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小6向け|10分で終わる自主学習ネタ30選【教科別・ノート例つき】

「自主学習のネタが思いつかない」「小6になってから自学に時間がかかりすぎる」──そのようなお悩みはありませんか。
自主学習は力を伸ばす良い機会ですが、毎日のようにネタを考えるのは、お子さまにとっても保護者の方にとっても、意外と大きな負担になります。

本記事では、「自主学習がすぐ終わる」というニーズにお応えし、小学校6年生向けの“10分で1ページ終わる”自主学習ネタを厳選してご紹介します。
国語・算数・理科・社会・英語の教科別アイデアはもちろん、すぐ真似できるノートの書き方や、先生に褒められやすいひと工夫のコツも具体的にお伝えします。

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この記事のまとめ
  • 小6の自主学習は、10分で1ページ完成を目安にすると続けやすくなります。

  • ノートは

    • タイトル

    • 今日やること

    • まとめ・気づき

    • ふり返り
      の4ブロック構成を意識すると、先生に伝わりやすい内容になります。

  • 国語・算数・理科・社会・英語それぞれに、すぐ終わる具体的なネタをいくつも用意しておくことで、ネタ切れのストレスが減ります。

  • さらに「表にする」「ベスト3を書く」「図から説明する」という3つの型を覚えておけば、お子さま自らネタを生み出せるようになります。

小6の自主学習は「10分で1ページ」がちょうどいい理由

小学校6年生になると、授業の内容も難しくなり、宿題や習い事で忙しくなるお子さまが多いです。自主学習まで完璧にやろうとすると、時間も気力も足りなくなってしまいます。

教育関連の情報では、小学生の家庭学習時間の目安として「学年×10〜15分」がよく紹介されています。
小学6年生であれば60〜90分程度とされますが、大切なのは長さよりも内容であり、短時間でも毎日続けることが効果的だとされています。

また、小学生の集中力が続く時間も「学年×10〜15分程度」と言われており、高学年でも15〜20分ほどしか持たないという指摘があります。

そのため、

  • 自主学習は1回10〜20分程度

  • ノートは1ページで完結

  • 「終わった!」という達成感を毎日積み重ねる

このくらいの軽さが、自学を習慣にするうえで最も無理のないラインと言えます。

本記事では、小6向けに

  • 1ネタ10分以内で終わること

  • ノート1ページで完結すること

  • 先生に「よく考えているね」と言ってもらいやすいこと

にこだわって、自主学習のネタとノートの書き方をご紹介します。


まず押さえたい!先生に褒められる自主学習ノートの書き方

「何をやるか」も大事ですが、「どう書くか」で先生からの評価は大きく変わります。ここでは、どの教科にも使えるノート1ページの型をご紹介します。

ノート1ページのレイアウト(4ブロック)

ノート1ページを、次の4つのブロックに分けて書くイメージです。

  1. 上:タイトル・日付・教科

    • 例:「割合の文章題を解く」「ことわざ調べ」「日本の名城ベスト3」など

  2. 左上:今日やること(ねらい)

    • 「わからなかった問題をもう一度解く」

    • 「ことわざの意味をまとめて覚える」 など

  3. 中央〜下:まとめ・気づき(メインの学習部分)

    • 問題・図・表・調べた内容などを書く

  4. 右下:ふり返り・次にやること

    • 「分数のかけ算は思ったより簡単だった」

    • 「次は社会の資料も使って調べたい」 など一言でOK

この4ブロックを意識するだけで、「ただ写しただけのノート」から「考えた跡が見えるノート」にグレードアップします。

「ただ写すだけ」にしないひと言フレーズ

教科書や資料を写すだけだと、先生から見ると「どこまで理解しているのか」が伝わりません。最後に1行、次のような一言を足してみてください。

  • 「この中で一番大切だと思ったのは〜だ。理由は〜だから。」

  • 「○年生のころの自分と比べると、ここが成長したと思う。」

  • 「今日やってみて、まだよくわからないと思ったのは〜だ。」

このひと言ふり返りがあるだけで、先生は「よく考えているな」「自分で学ぼうとしているな」と感じやすくなります。


【国語】10分で終わる小6向け自主学習ネタ

漢字・語彙ネタ

① 漢字+熟語+例文まとめ(目安:10分)

  • 今日覚えたい漢字を3〜5個選ぶ

  • それぞれについて

    • 漢字

    • よみがな

    • 2つ以上の熟語

    • 自分で作った例文
      を表にまとめます。

ノートのポイント:左に漢字・読み、中央に熟語、右に例文を書く3列構成にすると1ページがきれいにまとまります。

② 敬語(丁寧語・尊敬語・謙譲語)の表づくり(目安:10分)

  • 左に「ふつうの言い方」(例:言う・見る・行く)

  • 真ん中に「尊敬語」、右に「謙譲語」を表にします。

  • 例文も1つずつ書くと、中学生になってからも役立ちます。

③ ことわざ・慣用句をマンガ風に説明(目安:10分)

  • ことわざを1つ選ぶ

  • ノートの上半分に「ことわざ+意味」を書く

  • 下半分に、そのことわざがぴったりな場面のマンガやイラストを描く

読書・表現ネタ

④ 本や記事の「3行要約」(目安:10分)

  • 読んだ本・物語・ニュースから1つ選ぶ

  • 次の3行でまとめます。

    1. どんな話か(だれが・何をしたか)

    2. いちばん大事な出来事

    3. 読んでどう思ったか

⑤ 心に残った言葉ベスト3(目安:10分)

  • 本や教科書から「心に残った言葉」を3つ書く

  • それぞれの下に「なぜ心に残ったのか」を1〜2行で書きます。

⑥ ニュースに一言意見を書く(目安:10分)

  • 新聞やニュースサイトから1つ話題を選ぶ

  • 「ニュースの内容」を3行でまとめる

  • 自分の意見を3行で書く

ポイント:「〜と思いました」だけで終わらず、「なぜかと言うと〜だから」という形にすると、考える力がアップします。


【算数】図や表を書くとすぐ終わる自主学習ネタ

① 計算スプリント+タイム記録(目安:5〜10分)

  • ドリルや教科書から計算問題を10〜20問選ぶ

  • スタート時間と終わり時間を書き、何分かかったか記録

  • 翌日以降も同じ形式で記録し、「自己ベスト」を更新していく

② いろいろな図形の展開図を描く(目安:10分)

  • 立方体・直方体・三角柱など、習った立体を1つ選ぶ

  • 展開図を1つずつ描き、長さを書き込みます。

  • できれば、組み立てたときの立体のイラストも横に描きます。

③ 単位のまとめ表(目安:10分)

  • 「長さ・重さ・面積・体積・時間」などの単位を表に整理

  • 例:1m=100cm、1kg=1000g など

  • 日常の例(ペットボトル1本=500mL)も書くとイメージしやすくなります。

④ 日常を使ったオリジナル文章題づくり(目安:10分)

  • おこづかい・買い物・時間・距離など、身近なものを使って問題を作る

  • 例:「マンガ1冊が440円で、3冊買うといくらになるか?」など

  • 下に「式」と「答え」も書きます。


【理科】身のまわりから選べる自主学習ネタ

① 植物の観察メモ(目安:10分)

  • ベランダや庭、公園の植物を1つ選ぶ

  • 名前・高さ・葉の形・色・気づいたことをノートにまとめる

  • 日付を書いて、同じ植物を何回か観察していくのもおすすめです。

② 人体の臓器と働きのまとめ図(目安:10分)

  • 体の簡単なイラストを描き、「心臓・肺・胃・腸」などの場所を書き込みます。

  • それぞれの横に「簡単なはたらき」を一言ずつ書きます。

③ 家の中で見つかる「てこのはたらき」「電気のはたらき」(目安:10分)

  • ドアノブ・はさみ・ホチキスなど、てこを利用した道具を2〜3個探す

  • テレビ・冷蔵庫・照明など、電気が使われているものを挙げる

  • 「力の支点・作用点」「電気がどこから来ているか」などを簡単にまとめます。

④ 天体の比較表(目安:10分)

  • 太陽・地球・月を表に書き、「大きさ・温度・明るさ・自分との関係」を整理

  • 習った星座があれば、好きな星座について1つまとめるのも良いです。


【社会】ニュースや地図を使った小6らしいネタ

① 日本地図+都道府県と特産品(目安:10分)

  • 日本地図を簡単に描く(細かくなくてOK)

  • 今日は「北海道ブロック」など、地域をしぼって都道府県名を書く

  • それぞれに特産品・有名なものを1つずつ書き込む

② 歴史上の人物ミニカード(目安:10分)
1人を選び、次の3つを書きます。

  • ① いつごろ活躍した人か

  • ② 何をした人か

  • ③ 自分が「すごい」と思った理由

これをカードのように何枚も作っていくと、テスト前に見返すだけで復習になります。

③ 日本の名城・世界遺産リスト(目安:10分)

  • 「日本の名城ベスト3」や「行ってみたい世界遺産ベスト3」を決める

  • 名前・場所・特徴を1〜2行でまとめる

④ ミニ新聞作り(目安:10分)

  • ノート1ページを4つに区切り、「1/4ページ新聞」を作る

  • タイトル・ニュース本文・自分の一言をそれぞれ書く


【英語】教科書+身近な英語でできる短時間ネタ

① 教科書の例文+自分バージョン(目安:10分)

  • 教科書から例文を2〜3つ選び、英語と日本語訳を書き写す

  • その文をまねして、自分のことに変えた文を1つ作る

    • 例:I like soccer. → I like volleyball.

② 自己紹介シート(目安:10分)

  • 名前・好きな教科・好きな食べ物・将来の夢などを英語で書く

  • 文章量は5〜6文程度でOKです。

③ よく見る英単語まとめ(目安:10分)

  • 看板・標識・ゲーム画面などでよく見る英語を3〜5個集める

  • 「スペル・読み方・意味」を表にして書く


超カンタン!5分で終わる「すきま時間」自学ネタ

時間がない日や、体がつかれている日には、5分で終わる超ライトな自学でもかまいません。

  • 1分間計算スプリント

    • たし算・ひき算・かけ算を10問用意し、1分で何問解けるかチャレンジ

    • 結果をグラフにしてもOK

  • 今日覚えたこと3つメモ

    • 授業や塾で習ったことを3つだけ箇条書き

  • 明日のテスト「ここが出そう」メモ

    • 明日テストがある教科について、「ここは出そう」と思うところを3行で書く

  • 「今日のありがとう」3人分

    • 今日の学校や家で「ありがとう」と言いたい相手と理由を書く(道徳・生活の学びにもなります)


自分でネタを作れるようになる「3つの型」

ここからは、ネタ集を見なくても自分でネタを考えられるようになるための「型」を紹介します。

型1:○○を『表』にしてみる

  • 例:

    • 「都道府県と特産品」

    • 「ことわざと意味」

    • 「歴史上の人物としたこと」

  • ①テーマを決める → ②項目(列の名前)を決める → ③表に書き込む

型2:××の『ベスト3』を書いて理由をつける

  • 「好きな本ベスト3」「行ってみたい県ベスト3」「おどろいたニュースベスト3」など

  • それぞれについて「選んだ理由」を1〜2行で書きます。

型3:「図や写真」を先に描いて、それを説明する文章を書く

  • 図形・植物・地図・実験のようすなどを絵で描く

  • その下に「この図は〜を表している」「ポイントは〜だ」のように説明を書く

この3つの型を覚えておけば、どの教科でもオリジナルの自学ネタを作ることができます。


保護者の方へ:小6の自主学習をラクに続けるための関わり方

最後に、保護者の方向けのポイントを簡潔にまとめます。

  1. 学習時間は短めスタートでOK

    • 自主学習は「10〜20分」を目安に、まずは短く始める

    • 集中力が続かないお子さまには、「今日は5分だけやろう」からでも十分です

  2. 「何分やったか」より「どんなふうに取り組んだか」をほめる

    • 「よく考えてまとめられたね」

    • 「図が見やすくて、すぐ分かるね」
      など、努力や工夫の部分をほめる声かけがおすすめです。

  3. ネタ選びは、最初だけ一緒に

    • 本記事のネタリストを見ながら、「今日はどれにする?」と2〜3個まで候補をしぼってあげる

    • 慣れてきたら、お子さま自身に選ばせていきます。

  4. 学校・担任の先生のきまりを最優先に

    • 学校によっては、認められる自学の内容や形式にルールがある場合があります。

    • 迷ったときは、担任の先生に一度相談いただくと安心です。