仕事終わりに急いで出品したのに、翌朝見ても「いいね」がほとんどついていない――。
そんな経験はありませんか。メルカリで効率よく売上を作るには、「メルカリ 売れる時間」を理解し、自分の生活リズムと掛け合わせて出品タイミングを設計することが重要です。
本記事では、会社員・主婦・学生などターゲット別の売れやすい時間帯と、平日・週末・給料日前後にどのように動くべきかを、具体的な1週間スケジュール例とともにお伝えします。
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メルカリで「売れる時間」は夜20〜24時+昼12時前後
メルカリでよく売れる時間帯は、一般的に夜の20〜24時ごろとされています。特に22時前後は、多くのユーザーが自宅でくつろぎながらスマートフォンを見る時間帯であり、閲覧数がピークになりやすい時間です。
また、お昼の12時前後も休憩時間にあたるため、アプリを開く人が増える傾向があります。
ただし、これはあくまで「全体の傾向」です。
本当に大事なのは、「ターゲットがいつスマホを見ているか」と、「ご自身の生活リズムの中で無理なく続けられる時間帯」を掛け合わせて考えることです。
まずは「ゴールデンタイム」を押さえる
まず、次の2つの時間帯を「基本のゴールデンタイム」として押さえておくとよいです。
夜:20〜24時(特に22時前後)
昼:12〜13時ごろ
この時間帯に、
新規の出品をする
再出品や価格変更を行う
コメント対応や値下げ交渉の返信をする
といった「動き」を集中させることで、閲覧数を増やし、売れる確率を高めやすくなります。
すぐ売れない=失敗ではないと理解する
よくある誤解として、「売れる時間に出品したのに、数時間で売れなかったから失敗だ」という考え方があります。
実際には、
買い手が比較・検討する時間
給料日や週末まで「いいね」をつけて様子を見る時間
などのタイムラグがあるため、「出品したその日のうちに売れる」ケースだけを成功と考える必要はありません。
重要なのは、「売れやすい時間帯に“動き”を作り続けること」です。単発で終わらせず、1週間・1か月単位で見たときに、売れる時間帯にどれだけアクションできているかを意識してください。
ターゲット別:メルカリで売れやすい時間帯
続いて、「誰に売るのか」という視点から、ターゲット別の売れやすい時間帯を整理します。ここでは、主に以下の3つのターゲットを想定します。
主婦・子育て層
会社員・社会人
学生・若年層
主婦・子育て層に売りたい場合
主婦・子育て層の場合、家事・育児のスケジュールに左右されますが、一般的には次の時間帯が狙い目です。
平日 9〜14時ごろ(子どもや家族が不在の時間帯)
夜 22〜24時(家族が寝た後の自分時間)
狙いやすい商品例
ベビー・キッズ用品(子ども服、おもちゃ、育児グッズなど)
生活雑貨・日用品・キッチン用品
ママ向けファッション・コスメ
戦略のポイント
午前中〜昼過ぎにかけて出品しておく
夜22時ごろに、いいねの付いている商品を値下げ・コメント返信
といった形で、日中の「比較検討」と、夜の「購入決定」の両方を取りに行くイメージで動くと効果的です。
会社員・社会人に売りたい場合
会社員の場合、平日の日中は仕事をしているため、メルカリを見るのは主に次の時間帯です。
通勤時間帯:7〜9時、18〜20時
昼休み:12〜13時
帰宅後:20〜24時
狙いやすい商品例
ビジネスカジュアル服、通勤バッグ、時計
仕事で使う文具・PC周辺機器
筋トレグッズ・趣味用品
戦略のポイント
昼休み前の11時台〜12時前半に出品(→昼に新着として見てもらう)
夜19〜22時に再出品・値下げ・コメント対応
といった形で、昼と夜の2回のピークを意識して動くと、会社員ユーザーの目に留まりやすくなります。
学生・若年層に売りたい場合
学生は授業や部活・バイトで生活リズムが不規則になりがちですが、次の時間帯にメルカリを開きやすい傾向があります。
平日 16〜19時(授業・部活が終わる時間帯)
夜 21〜24時(スマホを触っている時間)
狙いやすい商品例
大学の教科書・専門書
ゲーム・トレカ・マンガ・アニメグッズ
ストリート系ファッション・スニーカー
戦略のポイント
講義が終わる16時前後を狙って出品(→帰宅途中に見てもらう)
21〜24時に再出品や価格調整(→夜ふかし中の閲覧を狙う)
特に教科書や資格テキストは、学期の始まりや試験前にまとめ買いされることもあるため、「売れる時間」に加えて「売れるタイミング(時期)」も意識するとよいです。
曜日・日付・イベントで売れ行きはどう変わるか
曜日ごとの狙い目
曜日ごとの傾向をざっくり整理すると、次のようなイメージになります。
平日(月〜木)
夜20〜23時にコンスタントに動く
会社員・学生向けに安定して売りやすい
金曜日
夜に「いいね」「コメント」が増えやすい
その場で買うというより、週末に向けた検討段階になりやすい
土日
日中〜夜まで全体的に動きやすい
特に日曜の夜は、「翌週に向けて必要なものを揃える」動きが出やすい
したがって、「売れやすい土日だけ出品する」よりも、平日からコツコツ準備をしておき、土日に向けて露出を高めていくほうが、結果的に売れやすくなります。
給料日・ボーナス時期の動き
給料日(25日前後)やボーナス時期は、やはり購入意欲が高まりやすいタイミングです。
欲しいものリストを溜めておき、給料日後に一気に購入するユーザー
ボーナス後に、高単価な家電・ブランド品・ガジェットを購入するユーザー
が一定数いるため、給料日前〜給料日直後にかけて、値下げや再出品を集中的に行うと効果的です。
メルカリのキャンペーン・クーポンの影響
メルカリでは、定期的に以下のような施策が行われます。
特定カテゴリのポイント還元キャンペーン
期間限定クーポン配布
まとめ買いでポイントアップ など
これらのキャンペーン期間中は、関連カテゴリの出品・再出品・値下げをキャンペーン開始直後〜期間中に集中させることで、閲覧数・購入率を高められます。
アプリ内のお知らせやメールを定期的に確認し、「キャンペーン開始日に出品を合わせる」という意識を持つとよいでしょう。
商品ジャンル別に狙いたい時間帯
ファッション・コスメなど消耗品
ファッション・コスメ・日用品など、比較的衝動買い・気分買いが起きやすいジャンルは、
夜20〜24時
土日の午後
に動きやすい傾向があります。
ポイント
コーディネート写真・使用イメージを分かりやすく載せる
「今だけ値下げ」「今週中まで」のように期限を切って意思決定を促す
ことで、夜のリラックスタイムに「つい買ってしまう」状況を作りやすくなります。
ベビー・キッズ・ママ向け商品
ベビー・キッズ用品やママ向け商品は、
平日の午前〜昼(9〜14時)
夜22〜24時
に動きが出やすくなります。
ポイント
午前中に出品し、昼休み・子どものお昼寝タイムに見てもらう
夜は、まとめ買いを狙って「おまとめ割」や「セット販売」を提案する
など、主婦の1日の流れをイメージしながら出品・値下げのタイミングを決めると効果的です。
本・教材・家電など高単価商品
本・教材・家電など、高単価で比較検討されやすい商品は、
日曜の夜〜給料日後
ボーナスシーズン
に売れやすい傾向があります。
ポイント
「相場+状態」で価格に納得してもらうことが重要
商品説明欄に、購入からの年数・使用頻度・箱や付属品の有無を詳しく記載しておく
ことで、購入を迷っているユーザーの不安を減らし、給料日後のタイミングで「よし買おう」と決断してもらいやすくなります。
売れる時間を味方にする出品テクニック
下書き機能で「出品タイミング」をコントロール
メルカリの「下書き機能」を活用すると、写真撮影や説明文作成を自分の都合のいい時間に済ませておき、売れやすい時間だけ公開するという動き方ができます。
具体的には、
週末の日中にまとめて撮影→下書き保存
平日夜20〜23時に、下書きから1〜2件ずつ出品
昼12時前後に少数出品し、昼のアクセスも拾う
という形で、「作業時間」と「公開時間」を切り離して管理すると効率的です。
再出品・価格変更のベストタイミング
メルカリでは、新着順で上位表示されるタイミングが限られているため、ある程度期間が経った商品は再出品した方が露出を取り戻しやすいです。
目安:出品から1〜2週間反応が薄ければ、再出品+価格見直し
タイミング:夜20〜23時、または土日の午後に合わせる
再出品前に、
写真の枚数・明るさ
タイトルのキーワード
価格の相場とのズレ
を見直してから出し直すと、単に「出し直しただけ」の状態よりも大きな効果が期待できます。
いいね・閲覧数を伸ばすためのちょっとした工夫
売れる時間に合わせて、次のような工夫をすると、いいね・閲覧数を増やしやすくなります。
プロフィール文を整え、購入前コメント不要などルールを明確にする
コメントにはできるだけ早く丁寧に返信し、「この出品者は安心」と感じてもらう
商品説明文に、「即購入歓迎」「当日〜翌日発送」など、サービス面のメリットを明記する
これらは時間帯に関係なく有効ですが、閲覧の多い時間帯にとくに意識して行うことで、露出を最大限活かすことができます。
「時間」よりも大切な3つのポイント
時間帯を工夫しても、「そもそも商品ページの質が低い」と売れにくいままです。
最後に、時間よりも優先度が高い3つのポイントを整理します。
写真のクオリティを上げる
明るい場所で撮影する
背景をシンプルにする(床や布の上より、白い壁・白い紙など)
傷や汚れなどマイナス点も隠さず写す
写真の印象だけで、クリック率・購入率は大きく変わります。
売れる時間帯に出品しても、写真の印象が悪いと「スルー」されてしまうため、最優先で改善すべき項目です。
相場に合わせた価格戦略
同じ商品・同等の状態の出品を検索し、直近の売り切れ価格を基準にする
多少高めに出しておき、様子を見て値下げしていく
まとめ買い割引・おまとめ発送などで単価を調整する
相場より極端に高いと、どの時間に出しても売れにくくなります。
逆に、相場より少し安く出せば、多少時間帯がズレても売れやすくなります。
検索されやすいタイトルと説明文
商品名+ブランド名+状態+サイズなど、検索されそうな情報を盛り込む
よく使われる略語やキーワード(例:美品、未使用に近い、匿名配送)を適切に含める
説明文では、「いつ購入し、どれくらい使用したか」「なぜ手放すのか」を簡潔に書く
「売れる時間」に表示されても、検索に引っかからなければそもそも見てもらえません。
時間戦略は、検索されやすい状態が整っていることが前提と考えると分かりやすいです。
具体的な1週間の出品スケジュール例
ここからは、すぐに真似できるように、モデルケースを2パターンご紹介します。
平日にコツコツ出品するパターン(会社員想定)
月曜〜金曜 朝
通勤前に1〜2件分の写真を撮影(可能なら)
月曜〜木曜 昼(12〜13時)
昼休みに1件出品
月曜〜木曜 夜(20〜23時)
下書きから1〜2件出品
いいねの多い商品を50〜100円だけ値下げ
金曜 夜
日曜夜の購入を見越して、売りたい商品を中心に全体を見直し
土曜・日曜
日中に撮影・下書き作成
日曜夜に、まとめて再出品・値下げ
このパターンでは、平日夜20〜23時と、日曜夜を「勝負どころ」として位置付けます。
週末中心で売りたい人のパターン(平日多忙な人向け)
平日 夜
撮影・下書きだけ行い、公開は最低限にする
土曜 昼〜夕方(13〜18時)
まとめて新規出品(5〜10件)
土曜 夜(20〜23時)
コメント・いいね対応、軽い値下げ
日曜 昼〜夜
売れ残りを再出品
月曜以降に売れてもよい価格帯まで少し値下げ
週末にアクセスが集中しやすい傾向を活かし、「週末に一気に動く代わりに、平日は仕込み中心」という働き方と相性が良いパターンです。
まとめ:自分の生活リズムに合った「続けられる時間」を見つける
本記事のポイントを整理すると、次の通りです。
全体としては、夜20〜24時と昼12〜13時が売れやすい時間帯
主婦・会社員・学生などターゲットによって、最適な時間帯は少しずつ異なる
曜日・給料日・キャンペーン時期を意識すると、売れやすい日をさらに伸ばせる
「時間」だけではなく、写真・価格・タイトル・説明文が整っていることが前提
売れる時間帯に「出品・再出品・値下げ・コメント対応」の行動を集中させることが重要
そして何より大切なのは、ご自身の生活リズムに合った「続けられる時間」を決めることです。
毎晩21〜22時はメルカリ時間にする
週末の午前中は撮影・下書きの日にする
といった形で、まずは1週間だけでも「マイルール」を決めて試してみてください。