Windows10、Windows11でメモリ使用率が異常に高くなったりおかしいときに確認する項目を紹介していきます。
メモリ使用率が高いと他の作業ができなくなったりパソコン自体が重くなったりします。
搭載メモリを確認
自分のパソコンのメモリ容量を確認します。
Windows10ならタスクバーを右クリックしてタスクマネージャー、Windows11ではスタートメニューで「タスクマネージャー」と検索して起動します。
タスクマネージャーを起動してメニューでパフォーマンスからメモリを確認します。
今回は14.4/31.8GBとなっているので自分のパソコンに搭載されているメモリは32GBとなります。
このメモリが4GBや8GBになるとメモリ使用率が高いというよりかはメモ容量が低いということになります。
その場合はアプリなどを終了したりしても問題が解決しないことが多いです。
下のメモリ容量が少ない場合を参考にしてください。
メモリ容量が少ない場合
メモリ容量が少ない場合は、メモリの増設、パソコンの買い換えが必要になります。
メモリの増設は、デスクトップパソコンなら簡単でノートパソコンの場合は困難になります。
デスクトップパソコンは内部を開いてマザーボードを確認して対応するメモリを購入することになります。
マザーボードの確認とメモリの選定ができる人になります。
メモリの増設ができない場合はパソコンの買い換えがおすすめです。
中古のパソコンでない場合、近年のパソコンは最低8GB以上メモリが搭載されていると思います。
ただ、パソコンの作業で何をするかによりますのでスペックが必要な作業をする場合は16GB以上がおすすめです。
使用していないアプリの終了
使用していないアプリケーションを終了することでメモリの使用率を停止します。
タスクバーに表示されていないアプリでもバックグラウンドで起動されている場合はメモリを使用します。
タスクマネージャーのプロセスを確認してメモリをクリックして使用率が高いもの順に変更します。
メモリの使用率が高いもので使用を停止しても問題ないものを右クリックで停止させていきましょう。
ただし、アプリによっては停止しても一定時間が経過すると再起動してしまうこともあるので、再起動してしまうものは元から停止・無効化させる必要があります。
スタートアップアプリの無効化
スタートアップのアプリを無効化することでメモリの使用率を下げることもあります。
タスクマネージャーでスタートアップメニューを開き、自分が使用していないアプリが有効になっている場合、右クリックで無効化していきましょう。
Windowsメモリ診断
Windowsの診断でメモリに異常が起きていないかを診断します。
Windowsには「Windowsメモリ診断」というアプリがありますので、使用していきます。
Windows10では「Windows管理ツール」Windows1では「Windowsツール」をスタートメニューから起動します。
Windowsツールの中にある「Windowsメモリ診断」をクリックで起動します。
新しいウィンドウが開いて「コンピューターにメモリの問題があるか確認します」と出るので、「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」をクリックします。
クリックする前に作業中で保存しなければならないデータがある場合は、保存しましょう。
診断後にパソコンの再起動が行われ、診断の結果を待ちます。
問題がなければそのままで、「コンピューターにメモリの問題があります」と表示された場合は、不具合が起きているため新しいメモリと交換する必要があります。
もし、不明な場合は修理業者に依頼するのがおすすめです。
ドライブのデフラグ
ハードウェアのデータを整理するためにデフラグをしていきましょう。
デフラグの処理を行うのは、Windows機能を使用するかフリーソフトを使用するかになります。
フリーソフトを使用するのがおすすめで、クリーンソフトを使用することで様々なデータをクリアしながらパソコンを診断できます。
フリーソフトのおすすめは「wise365」や「AdvancedSystemCare」になります。