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モゲチェックは怪しい?無料の理由と安全性・評判を徹底解説

「モゲチェックって、ネットで調べると『怪しい』って出てくるけど、本当に大丈夫なのかな?」
初めて聞くサービスに、数千万円規模の住宅ローンの相談をするのは不安で当然です。

本記事では、

  • モゲチェックは詐欺的なサービスなのか
  • なぜ無料で使えるのか(お金の流れ)
  • AIによる審査通過確率はどこまで当てにしてよいのか
  • 個人情報を預けても大丈夫なのか
  • 口コミから見えるメリット・デメリット
  • どんな人に向いていて、どんな人は別の選択肢がよいか

を、できるだけフラットに解説します。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

この記事のまとめ

モゲチェックは、株式会社MFSが運営するオンライン住宅ローン比較・診断サービスで、2015年から継続して運営され、累計利用者数も30万人超と公表されている
「怪しい」と言われる主な理由は、

  • 無料であることによるビジネスモデルの不透明感
  • AIによる審査通過確率への過度な期待と、そのギャップ
  • 個人情報をネットに入力することへの不安
    にある

ビジネスモデルは「ユーザー無料・金融機関からの手数料」という一般的な形であり、詐欺的な構造とは言い難いが、提携先に偏りが生じるリスクは意識しておくべき
口コミ・評判を見ると、

  • 「複数行の比較が便利」「審査に通りやすい銀行が分かる」といったメリット
  • 「比較範囲が限られる」「対面相談できない」といったデメリット
    が並存している

モゲチェックは、

  • オンラインで効率よく比較したい人
  • 自分でも情報を調べる意欲がある人
    には向いている一方、
  • 地方銀行との付き合いを重視する人
  • 対面でじっくり相談したい人
    には向きにくい

結論として、モゲチェックそのものが「怪しいサービス」というよりは、「特徴と限界を理解したうえで、どう使うか」が重要です。
住宅ローンは人生の中でも非常に大きな契約です。
モゲチェックも含め、複数の情報源を上手に使いながら、「金利だけでなく、将来のライフプランも踏まえた無理のない返済計画」を組んでいきましょう。

※本記事は特定の金融商品の勧誘を目的としたものではなく、一般的な情報提供を目的としたものです。最終的な判断は、必ずご自身の責任と判断で行


目次

モゲチェックとは?まずはサービス概要と運営会社を整理

オンラインで住宅ローンを比較・診断できるサービス

モゲチェックは、複数の銀行の住宅ローンをオンラインで比較し、条件に合ったローンを提案してくれるサービスです。
借り入れだけでなく、借り換え(今のローンから別のローンに乗り換えること)にも対応しています。

主な特徴は、次のような点です。

  • ネット銀行・大手銀行・一部地方銀行の金利や条件を一括比較できる
  • 収入・年齢・借入額などを入力すると、審査に通過する可能性が高い銀行をAIなどで推計してくれる
  • 申し込み・相談の多くがオンライン(チャットやメール)で完結する

「どの銀行が自分に合っているのか分からない」「とりあえず有名な銀行に行けばいいの?」という悩みを解消するための、比較・診断サービスと考えるとイメージしやすいです。

運営会社MFSと事業内容・ライセンス

モゲチェックを運営しているのは、株式会社MFSというフィンテック企業です。住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」と、不動産投資サービス「INVASE」を展開しています。

  • 設立:2009年
  • 主な事業:住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」の開発・運営 など
  • 貸金業者登録番号や協会加入など、金融関連の登録も行っています

日本では、住宅ローンを仲介する事業者は、貸金業登録や各種法令を守る必要があります。MFSはこうした登録を行い、一定の監督下で事業を行っている会社です。

利用者数・実績と提携金融機関のイメージ

公開情報によると、モゲチェックは2015年にサービス提供を開始し、累計利用者数は30万人を超えています。

また、メガバンクやネット銀行、地方銀行など、複数の金融機関と提携し、住宅ローンの比較・紹介を行っています。
これは「ごく一部の銀行だけを偏って紹介するサービス」ではなく、ある程度選択肢の幅があるサービスだと言えます。


「モゲチェック 怪しい」と検索される主な理由

では、なぜ「モゲチェック 怪しい」と検索されるのでしょうか。主な理由を整理します。

無料なのに本当に大丈夫?お金の流れが分かりにくい

最も多い不安は、「無料なのにどうやって儲けているのか分からない」という点です。

  • ユーザーからは相談料・利用料を取らない
  • それでも会社として事業を続けている

となると、

「裏で変な商品を売りつけられるのでは?」
「手数料の高い銀行を優先的に勧めているのでは?」

と心配になるのは自然です。

実際には、モゲチェックは銀行などの提携先から紹介手数料・成功報酬を受け取るビジネスモデルを取っています。
これは保険代理店や証券仲介業などと同じ構造で、「お客さま側は無料、金融機関側が手数料を支払う」形です。

この構造自体は金融業界では一般的ですが、「どの程度中立性が保たれているのか」は、利用者側が意識しておくべきポイントです。

AIによる審査通過確率はどこまで信用していい?

モゲチェックの特徴に、「審査通過確率(融資承認確率)」を表示する機能があります。

ここで生じる誤解が、

  • 「通過確率90%と出た=ほぼ確実に通る」と思い込んでしまう
  • 実際に審査に落ちたとき、「話が違う、怪しい」と感じてしまう

というパターンです。

しかし、AIによる通過確率はあくまで「過去データに基づく予測」であり、審査結果を保証するものではありません。
審査は各銀行が独自に行っており、物件の評価や個別事情など、外からは読めない要素も多く含まれます。

年収や借入額など、個人情報を入れても安全なのか

「怪しい」と感じる方の多くは、

  • 年収
  • 勤続年数
  • 他の借入状況
  • 家族構成

といったセンシティブな情報をネットに入力することに強い不安を持っています。

モゲチェックに限らず、金融系オンラインサービス全般に共通する不安であり、

  • 運営会社が信用できるか
  • 個人情報の取り扱い方針が明記されているか
  • 退会・削除がきちんとできるか

といった点を確認することが重要です。

複数の解説記事でも、「モゲチェックが怪しいと言われる理由」として、無料・AI・個人情報の3点が繰り返し指摘されています。

審査に落ちた・期待外れだったという口コミの存在

口コミを調べると、

  • 思ったより金利差がなかった
  • 通過確率が高いと出た銀行で審査落ちした
  • 比較できる銀行の数が少なかった

といったネガティブな声も見つかります。}

これらはサービスの性質上、一定程度は避けられない側面がありますが、「期待が高すぎた結果、ギャップが生じて不満になる」ケースも多い印象です。


客観的に見たモゲチェックの安全性チェック

ここからは、感情的な印象ではなく、できるだけ客観的に安全性を見ていきます。

運営会社・ライセンス・事業継続性の観点

安全性を考える際は、

  1. きちんと法人格を持つ会社が運営しているか
  2. 金融関連の登録・ライセンスを取得しているか
  3. 一定期間以上、継続的に事業を行っているか

といった点を確認します。

モゲチェックの場合、

  • 2009年設立の株式会社MFSが運営
  • 貸金業者登録や協会加入など、金融関連の登録あり
  • 2015年からサービス提供を開始し、累計利用者数30万人超

といった実績から、「短期で消える怪しい業者」とは性質が異なると考えてよいでしょう。

ビジネスモデルと利益相反リスクの有無

「ユーザー無料、金融機関が手数料を払う」というモデルは、ユーザーの財布から直接お金が出ない反面、

  • 手数料の高い金融機関を優先的に紹介してしまう
  • 特定の提携先に偏った提案になる

といった利益相反リスクも理論上はありえます。

モゲチェック側は、中立的な立場で提案していると説明していますが、利用者としては、

  • 「モゲチェック経由で申し込めない銀行」の存在を意識する
  • 提案された銀行以外にも、1〜2行は自分で比較してみる

といった自己防衛をしておくと安心です。

個人情報保護・セキュリティ面で確認すべきポイント

個人情報保護については、

  • プライバシーポリシーや個人情報の取り扱いについての記載があるか
  • 利用目的が明確か(第三者提供の範囲を含む)
  • 退会や情報削除の手続きが用意されているか

を確認してください。

口コミを見る限り、「情報が勝手に流用された」「しつこい営業電話が来る」といった大きなトラブル事例は目立ちませんが、気になる場合は、最初は最小限の情報だけ入力してサービスの雰囲気を確認するのも一つの方法です。


口コミ・評判から分かるメリット・デメリット

良い口コミ・評価の傾向(メリット)

各種サイトで紹介されている良い口コミを整理すると、次のような傾向があります。

メリットの傾向

  • 複数の銀行を一度に比較できて便利
  • 自分で調べるよりも「条件のよい銀行」を見つけやすかった
  • 審査に通りやすい銀行の目星がつき、ムダな申込を減らせた
  • オンライン完結で、店舗に行く手間が省けた
  • スタッフのチャット対応が丁寧で、初心者でも質問しやすかった

「住宅ローンの比較を自力でやるのは大変」という悩みを解消してくれる点に、価値を感じている人が多いようです。

悪い口コミ・不満の傾向(デメリット)

一方、悪い口コミや注意点としては、次のようなものが見られます。

デメリット・不満の傾向

  • 比較できる銀行の範囲が限られており、地方銀行が少ない
  • 通過確率が高いと出たのに、実際には審査に落ちた
  • 情報入力の項目が多く、面倒に感じた
  • 電話や対面で相談したい人には向かない(チャット中心)
  • 期待していたほど金利差が出なかった

これらは、サービスの限界利用者の期待値のギャップから生じている部分も大きいです。

どんな人が満足しやすく、どんな人が後悔しやすいか

傾向をまとめると、次のようになります。

満足しやすい人

  • ネット銀行も含めて、広く条件を見たい人
  • オンラインでのやりとりに抵抗がなく、チャットでの相談でも問題ない人
  • ある程度、自分でも情報を調べる意欲がある人
  • 審査通過確率を「参考指標」として冷静に見られる人

後悔しやすい人

  • 「ここに任せれば絶対に一番お得なローンが見つかる」と期待しすぎている人
  • 対面でじっくり相談しないと不安な人
  • 自分の地元の信用金庫・地銀なども選択肢に入れたい人
  • AI診断の数字を「保証」と誤解してしまう人

モゲチェックを使うべき人・向かない人

向いている人の特徴(属性・目的・価値観)

モゲチェックを有効に使えそうな人のイメージは、次のとおりです。

  • 30〜40代、首都圏または都市部で住宅購入を検討している会社員
  • 借入額が3,000万〜7,000万円程度で、金利差による総返済額の違いが大きい層
  • 銀行窓口を何件も回る時間が取れない人
  • オンラインサービスに慣れており、チャット相談にも抵抗がない人
  • 1社の提案だけで決めるのではなく、複数の選択肢を比較して決めたい人

向いていない人/他の選択肢を検討した方がよい人

逆に、次のような方は、モゲチェック以外の選択肢も重視した方がよいでしょう。

  • 地元の地銀・信金との付き合いを重視したい地方在住者
  • 高齢の親と一緒にローンを検討しており、対面でないと話が進みにくい家庭
  • 自営業・フリーランスなど、属性的に「審査が難しい」ケース(専門家による個別相談が有用)
  • 数値よりも「担当者との相性」を重視したい人

このような場合は、

  • 地元金融機関の窓口
  • 不動産会社の提携ローン
  • 独立系FPへの個別相談

などと併用しつつ、「オンライン比較の一つ」としてモゲチェックを位置づけるのが現実的です。

銀行窓口・不動産会社・他社サービスとの併用イメージ

理想的には、

  1. モゲチェックなどで「条件がよさそうな銀行」を数行ピックアップ
  2. その中から1〜2行は、直接窓口やオンライン相談で話を聞いてみる
  3. 必要に応じて、独立系FPにもセカンドオピニオンを求める

という形で、複数の情報源を組み合わせて判断するのが安心です。


安心してモゲチェックを使うためのチェックリスト

最後に、「使う」と決めた場合に、安心感を高めるためのチェックリストをまとめます。

利用前に確認しておきたい5つのポイント

運営会社・登録情報を確認したか

  • 会社名・所在地・金融関連の登録番号などを一度目を通す

プライバシーポリシーを確認したか

  • 利用目的・第三者提供・退会方法が明記されているか

他の比較サイトや銀行公式サイトも一度は見たか

  • 特定のサービスだけの情報に偏っていないか

自分の重視するポイントを整理したか

  • 「とにかく金利」「団信の保障」「繰上返済のしやすさ」など

AI診断の数字を「予測値」として理解しているか

  • 保証ではないことを自覚しているか

利用時〜審査中に注意したいポイント

  • 提案された銀行・商品について、「なぜその銀行なのか」を必ず質問する
  • 手数料・諸費用・団信など、金利以外の条件も確認する
  • 一つの銀行だけに絞らず、最低でも2〜3行は比較する
  • 不明点はチャットで遠慮なく質問し、納得できないまま進めない

他の情報源・相談先と組み合わせるコツ

  • 不安が強い場合は、モゲチェック+銀行窓口+独立系FPという組み合わせも検討する
  • 不動産会社から紹介されるローン条件と、モゲチェック経由の条件を比較してみる
  • 「どこが一番お得か」だけでなく、「自分が理解できているか・納得できるか」も判断基準にする