「大好きだよ」「生まれてきてくれてありがとう」――本当は毎日伝えたい気持ちなのに、日本語だと少し照れくさい。
そんなときこそ、「親から子供へのメッセージ 英語 短文」が力を発揮します。短くてシンプルな英語なら、カードやアルバム、LINEの一言にもさりげなく添えやすく、子どもの心にもまっすぐ届きます。
本記事では、英語があまり得意でない方でも「そのまま使える」「すぐに真似できる」一言フレーズだけを厳選し、愛情・感謝・励ましといった気持ち別にまとめました。
すべて中学英語レベル、1文15語以内を基本として、日本語訳とあわせてご紹介します。誕生日や記念日はもちろん、日常のちょっとした場面でも使えるフレーズばかりですので、ぜひ「今日から一つ」取り入れてみてください。
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親から子どもへの英語メッセージ短文とは?
親から子どもへのメッセージは、日本語で書くと少し照れくさく感じることが多いですが、英語にすると短くシンプルに気持ちを伝えやすくなります。ここでは、英語があまり得意でない方でも「そのままコピペ」「一言だけ口に出して言える」短いフレーズだけを集めています。
日本語よりシンプルで十分な理由
英語では、愛情や感謝を伝えるときに、短い一文でストレートに表現するのが一般的です。
I love you.
Thank you for being here.
You are my treasure.
このようなごく短いフレーズでも、子どもにとっては「いつも見守ってくれている」「大切に思われている」という安心感につながります。長い文章を書く必要はありません。むしろ、覚えやすく、くり返し使える短文の方が親子ともに負担が少なく、日常に取り入れやすいです。
大切なのは文法より「頻度」と「気持ち」
細かい文法の間違いを恐れるより、「少し不完全でもいいから、何度も伝える」ことの方が子どもにとっては大きな意味を持ちます。
完璧な英語 ⇒ ときどきしか送らない
シンプルな英語 ⇒ 毎日少しずつでも伝えられる
この記事では、中学英語レベルで書けるシンプルな表現を中心に紹介しますので、まずは「これなら言えそう」「書けそう」と思うものから一つ選んでみてください。
親から子どもへ贈る英語メッセージ【日常の愛情編】
ここでは、いつでも使える「日常の愛情メッセージ」を紹介します。朝の一言、寝る前の一言、LINEでさりげなく送る一言として活用できます。
「大好き」「愛しているよ」を伝える英語の一言
基本のフレーズ
I love you.
アイ・ラブ・ユー
一番シンプルで力のある一言です。毎日言っても重くなりません。
I love you so much.
アイ・ラブ・ユー・ソー・マッチ
「本当に大好きだよ」という気持ちを少し強めたいときに使えます。
I love you just the way you are.
アイ・ラブ・ユー・ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー
「今のあなたのままで大好き」という、自己肯定感を高めるメッセージです。
少しアレンジしたフレーズ
I love being your mom. / I love being your dad.
あなたのママでいられて幸せ。/あなたのパパでいられて幸せ。
I’m so happy to have you.
あなたがいてくれて本当に幸せです。
「生まれてきてくれてありがとう」を伝えるフレーズ
子どもの誕生日や、ふとした瞬間に感謝を伝えたいときに使える表現です。
Thank you for being born.
生まれてきてくれてありがとう。
Thank you for coming into my life.
私の人生に来てくれてありがとう。
Thank you for being my child.
私の子どもでいてくれてありがとう。
I’m so glad you were born.
あなたが生まれてきてくれて本当に良かった。
どのフレーズも、カードやアルバムに一行添えるだけで、特別なページになります。
「あなたは大切な存在だよ」を伝えるフレーズ
子どもに「自分は大事にされている」と感じてもらうためのメッセージです。
You are my treasure.
あなたは私の宝物です。
You are so precious to me.
あなたは私にとってとても大切な存在です。
You are loved.
あなたは愛されています。
You mean the world to me.
あなたは私のすべてと言っていいほど大切な存在です。
I’m so grateful for you.
あなたの存在にとても感謝しています。
がんばりをほめる英語メッセージ【励まし・称賛編】
テスト・運動会・発表会・部活など、子どもががんばったときにかけたい英語の一言です。
チャレンジをほめるフレーズ
結果よりも「挑戦したこと」をほめると、子どもは次のチャレンジもしやすくなります。
I’m proud of your effort.
あなたの努力を誇りに思います。
You did your best.
ベストを尽くしたね。
I’m happy you tried.
挑戦してくれてうれしいよ。
Great job trying something new.
新しいことに挑戦してえらかったね。
You are so brave.
あなたはとても勇気があるね。
失敗しても大丈夫だと伝えるフレーズ
うまくいかなかったときこそ、かける言葉が重要です。
It’s okay to make mistakes.
失敗しても大丈夫だよ。
Everyone fails sometimes.
だれだって時々失敗するものだよ。
What matters is that you tried.
大事なのは、挑戦したことだよ。
I’m here for you, no matter what.
何があっても、いつもあなたの味方だよ。
「あなたを誇りに思うよ」を伝えるフレーズ
「誇りに思う」は子どもにとって非常に大きな励みになります。
I’m proud of you.
あなたを誇りに思います。
I’m always proud of you.
いつもあなたを誇りに思っています。
You make me proud every day.
あなたは毎日、私を誇らしい気持ちにしてくれます。
記念日に贈る英語メッセージ【誕生日・子どもの日など】
ここでは、誕生日や子どもの日、発表会・卒業などの特別な日に使えるメッセージを紹介します。
誕生日カードに使える短い英語メッセージ
Happy Birthday! I love you so much.
お誕生日おめでとう!とっても愛しています。
Happy Birthday to my amazing child.
すばらしい私の子どもへ、お誕生日おめでとう。
Happy Birthday! You are my sunshine.
お誕生日おめでとう!あなたは私の太陽です。
Wishing you a day full of smiles.
笑顔でいっぱいの一日になりますように。
子どもの日・発表会・卒業などのイベント向けメッセージ
Happy Children’s Day!
子どもの日おめでとう。
Wishing you lots of love and laughter.
たくさんの愛と笑顔に包まれますように。
Congratulations on your big day!
特別な日、おめでとう。
I’m so proud of your hard work.
あなたのがんばりをとても誇りに思います。
You did a great job today.
今日は本当によくがんばったね。
赤ちゃん・小さな子向けのやさしいメッセージ
まだ文字が読めない年齢でも、アルバムやフォトブックに英語で一言添えておくと、のちに子どもが読み返したときの宝物になります。
Welcome to the world.
生まれてきてくれてようこそ。
You are my little angel.
あなたは私の小さな天使です。
You are my little star.
あなたは私の小さな星です。
I’m so happy you are here.
あなたがここにいてくれて本当に幸せです。
年齢別:親から子どもへの英語メッセージの選び方
同じフレーズでも、年齢によって受け取り方が少し変わります。ここでは、年齢別の選び方の目安を示します。
0〜6歳(乳幼児)向けのメッセージのコツ
単語数はなるべく短く、語感がやさしいものを選ぶ
「angel」「star」「sunshine」などイメージしやすい単語がおすすめ
例
I love you.
You are my sunshine.
You are so cute.
小学生向けメッセージのコツ
短い中にも「努力」「チャレンジ」に触れる表現を入れる
自己肯定感を支えるメッセージを意識する
例
I’m proud of your effort.
You can do it. I believe in you.
You are important to me.
中学生以上の子ども向けメッセージのコツ
少し長めの文章でも理解できるので、気持ちを丁寧にのせる
思春期で照れくさい場合は、LINEでさりげなく送るのも有効
例
I may not say it often, but I’m very proud of you.
いつも口にするわけではないけれど、本当にあなたを誇りに思っています。
No matter how old you get, you will always be my child.
何歳になっても、あなたはいつまでも私の子どもです。
アレンジしやすい英語メッセージの「型」
ここでは、単語を入れ替えるだけでオリジナルメッセージが作れる「型」を紹介します。
「Thank you for 〜」で感謝を伝える型
型
Thank you for + してくれたこと
例
Thank you for smiling today.
今日は笑顔でいてくれてありがとう。
Thank you for helping me.
お手伝いしてくれてありがとう。
Thank you for trying your best.
ベストを尽くしてくれてありがとう。
「for」の後ろに、子どもがしてくれた具体的な行動を入れてあげると、メッセージの温度がぐっと上がります。
「I’m so 〜 that …」で気持ちをふくらませる型
型
I’m so + 気持ち(happy / proud / glad) + that + 理由
例
I’m so happy that you are my child.
あなたが私の子どもでいてくれて本当に幸せです。
I’m so proud that you never gave up.
あきらめなかったあなたを、とても誇りに思います。
自分の言葉をのせるための単語入れ替え例
よく使う単語をいくつか覚えておくと、自分の言葉でアレンジしやすくなります。
happy(うれしい)
proud(誇らしい)
grateful(感謝している)
lucky(しあわせだと感じる)
例
I feel lucky to be your mom.
あなたのママでいられて幸せです。
英語メッセージを子どもに届けるアイデア
フレーズを知るだけでなく、「どうやって届けるか」も大切です。
LINEやメッセージアプリでの送り方
写真を添えて短いメッセージを送る
例:今日のがんばりの写真 + “I’m proud of you.”
朝の一言メッセージを習慣にする
例:Good morning! Have a nice day.
日本語メッセージの最後に、一行だけ英語を添える形でも十分です。
手紙・アルバム・フォトギフトに添える例
フォトブックの各ページに一言英語を入れる
小さな頃の写真:You are my little angel.
運動会の写真:You did your best.
誕生日カード
日本語メッセージの最後に
“Happy Birthday! I love you so much.”
習慣にしやすい「一日一フレーズ」の工夫
冷蔵庫や子ども部屋の壁に、今日の一言フレーズを書いたメモを貼る
毎晩、寝る前に同じ一言をかける
例:Good night. I love you.
同じフレーズをくり返しても問題ありません。子どもにとっては「いつもかけてもらう言葉」になることが大切です。
よくある質問(Q&A)
英語が苦手でも無理なく続けるコツは?
フレーズは「3〜5個」に絞って覚える
まずは「I love you」「I’m proud of you」の2つから始める
書くときは、この記事の例文をそのまま写して構いません
完璧を目指さず、「続けられる量」にすることがポイントです。
間違った英語を送ってしまったらどうする?
多少のスペルミスや文法ミスがあっても、子どもは「親が自分のために書いてくれた」という事実を一番大切に受け取ります。どうしても気になる場合は、日本語でフォローしてもよいでしょう。
“Sorry if my English is not perfect. I just want to say I love you.”
英語が完璧じゃないかもしれないけれど、ただ「大好きだよ」と伝えたいだけだよ。
このように書けば、むしろ温かいメッセージになります。
どのくらいの頻度でメッセージを送るのがよい?
毎日は難しければ「イベントのときだけ」でも構いません。
誕生日、学期の終わり、行事の後など。
可能であれば、
「毎週1回」または「毎月1回」を目安に、短いメッセージを送る習慣を作ると良いでしょう。
大切なのは「完璧な英語」ではなく、「あなたのことをいつも大切に思っている」という気持ちを、何度も伝えようとする姿勢です。