「機内モード中でもアラームって鳴るの?」——早朝フライトや海外出張の前夜、ふと不安になりますよね。
結論から言えば、機内モードは“通信だけ”を止める設定。だから多くのケースでアラームはちゃんと鳴ります。
ただし、iPhoneとAndroidで参照する音量や挙動が少し違うのが落とし穴。消音スイッチやおやすみモード、電源OFF、タイムゾーンのズレ、サードパーティ製アプリの省電力制限……眠気より手ごわいのは“設定の思い込み”かもしれません。
この記事では、iPhone/Androidの違いをやさしく整理しつつ、確実に起きるためのチェックリストまで一気に解説。読了後は「これだけやればOK」と自信を持って眠れます。
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機内モード=通信遮断、アラームはローカルで動作が基本。
iPhoneは消音でも鳴る一方、Androidは“アラーム音量”を要確認。どちらも純正の時計アプリが最も確実。
電源OFFでは鳴らないと考えるのが安全。到着後は時刻とタイムゾーンを再同期。
仕上げに、複数アラーム・大きめトーン・スヌーズON・就寝前の充電——この4点セットで“寝過ごしリスク”を最小化。
旅行でも出張でも、準備はシンプルでいい。正しい設定+小さな習慣が、翌朝の安心を作ります。さあ、アラームをセットして、安心しておやすみなさい。
iPhone編:機内モード中のアラーム挙動とコツ
1) アラームは鳴る?
基本は鳴ります。 機内モードは通信を止めるだけで、時計アプリのアラームはローカルで動作します。
2) サイレントスイッチ(消音)との関係
消音でもアラームは鳴る設計。ただし「小さすぎて気づかない」ケースは、着信音と通知音の音量が低いことが原因のことが多いです。
3) 集中モード(おやすみモード)との関係
集中モード中でもアラームは例外扱いで鳴るのが基本。ただしサードパーティ製アラームアプリだと挙動が異なる場合があるため、純正「時計」推奨。
4) 参照する音量
iPhoneでは「着信音と通知音」スライダーがアラーム音量に影響します。
設定 > サウンドと触覚 > 着信音と通知音
「ボタンで変更」をONにしていると、側面ボタンで音量が変わります。
5) ベッドタイム/スリープ(就寝スケジュール)
機内モードでも動作します。初めて使う場合は事前にテストを。
6) 電源OFF時
電源を切ると鳴らないと考えるのが安全。スリープ(画面消灯)はOKです。
7) Apple Watchとの連携
iPhoneのアラームと連動して手首の振動・音で気づきやすくなります。寝落ち対策に有効。
8) 確実に起こす操作手順(iPhone)
時計アプリ > アラーム > + で時刻・繰り返し・サウンド・スヌーズを設定
設定 > サウンドと触覚で着信音と通知音の音量を十分に上げる
機内モードON(コントロールセンターの飛行機マーク)
初回はアラームを30秒後などで試し鳴らしして安心を確保
Android編:機内モード中のアラーム挙動とコツ
※Androidはメーカー・OSバージョンで差が出やすいですが、以下は純正「時計」アプリ想定の一般的な傾向です。
1) アラームは鳴る?
多くの機種で鳴ります。 ただし必ず純正時計アプリを使用するのが安全。
2) DND(おやすみモード)との関係
DND中でもアラームは鳴る設定が標準的。ただし例外やユーザー設定で抑制されるケースがあるため、DNDの例外に「アラーム」を許可しておくと安心。
3) 参照する音量
Androidはアラーム音量が着信音量と独立していることが多いです。
設定 > サウンド(または音)> 音量 > アラーム を十分に上げる
4) 省電力モード/バッテリー最適化
一部機種でサードパーティ製アラームが省電力最適化で遅延・抑制されることがあります。純正「時計」を使用し、必要なら最適化対象外に。
5) 電源OFF時
電源OFFでは鳴らない機種が大半。過去の一部端末に例外があっても、現在は期待しない方が安全です。
6) Wear OSとの連携
本体のアラームと連携やミラー通知で、手首の振動でも気づける設定が可能。
7) 確実に起こす操作手順(Android)
時計アプリ > アラーム > + で時刻・曜日・バイブ・スヌーズを設定
設定 > サウンド > 音量 > アラームを十分に上げる
機内モードON(クイック設定パネル)
DNDの例外にアラームが含まれているか確認/省電力の最適化除外を検討
初回は試し鳴らしで確認
iPhone/Android
| 項目 | iPhone | Android(多くの機種) |
|---|---|---|
| 機内モード中のアラーム | 鳴る(基本) | 鳴る(基本) |
| サイレント/消音 | 鳴る(別処理) | 鳴ることが多いが機種差あり |
| DND(おやすみ) | 例外扱いで鳴る | 例外扱いが標準(設定確認推奨) |
| 参照音量 | 着信音と通知音 | アラーム音量(独立) |
| 電源OFF | 鳴らない | 鳴らないのが基本 |
| 時計アプリ | 純正推奨 | 純正推奨 |
| ウォッチ連携 | Apple Watchで振動等 | Wear OSで振動等 |
迷ったら:純正時計アプリ+音量確認+試し鳴らし。これが最短の安心ルート。
つまずきやすいシーンと対処
ケース1:音が小さくて気づかなかった
iPhone:設定 > サウンドと触覚 > 着信音と通知音を上げる
Android:設定 > サウンド > アラーム音量を上げる
対処共通:長く・強いトーンを選び、スヌーズON、複数アラームを時差で設定
ケース2:おやすみモードが効きすぎた
iPhone:集中モード中もアラームは鳴るが、サードパーティ製だと鳴らないことあり → 純正に切替
Android:DNDの例外にアラームを許可しておく
ケース3:海外到着後に時刻がズレた
機内モード中は自動時刻の更新が遅れがち。到着後、機内モード解除/Wi-Fi接続のうえ時刻・タイムゾーンを再同期。
重要な朝は現地時刻で再設定を。
ケース4:省電力でアラームが遅延
Androidで発生しやすい。純正時計を使用し、必要なら電池の最適化対象外へ。
ケース5:Bluetooth/イヤホン接続中
多くの端末で本体スピーカーから鳴る仕様ですが、念のため就寝時は外部機器を外すのが安全。
旅行・出張で“確実に起きる”チェックリスト
純正の時計アプリでセット(サードパーティ製は省電力やDNDの影響を受けやすい)
複数アラーム(5分刻み×3など)+強めのトーン
音量確認
iPhone:着信音と通知音
Android:アラーム音量
スヌーズON、バイブも併用
就寝前に充電(極端な省電力モードは避ける)
電源は切らない(スリープはOK)
到着後に時刻・タイムゾーンを再同期
初回は試し鳴らしで不安を解消
よくある質問(本文版)
Q. タイマーやストップウォッチは機内モードで使える?
A. 使えます。 いずれもローカル機能のため、通信は不要です。
Q. カレンダーの予定通知は?
A. 予定が端末に同期済みなら通知されることがありますが、サーバー発の更新情報は機内モード中は届かない場合があります。
Q. ベッドタイム(就寝スケジュール)の音が小さい
A. iPhoneは着信音と通知音を、Androidはアラーム音量を上げてください。音源も大きめトーンへ変更を。
Q. 画面を消して枕元に置いてOK?
A. OK。スリープ(画面OFF)は問題ありません。電源OFFだけは避けるのが安全です。