(検索、Gmail、Google Drive、Google Map等)
一部の海外SNSやメッセージング
海外メディア、海外サービスのログイン画面、認証ページ
この状況で求められるのは「とにかく繋がること」だけではありません。実際には次の3つが揃ってはじめて“使えるVPN”になります。
その日の状況で繋がる方式・経路を選べる(方式やサーバーの選択肢がある)
設定が壊れにくい(アプリ更新や端末更新で破綻しにくい)
詰まったときに復旧できる(切替・再設定・問い合わせができる)
中国向けとして名前が挙がりやすいサービスは、概ね「方式の選択肢」「中国向けの案内」「接続先の用意」など、運用面の工夫があることが多いです。12vpn(12VPX)も、比較記事の中で「中国向け候補」として扱われやすいのは、この運用目線のメリットが理由です。
どんな人に向くか向かないか
向く人は、はっきりしています。中国で確実にネットを使う必要があり、準備に少し手間をかけても良い人です。
赴任・駐在・長期滞在で、業務や生活インフラとしてネットが必須
仕事でGoogleや海外サービス、クラウドが必要
“繋がらない日”があっても、落ち着いて切替や再設定を試せる
一方、向かない可能性がある人もいます。
すべて日本語で完結したサポートを強く求める人
アプリの導入や設定に極端に抵抗がある人(手順を読むのが苦手など)
中国滞在が短期で、そもそもVPNの必要性が薄い人(日本国内だけの利用なら過剰になることもあります)
ここでの判断軸は単純です。「中国で、いつ・どこで・何を必ず使いたいか」が明確なら、候補に入れる価値があります。曖昧なら、まずは用途の棚卸しから始めるほうが失敗しません。
12vpnの料金と返金条件を先に確認する
VPN選びで後悔が起きる典型は、「使えなかった」「思ったより使わなかった」「返金できなかった」です。これを防ぐ最短ルートは、料金より先に返金条件を読むことです。特に中国は、現地で初めて接続テストをしようとすると、アプリ入手や認証の段階で止まることがあり、結果的に“試せないまま期限が過ぎる”という失敗が起きます。
料金プランの目安と選び方
多くのVPNと同様、プランは「短期ほど割高」「長期ほど月あたりが安い」設計になりがちです。ただし、価格の損得より大切なのは、滞在期間と失敗リスクです。目安を表にすると以下です。
| 滞在期間 | 選び方の考え方 | ありがちな失敗 | 先にやるべきこと |
|---|---|---|---|
| 〜2週間 | 返金条件と“試す日程”を最優先 | 現地で設定が詰まり、試せず終了 | 出国前にインストールとログイン |
| 1〜3か月 | 仕事・学業の必須度で判断 | 使うつもりが結局使わない | 必須サービスの動作確認(Gmail等) |
| 6か月以上 | 長期前提。ただし短期で試してから延長も検討 | 最初の設定でつまずき放置 | 2台以上で接続テスト、復旧手順を準備 |
滞在が長いほど、総額は長期プランが有利になりやすい一方で、最初の準備を誤ると損失が大きくなるのも長期契約です。迷う場合は「まず短めで試し、問題なければ長期へ」という段階戦略が安心です(ただし、その可否は返金条件や契約仕様に左右されます)。
返金の条件と申請の流れ
返金は、サービス側の規約だけでなく、決済手段やカード会社側の処理も絡むため、「申請したのに着金が遅い」と感じることがあります。ここで失敗しないために、返金まわりは次の順で押さえてください。
返金可能期間(例:購入後◯日以内)
返金対象外になる条件(例:特定の支払い方法、規約違反、購入形態など)
申請方法(フォーム、メール、アカウント画面など)
必要情報(注文番号、登録メール、決済情報)
反映までの時間(カード会社処理を含む)
返金申請は、現地で焦ってやるとミスが増えます。だからこそ、購入直後に次をメモしておくと強いです。
注文番号(スクリーンショット推奨)
登録メールアドレス
購入日時(日本時間と現地時間のズレも意識)
返金期限の“締切日”をカレンダー登録
「返金できるはずなのに、必要情報が見つからない」というケースが最も無駄が大きいので、購入直後のメモが効きます。
支払い方法で注意する点
支払い方法は、返金のしやすさに直結します。一般論としては、次の傾向があります。
クレジットカード/PayPal系:返金の導線が整っていることが多い
特殊な決済手段:返金に制約が出ることがある(規約を要確認)
また、中国滞在を前提にすると「現地で決済が通るか」「通貨換算やカード制限はないか」も現実問題になります。迷うなら、自分が最も管理しやすく、返金の記録が追いやすい手段を選ぶのが無難です。
12vpnの安全性は大丈夫?暗号化とログの考え方
VPNは「繋がるか」に目が行きがちですが、長期滞在ほど「安全性」の差が効いてきます。特に業務で使う場合、ネットワーク経由の認証やファイル共有が増えるため、セキュリティ習慣まで含めて整えておくと安心感が段違いです。
暗号化の一次情報で確認するポイント
安全性の基本は暗号化です。ただし、暗号化の話は難しく見えます。ここは専門用語を理解するより、確認ポイントを固定するだけで十分です。
どの接続方式で、どんな暗号化が使われるか
方式ごとに差があるか(速いが弱い/遅いが強い、などのバランス)
設定が自動で適用されるのか、ユーザーが選ぶのか
さらに実務的には、暗号そのものよりも「運用の安全」が重要です。たとえば、VPNが一瞬切断されたときに通信が素通りになってしまう(キルスイッチがない/設定していない)と、暗号化の議論以前に事故が起こり得ます。したがって、暗号と同じくらい次を意識してください。
VPN切断時の挙動(通信が止まるか、通常回線に戻るか)
DNSまわりの挙動(意図しない経路に流れないか)
アプリ更新で設定が初期化されないか
「暗号化が強い=安全」ではなく、切断時や更新時に事故が起きない=安全という視点が重要です。
ログ方針は何を見ればよいか
「ノーログ」という言葉は便利ですが、定義がサービスごとに異なり、過信しやすいポイントです。ここは次の順番で見ると判断がブレません。
プライバシーポリシー(何を保存し、何を保存しないか)
利用規約(禁止事項や運用ルール)
自分の用途(機密性、業務・個人、共有端末かどうか)
見るべき質問を具体化すると、こうなります。
接続履歴(日時・接続先・転送量)が保存される可能性はあるか
端末識別子やアカウント情報が、運用上どこまで必要か
トラブル解析のためのログが、どの程度残る設計か
重要なのは、「完全に何も残らない」ことを期待するより、自分の用途に対して許容できるかで判断することです。業務用途なら、VPNのログ以前に、会社の情報セキュリティポリシー(端末管理、MFA、データ持ち出しルール)を優先して整えるべきです。
中国利用で気をつけたいセキュリティ習慣
中国での利用に限らず、海外では「公共Wi-Fi」「ホテルWi-Fi」の利用が増えます。ここはVPN導入とセットで、次の習慣を身につけておくと安心です。
OS・ブラウザ・主要アプリのアップデートを適用する
重要アカウントは必ず二要素認証(MFA)を有効化する
パスワードを使い回さない(パスワード管理ツールを検討)
端末の画面ロック、ストレージ暗号化、紛失時のリモート消去を設定
仕事用と私用のアカウントを分離する
“VPN接続前提”で危険な操作をしない(接続状態を常に確認)
加えて、中国では通信状況が日によって変動しやすい前提で、重要な手続き(銀行・決済・アカウント復旧)をする時間帯や回線を選ぶことも防御になります。安定した回線(モバイル回線のほうが安定する場合もあります)を見つけておくと、いざというとき助かります。
12vpnの使い方 申し込みから接続まで
ここからは、実際に使うまでの流れを「迷子にならない順番」でまとめます。中国で詰まりやすいのは、VPNの接続そのものよりも前段の「アプリが入らない」「ログインできない」「設定情報を取り込めない」です。したがって、基本方針はこうです。
出国前に、少なくとも1台は“確実に繋がる状態”を作る
できれば2台で冗長化する(スマホ+PC、またはスマホ2台)
詰まったときの代替手段を用意する(別回線、別方式、手動設定)
渡航前にやることチェックリスト
渡航前チェックは、面倒に見えて最も効果が高い工程です。以下をそのまま使ってください。
公式サイトをブックマークし、ログインできることを確認
パスワード再設定が通ることも確認(最悪時の保険)
設定情報(QR/リンク/接続情報)が表示できることを確認
スマホに必要アプリをインストールし、初回起動・権限設定まで完了
PCでも必要ならアプリ/拡張を入れて起動確認
自宅Wi-Fiとモバイル回線の両方で接続テスト
Gmail等「中国で使いたいサービス」で実ログイン確認
返金期限をカレンダーに登録
サポート連絡先と、症状を伝えるテンプレをメモ
代替回線を準備(SIM/eSIM/別キャリア/テザリング)
これを終えるだけで、現地での“詰み率”は大幅に下がります。
アカウント作成と初期設定の流れ
全体フローは次の6ステップで把握すると迷いません。
アカウント作成・購入
ダッシュボードにログイン
端末別セットアップで方式を選ぶ
アプリ(または拡張機能)を導入
設定情報を取り込む(QR・リンク・手入力)
接続し、サーバーを選んで安定化させる
初期設定で大切なのは、接続に成功した瞬間に終わらせないことです。「安定する組み合わせ」を見つけて固定するところまでやって初めて準備完了です。
サーバー候補を2〜3個メモ(混雑時の避難先)
方式を2つ以上把握(切替の逃げ道)
“自分の端末で動く手順”を1枚メモ(スクショでも可)
Androidの設定手順
Androidは自由度が高く、方式やアプリの選択肢が複数になりやすいです。だからこそ、手順は「最短ルート」に寄せます。
ダッシュボードにログインし、Android向けの案内を開く
推奨の接続方式と、対応アプリを確認する
アプリをインストールする(出国前推奨)
設定情報を取り込む(QR/リンク/手入力)
接続し、サーバーを複数試して安定するものを選ぶ
接続状態で、実際に必要なサービス(Gmail等)が使えるか確認する
Androidで詰まりやすいのは次です。
QRが読み取れない/リンクが開けない
取り込めたが、接続ボタンが回り続ける
接続できても、特定サイトだけ開かない
この場合、焦ってアプリを入れ替える前に、まずは「サーバー変更」「方式変更」「別回線で試す」を順にやるほうが復旧が早いです(対処法の章で詳述します)。
iPhone iPadの設定手順
iOSは、アプリ入手がネックになりやすいのが最大の特徴です。したがって、鉄則はこれです。
必要アプリのインストールは必ず出国前に終える
初回起動と設定取り込みまで完了しておく
接続テスト(Wi-Fi/モバイル)を済ませる
手順としては次の流れになります。
ダッシュボードからiOS向け案内を開く
指定されたアプリをインストール
設定情報を取り込む(QR/リンク/手入力)
接続してサーバーを変えながら安定するものを見つける
必須サービスの動作確認をする
iOSで多い失敗は、「接続できたのに安心して、現地で更新したら繋がらなくなった」です。更新が原因の場合もあるため、渡航直前に大きなOS更新を入れるなら、更新後に再テストまでやっておくと安心です。
Windows Mac Chrome拡張の使い分け
PCは使い分けが重要です。目的に合わせて最初から選びましょう。
PC全体をVPNに通したい:アプリ方式(会議ツール、業務アプリ、クラウド同期)
ブラウザだけ通したい:Chrome拡張(閲覧、検索、軽作業)
状況で切り替えたい:両方入れておき、トラブル時の逃げ道にする
導入のポイントは2つです。
出国前にインストールと初回起動、接続テストまで終える
“会社PC”の場合は、管理者権限やセキュリティソフトの制限を先に確認する
会社PCは、拡張機能の追加やアプリのインストールが制限されていることがあります。現地で気づくと詰むので、社内ルールに合わせて事前に確認してください。どうしても制限があるなら、業務用は社内指定の方法(会社支給VPNやVDIなど)に寄せ、個人端末で補完するなど、設計の見直しが必要です。
12vpnがつながらない 遅い時の対処法
中国でVPNを使うと、最初は繋がっても、ある日突然繋がらなくなることがあります。このときにやってはいけないのが、焦って設定を消し、さらに状況を悪化させることです。復旧を早めるコツは、切り分けの順番を守ることです。
よくある原因の切り分け
まずは、症状を言語化し、原因を分けます。以下の表を使ってください。
| 症状 | 主な原因候補 | まず試すこと | 次に試すこと |
|---|---|---|---|
| 接続ボタンが回り続ける | サーバー混雑、遮断、方式不一致 | サーバー変更 | 方式変更、別回線 |
| 接続はできるが極端に遅い | 混雑、距離、回線品質 | 近い地域へ変更 | 時間帯変更、方式変更 |
| 特定サイトだけ開かない | DNS、サイト側制限、証明書 | 別ブラウザ | DNS設定見直し、方式変更 |
| Wi-Fiだとダメ、SIMだとOK | ホテル回線制限、Wi-Fi品質 | モバイル回線で継続 | 別Wi-Fi、ルーター変更 |
| 端末AはOK、端末BはNG | 端末側設定、OS更新、権限 | 端末再起動 | 再設定、アプリ入替 |
この表の使い方は簡単です。別回線(モバイル/別Wi-Fi)で試すと、「回線問題か、VPN側か、端末側か」が一気に見えます。切り分けがつくと、無駄な作業が減ります。
プロトコル 切替 サーバー選択のコツ
復旧の基本は、次の順番です。
同じ方式のままサーバー変更
方式を切り替える
近い地域のサーバーを優先(遅いなら距離が効く)
アプリ再起動 → 端末再起動
設定の再取り込み(再設定)
ここで重要なのは、「どれが正解か」を決め打ちしないことです。中国では状況が変動しやすいため、正解は固定ではありません。だからこそ、次の“運用ルール”を作ると強いです。
安定するサーバーを2〜3個用意(混雑時の避難先)
方式を2種類以上把握(遮断時の逃げ道)
接続が遅い時間帯を把握(夜は混みやすい等)
また、遅さの原因がVPNではなく回線側(ホテルWi-Fiの品質)であることも多いです。回線品質が悪いと、どれだけ方式を変えても改善しません。その場合は、モバイル回線へ切り替える、別のWi-Fiを探す、時間帯を変えるなど、現実的な対応が必要です。
最終手段としての手動設定とサポート連絡
取り込みがうまくいかない場合、手動入力が必要になることがあります。手動設定は面倒ですが、やることは整理できます。
設定値を参照する端末を決める(表示できる端末が1台必要)
入力項目をスクショして、打ち間違いを防ぐ
入力後、保存→接続→テストまでを1セットで行う
うまくいった設定は必ずメモ(次回復旧が早くなる)
サポート連絡では、“何が起きているか”を相手が再現できる情報を渡すのがコツです。英語が不安でも、以下を箇条書きで送るだけで通じます。
Location(都市名)
Device(iPhone 15 / Android / Windowsなど)
OS version(iOS 17.x等)
Connection method(使用している方式)
Issue(Can’t connect / Very slow / Some sites not working)
Tried(Changed servers / Switched method / Restarted device)
これをテンプレ化しておくと、現地で焦らずに済みます。
中国でVPNを使うと違法?リスクと注意点
中国でのVPN利用は、不安を煽る情報が多く、検索すると極端な断言が目立つことがあります。しかし、現実的に大切なのは、「ゼロリスクと言い切らない」ことと、「リスクを上げる行為を避ける」ことです。ここでは、生活者として必要な範囲で、注意点を整理します。
全面禁止ではなく無認可VPN取締り強化という整理
誤解が多い点として、「中国ではVPNが全面禁止」という言い方が広まりがちです。実態としては、無認可VPNに対する取り締まりが強化される文脈で語られることが多く、許認可や提供形態が重要になります。
重要なのは、一般利用者がニュースの断片だけで判断しないことです。あなた自身が取るべき行動はシンプルで、目立つ使い方をしない、規約違反や商用行為をしない、勤務先のルールを守るです。
個人利用の報道例と現実的なリスク感
個人利用に関しても、罰金や警告の報道が出ることがあります。ただし、地域・時期・対象行為によって状況は変わり得ます。ここで必要なのは、「怖いから使わない」か「大丈夫だから使う」かの二択ではなく、リスクを理解した上で、必要な範囲で慎重に使うという姿勢です。
現実的なリスク管理としては、次が有効です。
仕事用途は会社の指示に従う(会社支給手段があるなら優先)
個人用途でも、過度に拡散・共有・販売しない
現地の環境で無理に目立つ使い方をしない
避けるべき行為と安全側の運用
安全側に倒すなら、避けるべき行為は明確です。
VPNアカウントの転売、配布、他人との大規模共有
回避ツールの販売・宣伝・斡旋など商用行為
現地法令や会社規程に反する運用
“何でもできる”感覚で、危険な行動範囲を広げること
逆に、安全側の運用としておすすめできるのは次です。
必要な用途を絞る(仕事・連絡・情報収集など)
渡航前に準備を終え、現地で設定作業を最小化する
トラブル時は切り分け手順で淡々と対処する
不安が強い場合は、勤務先(特に中国拠点や現地法人)に「推奨手段があるか」を確認してください。会社側が許容する運用に寄せるのが、最も安全です。
12vpnに関するよくある質問
12vpnは無料体験できる?
無料体験の有無は、時期や提供形態によって変わることがあります。多くの場合は「返金保証(一定期間)」として案内されることが多いため、判断のポイントは次です。
無料かどうかより、返金可能期間と条件
返金対象外になるケース
申請方法と必要情報
重要なのは、「試せる」と思っていても、現地で設定が詰まると試せない点です。無料体験や返金保証を活かすなら、出国前に接続テストまで終えるのが前提になります。
同時接続は何台まで?
同時接続台数は、VPN選びで見落とされがちですが、家族帯同や複数端末運用では重要です。確認すべきポイントは次です。
同時接続台数(上限)
1アカウントでの利用範囲(家族利用が許容されるか)
上限を超えたときの挙動(自動切断/新規接続不可など)
運用上は、スマホ+PCの2台が最低ラインになりやすいです。仕事で安定性が必要なら、さらに予備端末を含めて設計するのが安心です。
中国のホテルWi-Fiでも使える?
使える場合はありますが、ホテルWi-Fiは品質差が大きく、制限が入ることもあります。対処の基本は以下です。
まずモバイル回線で試して切り分ける
ホテルWi-Fiで遅いなら、時間帯を変える
サーバーや方式を切り替える
どうしても厳しいなら、別の回線手段(eSIM等)を確保する
旅行や短期滞在ほど、ホテルWi-Fi頼みになりやすいので、モバイル回線を保険として用意しておくと安心です。
日本に帰国後も使うべき?
帰国後の継続は、用途次第です。判断軸を整理すると分かりやすいです。
公共Wi-Fiの安全対策として使うのか
海外サービス視聴や海外サイト閲覧のために使うのか
中国向けに最適化された運用が、日本国内でも快適か
中国向けに契約したものをそのまま使うより、日本国内用途に合うサービスへ見直す人もいます。帰国後は「使う場面があるか」を棚卸しし、無ければ解約・返金条件を含めて整理するのが合理的です。
12vpnを選ぶ前に確認する要点
最後に、12vpn(12VPX)を検討するときに、失敗を防ぐための要点をまとめます。ここだけ押さえておけば、判断と準備が一気に進みます。
公式導線を確定する
旧称と現名称の混在で迷いやすいため、ログイン入口、セットアップ、サポートの3点をブックマークしておくのが最優先です。料金より先に返金条件を読む
返金可能期間、対象外条件、申請手順、必要情報を把握し、締切日をカレンダー登録してください。試す日程が確保できないなら、契約判断を急がないほうが安全です。渡航前に2台で接続テストする
中国では「現地でやる」が最大のリスクです。スマホとPC、またはスマホ2台など、冗長化しておくと復旧が楽になります。つながらない時は切り分け順を守る
サーバー変更 → 方式変更 → 別回線で試す → 再起動 → 再設定。順番を守ると、設定を壊さず復旧できます。安全性は暗号より運用が効く
切断時の挙動、OS更新後の再テスト、MFA、端末ロックなど、日々の運用で安全性は大きく変わります。リスクはゼロではない前提で、避けるべき行為を避ける
転売・配布・商用的な宣伝など、リスクを上げる行為は避け、勤務先のルールがある場合は必ず優先してください。
中国でVPNを使う上で一番大切なのは、特別な裏技ではありません。渡航前に準備し、詰まりやすいポイントを先に潰しておくことです。まずは、渡航前チェックリストを上から順に埋め、接続テストと復旧手順のメモまで完了させてください。それだけで、現地での安心感が大きく変わります。