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メルカリでブロックされたら商品は見れない?仕様と確認方法を解説

「いつも見ていたあの出品者の商品が、なぜか買えなくなった」「商品ページは見られるのに、購入ボタンが押せない…もしかしてブロック?」──メルカリを利用していると、このような不安な場面に直面することがあります。

本記事では、「メルカリでブロックされたら商品は見れないのか?」という疑問に、結論からわかりやすくお答えしつつ、ブロックされた側に起こる具体的な変化や確認方法、よくある誤解、今後ブロックされないための立ち回り方まで整理して解説いたします。

「自分は本当にブロックされているのか」「もしそうなら、これからどう行動すればよいのか」とお悩みの方が、感情的にならず冷静に状況を整理し、安心して次の一手を選べるようになることを目指した内容です。メルカリのブロック仕様を正しく理解し、不必要に落ち込まず、賢くサービスを使いこなしていきましょう。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

メルカリでブロックされても商品は「見れる」が、できないことが増える

まず最初にいちばん気になる結論からお伝えいたします。

メルカリで相手にブロックされたとしても、その相手のプロフィールや出品している商品ページ自体は基本的に閲覧できます
一方で、購入・コメント・いいね・フォロー(オファー)などのアクションは制限される仕様です。

そのため、

  • 「商品ページは見えるのに、なぜか購入できない」

  • 「コメントを送るとエラーになる」

といった状態になり、「もしかしてブロックされた?」と気づくケースが多く見られます。

ブロックされても見られるもの

多くのユーザーの体験談や解説記事を総合すると、以下のようなものはブロックされても閲覧できると考えられます。

  • 相手のプロフィールページ

  • 相手の出品一覧ページ

  • 各商品の詳細ページ

つまり、「画面としては普通に見えているのに、その先の行動でつまずく」イメージです。

ブロックされると制限される4〜5つのアクション

一方で、ブロックされると次のようなアクションに制限がかかるとされています。

  • 該当ユーザーの商品を購入できない

  • 商品へのコメントができない

  • 商品へのいいね!ができない

  • 該当ユーザーをフォローできない

  • (オファー機能が対象の場合)オファーが送れない

このため、「欲しい商品が目の前にあるのに買えない」「謝りたくてもコメントできない」といった、心理的にもつらい状況になりやすい点が特徴です。


「商品が見れない」と感じる主なパターン

検索キーワードでは「ブロックされたら商品見れない?」という表現が多く見られますが、実際にはブロック以外の理由で『見れない』ように感じているケースも少なくありません。

検索結果に出てこないケース

「いつも同じキーワードで検索していたのに、特定の出品者の商品だけ出てこない」といった場合、次のような可能性があります。

  • 出品者がタイトルや説明文・カテゴリを変更した

  • 売れ残り防止のため、出品内容を大幅に入れ替えた

  • 検索条件(並び順・絞り込み)を変更した結果、下の方に埋もれている

メルカリの検索結果は、価格・新着・おすすめ順などの設定や、配送方法・状態などの絞り込みで大きく変わります。
ブロックを疑う前に、まずは検索条件をリセットして検索し直すことをおすすめいたします。

出品一覧から見つからないケース

特定ユーザーのプロフィールから「出品一覧」を開いても商品が見つからない場合、次のような可能性が考えられます。

  • すべて売り切れており、「出品中」がゼロになっている

  • 一時的に出品を停止・非公開にしている

  • 別アカウントへ活動を移行した

この場合は、ブロックとは関係なく、単に出品が存在していない状態の可能性が高いです。

そもそも出品が削除・売り切れになっているケース

メルカリでは、規約違反などにより運営側から削除されることもありますし、売り切れた商品は「検索結果の上位から消える」ことが多いです。

  • 「最近見かけないな…」と思ったら、すでに売り切れていた

  • 違反商品として削除され、ページ自体が存在しない

このようなケースでも、「商品が見れない=ブロックされた」と誤解しやすいため注意が必要です。


メルカリでブロックされたらどうなる?仕様を整理

ここからは、ブロックされた側・ブロックした側の視点で、仕様をもう少し整理していきます。

ブロックされた側に起こる変化

ブロックされた側のユーザーには、おおむね次のような変化が起こります。

  • 相手のプロフィール・商品ページは見られる

  • しかし、その商品を「購入しよう」とするとエラーが出る

  • コメント入力欄は表示されても、送信時にエラーになる(または入力欄自体が出ない場合もある)

  • いいねボタンを押せない/反応しない

  • フォローしようとしても完了しない

「画面上は普通に見えるのに、操作すると弾かれる」という状態で気付くことが多い、という点がポイントです。

ブロックした側・された側の通知とバレ方

メルカリ公式ガイドでは、ブロックをしても相手に通知は送られないとされています。

ただし、ブロックされた側から見ると、

  • 購入やコメントができない

  • フォローやいいねもできない

といった状態になるため、「あ、自分はブロックされたのかもしれない」と推測できてしまいます。
その意味で、“明示的には通知されないが、挙動から気付く可能性は高い”と考えておくのが現実的です。

取引中にブロックされた場合の扱い

取引中の相手をブロックしても、進行中の取引自体は原則として継続されます

  • 配送・受取評価など、取引に必要な最低限の機能は保持される

  • 新たな商品を購入されることや、別商品のコメントをされることを防ぐためのブロック

と考えるとよいでしょう。
取引自体に問題がある場合は、ブロックだけでなく運営への相談・事務局への通報も検討すべきケースがあります。


自分がブロックされたか確認する5つのチェックポイント

「確実にブロックされたかどうか」を、メルカリ側が明示してくれる機能はありません。
しかし、次のようなポイントをチェックすることで、かなり高い確度で判断することができます。

1. 商品は見えるが購入ボタンが押せない・エラーになる

  • 商品ページは普通に開ける

  • 価格表示も問題ない

  • しかし「購入手続きへ」を押すとエラーになる・先に進めない

この場合、ブロックされている可能性が高い状態です。

2. コメントが送信できない・エラーメッセージが出る

  • コメント欄は表示されるが、投稿しても反映されない

  • 「エラーが発生しました」などのメッセージが出る

システム障害の可能性もゼロではありませんが、特定のユーザーの商品に対してのみ起こる場合は、ブロックの可能性を疑ってよいでしょう。

3. フォロー・いいねができない

  • プロフィール画面でフォローしようとしても、フォロー状態にならない

  • 商品のハートマーク(いいね)を押してもカウントが増えない

これも、ブロックされた際に典型的に起こる挙動の一つです。

4. 別アカウントからは通常どおり購入できる

  • 家族や友人のアカウントから同じ商品を見てもらう

  • そちらでは購入ボタンが普通に動く

この場合、「アカウント単位で制限されている=自分のアカウントがブロックされている可能性が高い」と考えられます。
※複数アカウント運用は規約違反となり得るため、意図的に作り分ける行為はおすすめできません。

5. 時間をおいても状況が変わらない

システム障害や一時的な不具合であれば、時間とともに解消されることが多いです。
それにもかかわらず、数日経っても特定の相手に対してだけ同じ状況が続く場合、ブロックされている可能性はより高くなります。


ブロックされる主な理由と、よくあるNG行動

ブロック機能は、「相手を困らせるため」ではなく、トラブルを避けるための自己防衛手段として紹介されることが多いです。

ここでは、購入者側が知らないうちにやってしまいがちなNG行動を整理します。

値下げ交渉・コメントまわりのNG例

次のようなコメントは、出品者にとって負担やストレスになりやすく、ブロックのきっかけになりがちです。

  • 「〇〇円なら即決します!(大幅すぎる値下げ)」

  • 「給料日まで取り置きお願いできませんか?」

  • 「お値下げ不可と書いてありますが、どうしても◯◯円にしてほしいです」

  • 「他の出品者さんはもっと安いですよ?」

また、説明欄にすでに記載されている内容を何度も質問する行為も、出品者によっては「対応が大変な人」「クレームが多そう」と判断されることがあります。

取引マナー・メッセージのNG例

  • 購入後の支払いが遅い・連絡が極端に少ない

  • 受取評価をなかなか行わない

  • 到着後すぐにクレーム的なメッセージを送る

  • 一方的に「悪い評価」をつける

このような行動が続くと、出品者としては「今後の取引は避けたい」と感じ、ブロックへつながる可能性があります。

出品者・同業者に敬遠されやすい行動

ライト転売・せどりユーザーの場合、次のような行動も注意が必要です。

  • 購入後すぐに他のフリマアプリで高値転売している様子が見える

  • 出品者の写真や説明文をほぼそのまま流用している

  • ほぼ全ての新着出品にいいねを付けるが、ほとんど購入しない

こうした行動は、「監視されている」「転売目的で利用されている」と感じさせ、ブロックの対象になりやすくなります。


ブロックされたときの対処法と考え方

ブロックされるとショックを受けてしまいますが、むやみに動くと状況が悪化することもあります。

無理に連絡・交渉しないほうがよい理由

  • 相手はすでに「距離を置きたい」と感じてブロックしています

  • 他ルート(他の取引ページなど)からしつこくメッセージを送ると、嫌がらせと受け取られる可能性があります

  • 場合によっては、相手から運営へ通報されるリスクもあります

そのため、ブロックされたと感じたら、それ以上の接触は控えることをおすすめいたします。

代わりの商品や出品者を探すときのコツ

  • 同じブランド・カテゴリで検索範囲を広げる

  • 検索条件の「並び替え」「絞り込み」を変えて、似た出品者を探す

  • 価格にこだわりすぎず、条件の近い他の出品を検討する

「この人からしか買えない」と思い込まず、選択肢を複数持っておくことが、メルカリを長く楽しむうえでも重要です。

気持ちを切り替えて次に活かすポイント

  • 自分のコメント履歴やメッセージの文面を見直してみる

  • 過去に相手を不快にさせた可能性がないか、冷静に振り返る

  • 心当たりがある場合は、今後同じことをしないようにメモしておく

ブロック自体は日常的に行われており、「性格が合わなかった」「価値観が違った」程度の理由であることも多いです。
必要以上に自分を責めず、次の取引に活かすきっかけにしていきましょう。


今後ブロックされないためのチェックリスト

最後に、今後ブロックされにくくするためのポイントを、購入者側・出品者側に分けて整理します。

購入者側:今日から変えられる立ち回りのコツ

  • 説明欄・プロフィールを最後まで読む

  • 値下げ交渉は「希望金額」と「理由」を簡潔に伝え、1回で完結させる

  • 「即決」「今すぐ買います」を安易に使わない

  • 支払い・受取評価はできるだけ早く行う

  • 商品に問題があった場合も、まずは落ち着いた文面で事実を伝える

出品者側:トラブルを防ぐブロック活用とマイルールの整理

  • 説明欄に「ご遠慮いただきたい行為」を明記しておく(過度な値下げ、取り置きなど)

  • 明らかにトラブルの予感がある場合は、早めにブロックで距離を置く

  • ただし、感情的にすぐブロックするのではなく、「自分が安心して取引できるか」を基準に判断する

  • ブロックした理由を自分なりにメモしておき、今後の判断基準を統一する


よくある質問(FAQ)

Q. ブロックされたら完全に商品が見れなくなるようにしてほしい…

現状の仕様では、商品ページ自体は閲覧できるのが一般的です。
「見られるのは嫌だ」と感じる場合は、

  • 出品を一時停止・削除する

  • プロフィールで最低限の情報だけ公開する

など、公開範囲を自分でコントロールする工夫が必要になります。

Q. 一度ブロックされた相手と再び取引することはできる?

相手がブロックを解除すれば、再び通常どおりの取引が可能になります。
しかし、ブロックは相手の判断であり、こちらから解除を強要することはできません
どうしても取引を再開したい場合でも、無理に連絡を取ることは避けた方が無難です。

Q. メルカリShopsではブロックできる?仕様の違いは?

メルカリShopsでは、現時点で一般的な「ブロック機能」は提供されていません。
フリマアプリ側のメルカリとは仕様が異なるため、混同しないよう注意が必要です。