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メルカリのまとめ買い依頼コメント完全ガイド|購入者・出品者の例文テンプレ付き

メルカリで「まとめ買いをお願いしたいけれど、どんなコメントを書けば失礼にならないのか分からない」とお悩みではありませんか。
まとめ買い依頼は、送料や手間をおさえられる一方で、言い方を間違えると「図々しい」「マナー違反」と受け取られてしまうこともあります。
本記事では、メルカリのまとめ買い依頼機能の基本から、購入者・出品者それぞれがそのまま使えるコメント例、NG表現の言い換えパターンまで、具体的なテンプレート付きで分かりやすく解説します。
この記事を読み終えるころには、相手に好印象を与えつつ、スムーズにまとめ買い依頼コメントが書けるようになっているはずです。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

この記事のまとめ

まとめ買い自体は決して迷惑な行為ではなく、「言い方」「お願いの仕方」さえ丁寧であれば、双方にとってメリットになる取引です。

  • 挨拶と感謝を忘れない

  • 無理な要求になっていないか一度読み返す

  • 相手にも断る自由がある前提でコメントを書く

この3点を意識してコメントを作成すれば、気持ちの良いまとめ買いが実現しやすくなります。

メルカリの「まとめ買い依頼コメント」とは?

メルカリで同じ出品者から複数の商品を購入したいとき、「まとめ買い」をお願いすると送料や手間を抑えられる場合があります。
その際に悩みがちなのが、「コメント欄で何と書けばよいのか」という点です。

まずは、メルカリに用意されている公式の「まとめ買い依頼機能」と、従来どおりコメント欄でお願いする方法の違いを整理しておきます。

まとめ買い依頼機能の基本とコメントの役割

メルカリには、出品者のプロフィールページや商品ページから使える「まとめ買いをお願いする」ボタンがあります。ここから複数の商品(最大10点)を選択し、希望金額を指定して依頼するのが公式のまとめ買い依頼機能です。

  • 複数商品を一度に選べる

  • 「値下げなし」も含めて希望金額を選択できる

  • 依頼後、出品者が承諾するとまとめ買い用の商品ページが作成される

公式ガイドでは、「コメントは必須ではないが、希望金額に加えて丁寧な挨拶コメントを添えることで、より良い印象を与えられる」と案内されています。

そのため、

  • 機能だけで完結させることも可能

  • ただし、ひと言でも挨拶や補足を添えると、より安心して対応してもらいやすい

という位置付けで考えるとよいです。

コメントで直接まとめ買いをお願いするケース

一方で、従来からある方法として「商品ページのコメント欄で直接依頼する」やり方も、今なお多く利用されています。

コメント依頼が使われる主な理由は、次のような点です。

  • 希望金額を自由な金額で相談しやすい

  • 梱包方法や発送日など、細かい希望を伝えやすい

  • 出品者と直接やり取りできる安心感がある

たとえば、

  • まとめ買い+少し大きめの値下げを相談したい

  • 送料込みの金額にしたい

  • セット内容を少し変えてほしい

といった相談をしたいときは、コメント欄でのやり取りのほうが柔軟に対応してもらえるケースが多いです。


まず確認したいマナーと考え方

まとめ買いをお願いするとき、多くの方が気にされるのが「迷惑ではないか」「どこまで値下げをお願いしてよいか」という点です。ここで一度、基本的なマインドセットを整理しておきます。

まとめ買い依頼は迷惑?出品者側の本音

「まとめ買いをお願いするのは迷惑かもしれない」と心配される方は少なくありません。
しかし、出品者向けの解説記事などを見ると、複数の商品が一度に売れることで在庫の回転率が上がるため、「むしろ大歓迎」という意見も多く見られます。ECセラーラボ

  • 複数商品が一度に売れる

  • 梱包や発送の手間が1回分で済む

  • 在庫を早く現金化できる

といったメリットがあるため、常識的な範囲の依頼であれば、迷惑と感じる出品者は少数派と言えるでしょう。

ただし、

  • あまりに大幅な値引き要求

  • 一方的・命令口調のコメント

  • 返信がないのに何度も催促する行為

などは、誰にとっても気持ちの良いものではありません。
次の章以降で紹介する「丁寧なコメント例」を参考に、節度あるお願いを心がけましょう。

どこまで値下げをお願いしてよいかの目安

公式のまとめ買い依頼機能では、商品数に応じて一定額の割引を選択できる仕様になっています(例:商品数×50円引き〜150円引きなど)。note(ノート)

これはあくまで機能上の目安ですが、

  • 数点のまとめ買いで、数百円〜1割程度の値引き相談

  • それ以上の大きな割引をお願いしたい場合は、「無理なら大丈夫です」と添える

といったラインを意識しておくと、非常識な印象を与えにくくなります。


購入者向け:まとめ買いをお願いするときのコメント例

ここからは、購入者側としてまとめ買いをお願いするときに使えるコメント例を、パターン別に紹介します。
[◯◯]部分は、ご自身の状況に合わせて書き換えてご利用ください。

定番の丁寧パターン(初めて/フォーマル)

はじめての相手に送る、最も無難で丁寧な例文です。

はじめまして。コメント失礼いたします。
こちらのお品と、同じ出品者さまの[商品名◯◯]の2点を購入希望です。
もし可能でしたら、まとめて購入させていただくことはできますでしょうか。
ご検討いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

ポイント:

  • 「はじめまして」「コメント失礼いたします」で丁寧に始める

  • まとめ買いしたい商品名を具体的に書く

  • 「もし可能でしたら」「ご検討いただけましたら幸いです」で柔らかい印象にする

少しカジュアルにお願いしたいときの例文

もう少しフランクでよい雰囲気のときは、次のような例文が使えます。

こんにちは。コメント失礼します。
こちらと、出品されている[商品名◯◯]も一緒に購入したいと考えています。
まとめ買いはお願いできますか?
もしよろしければ、専用ページを作成していただけると助かります。

  • 丁寧語は保ちつつ、「こんにちは」などで少し柔らかい印象に

  • 専用ページをお願いする場合は、「よろしければ」とクッションを入れると無難です。

値下げ交渉を含めたまとめ買い依頼コメント

まとめ買いの際に、送料分などのお値下げを相談したい場合の例文です。

控えめに相談したいとき

はじめまして。コメント失礼いたします。
こちらのお品と[商品名◯◯]の2点をまとめて購入希望です。
もし可能でしたら、送料分としてお値下げを少しだけご検討いただくことはできますでしょうか。
難しいようでしたら、そのままの価格で購入させていただきます。よろしくお願いいたします。

具体的な金額を提示したいとき

こんにちは。コメント失礼いたします。
こちらと[商品名◯◯]の2点を合わせて[希望金額◯◯円]で購入させていただくことは可能でしょうか。
ご無理がありましたら、遠慮なくお断りください。ご検討いただけますと幸いです。

いずれのパターンでも、

  • 出品者側に「断る選択肢がある」と明示する

  • 「無理なお願いであればお断りください」と添える

ことで、印象が大きく変わります。

即購入したいとき・在庫確認を兼ねるコメント

すぐに購入手続きまで進めたい場合や、在庫確認もしたい場合の例文です。

すぐ購入したい場合

コメント失礼いたします。
こちらと[商品名◯◯]をまとめて購入したいと考えております。
専用ページを作成していただけましたら、すぐに購入手続きいたします。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。

在庫確認も兼ねたい場合

こんにちは。コメント失礼いたします。
こちらのお品と、同じ出品者さまの[商品名◯◯]も購入したいと考えているのですが、どちらも在庫はございますでしょうか。
もし可能でしたら、まとめ買いにて購入させていただきたいです。よろしくお願いいたします。


出品者向け:まとめ買い依頼への返信コメント例

続いて、出品者側のコメント例です。承諾するとき・条件付きで調整したいとき・お断りするときの3パターンに分けて紹介します。

承諾するときの好印象な返信例

コメントありがとうございます。
まとめ買い可能です。
[購入者さま専用ページ]を作成いたしましたので、ご確認のうえご購入をお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

専用ページを作ったことを明示し、「ご確認のうえご購入を」と丁寧に案内することで、誤解を防げます。

条件付きで調整したいときのコメント

一部だけ値下げに応じる場合

コメントありがとうございます。
まとめ買いのご検討、嬉しく思います。
ご提示いただいた金額ですと少し厳しいのですが、[◯◯円]までのお値下げでしたら対応可能です。
その内容で問題なければ、専用ページを作成いたしますが、いかがでしょうか。

「嬉しく思います」と一言添えることで、交渉自体に感謝している姿勢が伝わります。

お断りするときの角が立たない言い方

コメントありがとうございます。まとめ買いのご検討、とてもありがたいです。
申し訳ありませんが、こちらの商品はすでにお値下げ済みのため、これ以上の割引は難しい状況です。
ご希望に沿えず恐縮ですが、ご理解いただけますと幸いです。

  • 「ありがたい」「申し訳ありませんが」をセットで使う

  • 「値下げができない理由」を簡潔に添える

ことで、単なる拒否ではなく「事情があって難しい」という印象になります。


NGコメントの例とOKへの書き換え

ここでは、よくありがちなNGコメントと、その書き換え例を紹介します。

要求が強すぎるコメントの直し方

NG例

2点買うので◯◯円まで値下げしてください。
できないなら買いません。

  • 命令口調

  • 「買ってあげる」という上から目線の印象

OK例

こちらと[商品名◯◯]の2点を購入したいと考えています。
もし可能でしたら、まとめて[◯◯円]でお譲りいただくことはできますでしょうか。
ご無理がありましたら、今の価格で検討させていただきます。よろしくお願いいたします。

  • 「もし可能でしたら」「ご無理がありましたら」で柔らかく

  • 「今の価格で検討させていただきます」と添えて、強制でないことを示す

値下げ幅が大きすぎるお願いの言い換え

NG例

3点まとめるので半額にしてください。

半額など極端な値引きは、出品者にとって負担が大きく、返信をためらわせてしまいます。

OK例

こちらと[商品名◯◯]、[商品名△△]の3点をまとめて購入したいと考えています。
もし可能でしたら、まとめ買いということで、送料分などお値下げをご検討いただくことはできますでしょうか。
難しいようでしたら、今の価格のままでも検討させていただきます。

  • 割合ではなく「送料分など」と曖昧にすることで、出品者に決定権を委ねる

  • 「今の価格のままでも検討」と添えることで、交渉のハードルを下げる


トラブルを防ぐための実務ポイント

最後に、コメント以外の実務面で押さえておきたいポイントをまとめます。

専用ページの作り方と横取り防止の一言

まとめ買いが合意できたら、出品者側で「専用ページ」を作るケースが一般的です。
このとき、コメント欄で次のように一言添えると、横取りを防ぎやすくなります。

出品者側のコメント例

専用ページを作成いたしました。
[購入者さまのニックネーム]専用となりますので、他の方のご購入はお控えいただけますと幸いです。

「お控えいただけますと幸いです」という柔らかい表現にすることで、強すぎない注意喚起になります。

返信がないときの確認コメントのタイミング

まとめ買い依頼を送ったあと、なかなか返信がない場合もあります。
その際は、半日〜1日程度待ってから、次のような確認コメントを1回だけ送るのが無難です。

先日はまとめ買いについてご検討いただきありがとうございました。
ご多忙の中失礼いたしますが、その後いかがでしょうか。
難しいようでしたら、今の価格のまま個別に購入させていただくことも検討しておりますので、お手すきの際にコメントいただけますと幸いです。

何度も連続でコメントを送ると、プレッシャーを与えてしまいます。
1度確認を入れても返信がない場合は、「何らかの事情で対応が難しい」と判断し、ほかの出品者も含めて検討するのがトラブル回避の観点からは安全です。